ボッシュ インパクトドライバーの特徴と選び方について徹底解説!
家庭用工具の定番として人気のインパクトドライバーは、DIYはもちろん、プロの現場でも活用されていて、ホームセンターなどの工具専門店に行けば、さまざまな形状のモデルを目にすることができます。
中でも、ボッシュのインパクトドライバーは定評で、国内外問わず、アマチュアからプロまで多くのユーザーから支持されているトップブランドです。
ただ、初めてインパクトドライバーの購入を検討されている方にとっては、何をポイントとして選べば良いのか迷ってしまいます。
そこで今回は、ボッシュのインパクトドライバーの特徴と選び方について詳しく解説していきたいと思います。
目次
そもそもインパクトドライバーとは何なのか?
インパクトドライバーは、通常のドリルドライバーが回転のみに特化しているのに対し、回転と打撃の二つの機能を兼ね備えていて、穴あけとねじ締めの両方を一台でおこなうことができる優れた電動工具です。
インパクトドライバーは、回転する方向に打撃が加わるため、ドリルドライバーだけでは締めるのが難しい長いサイズのねじに対しても、難なくねじ締めができます。
つまり、力が必要な作業にインパクトドライバーは適していて、家具の組み立てはもちろん、内装作業など、大量にねじ締めが必要な場面でスムーズに作業することが可能です。
さらに、インパクトドライバーはビットと呼ばれる先端工具を交換することにより、ねじ締めに加え、穴あけや金属研磨など、さまざまな用途で幅広く活用できます。
ボッシュのインパクトドライバーが選ばれる理由
引用:BOSCH
世界最大のシェアを誇るボッシュの電動工具ですが、日本でのシェア率はそれほど高くはありません。その理由の一つに、国内大手のマキタや日立の存在が大きく影響していることが挙げられます。
世界から見ても、マキタや日立の電動工具は高く評価されていますが、それでもボッシュの電動工具が世界で選ばれる理由とは何なのでしょうか?
それは、現在の電動工具市場の基礎となる製品を数多く生み出しているからです。それらの製品の中には、もちろんインパクトドライバーも含まれています。
ボッシュの電動工具は、高い性能や安全性に加え、比較的安価に購入できるため、コストパフォーマンスに優れた電動工具としてその人気が確立されているのです。
ボッシュ インパクトドライバー 緑色と青色の違いは?
引用:Amazon
ボッシュのインパクトドライバーには緑色と青色のモデルが存在しますが、この色の違いとは何なのでしょうか?
実は、ボッシュのインパクトドライバーは、緑色がDIY用で青色がプロ用として区別できるように設定されています。
・DIY用として区別されている緑色は、主に使いやすさに特化したモデル
・プロ用として区別されている青色は、精度や仕事の効率、耐久性に特化したモデル
と認識することができますが、さらに分かりやすく解説すると、短時間の作業で、それほど力を必要としない環境であれば緑色を、作業する時間が長く、力が必要な環境であれば青色を選ぶのがポイントとなります。
ボッシュ インパクトドライバーを選ぶ際のポイントとは?
インパクトドライバーを購入する際の悩みは、何をポイントとして選べば良いのか?でしょう。
ボッシュのインパクトドライバーは、比較的安価に購入できるとはいえ、やはり使用する用途に合った一台を選びたいところです。
ここでは、選ぶ際の目安となる基本的なポイントをお伝えします。
ボッシュ(BOSCH) 18V コードレスインパクトドライバー GDR18V-LISN
重量:3kg
電圧:18v
トルク:160 newton_meters
2.0Ahバッテリー 2個
最大トルクをチェックする
インパクトドライバーを選ぶ上で最も重要なのがトルクです。トルクとは「ねじりの強さ」のことで、Nm(ニュートンメートル)が単位となります。
商品のデータでは主に最大トルクと表記されていて、Nmの数値が大きいモデルほど、締め付ける際の「ねじりの強さ」が強くなります。
つまり、数値が大きければ大きいほど、より強度のあるねじや素材にも対応できるので、選ぶ際の目安としてチェックしておきたいところです。
90Nmもあれば一般的な使用には十分対応できますが、本格的なDIYで使用する場合は、130Nm以上のモデルを選ぶと良いでしょう。
また、トルクの調整機能が付いているモデルなら、締め付ける強さが選べるので、安全かつ幅広い用途で活用することができます。
電圧も選ぶ際のポイント
続いてインパクトドライバーを選ぶ際に注目したいのは電圧です。電圧は、電気工具の力を左右させますので、ここも必ずチェックしておきましょう。家庭用なら14Vもあれば十分活用することができます。
バッテリーの容量もチェック
バッテリーは、長時間使用することが目的なら容量の大きいものを選ぶと良いでしょう。
ただし、容量が大きいバッテリーでも、使用していると案外減りが早いので、予備用のバッテリーも購入しておいた方が無難です。
中には予備用のバッテリーが付属しているモデルもあるので、その辺りも要チェックです。
質量は使いやすさの基準
最大トルクや電圧、バッテリーの容量など、いくら使用する条件が満たされたインパクトドライバーであっても、重たくて使い勝手が悪ければ元も子もありません。
場合によっては、ケガを引き起こすことも考えられますので、インパクトドライバーを選ぶ際は、工具そのものの質量もチェックしておきたいところです。
まとめ
ボッシュ インパクトドライバーの特徴と選び方について徹底解説!と題しましてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
世界最大のシェアを誇るボッシュの電動工具は、高い性能や安全性に加え、比較的安価に購入できるのが魅力的です。今回お伝えしたポイントが皆さんの参考になれば嬉しいです。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。