スチール社のチェーンソーオイルは自社開発!高品質でどんな方もおすすめ!
スチール社製のチェーンソーオイルはとても高品質で、どんなチェーンソーにも適合できる特徴があります。
しかしおすすめといっても、具体的にどんな点がおすすめなのかわからないですよね。
- スチール社のチェーンソーオイルはどんなものがあるの?
- どんな特徴があってなにが優れているの?
- そもそもチェーンソーオイルって必要?エンジンオイルじゃダメ?
チェーンソーオイルの購入を考えたとき、上記のような疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「スチール社のチェーンソーオイルが持つ特徴とおすすめする理由」についてまとめています。
オイルの代用や必要性についてもまとめていますので、初心者の方でもスムーズに理解できますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
チェーンソーのオイルとは?チェーンの保護と回転をスムーズにする必需品
チェーンソーを使用する際は、チェーンソーオイルが必要になります。
しかしチェーンソーオイルはいくつも種類があるので、どのオイルを使えばいいのか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この項目では、チェーンソーのオイルについて詳しく解説します。
チェーンソーオイルとは?
チェーンソーオイルは、チェーンソーの刃に使用する潤滑油です。
使用する際は、本体にあるチェーンオイル給油口に注ぎます。
※燃料の給油口に間違って投入しないよう、注意して注油してください。
チェーンソーが稼働すると、自動的にチェーンにオイルが供給される構造です。
またチェーンソーオイルには、以下のような役割があります。
- チェーン部分の潤滑:高速で稼働するチェーン部分を潤滑させ、焼き付きを防止
- チェーン部分の冷却:熱を持ったオイルが飛散し、チェーンから熱を発散させる効果
- チェーン部分の洗浄:チェーンに付着したヤニを落とし、機器への負担を抑制
- チェーン部分の防錆:チェーンを外気に触れさせないことで、サビを予防
このようにチェーンソーオイルは、チェーンソーが快適に動作するようさまざまな役割を担っています。
原料によって種類がある
チェーンソーオイルは、成分によって3つの種類があります。
・鉱物性
鉱物性は、鉱物(石油由来)から作られたオイルです。粘性が高く、使用中チェーンから飛び散りにくい特徴があります。
安価ですので、チェーンソーをよく使う人には特におすすめです。
しかしデメリットとして、発がん性物質であるPCAが含まれている製品もあります。
安全基準をクリアした製品かどうかを、しっかり確認すると良いでしょう。
・植物性
植物から作られた、人体や環境に負荷がかかりにくいオイルです。
周囲に飛び散っても、作業者の健康や環境への影響がほとんどありません。
唯一のデメリットは粘性が低めで飛び散りやすく、消費量が多くなりがちな部分です。
・生分解性
植物性と鉱物性を合成したオイルです。
植物性と同じく環境にやさしい特徴がありながら、性能は鉱物性に準じます。
また原料による違いのほかに、特殊な添加物を使用した水溶性のオイルもあります。
衣服についてしまっても、洗い流しやすいのがメリットです。
オイルを使わないとどうなる?
チェーンソーオイルを使わずにチェーンソーを使用すると、摩擦による加熱で機器が焼き付いてすぐ故障してしまいます。
オイルが足りなかったり古かったりする場合も機器の負担が大きく、焼き付く可能性が高いです。
もし焼き付きが発生してしまった場合、修理費用は決して安くありません。
適切な機器の維持や費用面から考えて、オイルの使用は必須と考えたほうが良いでしょう。
チェーンソーを使う際には、必ずチェーンソーオイルを用意してください。
もう少し詳しくチェーンソーオイルについて知りたい方は、下記記事も参考にしてくださいね。
スチールのチェーンソーオイルは清浄作用が高く環境にも配慮している
チェーンソーオイルを使用する重要な目的の1つに、チェーン部分の洗浄があります。
スチール社の製品中で洗浄性能が高いチェーンソーオイルは、バイオプラスチェンオイルです。
環境にもやさしくとても高品質なオイルで、すべてのチェーンソーユーザーにおすすめできます。
ブルーエンジェルエコロジー賞を受賞
バイオプラスチェンオイルは、菜種オイルを原料としています。とくに優れている特徴は、以下の2つです。
- とても短い時間で生分解
- 土に戻る性質
またバイオプラスチェンオイルは非水質汚染物質に分類されており、周囲への影響が極めて小さいです。
環境保護の観点から高い評価を受け、ドイツ環境保護庁認定のブルーエンジェルエコロジー賞を受賞しました。
さらにバイオプラスチェンオイルは、ブルーエンジェルエコロジー規格の基準を上回る性能を持っています。
長期間の使用をしなくてもオイルが樹脂化せず、快適に使用可能です。
潤滑能力も申し分ない品質
高い負荷がかかった状態でも、冷却性が高く煙の発生がありません。
特殊な添加物を使用しており、粘着作用がガイドバーやチェーンをどんな状況でも保護。
また周囲の環境温度が-15℃という低温条件でも、オイルの流動性を保っています。
- 軽金属合金
- 樹脂
- 塗料
- ゴムやエラストマー素材
金属以外にも上記素材と適合し、オイルの付着による腐食や品質の劣化が起こりません。
チェーンの清浄作用が高い
高い環境性能を持つバイオプラスチェンオイルは、清浄作用でも高い評価を受けています。まずは下記の画像をご覧ください。
上記画像は、目立て(刃の研ぎ直し)直後のソーチェンです。見たところヤニが付着し、あまり良い状態には見えません。
しかしスチール社製のバイオプラスチェンオイルを使用し、杉を3カットした直後が下記の画像です。
数回の使用で刃が洗浄され、良い状態になりました。使用するだけで刃をキレイに保てる、とても高性能なオイルです。
※切断する木の種類や作業内容によって差があります。
清浄作用が高ければ機器への負担が抑えられるので、メンテナンス頻度の抑制により維持費用もかさみません。
こまめなメンテナンスが苦手な方にもおすすめです。
スチールのチェーンソーオイルをグレードごとに紹介!それぞれの特徴は?
引用:A diary of a Yanagimoto Kanamono.
スチール社製のオイルは、いずれも高い評価を受けています。
どちらを選んでも高品質なため、自身の求める特徴から最適なオイルを選択してください。
スタンダードチェンオイル
スチール社製品の標準的なチェーンソーオイルです。
標準的といっても、潤滑性能から環境保護まであらゆる方面に高い性能を発揮します。
- 低摩耗
- 低温・高温下でも効果を維持
とくに-20℃という低温条件でも、流動性が失われない特性を持っています。
汎用性に優れ、幅広いソーチェンに対応できるオイルです。
1リットルあたり1,200円(税別)で、あまり安価とはいえません。
しかしオイル選びに迷ったときは、悩む必要がない高品質なスタンダードチェンオイルをおすすめします。
バイオプラスチェンオイル
環境負荷がとても低い、自然と人体に配慮されたチェーンソーオイルです。
バイオプラスチェンオイルは環境への影響をもっとも重視した製品で、潤滑性能や低温における流動性でも優れた性能を発揮します。
1リットルあたり1,800円(税別)と高価ですが、値段以上の価値がある高品質オイルです。
とにかく使用機器の最適な状態を維持したい方や環境を考えたい方は、バイオプラスチェンオイルを使用すると良いでしょう。
チェーンソーのオイルは代用できる? 焼き付く可能性がありおすすめできない
チェーンソーオイルはやや高価なため、安価なエンジンオイルを代用品として使えないか考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
食用油を代用品として使用する場合もあるようです。ですが代用品を使うのは、あまりおすすめできません。
用途が違うため機器の故障につながりやすい
用途は似ていますが、チェーンソーオイルとエンジンオイルは別物です。
具体的にエンジンオイルは、チェーンソーオイルより粘度が低く作られています。
粘度が低いと、チェーンソーの回転によってすぐに飛ばされてしまうのです。
オイルが早く飛ばされるとチェーンの焼き付きにつながり、故障の原因になる可能性が高くなります。
また食用油は用途が全く違うので、性能に一切期待できません。
どのようなトラブルにつながるか、予想もしにくいです。
正規品のチェーンオイルを使用するのが一番の節約
チェーンオイルの代用を考える理由は、多くが「出費を抑えるため」です。
どうしても手元にチェーンオイルがなく、一時的な代用であればある程度は許容できます。
※長時間の使用は控え、使用後はすぐにメンテナンスをすると良いです。
オイル代を節約するはずが、修理費でもっと大きな出費になることもあります。
代用品ではなく、きちんとしたチェーンソーオイルを準備しましょう。
安定した作業を行うなら、スチール社製の純正品がもっともおすすめです。
まとめ:スチール社のチェーンソーオイルは初心者にもおすすめできる品質!
スチール社製のチェーンソーオイルは、汎用性の高さと機器への負担の少なさが特徴です。
経験者はもちろん、初心者の方にも安心しておすすめできます。
チェーンソーによる作業の際は、ぜひ一度スチール社製のオイルを試してみてください。
ほかにもチェーンソー本体を比較したい方は、下記記事を参考にしてくださいね。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。