かくはん機の正しい選び方!注目は材料の粘度!おすすめ製品もご紹介

手軽に塗料やコンクリートなどを攪拌(かくはん)できる、かくはん機
仕事にかくはん機が欠かせないという、職人さんも多いのではないでしょうか。
かくはん機は攪拌する材料の粘度にあわせて、使い分けることが重要です。
今回はかくはん機の選び方と、おすすめの商品を紹介します。
かくはん機を使ったことがない方も、購入するときの参考にしてくださいね。

かくはん機とは


かくはん機とは、モーターを利用して先端のミキシングブレード(スクリュー)を回すことで材料を攪拌する電動工具です。
電動工具としての基本的な仕組みは、先端工具がドリルからミキシングブレードに変わっただけで、電動ドリルと違いはありません。
電気ドリルにミキシングブレードを取り付ければ、かくはん機のように使用することも可能です。
こちらのSK11のペイントミキサー「SPM-3」は、インパクトドライバーの先端に取り付けて塗料の攪拌ができる商品です。

SK11 ペイントミキサー 六角軸60 サイズ300mm 羽径60Φ SPM-3
SK11 ペイントミキサー 六角軸60 サイズ300mm 羽径60Φ SPM-3

ただし、かくはん機は専用に設計されたモーターが搭載されています。
特に粘度の高い材料の攪拌作業は、モーターに大きな負担がかかりますので、専用工具であるかくはん機の使用がおすすめです。

メーカーによって異なる商品名

かくはん機はメーカーごとに商品名が異なるため、注意が必要です。
大手メーカーの商品名は以下のようになっていますので、カタログなどをご覧になるときの参考にしてください。
・マキタは「カクハン機」
・ハイコーキは「かくはん機」
・リョービ(京セラ)は「パワーミキサー(かくはん機)」

かくはん機の使い方


かくはん機は手元のトリガーを引くことで、先端のミキシングブレードが回転します。
手作業でやると重労働なコンクリートの練り合わせ作業も、かくはん機を使用すれば、あっという間に終わります。
コンクリートの攪拌作業をしている動画がありますので、参考にご覧ください。

かくはん機の選び方

かくはん機を選ぶときに注目してほしいポイントを紹介します。
攪拌したい材料の粘度を、事前に確認してください。
この先で紹介している粘度の目安は以下の通りです。
・低粘度:塗料やリシンなど、サラッとした材料
・高粘度:モルタルなど、ドロドロとした材料

回転数

かくはん機の回転数は、攪拌する材料の粘度によって選びます。
大きく分けると500rpm程度の低速回転と、1000rpm程度の高速回転の二種類です。
かくはん機の回転数と材料の粘度について、ふさわしい組み合わせは以下の通りです。

低速回転 高粘度
高速回転 低粘度

なお、低速と高速の切り替え機能を備えている製品や、トリガーの引き加減で回転数を調整できる製品もあります。
また、攪拌開始時に材料の飛散が気になる方には、スロースタートの機能があるかくはん機がおすすめです。

トルク

かくはん機のトルクも回転数と同様に、攪拌する材料の粘度によって選びます。
かくはん機のトルクと材料の粘度について、ふさわしい組み合わせは以下の通りです。

低トルク 低粘度
高トルク 高粘度

なお、かくはん機のトルク値はカタログに数値として記載されていません。
モーターの消費電力を目安にできますが、低速回転の製品は高トルク、高速回転の製品は低トルク仕様で設計されている場合がほとんどです。
回転数を調整できる高速回転のかくはん機で、回転数を下げて高粘度の材料を攪拌しようとすると、トルクが不足してミキシングブレードが回転しない可能性があるので注意してください。

ミキシングブレード(スクリュー)


ミキシングブレードは攪拌したい材料によって、最適な形状が異なります
ミキシングブレードの形状によって攪拌具合が変わったり、使用に向かない材料があるので注意が必要です。
かくはん機は他の電動工具と同様に、ミキシングブレードを別で購入して取り換えることができます。
ただし、かくはん機のミキシングブレードの取り換えには工具が必要で、インパクトドライバーのドリルビットのようにワンタッチという訳にはいきません。
付属されているミキシングブレードの形状は、攪拌したい材料にあわせて選ぶと経済的です。

本体重量

手で持って作業するかくはん機は、少しでも軽い製品がおすすめです。
モーターの重量と本体重量は比例しますので、モーターのパワーが高いかくはん機ほど重くなります。
また、本体重量だけでなく、安定した作業姿勢を取るためにも両手で支えるハンドルがついた製品や、材料の跳ね返りが気になる方にも安心なカバーがついた製品など、製品の使い勝手にも注目してください。

おすすめのかくはん機

それでは、おすすめのかくはん機を紹介します。

高儀 かくはん機 KH-500A

高儀 EARTHMAN 低速攪拌機 回転数500回転
高儀 EARTHMAN 低速攪拌機 回転数500回転

高儀のかくはん機「KH-500A」は、費用を抑えたかくはん機を探している方におすすめです。
レバーの引き加減によって回転数の調整が可能で、漆喰(しっくい)やモルタルなど、高粘度の材料に使えます。
ご家庭のDIY用などで使用する、ライトユーザーにピッタリのかくはん機です。

リョービ パワーミキサー PM-851

リョービ(RYOBI) パワーミキサ PM-851 リング付ダブルスクリュー径 150mm (ステンレス) 648702A
リョービ(RYOBI) パワーミキサ PM-851 リング付ダブルスクリュー径 150mm (ステンレス) 648702A

リョービのパワーミキサー「PM-851」は、軽量でコンパクトなかくはん機を探している方におすすめです。
本体重量は1.9kgと軽量で、毎日の持ち運びが苦になりません。
低トルク仕様のかくはん機なので、低粘度の塗料やリシンなどの吹き付け材の攪拌にお使いください。

ハイコーキ かくはん機 UM22V

HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 かくはん機 スクリュー径220mm AC100V 高粘度材料用 UM22V
HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 かくはん機 スクリュー径220mm AC100V 高粘度材料用 UM22V

ハイコーキのかくはん機「UM22V」は、コンクリート用に使えるプロ仕様のかくはん機を探している方におすすめです。
使いやすい位置に持ち手のハンドルを変更できるのも、作業者にとってはありがたい仕様です。
攪拌したい材料にあわせて、ダイヤルで回転数の調整ができ、スロースタート機能が搭載されたかくはん機なので、材料の跳ね返りが抑えられます。
毎日のコンクリートの攪拌作業に耐える、頼もしいかくはん機です。

リョービ パワーミキサー PM-1011F

リョービ(RYOBI) パワーミキサー PM-1011F(フッ素コート仕様) 640722A
リョービ(RYOBI) パワーミキサー PM-1011F(フッ素コート仕様) 640722A

リョービのパワーミキサー「PM-1011F」は、作業後の清掃作業の手間を少なくしたい方におすすめのかくはん機です。
付属しているミキシングブレードには、フッ素コーティングがされています。
フッ素コーティングの耐久性に関わるため、砂骨入りの塗料や、コンクリートなどの攪拌には注意が必要ですが、モルタルや一般的な塗料であれば使用後に、簡単に剥がれ落ちます。
工具の後片付けの時間を短縮してくれる、職人さんにうれしい逸品です。

マキタ カクハン機 UT130DZ

マキタ 充電式カクハン機18V 羽根径165㎜ バッテリ充電器別売 UT130DZ
マキタ 充電式カクハン機18V 羽根径165㎜ バッテリ充電器別売 UT130DZ

マキタのカクハン機「UT130DZ」は充電式のかくはん機なので、お手持ちのマキタの18Vのバッテリーが使用できます。
バッテリーがカバーで覆われているので、攪拌材料が飛散しても安心です。
低速と高速に回転数を切り替えるレバーだけでなく、トリガーの引き加減でも回転数を調整できます。
電源を気にすることなく、どこでも使えるかくはん機です。
なお、コンクリートの攪拌には、こちらのミキシングブレードを追加で購入するのがおすすめです。

マキタ(Makita) カクハン機用 ミキシングブレード175 アルミ A-43701
マキタ(Makita) カクハン機用 ミキシングブレード175 アルミ A-43701

まとめ

今回はかくはん機の選び方とおすすめ製品を紹介しました。
かくはん機は現場でさっと塗料やコンクリートを、攪拌したいときに便利な電動工具です。
攪拌したい材料の粘度を確認して、適した製品を使うようにしてくださいね!

おまけ情報

他にもおすすめのかくはん機を、こちらの記事で紹介しています。

かくはん機を使用したあとの清掃には、こちらの記事で紹介している高圧洗浄機がおすすめです。

また、大量のコンクリートを混ぜ合わせるなら、据え置き型のミキサーがおすすめです。
据え置き型のミキサーはこちらの記事でくわしく紹介しています。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。