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インバーターって何?洗濯機を選ぶポイントを徹底紹介!光熱費の節約に

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最近の洗濯機に搭載されている、インバーター。言葉や節電、節水になることを知っていてても、詳しいことは分からないという方も少なくないでしょう。ここでは、非搭載のものとの違い、搭載されている洗濯機のメリットやデメリットをお伝えしていきます。洗濯機の買い替えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

インバーター式洗濯機の基礎知識

インバーターを搭載している洗濯機の仕組みから、簡単にご紹介していきます。知識を持っていると洗濯機選びの際に役に立つはずですので、知識を深めておきましょう。

インバーター式洗濯機とは簡単に言うと何?

インバーターは、縦型の洗濯機に搭載されています。縦型の洗濯機は、インバーターが搭載されているものと、されていないものの他に、乾燥機能付きの洗濯機の3つに分類されています。インバーターが搭載されてるか、されていないかにより本体の価格が大きく変わってきます。

と言うのも、このインバーターと言うのは洗濯機をまわすためのモーターのパワーを、電気量を調節することにより、調節しているのです。また、洗濯するものに合わせて適切な水量を使い洗濯機をまわすという働きがあります。そのため、使用する電力や水が必要に応じた分だけが消費されるので節電、節水に繋がると言うわけです。

インバーターの仕組みの詳細

上記で簡単にどのようなものなのか、説明しましたが、「どのような仕組みで必要なパワーだけを使うことができるの?」と疑問に持たれる方も多いでしょう。ここでは、仕組みについて解説していきます。

まず、電流のお話からしていきましょう。電流には、直流と交流があるのは皆さんご存知ですよね。簡単に言うと、プラスとマイナスがあり常に一定の電圧で同じ方向に向かって流れるものが直流、乾電池を使用しているものがこの直流に該当します。

一方、交流は一定の方向に流れる直流と違い、定期的に電流の向きが変わるため、プラスとマイナスを気にすることなく使用できるもの、いわばコンセントから流れてくる電流のことを指しています。このコンセントから流れてくる電流は、電圧や周波数が一定のものが流れてくるので、常に同じパワーの電力が流れています。

しかし、このインバーターを搭載していると、電流を交流→直流→交流と変わることができ、この電流を変えることにより電圧や周波数を自在に変えられるという仕組みになっています。

インバーター式は必要?

では、実際に洗濯機を動かすうえでインバーター機能は必要なのでしょうか。搭載されているものとされていないものでは、本体価格の値段に差があります。その価格の差が、節電、節水によって節約の金額より上回ることができれば、搭載したものを購入した方が良いと言うことになります。

搭載しているものを選ぶかどうかは、次にご紹介するメリット、デメリットも参考に決めてみてください。

インバーター式洗濯機のメリットとデメリット

インバーターが搭載している洗濯機は非搭載のものと比べると割高です。しかし、それ以上にメリットがあるのです。そんなメリットとあわせてデメリットもご紹介していきますので、検討する際参考にしてみてください。

メリット①節電効果がある

先ほど少しご説明しましたが、インバーターを搭載していると、モーターのパワーを調節できるのです。洗濯するうえで、どのようにパワーを調整するのかと言うと、洗浄時やすすぎ、脱水と必要なパワーが異なっており、それぞれに必要なパワーでモーターを動かせるように電力を制御することができるため、パワーが必要のないところでは電力を抑え、必要以上に電力を使わないので節電効果があります。

洗濯機は日々使用するものなので、日々の節電できる電力が散り積もって大きな節約に繋がるので節約志向の方にはとても大きなメリットと言えるでしょう。

メリット②音が静か

集合住宅にお住まいの方で夜間に洗濯機をまわしたいと言う方には特におすすめです。非搭載のものは、モーターと洗濯槽をベルトで繋いでいるのですが、インバーター搭載のものはベルトで繋いでいません。そのため、ベルト音がしないので静かなのです。夜間の洗濯機の音は、思った以上に響くので、静かに洗濯できるとなると安心です。夜間だけでなく、ご近所さんへ聞こえてしまう生活音が気になる方は、搭載しているものがおすすめです。

メリット③節水効果がある

インバーターを搭載していると、パワーを調整できるだけでなく洗濯槽の動きに合わせた水量で洗浄してくれるので、水量の調整も可能になっています。そのため、常に適正で最低限の水量で洗濯を行ってくれるので、節水にも繋がるというわけです。

インバーター式洗濯機のデメリットとは

静かで、電力も水量も調整してくれて万能のように思えるインバーター式の洗濯機ですが、一方でデメリットも存在しています。

なんと言っても、搭載しているものの価格が高いことです。これだけの機能を備えているので当たり前と言えば当たり前ですが、こちらはデメリットでしょう。また、インバーター搭載のものは、非常に重く持ち運びに苦労します。設置時は業者の方が運んでくれますが、日々の洗濯機のお手入れは自身で行わなければなりません。特に防水パンを掃除しようとなると、洗濯機を動かさなければなりませんが、重いため女性一人では難しいこともあります。防水パンの掃除をこまめに行いたいという方にはおすすめできません。

また、一人暮らし用の5kgの洗濯機には非搭載のことが多いです。5kgの容量の洗濯機であれば、安く購入できそうですがそもそもインバーターは搭載してないのです。特に一人暮らしをしている方で小さめの洗濯機を探している方は、気を付ける必要がありそうです。

インバーター式洗濯機とそうでない洗濯機との違い

ここまで、インバーター搭載の洗濯機について、どのようなものなのかということ、メリット、デメリットをご紹介してきましたが、非搭載の洗濯機との違いはなんなのかということをまとめてみましたので、搭載している洗濯機、していない洗濯機、どちらを選ぶか決める際の参考にしてみてください。

違い①使用する水量

インバーター搭載の洗濯機は節水できるとお伝えしましたが、実際どのくらいの節水ができるのか具体的にご説明していきます。

7kgの容量の洗濯機で見ていきましょう。インバーター搭載の洗濯機では92L、非搭載の洗濯機では119Lと、27Lも使用水量に差があります。毎日洗濯をするご家庭であれば、1か月の使用水量の差は810L、金額に換算すると75円、年間であれば900円の差があるのです。洗濯機の寿命は7年と言われていますので、1つの洗濯機の使用水量の差は、7年間で6300円にものぼります。

違い②電気代

ここでも、7kgの容量の洗濯機で見ていきます。インバーター搭載の洗濯機では2.6円、非搭載の洗濯機では4.6円と、2円の使用電力の差があります。この場合も、毎日洗濯をするご家庭であれば、年間であれば700円の差があるのです。洗濯機の寿命は7年と言われていますので、1つの洗濯機の使用電力の差は、7年間で4900円になるというわけです。

この節電には、パワーを調整するからと言うことも理由にあげられますが、そもそもの運転時間も異なるのです。インバーターを搭載字ているものの方が非搭載のものより、洗濯が早く終わるので時短にも繋がります。

違い③運転音

運転音にも大きな違いがあるのですが、洗濯機は特に脱水時に大きな音が出てしまいます、インバーター搭載洗濯機は39db、非搭載の洗濯機は46dbと静音性もインバーター搭載の洗濯機の方が格段に高機能なことがお分かりいただけるでしょう。

インバーター式洗濯機のおすすめ

ここからは、おすすめのインバーター搭載の洗濯機をご紹介していきます。どれも異なる特徴を持っているので、洗濯機に何を求めるのか熟考しながら参考にしてみてください。

おすすめ洗濯機①HITACHI ビートウォッシュ 8.0kg

日立 8.0kg 全自動洗濯機 ホワイトHITACHI
日立 8.0kg 全自動洗濯機 ホワイトHITACHI

ブランド名 日立(HITACHI)
商品重量 40 Kg
製品型番 BW-V80E-W

縦型の洗濯機の中では1番汚れが落ちると言われているのが、日立のビートウォッシュです。ナイアガラ洗浄で頑固な襟汚れや泥汚れの洗浄を可能にしています。洗浄力は強いのですが、洗浄力が強すぎで洋服の生地が傷みやすいと言う声もあげられています。

おすすめ洗濯機②ハイアール全自動洗濯機 5.5kg

ハイアール 5.5kg 全自動洗濯機 ホワイト
ハイアール 5.5kg 全自動洗濯機 ホワイト

ブランド名 ハイアール(Haier)
モデル JW-KD55B-W
商品重量 28.5 Kg

5.5kgの容量でインバータが搭載している珍しい洗濯機です。一人暮らしのアパート暮らしの方には静かなこともおすすめポイントです。風乾燥機能が付いており、部屋干し時も短時間でカラリと乾燥させてくれるため、生乾きに嫌な臭いも抑制してくれます。

おすすめ洗濯機③東芝ZABOON 10kg

東芝 10.0kg 全自動洗濯機 グレインブラウン
東芝 10.0kg 全自動洗濯機 グレインブラウン

ブランド名 東芝(TOSHIBA)
製品型番 AW-10SD8-T

ウルトラファインバブルと言う細かい泡を生成し、繊維の奥にまで洗剤が染み込むので奥の汚れまで綺麗に落としてくれるのが特徴です。音もとても静かなので夜間の運転音もきにならないことも、おすすめの理由にあげられます。

インバーター式洗濯機は節約上手!

インバーター式洗濯機は、本体が少し高いことがネックですが、節電、節水に繋がるのでトータルコスト的には安いのではないでしょうか。運転音も静かなので、使用する時間帯を気にすることなく洗濯できるので忙しい方や集合住宅に住んでいる方にもおすすめです!



※記事の掲載内容は執筆当時のものです。