庭をおしゃれにDIY!初心者でにもおすすめの庭作りのアイデアをご紹介!
庭のある家に憧れて戸建てを購入する方も少なくないでしょう。ここでは、そんな憧れの庭作りの方法や、アイデアをご紹介していきます。簡単にできるものもあるので、素敵な庭を作ってみませんか。きっとお手伝いできるはずなので、参考にしてみてください!
目次
初心者におすすめなDIY庭の作り方
庭を作る前にいくつか確認しておかなければならないことがあります。思い通りの庭を作るためにも、順を追って庭作りをしてみることがおすすめです。
作り方①庭のイメージを決める
まずは、庭のイメージを決るところから、はじめてみましょう。のちに詳しくご説明しますが、どのようなイメージの庭を作るのかイメージを固めることで、その後の準備や作業がスムーズに行えます。
作り方②庭がある方角を確認
次に庭がある方角がどこなのか、確認しておきましょう。庭でガーデニングをしたいと言う方は、日光が当たるか当たらないかということが、大切なポイントとなってきます。日当たりを好む植物、半日陰を好む植物、西日が苦手な植物など、方角によっては育てられる植物も変わってきます。
また、塀などで自宅を囲っている方は、日光を遮ってしまっていないかということも確認しておく必要があります。塀以外にも庭木の高さも確認しておくと良いでしょう。背が高い庭木が日陰を作ってしまうこともあるからです。
作り方③庭の形や広さ
何かものを作るときは大きさを把握しなければなりません。庭も例外ではなく、形や広さを確認する必要があります。形や広さを図面に起こすのもおすすめです。
その図面を元にデザイン画を書いてみると、よりイメージが固まりやすいでしょう。図面に起こす際は、室外機や給湯器など機器がある場合もしっかり書き込んでおくことがおすすめです。このときに、何をどこへ配置するかも記入しておくと、その後の作業がスムーズに進むでしょう。
作り方④自身の生活スタイルもチェック
生活スタイルに合わせて、庭作りを行うことも大切です。犬を飼っているのであれば、リードなしで犬が遊べるようなドッグランを設けたりすることも可能です。
他にもポストの位置も大切でしょう。他人にあまり家の入ってきてほしくない方は、道路側にポストや宅配ボックスを設置することがおすすめです。庭作りを行う前に、一度自分の生活習慣を見直してみましょう。ただおしゃれな庭を作るのではなく、日々使用するえでライフスタイルに合った使い勝手の良い庭にすることも大切です。
庭DIYのイメージを固めよう
最初に庭作りの前に、どのような庭にするのかイメージを固めることが大切だとお話ししました。ここでは、庭の中でも人気がある4つのタイプをご紹介していきます。家の外観に合わせた庭にしても良いですし、家の中のインテリアとはタイプの違う庭にしてみてもおもしろいでしょう。どのようなイメージがあるか、ここからはご紹介いたします。
イメージ①北欧風
北欧風と言う言葉を聞いたことが多い方も多いのではないでしょうか。近年では、北欧インテリアや、北欧家具などが人気あります。北欧風の庭も、それらと同じで白やグレーなどのナチュラルカラーの木材を使用しているもののことを指します。どのタイプの庭でもそうですが、ポイントとなるアイテムを抑えることができれば、イメージに近づいていきます。
北欧風の庭に仕上げるためには、ウッドフェンスや、アイアン、パレット、木箱、テラコッタ、すのこなどを利用することがおすすめです。ガーデングッズの他に植物も忘れてはいけません。多肉植物やワイヤ―プランツ、アイビーなどの植物が北欧の庭にはぴったりです!
イメージ②和風
家の中は、洋風だけれど庭は和風にしたいと考える方も少なくないようです。と言うのも、ここ最近では世界的に盆栽の人気が高まっているのです。盆栽を育てるために、庭は和風にすると言う方も少なからずいらっしゃるようです。
和風の庭にするためには、ししおどしや砂利、敷石、風鈴などが良いでしょう。和風の庭にも植物は欠かせないのでイロハモミジや盆栽、ヤマボウシ、キボウシなどを育ててみることがおすすめです。
イメージ③ビーチスタイル
北欧インテリアや男前インテリアと同じく、大人気なのがビーチスタイルです。西海岸インテリアやサーファーズハウスとも呼ばれ、家の中に一歩入るとまるでアメリカにいるような気分になれます。
ナチュラルなカラーなウッドデッキや、ウッドフェンスを使用し小物で水色や赤、黄色などの差し色で遊び心をいれると、ビーチスタイルの庭が完成します。小物を上手に使って作り上げることがおすすめです。
そして、なんと言ってもビーチスタイルを演出してくれるのが、ソテツやココヤシ、サボテンなどの植物です。ビーチスタイルの庭は、この植物がないとはじまりません。必ず植えるようにしましょう!植えるだけで、ビーチスタイルの庭になると言っても過言ではないくらい、重要アイテムです。
イメージ④エレガントな洋風
古くから人気があるタイプがこのエレガントな洋風のイングリッシュガーデンです。アーチやレンガ、タイルで作られバラが咲いてる庭と言えばイメージしやすいのではないでしょうか。
このタイプに庭には、枕木やパークチップ、タイル、レンガ、アートなどを使用すると出来上がります。また、ジャスミンやモッコウバラ、シマトネリコなど色とりどりの花を育ててみると良いでしょう。今までご紹介した、北欧風や和風、ビーチスタイルなどは緑の植物がメインなのですが、エレガントなイングリッシュガーデンは、花が咲く植物がおすすめです。
簡単にできる庭DIYアイデア【組み立てが必要】
おしゃれな庭を演出してくれる、組み立てが必要なアイテムからご紹介していきましょう。組み立てが必要と言っても初心者でも簡単に組み立てられるものばかりなので、ぜひ取り入れてみてください!
DIY①ウッドデッキ
掃き出し窓から続くウッドデッキもおすすめです。リビングと繋げて設置すれば、天気の良い日は窓を開けてリビングとしても使用できますし、洗濯なども干すことが可能です。小さなお子様がいらっしゃる方は、夏にプールを出しても良いでしょう。リビングと繋がっているので、目の届く範囲でお子様を遊ばせることができ、おすすめです。
天然木材を敷き詰めると木のぬくもりを感じることができますが、メンテナンスが大変なので人工木製のウッドデッキがおすすめです。ウッドデッキを設置し、アウトドアリビングを楽しんでみてください!
DIY②シェード
シェードもあると大変便利です。特に夏の暑い日は日差しも強いので、直射日光に当たっていると熱中症になってしまう危険性もあります。シェードで日陰を作ると、夏でも安心して庭でのんびりとすごすことができるのではないでしょうか。
シェードも組み立ては必要ですが、紐で括るだけで簡単に設置できるものもあるので、そちらがおすすめです。備え付けのシェードのおすすめポイントは、括りつけるだけで設置できるものであれば、太陽の位置が変わった際に、シェードを移動させて日陰を作りたい場所に日陰を作れるようになるからです。
DIY③枕木階段
枕木階段はDIYで簡単に作れるにも関わらず、庭の雰囲気をよりお洒落にしてくれる、おすすめアイテムです。自宅の庭や、玄関前に階段があれば、すぐにできます。階段、1段に付き枕木をコの字に組み立て階段にはめていけばいいのです。
階段と同じ横幅にカットしなければならない手間はありますが、難しい組み立てはないので初心者の方や女性の方でも作ることができるのでおすすめです。
DIY④レンガ花壇
庭の一角を利用し、レンガを積み上げれば花壇も作ることができます。こちらの動画では、DIY初心者の女性の方がレンガ作りに挑戦している画像です。レンガの花壇を作る際には、水平を意識して積み上げていかなければなりません。レンガを積み上げやすい、お助けアイテムも登場しているので、参考になることでしょう!
簡単にできる庭DIYアイデア【置くだけ】
ここからは置くだけで、庭の雰囲気良くなるアイテムをご紹介していきます。大物グッズをDIYした後は、小物を使ってより自分のイメージした庭に仕上げていきましょう。
DIY⑤ベンチやテーブルを設置
テーブルやチェア、ベンチを置くと雰囲気が一層高まります。北欧であればアイアン脚のものやホワイトウッドのもの、ビーチスタイルであればナチュラルウッドのものが良いでしょう。イングリッシュガーデンには白いアルミのベンチを選んでも良いと思います。
屋根のない場所に常に置いておくのであれば、耐久性が良いように作られているガーデン用のものを購入することがおすすめです。
DIY⑥人工芝
一面芝生の庭に憧れているけれど、手入れをするのが大変、手入れをする時間がないと言う方におすすめしたいのが、人工芝です。人工芝と言っても、最近ではグレードが高く、裸足で歩いても痛くない肌ざわりの良いものも発売されています。庭の面積が広いと、人工芝を敷くのはとても大変ですが、その後の手入れを考えると敷いた方が後々楽になります。
人工芝のサイズも色々ありますが、耐久性を考えると厚さが30mm以上のものを選ぶようにしましょう。30mm以下のものを選んでしまうと、すぐにへたってしまうからあまりおすすめできません。人工芝は敷く前にいくつか踏まなければいけない工程があります。その工程の1つ目が、人工芝を敷く場所の雑草駆除です。雑草以外にも小さな小石も取り除きましょう。小さな小石でも人工芝が凸凹してしまう原因になるからです。
雑草や小石を取り除き終えたら、トンボで土をならしていきます。このとき、できる限り平らにするようにしましょう。土をならしたら下準備は完了です。次に、防草シートを敷いてください。防草シートを敷かずに人工芝を敷いてしまうと、雑草が生えてきてしまうので、防草シートは必ず敷きましょう!防止シートを敷き終えたら、そのうえに人工芝を敷いて完成です。
下準備がなかなか大変なのですが、人工芝のDIYで1番のポイントとなるのが、雑草や小石を取り除くことなので丁寧に行うよう心がけてください。
DIY⑦ライトアップ
庭がある程度完成したら、ライトアップすることも考えてみませんか。ライトアップすると、夜とは違った雰囲気の庭を楽しむことができます。
ライトの種類も様々で、庭に置くのであれば電池交換の必要がないソーラー電池のライトがおすすめです。ガーデニング用に作られているものは防水対策もなされているものなので安心して利用できます。設置するのも簡単で、ただただ庭の地面に指すだけで設置できます。
ものすごく明るいわけではありませんが、その少し暗い感じが庭の雰囲気を一層高めてくれることでしょう。ソーラー電池で電気がつくので、万一の災害時にも役に立つかもしれません。
DIY⑧植物
庭作りに欠かせないもの、それは何と言っても植物でしょう。育てる植物によって、庭のイメージが大きく異なるのではないでしょうか。そのイメージに合った植物を置くことで、よりイメージ通りの庭を作ることができます。
多肉植物や観葉植物を置けば北欧風に、盆栽を置けば和風に、ココヤシやサボテンを置けばビーチスタイルに、ジャスミンやバラを置けばイングリッシュガーデンへと、植物を変えるだけで庭の雰囲気をガラリと変えることもできるので、植物で庭の雰囲気を変えて楽しんでみるのもおすすめです。
実際の庭のDIY例を見てみよう
いろいろな庭のデザインや、おすすめの簡単DIYをご紹介しましたが、イメージが湧かない方もいらっしゃるのではないでしょうか。こっからは実際に、DIYで庭作りをした方のアイデアをご紹介していきます。
例①レンガで砂場作り
レンガでの花壇作りの応用でお子様に砂場遊びを作ってみるのもおすすめです。公園の砂場だと衛生的に不安だと言う方も多いのではないでしょうか。庭の砂場であれば衛生面での不安もなく、お子様にもお母さんにも安心です。花壇と違い、レンガを1段で並べるだけで出来上がるので女性でも簡単に作ることができるので、初めての方も挑戦しやすいでしょう。
例②枕木アプロ―チ
枕木は階段のほかにアプローチにも利用できます。設置方法も簡単で、枕木を設置したい場所に仮置きし、枕木をはめるための穴を掘り、土台を作り枕木をはめれば完成します。枕木も庭の雰囲気を変えてくれるアイテムなのでぜひ使用してみてください!
庭のDIYは自分でも簡単に行える!
庭作りは外構業者にお願いしないとできないこと思っている方も少なからずいらっしゃったことでしょう。ですが、自分でも簡単にイメージ通りの庭が作れることをお分かりいただけたのではないでしょうか。
庭作りに大切なのは、イメージを固め、イメージにあったガーデングッズや植物を設置することです。中には、気見立てが必要なものもありますが、キットなどを利用すれば簡単に作れますし、ただ置くだけで使用できるものもあるので、そういったアイテムを駆使しながらお気に入りの庭を作ってみてください。お気に入りの庭で、くつろぎの時間を過ごすのも悪くないですよ。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。