引用:stock.foto

記事作成日:

サイディングって何?外壁リフォームにおすすめしたい素材をご紹介!

建物の外壁に使用されている「サイディング」、これって一体何?と思われている方はいませんか?聞いたことはあるけど、何を指しているのかよくわからない!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、今回はサイディングについて詳しくご説明していきます。

外壁に使用されているサイディングとは?

サイディングというのは、外壁材の種類のことで、サイディングボードなどとも呼ばれています。基本的には、板状になっていて、それを張り合わせていき外壁をつくり上げていきます。

このサイディングには、実は色々な種類があって、「あ!これもサイディングなんだ!」とびっくりされることもよくあります。サイディングの種類については、後ほど詳しくご紹介していきます。

サイディングの特徴

 

最近、特に戸建ての住宅にサイディングが使われることが増えてきましたが、昔は外壁材というと、「モルタル」というものが主流でした。現在、サイディングが主流になったのは、やはりメリットが大きいからです。そこで、サイディングの特徴をみていきましょう。

①施工時間が短い

サイディングは元々板状になっていて、それを張り合わせていくため、モルタルを施すよりも施工時間を短縮することができます。また、サイディング材自体が軽量であることもあって、作業にかかる人員を減らすこともできます。

②材料費・工費が安い

短時間で作業ができる分、工費(作業にかかる人件費なども)を安く抑えることができます。また、サイディング材は種類にもよりますが、他の外壁材よりも安く抑えることができるという点も魅力的です。

③耐久性が強い

吸水性や防水性に優れており、衝撃や火などにも強いと言われています。ただ、常に外の環境にさらされていますので、メンテナンスが必要ない!ということではありません。耐用年数は大体7・8年とされていて、その後には修理が必要になる場合ももちろん出てきます。ただし、サイディングは部分的に張替が可能であるので、修理もそこまで大変でないというメリットがあります。

施工自体の手間や費用はかかりませんが、メンテナンスはしっかり行っていかないとせっかくのサイディングを生かすことができません。

サイディング外壁の素材種類

サイディングには色々種類があるということは既にお伝えしましたが、ここではその種類について詳しくご紹介していきます。主流となっているサイディング材は、大きく4つに分類することができます。

種類①窯業系(ようぎょうけい)

木目調・タイル調・石柄などデザインの種類が豊富な、窯業系サイディングは、特に戸建て住宅を建てる際に非常に人気のあるサイディングです。セメントに、繊維などを混ぜ込んで窯で焼く過程を踏んで作成されています。セメントがベースになっていることで、硬く仕上がっており、衝撃や地震に強いという特徴があります。

種類②樹脂

外国で人気のあるサイディングです。その名の通り、樹脂を素材として作られているため、非常に軽くそして薄いという特徴があります。強度も高い上に、錆と無縁ということもあって、特に海沿いの地域などではその効果をより発揮できる素材となっています。

種類③金属

表面に金属が使われており、断熱材などを挟むことによって作成されているサイディング材です。表メインの金属にも様々な種類があります。例えば、下記のものがあげられます。

・塗装ガルバリウム鋼板

・塗装ステンレス鋼板

・塗装溶融亜鉛メッキ鋼板

・アルミニウム合金塗装版

お察しの通り、寒さに強いのが特徴で、寒冷地での人気が高いです。非常に軽量素材なので、既存の住宅の外壁に重ね張りすることができ、最近ではそうしたリフォームにもよく使われています。

種類④木質

実際に、木材を使用したサイディングで本物の木の風合いを楽しむことができます。木材ですので、他のサイディングと比べての耐性や強度などは、やや劣るところはありますが、木材の良さを感じることのできるサイディングとして、人気があります。

それぞれの特徴をまとめてみた

窯業系サイディング 木目調・タイル調・石柄などデザインの種類が豊富。セメントベースで硬く仕上がっているため衝撃や地震に強い。
樹脂サイディング 非常に軽くそして薄い。強度も高い上に錆とは無縁。
金属サイディング 寒さに強いのが特徴で寒冷地での人気が高い。非常に軽量素材なので、既存の住宅の外壁に重ね張りすることができる。
木質サイディング 木材の良さを感じることのできるサイディングとして人気がある。

サイディングのデザイン・柄

実際に新築の住宅を建てる時やリフォームをする時に、サイディングを選ぶなら何を重要視しますか?機能性も大事ですが、やはり外壁は住宅の顔ですから、そのデザイン性にもこだわりたいですよね。サイディングにはどんな色・デザインがあるのか、少しご紹介していきます。

よりどりみどり!カラフルなサイディング

外壁の色はかなり重要ですよね。落ち着いた風合いにしたい場合は、ホワイト系やグレー系が好まれますし、ちょっとモダンにブラック!とかおしゃれにブラウン!なんてもの素敵です。挿し色に、黄色や緑を入れたいなんてこともありますよね。サイディング材は、その素材によって出せる色の風合いは異なりますが、基本的に住宅を建てる上で困ることがないくらい、カラーが豊富に用意されています。

金属サイディングは、メタリックなものももちろんありますが、艶消しが施されていて落ち着いた印象を受けるカラーも様々ありますし、選ぶのが楽しくなるほどです。

豊富なデザインを楽しめる

さらに、サイディング材は本当に多岐にわたったデザインが用意されています。ここでご紹介するのも、ほんの一部ですので、是非カタログやホームページなどで一度ご覧になってみてください。

【木目調】

落ち着いた雰囲気と自然の風合いを演出することができます。木質系サイディングは、ご紹介した通り本物の木が使われていますが、窯業系や金属でも木目を再現したデザインはたくさんあります。

【石柄】

人気の高い石柄のサイディングは、洋風建築でも和風建築でも合わせることのできる柔軟なデザインです。部分的に用いられることも多く、そのカラーリングも豊富となっています。

【タイル調】

タイルやレンガを一つ一つ並べるとなると、大変な費用と時間がかかりますが、この雰囲気を手軽に楽しむことのできるデザインもあります。外国風の外壁は憧れますが、それを実現できるのもサイディング材の魅力の一つです。

【塗り壁風】

土を塗ったような風合いを醸し出す、塗り壁風のサイディングもあります。特に、和風な住宅を目指すならこのデザインを好んで使用する方も多いですね。

サイディングのメンテナンス方法

点検方法

サイディングの耐用年数は7・8年ということをお伝えしましたが、地域や環境によっては劣化がそれもりも早く起こる場合があります。このため、年に一度は自分でしっかりチェックしておく必要があります!以下のポイントをもとに、目視でチェックしてみましょう。

・サイディング材の「反り」や「うねり」などが起きていないか。

・サイディング材を触った時に、手が白く汚れないか。(この場合、塗装に劣化がある。)

・サイディング材に「割れ」などが起きていないか。

・シーリング部分に「亀裂」はないか。

ちなみに、シーリング材というのは、サイディング材をつなぎ合わせた時の継ぎ目を埋めるために使われているものです。実は、サイディング材そのものよりもこうしたシーリングの劣化の方が早く起こる場合があります。このため、この部分の劣化も見ておく必要があります。

メンテナンス費用の相場

メンテナンスの際には、サイディング材の「張替え」、「塗装補修」、「補修」などと、劣化の状態によってすべき修繕が変わってきます。あくまで、状態によって修繕費も変わってきますので、下記は目安としてご参考にしてください。

・サイディング材の「反り」や「うねり」による張替え…150~300万円

・サイディング材の「塗装」の補修…80~150万円

・サイディングの「割れ」などの補修…20~40万円

・シーリング材の「亀裂」などの補修…20~50万円

業者選びのポイント

当然のことですが、せっかく修繕工事を依頼してもきちんと施工してもらえなかったなんてことになると嫌ですよね。業者を選ぶ際には以下のことに気を付けると、安心して施工をお願いすることができます。

・複数の業者に見積もりを依頼して、適正価格を見極めよう!

・サイディングの補修経験の多い業者を選ぼう!

また、最近ではサイディング材のメーカーが10~30年保証を用意している場合が多いです。保証期間内の補修なら、保証を受けられる場合がありますので、そちらもしっかりチェックしましょう。

外壁をサイディングにリフォームしてみよう!

サイディングにリフォームしたいけど、全部を張り替えるお金はないという人には、部分的な張替えをおすすめします。

張り替える部分の面積によって費用は変わりますが、200万円前後で施工ができる場合があります。もちろん、リフォーム業者にきちんと見積もりを出してもらう必要があります。全面張替えは難しいという場合でも、こうした施工なら可能ですので、是非ご相談してみてください。

いかがでしたか?サイディングについて深く掘り下げてみました。サイディング外壁の素材には様々な種類があり、それぞれに異なる特徴があるので目的に応じて使い分けてください。サイディング材についての情報を入手したら次は外壁リフォームについて調べてみましょう。


※記事の掲載内容は執筆当時のものです。