最強防草シートおすすめ12選!基礎知識から敷き方まで徹底解説!
庭や畑があると、年間を通して雑草が生えてきて困る、草刈りが大変だという方は少なくありません。防草シートを使うと、そんな悩みを解決できます。
おすすめの最強防草シートをご紹介、自分で敷く方法も併せてご紹介します。防草シートを使って草刈りの労力を減らしましょう。
防草シートのメリット・デメリット
防草シートは、雑草が生えるのを防ぐシートです。お子さんがいらっしゃる家庭や、家庭菜園をしている方は雑草を防ぐための農薬を散布するのは気が引けたり、生えてくるたびに雑草を抜かなければならないのも面倒と言う方には、防草シートは救世主とも言えます。
メリットしかなさそうではありますが、シートを敷いてそのままにしておくと見栄えはとても悪いです。防草シートは紫外線などで劣化もしますので、破れてしまったりするとなおさらです。
庭や玄関周りで防草シートを使う場合は、上に砂利を敷いたりして見栄えをよくするとシートも長持ちします。
防草シートの選び方
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ここからは、防草シートの選び方をご紹介していきます。防草シートは多くのメーカーから販売されており、特徴や大きさなども様々です。自分が防草シートに何を求めるか、考えてみてください。
選び方①水はけの良さ
選び方1つ目は、水はけのよさです。防草シートの水はけが悪いと、水がたまった状態になってしまいます。勾配があって水が流れて行くような場所ならいいですが、水たまりの状態になってしまうと虫が湧いたりする可能性もあるため不衛生です。
防草シートの中には不透水のタイプもあり、不透水の方を使った方ががいい場所もあります。しかし自宅の庭などに敷く場合は水はけのがいい方が良いので、透水性があるのかをチェックして選びましょう。
選び方②遮光性能
続いての選び方は遮光性能です。植物は日当たりのいい場所と日陰ではどちらが良く育つか、と言うことを子供の頃に実験した経験のある方が多いですが、日が当たらない方が雑草も育ちにくいです。そのため遮光性の高いものを選ぶと雑草が育ちにくくなります。
遮光率が記載されているものだと分かりやすいですが、防草シートが厚手のものや、フィルムが濃い黒色だと遮光性が高く、雑草が生えてきにくくなるのでおすすめです。
選び方③耐用年数
選び方3つ目は、耐用年数です。一度敷いてしまうと、新しいものに交換するのはとても大変なので、出来るだけ長持ちするものを選ぶようにしましょう。雨風、紫外線などでも防草シートは劣化していくので、耐用年数が長いほど劣化にも耐えられると言えるでしょう。
耐用年数が短いと交換の時期も早くなり、劣化にも弱いということになるので、交換費用を考えると高くても耐用年数が長いものを選ぶ方がかえってコストパフォーマンスがいい場合も多いです。商品の耐用年数を購入前に必ずチェックしてみてくださいね。
選び方④値段
最後は値段で選ぶ方法です。幅や何メートル入りなのかなどでも違いはありますが、素材や耐用年数などにもよって、値段はお手頃価格のものからいいお値段のものまで様々です。
安いものは遮光性があまりなかったり大きさが小さいということもあるので、欲しい大きさのものだとどのくらいの値段のものがあるかをチェックしてみましょう。広範囲に必要な場合だと値段も張ってしまうので、予算を決めておくと選びやすいです。
防草シートの敷き方
ここからは防草シートの敷き方を紹介していきます。防草シートを敷く前に、敷きたい場所の整地を行います。雑草を抜き、凸凹になっている場所は平らにするようにします。雑草は根まで取り切れないことが多いので、除草剤を使っておくと安心です。
シートをまず敷きたい場所に張って、それからハサミなどでカットしていきます。長さが足りない、広範囲のときは10cm以上重なるように敷いてカットします。カットが終わったら、専用の釘でシートを固定します。砂利を使わない場合は50cmくらいの間隔が目安です。
固定したら、シートの隙間と釘の部分に専用テープを貼り付けます。隙間があると雑草が生えてしまうので、専用テープは重要です。シートのみの場合はこれで完成ですが、この上に砂利や人工芝などを置くと劣化防止にもなります。
業者に依頼すると?
防草シートを自分で敷くのは大変だという場合は、業者に敷いてもらうことも可能です。もちろん綺麗に仕上がりますが、シートを敷くだけの金額では済みません。草刈り、除草剤の散布、整地、砂利を敷く作業などにも作業代がかかってきます。
広さや作業内容にもよりますが、シート代も合わせると10万円を超える場合もあります。そこまでお金をかけたくない、広さがそこまでないという場合は、自分で作業出来るので、ぜひチャレンジしてみてください。
おすすめの防草シート12選
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ここからはおすすめの防草シートをご紹介していきます。材質は商品によって様々なので、耐用年数やサイズと併せて自分が使いやすいものや、予算の範囲に入る防草シートをチェックしてみてください。
おすすめ①プランテックス
最初におすすめするのが、デュポン社のプランテックスです。プロも使う王道の防草シートで幅1m×長さ30mで厚さは約0.64mm、はさみやカッターでカット出来ます。
薄いので、目詰まりしにくく水はけがいいです。極太繊維と特殊熱圧着の4層構造で耐久性があり、貫通性が高い植物も抑える力があります。むき出しの状態で耐用年数が7年から13年、砂利の下に敷く場合は半永久的に効果が持続するので、おすすめです。
化学物質も使用しておらず、環境に優しい素材なので、お子さんがいる家庭でも安心して使えます。ウッドデッキの下にも使用可能です。
おすすめ②グッドライフウッド 防草シート
おすすめ2つ目は、グッドライフウッドの防草シートです。1m×10mの商品で、ロール状ではなく35cm×30cmに畳んだ状態なので、保管がしやすいです。平織のシートなので透水性が高く、薄手なのでハサミでカットもしやすいです。
防草シートの上に人工芝ロールを敷くと見た目も良く、長持ちもし、価格がかなりお手頃なので、畑にも使いやすいです。
おすすめ③アストロ 防草シート
おすすめ3つ目は、アストロの防草シートです。アストロは不織布専門店で、原反から製造して様々なサイズが販売しています。50cm幅で20mのサイズが量もありながら、価格も手頃で畝のサイズにもピッタリでおすすめです。
厚みのある太い繊維に耐候剤を練り込んだシートで、耐久性が高いのが特徴です。また、遮光性が98.11%と高いので、根がある状態でも成長を抑制してくれます。厚さ1mmありますが、液体肥料も通すので透水性は高いです。
耐候年数は約2年で、不織布なのでほつれにくく丈夫です。
おすすめ④日本ワイドクロス 防草アグリシート
組織:綾織
材質:ポリプロピレン(チタンホワイト糸 耐候安定剤入り)
加工:即効透水性加工(特許出願中)
ライン:ブルー格子ライン入り
タイプ:リバーシブル
続いてのおすすめは、日本ワイドクロスの防草アグリシートです。農業資材を扱うメーカーの商品で、50cm幅で100m入りなので広い敷地に敷きたい方や露地栽培をしている方におすすめです。高密度の強力特殊織なので耐久性が高く、透水性もあります。
一番の特徴は、シートの面が黒と白のリバーシブルになっているため、好みで好きな方を選べます。横糸に使われている耐候安定剤入りのチタンホワイト糸は、太陽光を反射するので、明るい栽培環境と果実等の色付きを促進してくれる効果があります。
おすすめ⑤東レ アクスター
おすすめ5つ目は、東レのアクスターです。合成繊維や合成樹脂などを扱う大手化学企業が、防草目的のために開発した商品で、ポリエステル100%の長繊維不織布素材です。G2150BKは1m×10m、厚さは0.4mmですが、貫通抵抗性が優れているので強い雑草にも負けません。
遮光性、通気性、透水性も高いので、お庭の防草にはもちろん、太陽光発電の下に敷くのもおすすめです。
おすすめ⑥マルソル 防草シート
続いてのおすすめは、マルソルの防草シートです。:幅1m×長さ50mでモスグリーンの防草シートになります。自然に溶け込みやすい色なのでそのままでも使いやすいシートです。
透水性がありながら、ぬかるみも防止してくれるので、畝にも使いやすいです。耐候性は約5年で、ハサミでカットしてもほつれない、丈夫な構造になっています。
おすすめ⑦JTENG 防草シート
【2020年改良版】固定ピン30本+30本黒丸で合計30本の固定シート押しピンです。材質:ポリプロピレンスパンボンド不織布(耐侯剤配合) サイズ:10m×2個;本体重量:約2kg;両面使用可能。
おすすめ7つ目は、JTENGの防草シートです。1m×10mのシート2つと固定ピン30本とワッシャーがセットになっているので、わざわざ付属品を買わずに済む使いやすいセットになっています。UV剤入りのシートのため紫外線に強く、厚手で丈夫です。
耐用年数は約3年ですが、遮光率が約99.9%と高いので効果を得やすいという特徴があります。家周りはもちろん、ウッドデッキ下や菜園、空き地や墓地など様々な場所で活用できます。水はけも良く、薬剤も未使用で安全性が高くコストパフォーマンスも高いシートです。
おすすめ⑧日本マタイ 防草シート
サイズ 幅(約)50cm×長さ(約)10m
耐用年数(目安):1年~3年程度 直射日光下:1年~2年 日陰:2年~3年 ※効果やシートの耐久性は、使用状況や場所などにより異なります。
続いては、日本マタイの防草シートです。日本マタイは包装資材や合成樹脂製品などを製造・加工・販売しているメーカーで、防草シートだけでなく日よけネットやマルチフィルムなどの園芸・農業資材も扱っています。
地面にもなじむ茶色いシートで、カットしてもほつれにくいのでそのままでも使いやすいシートです。耐用年数は1年から3年ですが、直射日光が当たる状態だと1.2年程度の耐久性になるので、日陰で使うか砂利を敷くなどして長持ちさせるのがおすすめです。
おすすめ⑨キンボシ ファームガーデン 超強力防草シート
おすすめ9つ目は、キンボシのファームガーデン 超強力防草シートです。キンボシは園芸機械や園芸用具を扱うメーカーで、ファームガーデン 超強力防草シートは遮光率99.9%で日本製の防草シートになります。
サイズのバリエーションが豊富で、幅0.75mや3mのものまであるので、自分の使いたいサイズを選びやすいです。厚さが0.65mmと厚手で、耐用年数も約10年と耐久性も高いです。耐用年数を考えると価格も手頃なのでコストパフォーマンスも高いと言えます。
おすすめ⑩シンセイ 防草シート
材質:PP(抗菌剤入り)。 対応年数4年~5年(保障値ではありません。使用状況により異なります。)抗菌剤入り。 遮光率:約95%。 重さ 120g/㎡。
おすすめ10個目は、シンセイの防草シートです。1m×100mのビックサイズですが、価格は手頃なので畑や庭中に使いたい方におすすめです。抗菌剤入りなのでカビが生えにくく、透水性もあります。
遮光率は約95%で、対応年数は4年~5年です。価格面と量を考えると惜しみなく使えるので便利です。
おすすめ⑪アイアグリ デュポンザバーン 防草シート
続いては、デュポンのザバーン防草シート240Gです。2m×30mで厚みが0.64mmの厚手4層構造シートになります。ザバーンシリーズの中でも紫外線劣化防止剤を改良し、多く含有しているタイプで、むき出しで法面にも使用しやすく、紫外線が当たっても長期間耐えられます。
紫外線に当たらない場所なら半永久的に効果が持続する強力タイプで、酸やアルカリなどの耐薬品性にも優れます。価格はかなり高めですが、様々な場面で効果を発揮する応用力のあるシートです。
おすすめ⑫ザバーン350G
最後のご紹介するのが、ザバーン350Gです。ザバーンシリーズの中でも厚みが0.8mmと分厚く、耐久性抜群の丈夫なシートです。350Gも色はグリーンで、むき出しのままでも使いやすい色になっています。
他のザバーンシリーズと同じ4層構造で雑草の抑制力や透水性も高いのですが、むき出しの状態で耐用年数が10~15年とかなり長持ちする強力なシートです。砂利の下では半永久的に使えるので、価格は高いですが納得の強度があります。
防草シートのおすすめ関連アイテム
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ここからは防草シートと併せて買いたいおすすめの関連アイテムのご紹介です。シートを敷くだけでは風で飛ばされてしまうので、押さえるものが必要です。せっかくシートを敷いても意味がなくなってしまうので、一緒に用意しましょう。
アイテム①JTENG Uピン杭
アイテム1つ目は、JTENGのUピン杭です。防草シートを地面の固定するためにピンで、腐食やサビが起きにくいスチール製です。人工芝や農業用防虫ネットの固定にも使えます。ハンマーで叩くだけなので、女性でも打ち込みやすく使い勝手もいいです。
アイテム②ザバーン 接続テープ
アイテム2つ目は、ザバーンの接続テープです。ザバーンシリーズのシートに対応した接続テープなので、色はグリーンです。シートの接続部や端部に使用し、剥がれたり隙間が出来るのを防ぎます。粘着力のあるテープです。
アイテム③伊勢砂利
サイズ:約9mm ※表記外のサイズの石が入っている場合があります。
重量:400kg (20kg×20袋セット)
容量:250L (12.5L×20袋セット)
アイテム3つ目は、伊勢砂利です。シートの上に敷いて紫外線から守りつつ、景観も良くしてくれる砂利です。約9mmの砂利で比較的細かいです。雨に濡れると色合いが白系からベージュや茶色系に変わるので、雰囲気も変わって庭を彩ります。三重県産の石で、砂利の量は選べます。
防草シートで雑草を防ごう!
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おすすめの防草シートをご紹介してきましたが、サイズや価格もそれぞれだとお分かりいただけたのではないでしょうか。防草シートの敷き方もそう難しくはないので、狭い範囲で敷きたいという方は、自分で作業するのがおすすめです。
雑草の草刈りの作業は毎年、年に何度もして夏場は雑草との戦いと言うお宅も少なくありません。一度防草シートを敷いてしまえば半永久的にもつ商品もあるので、敷く労力と毎年の草刈りの労力を比較すれば、防草シートを使うととても楽になること間違いなしです。
ご自分の買いやすい価格や耐用年数を考えつつ、使いやすい防草シートを見つけて、雑草が生えにくい環境を手に入れてください。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。