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観葉植物おすすめ20選!育て方から人気の種類まで厳選紹介!

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模様替えや新生活を始める際には、観葉植物を利用するという事がよくあります。自分の部屋を彩ってくれる大切なアイテムとなります。しかし、その種類は非常に様々で、いざ選ぼうとなると何を選べばよいか迷ってしまうでしょう。そこで今回は、おすすめの観葉植物20選と、初心者向けの基本的な育て方について解説します。

観葉植物とは

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その名前の通り、屋内外に置いてその姿を観賞する目的で育成が行われる植物を意味しています。屋内においてその形状を観賞し楽しむ目的が大きい為に、後述する様な形が一風変わっている品種が多く存在します。

観賞用に利用される品種たちは、多くが温暖な気候から誕生しています。温暖な気候の場所で育った植物が、個性的な形で成長していくことが理由にあげられます。また、直接日光を当てなくとも育つ耐陰性を獲得している品種も多数該当します。

おすすめ観葉植物の人気の種類【大型】

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ここからは、おすすめの観葉植物と、その育て方についてそれぞれ解説します。まずは大きく育つ観葉植物から見ていきましょう。

おすすめ①シェフレラ

 

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中国南部から台湾を原産地としており、カポックと言う別名で呼ばれる事もあります。元々パンヤノキを指す言葉でしたが、葉が同じ品種の1つであるシェフレラ・アルボリコラがパンヤノキと似ている形をしていた事から、界隈の中ではカポックと呼称される様になりました。

育て方

ホームセンターなどでも常に販売されている、代表的な品種となります。それ故に育てやすく栽培等の経験が浅い、または全くない初心者にも最適で、温暖な地域であれば冬場でも屋外で冬越えを行う事が出来ます。大きく成長すると2階建ての建造物に並ぶ程度までになります。

おすすめ②パキラ

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続いては「パキラ」です。人間の手のひらを広げた様な5枚の葉と、編み物の様に折り重なった幹が目を惹きます。こちらもビギナーに推奨でき、成長するとどんどん背が伸びていきますが、途中で枝を編むようにしていくとまた異なった楽しみ方となるでしょう。

育て方

パキラの成長は著しく、時折剪定をして伸び過ぎてしまわない為のサポートを管理の中で行います。比較的太陽の光が当たり明るくなる所を育成場所に選び、水は用土の表面が乾いたタイミングで与えます。但し、冬場は根腐れが起きやすい為、水のあげ過ぎに注意しましょう。

おすすめ③フィカス・ウンベラータ

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広がった葉がまるでハートを連想させる形状である事がおしゃれな印象を与え、インテリアショップに飾られる事も多々あるインテリア向きの種です。大きすぎず小さすぎない葉っぱやカーブを描く幹は大変魅力的で、室内で観賞するのにももってこいと言えます。

育て方

元々育っていた地域が熱帯アフリカな為、寒い所は育成に向かないので避けるべきです。水やりは土が乾燥したタイミングで与え、夏は夕方か朝早くに、冬は10日に一度程度の頻度で与えます。乾燥する冬場は、霧吹きで葉に水をかけて乾燥を防ぐ事で健康的に育ちます。

おすすめ④ゴムの木

 

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天然ゴムの材料も室内観賞が出来る植物として扱われ、購入することが可能です。一般的にインドゴムノキ系の品種が多く出回っていますが、葉に斑点が入っているゴムの木は中でも特段に美的価値が高いと評判です。

育て方

基本的に、ゴムの木は直射日光が当たる所は好みませんが、強めの光があたる場所の方が栽培には適しています。室内での鑑賞を楽しみに育てたいのであれば、窓際等のなるべく日の光の当たりやすい明るい場所を選んで育てましょう。

おすすめ⑤モンステラ

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モンステラは、大ぶりの葉に独特の切れ込みが入っているのが最も印象に残るであろう品種となります。他に類を見ない葉の形状をしている事から、おしゃれなインテリアの1つとして重宝される事が多いです。

育て方

見た目こそ類を見ない為に気難しそうにも見えますが、その実栽培するのはビギナーの方でも十分可能な程栽培難易度の低い種として知名度が高いです。直射日光の当たらない日当たりの良い所を好み、水は土に乾燥が見られた時にあげます。

おすすめ⑥エバーフレッシュ

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東南アジアを始め温暖な地域で多く見られる種です。昼間は普通に葉を見られますが、夜間になると閉じる葉を鑑賞できることが最大の見所と言えます。葉が細かく羽の様になる事から、インテリアの用途が多い品種として界隈でも有名です。

育て方

こちらも初めて栽培をする方でも安心して育てられる種の1つです。明るい場所を好みますが室内の明りだけでも十分育てられ、土が乾燥したら水を与えます。冬場の寒さには弱い為、気温が15度以下になる様な火には室内に移動させて育てます。

おすすめ⑦クワズイモ

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この種はハートにも見える大きな葉が目を惹き、蒸散作用がある為に一種の加湿器としても活躍してくれます。一回り葉っぱのサイズが小さめの種もあり、見た目こそ似ていますが区別して呼称されます。

育て方

半日陰でも育ってはくれますが、明るく温度変化の少ない場所が理想的です。冬場は水やりの頻度を減らし、肥料の投与も行いません。時折葉に水をかけてあげると、害虫被害の防止に繋がります。

おすすめ⑧テーブルヤシ

 

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こちらの品種は、その名前からも推察が出来る通りテーブルの上で育てられる比較的ミニマムなサイズの種です。高さは10㎝から50㎝程度と他と比較しても打って変わってとてもコンパクトサイズで、細長い葉っぱが重なって羽のように見えます。

育て方

ある程度の明りさえあたる所で栽培すればどこでも元気に育ってくれますので、初めての方でもとっつきやすさが光る種と言えます。直射日光には弱い為、テーブルや玄関先、ベランダなど目に付く所で栽培するのを推奨します。

おすすめ⑨オーガスタ

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オーガスタは、様々存在する観葉植物の中でも特に大きく成長する品種です。オレンジ色の花を咲かせ、原種は最大10mにまで育ちます。

育て方

大きく成長するオーガスタは、その分育つのに要する日の光の量も多くなっています。その為、室内栽培では徒長をしてしまう事がありますので、日の光が長い時間当たるサンルームの様な場所か、基本外で育てるかになります。

おすすめ⑩アロカシア・アマゾニカ

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アロカシア・アマゾニカは、70種類近く存在するアローカシアの一種です。地中に根茎を持っており、そこから軸を伸ばして一枚の葉を付けます。緑色の光沢と白い葉脈がくっきりと見え、南国の雰囲気を漂わせます。

育て方

こちらの観葉植物は、基本的に一年通して判日陰で育てる事になります。強い日に当たると葉焼けが起きる為、夏場は特に注意します。冬でも最低15度以上の環境を維持し、育つ時期には十分に水を与えてあげましょう。

おすすめ⑪アンスリウム

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続いて、アンスリウムのご紹介です。観葉植物ではありますが、実は熱帯地域に生息するサトイモ科の植物の一種に数えられます。仏炎苞と呼ばれる箇所が赤くなったり、ピンクやチョコレート色になるのが特徴的です。

育て方

熱帯地域原産である為に暑さには強いですが、強い直射日光は葉焼けが起きるため避けましょう。逆に冬場に調子を崩しやすい品種である為、気温10度以下にならないよう気を付けて育てます。

おすすめ⑫コルディリネ・チョコレートクイーン

 

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長い名前ですが、リュウゼツラン科に属する観葉植物です。黄色やうす緑色、茶色の斑点が葉に入るのが特徴ですが、生産者と生産量が少ない為、あまり流通する事の無い希少な観葉植物となっています。

育て方

比較的寒さへの耐性が高い品種で、最低温度5度程度までは耐える事が出来ますから、室内であれば簡単に冬を越せます。完全な日の下ではなくやや明るめの場所が栽培に適している為、レースのカーテン等で直射日光を避けつつ育てます。

おすすめ観葉植物の人気の種類【中型】

様々な大型の観葉植物をご紹介しました。続いては、中型の観葉植物のご紹介に移ります。

おすすめ⑬ビカクシダ

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ビカクシダは、東南アジアやオセアニア、南アメリカなどに分布している植物で、シダ類の中でも中、大型に属します。別名コウモリランとも呼ばれており、葉が垂れ下がっている姿がコウモリのように見える事から名づけられています。

育て方

春から秋は屋外で育てられますが、直射日光は葉焼けに繋がる為注意します。耐陰性もある為室内管理も出来ますが、屋外の方がしっかり育ちます。

おすすめ⑭アジアンタム

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葉が小さめのアジアンタムという品種は、観葉植物として長く人気を得ています。世界中の暖かい地域に生息し、200を超える多数の品種が存在します。

育て方

アジアンタムの育成にはコツが必要で、水切れと乾燥に気を付けなければ夏場に葉が元気を無くしてしまいます。受け皿などを利用して、夏場の暑い時期の対策を取りましょう。

おすすめ⑮アスプレニウム

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アスプレニウムも、シダ科に属する植物の一種です。アスプレニウム・エメラルドウェーブなどの品種が、観葉植物として流通しています。

育て方

耐陰性があり、あまり日当たりが良くないけれど観葉植物を育てたいという方にもおすすめできます。但し、日陰が続くと流石に徒長してしまう為、カーテン等で直射日光を遮った明るめの場所を選ぶと良いでしょう。

おすすめ観葉植物の人気の種類【ハンギング】

 壁に掛けたり、コンテナに吊るして楽しむハンギングに向いている観葉植物も多数存在します。

おすすめ⑯ネペンテス

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まずはネペンテスという観葉植物です。別名「ウツボカズラ」とも呼ばれており、捕食葉と呼ばれるツボ状の葉が最も特徴的で、蜜の香りなどで虫を誘って消化してしまいます。

育て方

ネペンテスは根が弱く寒さへの耐性も低い為、観葉植物を育てる中での難易度は高めになります。基本的には暖かく気温15度以上の場所で育て、根が弱い為用土は水苔を使用しましょう。

おすすめ⑰オリヅルラン

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オリヅルランは、葉に斑点が入っており、細い枝の先に子株を付ける植物です。屋内では常緑ですが、屋外で育てると冬の間は地上に出ている葉をすべて枯らし、休眠状態に入ります。

育て方

こちらはネペンテスとは打って変わって初心者でも育てやすい観葉植物になります。暑さへの耐性があり、また寒さへの耐性も若干ながら持っていますので、暖かめの地域なら屋外でも冬を越す事が出来るでしょう。

おすすめ⑱ビロードカズラ

 

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コロンビアを原産地に持つビロードカズラは、名前にある通りビロードのような光沢を持つ葉が特徴の観葉植物です。キラキラと輝く様子はインテリアとして非常に映えてくれることでしょう。

育て方

耐陰性を持っている為、暗めの場所でも育ってはくれますが、明るい場所の方が株がしっかりします。暑さには強いですが寒さへの耐性が低い為、秋の紅葉が見られるようになった時期には暖かい場所に移しましょう。

おすすめ⑲アイビー

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観葉植物の他、寄せ植えにも利用される事が多い品種になります。建物の壁に生える事が多く、グレーの斑点やマーブル模様など、葉の模様や形は千差万別である為観賞用にはピッタリと言えます。

育て方

丈夫で寒さへの耐性も強く、凍りさえしなければ屋外で冬を越せます。加えて直射日光にも耐えられ、日陰でも育ってくれるなど場所を選ばず元気に成長してくれるため、観賞用に留まらず栽培初心者にもうってつけです。

おすすめ⑳ポトス

 

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つる性のポトスは、数ある観葉植物の中でも最も育てやすいといえるほどの品種です。品種も様々で新種も開発が進んでいる為、初心者のみならず園芸を長く経験されている方でも楽しめるでしょう。

育て方

他の多くの植物と同様に、明るく風通しの良い場所で育てます。大きくなれば多少の直射日光は問題ありませんが、小さいうちは葉焼けに気を付けます。寒さだけは弱い為、冬場のみ暖かい場所に移動させます。

観葉植物が枯れそうな時の対処方法

 

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育てやすい植物でも、どうしてか枯れてしまいそうになる事もあります。そんな時には、いくつかの原因とそれらへの対処法が考えられます。

対処方法①根腐れ防止剤を土に混ぜる

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根腐れというのは、その名前の通り植物の根が腐ってしまう状態のことを言います。根は用土から水分の他に酸素も吸収する役目を果たしますが、水を多く与えすぎると邪魔になり、根から酸素が吸収できずに不足します。その他、大きく成長すると思って過剰に肥料を摂取させようとすると、これもかえって逆効果になるなどが原因となります。

水や肥料など大きく成長させたかったのが、根腐れに繋がる要因となるのは悲しい所ですが、そんな時には珪酸塩白土やゼオライトが含まれる根腐れ防止剤を使いましょう。これを土の中に混ぜ込むことで用土の中の環境が改善され、酸素不足などのトラブルを抑えてくれます。

対処方法②液体肥料を与える

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もう1つ、液体肥料を与えるという対処法もあります。基本的に観賞を目的とする植物は、健康体であれば鮮やかな緑色をしています。しかし、葉が黄色みを帯びている場合には、根腐れのケースとは逆に肥料が不足してしまっているという原因が考えられます。

葉の色が変色してしまったからと言って、諦めるタイミングではありません。対処法として、液体性の肥料をパッケージの記載量の2分の1か3分の1程度に薄め、水やりと同じタイミングで与えます。固体の肥料等と比較しても液体肥料の方が即効性が高い為、葉の色を比較的は無く健康な状態に戻してくれます。

人気の観葉植物を育ててみよう!

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育てやすい品種でも、最初は戸惑う事が多いかもしれません。しかし、これは慣れの要素が多く、初めは思った通りに栽培が立ち行かなかったとしても、経験していくうちに慣れていけるものです。様々な植物に触れていけば、状況に応じた手入れが出来る様になります。最初は不安ばかり考えず、まずはチャレンジしてみましょう!

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。