押入れDIYでスッキリ収納!今日からできるリメイク術!
押入れは、寝具や衣類などを収納するだけでなく、ちょっとした工夫で実用的な作業スペースやクローゼットにリメイクすることが可能で、賃貸物件でも問題なくおしゃれな空間に仕上げることができます。
そこで今回は、「押入れDIYでスッキリ収納!今日からできるリメイク術!」と題しまして、あると便利なアイテムや活用例を含めて詳しく解説していきたいと思います。
押入れDIYとは?
日本の住居は、戸建て・マンションを問わず押入れが備え付けられている場合が多く、これまでは寝具や衣類の収納に利用されてきました。
しかし、近頃ではライフスタイルの多様性により、内装やインテリアを含め、和式にこだわらない人たちも増えてきているため、押入れの役割にも少しずつ変化が見受けられます。
例えば、ベッドを普段使用している場合なら、押入れの収納は寝具以外のモノが中心になる傾向があります。
また、古い日本家屋の戸建てやアパートなどは、備え付けのクローゼットがない場合があり、押入れを洋服専用のクローゼットとして活用するケースも増えてきています。
押入れは、従来通りの利用方法でもまったく問題はありませんが、ちょっとしたリメイクで部屋を広く利用できるだけでなく、おしゃれな空間に仕上げることが可能です。
さらに、押入れを日常的に活用することにより、身の回りが必要なものだけになるため、押入れのリメイクは結果的に断捨離にもつながります。
もちろん、賃貸物件ではリフォームのような大掛かりなリメイクはできませんので、今回は賃貸物件でも気軽にできる押入れDIYを紹介していきたいと思います。
押入れDIYの準備
押入れDIYを始める前に大切なのは下準備です。おそらく、殆どの押入れには既に何らかのモノが収納されていることでしょう。最初の準備は、押入れの中にあるモノが本当に必要なものかどうかを判断することです。
判断するポイントとしては、押入れに収納しているモノが、普段から使用している場合であれば、今後も使い続けていく可能性が高いです。
しかし、押入れが単なる物置となっている場合は、処分できるものがたくさんある可能性が高いので、押入れDIYをする前に不必要なものはどんどん片付けていきましょう。
断捨離をする上でのポイントは、もったいないと思わないことです。季節ものの衣類や備蓄品、工具などを除いて、半年以上使っていないものは、かなりの確率で次に使うことはありません。
押入れの整理と断捨離がある程度済んだら、次に進める準備は押入れの利用方法をイメージすることです。例えば、押入れをクローゼットとして活用したい場合は、簡単な構成図を描いてみるのも一つの方法です。
イメージができたら、次に進める準備は押入れの中をキレイに掃除することです。環境にもよりますが、基本的に押入れは換気が悪いため、埃やカビがたくさん付着している場合があるので、徹底的に拭き掃除をしましょう。
ただし、押入れは木で作られていることが多いので、水拭きは慎重におこないましょう。中性洗剤は活用できますが、500倍くらいに薄め、ぬるま湯で固く絞り、サッと拭き取る要領で、最後は乾拭きで仕上げます。
押入れDIYにピッタリのアイテム
リメイクシート
押入れDIYをおこなう際に便利なアイテムの代表といえばリメイクシートでしょう。リメイクシートはホームセンターや100円ショップでも気軽に購入でき、素材や材質に合わせて選べるので非常に便利です。
また、リメイクシートはタイルやレンガ、木目調など、豊富な柄が揃っているので、和室から洋室まで部屋に合わせて選べるのも特徴です。
リメイクシートの選び方は、簡単にシートが剥がせて下地が傷まないものをチョイスすることです。特に、賃貸物件の押入れに使用する際は注意が必要です。
例えば、壁がモルタル塗りの場合は、リメイクシートも必ずモルタル塗りに対応したものを選ぶようにしましょう。
古い日本家屋の押入れなどにリメイクシートを使う際は、目立たない部分に一度試してみて、問題がないことをチェックしてから貼り付けるのがポイントです。
突っ張り棒
突っ張り棒は、押入れをクローゼットとして活用する際に便利なアイテムです。また、衣類を吊るすだけでなく、引き戸の代わりにも突っ張り棒は活用できます。
ただし、押入れの素材にもよりますが、押入れ側の素材の強度がない場合は、衣類を吊るす目的での突っ張り棒の使用は避け、ハンガーラックなどで代用するようにしましょう。
突っ張り棒は、100円ショップでも購入できますが、衣類をたくさん収納したい場合は、ホームセンターなどにある押入れ用の突っ張り棒や、ハンガーラックタイプのものがおすすめです。
それでは、次に押入れDIYリメイク術・活用例を見ていくことにしましょう。
押入れDIYリメイク術・活用例
こちらの投稿では、押入れの壁に単色のリメイクシートを貼り付けることで、押入れそのものが部屋の色とマッチしたおしゃれな空間に仕上げられているのが分かります。
また、収納ボックスを同系色で統一することによって見た目もスッキリしています。よく見ると収納ケースの内側に白色の仕切りをしていることも確認できます。
こちらでは、木目調のリメイクシートをメインに、柄の違うリメイクシートを組み合わせて、おしゃれなテレビ台に仕上げているのが分かります。
リメイクシートは貼り付けるのはもちろん、剥がすのも簡単なので、賃貸住宅でも安心して活用することができます。
こちらでは、収納ケースと突っ張り棒を活用していることが分かります。また、収納ケースやプラボックスを同系色で統一することにより、シンプルながらも落ち着いた空間に仕上げられているのもポイントです。
さらに、ふすまを取り外し、部屋の雰囲気に合うカーテンを設置することで、圧迫感のない開放的なスペースにしている辺りはとても参考になります。
こちらでは、押入れの素材を無理なく活用したセッティングが目を引きます。ポイントは、何と言っても押入れの素材に合わせたDIY感溢れる木製の棚でしょう。
また、中棚の上に座る場所作り、ライトを取り付けることで、自分だけの秘密基地のような空間に仕上げられている辺りも実に面白いです。
こちらでは和室の押入れを絵本棚にリメイクして活用しているのが分かります。ポイントは、押入れの内側をレンガ柄のリメイクシートで統一している点でしょう。本棚と椅子も押入れと同様にDIYすれば、子供も大喜びです。
こちらの投稿では、元々が和室だということを忘れさせるリメイクが目を引きます。ポイントは、部屋全体を木目調で統一している点で、リメイクシートとフローリングシートを活用して、オーガニックテイストな空間に仕上げているのが分かります。
また、ドライフラワーや収納ボックスなどは、どれも簡単にDIYできるものばかりですし、白の布生地で押入れの天袋を隠しているのも素晴らしいアイデアです。
まとめ
「押入れDIYでスッキリ収納!今日からできるリメイク術!」と題しましてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?
ほんの少しの工夫とアイデアで押入れDIYは簡単におこなうことができます。今回紹介したリメイク術を参考に、部屋のスペースをおしゃれかつ有効的に活用しましょう。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。