セメントを使ってDIY!初心者が挑戦するなら何をそろえてどう作業する?

引用:Pixabay

セメントを使ったDIYは初心者でも行えて、意外と難しくありません。

とはいえ手順がわからないと、どうやって作業すればいいかわからないですよね。

  • セメントを使ったDIYの詳しい手順を知りたい
  • コンクリートやモルタルの違いは?
  • セメントを使ったDIYの事例も教えてほしい

セメントでDIYを行いたいと思った際、上記のような疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、「セメントを使ったDIYの詳しい手順やできること」をまとめました。

初心者の方でも記事を見れば実践できるようにまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

セメントとは?コンクリートやモルタルとの違いや使い分けについて!

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コンクリートとモルタルは似ており、混同することが多いかもしれません。厳密には原料や配合が異なるため、違う種類の資材です。

またコンクリートとモルタルには、異なる特徴や用途があります。

そのため合わない用途に使用すると、破損や強度不足になるので注意が必要です。

セメントとは一体なに?

セメントとは結合剤のことで、石灰石が主成分です。コンクリートやモルタルの結合剤として使用されます。

石灰石以外の材料は、以下のとおりです。

  • 粘土
  • けい石(鉱石の一種)
  • 酸化鉄
  • 石こう

上記の材料を細かく砕き焼いて、粉末状にしたものがセメントです。

セメントは水を混ぜると化学反応が起きて固まり、乾燥後はとても硬くなります。

コンクリートやモルタルとの違いは?

コンクリートとモルタルの違いは、以下の4点です。

  • 原料
  • 強度
  • 仕上がりの質感
  • 価格

・原料について

主原料は、コンクリートとモルタルも同じくセメントです。しかしセメントのほか、混ぜる材料に違いが見られます。

コンクリートはセメントを主原料に、砂利と砂を混ぜて練ったものです。そしてモルタルはセメントに、砂を加えています。

・強度の違い

コンクリートとモルタルは、強度や特徴も異なった資材です。モルタルはヒビ割れしやすく、あまり強度が高くありません。

反対にコンクリートは強度が高く、ひび割れしにくい特徴があります。そのため強度が必要な部分には、コンクリートを使用するのが一般的です。

・仕上がりの質感

コンクリートとモルタルでは、仕上がりの質感も違います。モルタルの乾燥後の仕上がりは、ツルツルとした手触りです。

コンクリートは原料に砂利を使用しているので、ザラザラとした手触りに仕上がります。

・価格の違いについて

かかるコストの違いも、異なる点の1つです。モルタルは、価格の高いセメントを使う量がコンクリートよりも多くなります。

同じ分量で比較すると、コンクリートよりもモルタルの方が価格は高いです。

建物の基礎や広い場所に施工する際は、コストを抑えられるコンクリートの方が良いでしょう。

場所によって使い分ける必要がある

強度が異なるコンクリートとモルタルは、場所に合わせて使い分けるのが一般的です。

ヒビ割れしにくいコンクリートは、強度が必要な建物の基礎や土台に使用されます。

モルタルはひび割れしやすいので、基礎や土台には不向きです。

しかしツルツルとした仕上がりになるモルタルは、目地材や仕上げ材として使います。

必要な強度や仕上がりに応じて、コンクリートかモルタルを選択しましょう。

セメントの作り方について!用意するものと材料の混ぜ方を解説

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事前に使う道具を準備しておくと、スムーズに作業を進められます。

また材料の配合は用途や求める強度によって異なるため、しっかりと確認をしましょう。

コンクリートやモルタルは、施工する場所や用途に合わせた配合にします。

事前に準備するもの

以下のものを事前に準備してから、作業を行います。

  • 軍手や手袋
  • 大きめの容器
  • ショベル
  • 防水シート

セメントは、いくつもの材料を混ぜて使用します。

そのためすべての材料が入るような、大きめの容器が必要です。

大量のセメントを練るときは、「トロ舟」と呼ばれる専用の容器を準備します。

赤長 DIYトロ舟 ブラック 60L 約410×715×207mm
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また材料をしっかりと混ぜるために、ショベルも必要です。

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作る量が少ないときは、バケツや園芸用スコップを代用しても良いでしょう。

また水を使用するので、作業を行う場所が濡れます。

そのため防水シートを敷くと安心です。

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セメントを使ったコンクリートの作り方

セメントでコンクリートを作る際、材料の配合をしっかりと守ります。

理由は材料の割合が適切でないと、コンクリートが弱くなるためです。

コンクリートを一般的な用途で使うときは、以下の割合で作ります。

  • セメント1
  • 砂3
  • 砂利6

より高い強度のコンクリートを作るときは、以下の割合を参考にしてください。

  • セメント1
  • 砂2
  • 砂利4

水以外の材料をよく混ぜてから、少しずつ水を加えます。

加える水の量は商品ごとに指定が異なるので、商品の表示に従いましょう。

やわらかさの目安は、ショベルで少量すくって流れ落ちない程度です。

水の量は、コンクリートの状態を見ながら調節します。

セメントを使ったモルタルの作り方

表面仕上げにモルタルを使う場合の割合は、以下のとおりです。

  • セメント1
  • 砂3

強度が高いモルタルは、砂の量を減らします。以下の割合を参考にしてください。

  • セメント1
  • 砂2

モルタルを作る際も、水で練る前に材料を均一に混ぜ合わせます。

加える水の量は、モルタルの状態を確認しながら調節しましょう。

乾燥しやすい夏場は水を多めに、乾燥しにくい冬場は水の量を少なめにすると良いです。

扱う上で注意する点

セメントを扱うときは、以下の2点に気を付けましょう。

  • 作業時の服装
  • 施工後の管理

セメントは強いアルカリ性なので、肌に付着すると肌荒れの原因になります。

そのため作業をする際は、必ず軍手や手袋を着用しましょう。

また水を加える前のセメントは、粉末状になっています。

吸い込まないように、マスクを着用して作業すると安心です。

そしてコンクリートやモルタルは、混ぜる工程で飛び散ることがあります。

汚れても良い服と、長靴を着用すると良いでしょう。

コンクリートは急速に乾燥すると収縮し、ヒビ割れてしまいます。

施工して1週間程度は水を撒いたり、防水シートでカバーしたりしましょう。

セメントでDIYをするならどんなことに使える?花壇や土間の作り方

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土間や駐車場は、DIYで施工が可能です。

また広い場所に施工する以外に、セメントで小物も作れます。

初心者で土間や駐車場を作るのが不安な方は、小物作りから始めて扱い方に慣れると良いでしょう。

土間コンクリートを打設する方法

土間にコンクリートを打設する場合は、地面を平らにならしてから作業を行います。

地面が平らになっていないと、コンクリートの仕上がりにも影響が出やすいです。

またコンクリートを流し込む前に、ワイヤーメッシュ(針金がマス目状になった金網)を敷きましょう。

ワイヤーメッシュを敷くと、コンクリートの強度が上がります。

表面仕上げをするときは、流し込んだコンクリートの表面を軽くコテで叩くと良いです。

軽く叩くとコンクリート内の砂利が沈み、表面をキレイにならせます。

表面を仕上げつつ、コンクリートを流し込みましょう。

駐車場のコンクリートDIYにも使用可能

駐車場にコンクリートを打設したい場合でも、DIYで行えます。

基本的な手順は、土間に打設する場合と同じです。

コンクリートを地面と同じ高さにしたいときは、事前に地面を掘って高さを調整します。

掘った地面は平らに押し固めてから、コンクリートを流し込みましょう。

また広い範囲の施工をDIYする場合、時間がかかってしまいます。

時間がかかりそうなときは木枠を利用し、少しずつ作業を行うのがおすすめです。

木枠でできたスキマ(目地)は、モルタルで埋めると見栄えが良くなります。

100均のセメントでミニプランターを作成

セメントは、100均でも購入可能です。

1袋500g入っており、水を加えるだけで使用できます。

100均のセメントは少量なので、小さなものを作るときに最適です。

牛乳パックやカップ麺の容器を利用して、ミニプランターが作れます。

また使い捨てられるものを型の代用で使用するので、片付けもかんたん。

自宅にあるもので手軽に作れるため、初めてセメントを扱う方におすすめです。

花壇のレンガ積みにはモルタルを使用

レンガを使って花壇を作る場合は、モルタルの使用がおすすめです。

接着剤にモルタルを使用するときは、レンガを前もって水に浸けます。

※モルタルの水分をレンガが、吸収しないようにするためです。

レンガに水分を含ませるとモルタルがしっかりと硬化し、接着力が増します。

またレンガは、少しの歪みが大きな傾きの原因になりやすいです。

そのため掘った溝に砂利を敷き詰める際、水平器でチェックしながら作業を行います。

レンガを積むときもこまめに水平を確認しながら、丁寧に作業を進めましょう。

まとめ:セメントを使ったDIYは意外と難しくない!まずは挑戦してみよう

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セメントを使ったDIYは、難しいと思われがちです。

しかし材料の配合や手順を守れば、それほど難しい作業ではありません。

失敗しないよう注意点をしっかりと理解し、セメントを使ったDIYに挑戦しましょう。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。