おしゃれな作業台DIY方法とは?簡単な作り方を徹底解説!
いざDIYをしよう!と思っても汚していいテーブルや作業スペースがなく、「どこで作業しよう」「家のダイニングテーブルを汚してしまった!」と悩んだことがある方は多いのではないのでしょうか。そんな時にあると便利なのがワークベンチとも呼ばれる作業台です。
今回は、そんな作業台の作り方やポイントについてまとめてみました。自作で作業台を作りたい!という方の為に作り方の実例も数多くご紹介していきますので、おしゃれに楽しくDIY作業をしたい方は是非参考にしてみてくださいね。
あると便利な作業台(ワークベンチ)
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まずはじめに作業台の必要性について掘り下げて解説していきましょう。なぜ作業台があると便利なのか、なぜこんなにもDIY愛好家が作業台について拘るのかが解らない方は、是非参考にしてみてください。
DIYに作業台は欠かせない!
DIYで組み立て・切断・塗装のどれをしようと思っても、汚れても気にならない何かしらのスペースが必要になってきます。「床に新聞や段ボールを敷けば問題がないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、組み立てる際には固定する工具や高さが必要になる場合が多いのですし、木材を切断する場合には床が傷つかない為にも台に乗せて切断したいですよね。
そんな時に役に立つのが作業台です。作業台は仮設タイプから常設タイプ、工具を収納できる棚付きのタイプや簡易的なものまで様々なタイプがあります。適切な作業台を選ぶ事により、DIYでの疲れも軽減出来ますので是非あなたのニーズにあった作業台を見つけてみましょう。
作業台のDIYからはじめてみよう
DIYを行うにあたってとても便利な作業台ですが、実は作業台自体をDIYで作成することも可能です。SNS等では様々な作業台の実例やアイデア、自分だけの作業台を紹介しているDIY愛好家が数多くいますよ。作業台の作成は比較的難易度が高くない為、DIY初心者であっても作りやすいです。是非、DIY入門でてはじめに作業台作りから始めてみては如何でしょうか。
自作作業台のメリット
ここまで作業台の良さや必要性についてご紹介していきましたが、ただの作業用の台なら安価なテーブルをDIYの作業用に購入すれば良いのではないかと思う方も多いと思います。なぜ当記事ではここまで自作の作業台をおすすめするのか?それには2つのメリットがあるからです。この項では自作で作業台を作ることにより生じるメリットについて見ていきましょう。
メリット①コストがかからない
1つ目のメリットはコストがかからないという点です。通常、市販の作業台やそれに準ずる台を購入しようとした際には最低でも2~3万円のコストがかかってしまいます。DIYは安いコストで自分だけの素敵な品を作れることがメリットの1つなのに、作業台1つ作るのに数万円のコストをかけていては何の意味もありませんよね。
そんな時におすすめしたいのが作業台の自作です。サイズや材質によりコストは異なりますが、自作で作業台を作った人の中には2,000円以内で素敵な作業台を作成したという強者までいるほどです。作業台をとにかく安く手に入れたい!という方にはコストのかからない自作の作業台が大変おすすめできると言えますよ。
メリット②自分にぴったりのものが作れる
2つ目のメリットは、自分のイメージやお部屋の建具やインテリアに合った作業台が作れるという点です。作業台に限らずDIYで作ったあなたの作品は、事前に部屋のサイズや色味に合わせて作れるいわばオーダーメイド品といっても過言ではありません。
お部屋の限られたスペースやデッドスペースにピッタリと置ける作業台を作れることは勿論、外で作業することがある方は持ち運びタイプを作成することも可能です。あなたの身長に合わせて台の高さを調節したり、頻繁に行うDIY内容に沿って作業台をイメージできますので正にあなただけの1台が作れるという事になりますね。これはDIYをするものにとってはとても大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
自作作業台作り方のコツ
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続いて自作作業台を作る前に知っておいた方が良い4つのコツをご紹介していきます。作業台は簡易的な台より少し難易度の高い作品ですので、DIY初心者の方は失敗がないように一度目を通しておくことをおすすめしますよ。
コツ①加工材の設置
1つ目のコツは加工剤を設置・固定できるスペースを設けておくという点です。作業台の上で行う作業の中で最も多い動作といっても過言ではないのが、木材などの加工材の固定ではないでしょうか。
1人で作業を行うと言った時には、どうしても2本の手では足りないという場面が出てくると思います。そこで役に立つのがクランプやバイス・万力などの固定具ですね。これらの固定具は台に挟み込み設置し、加工材を固定するタイプが多いのでこれらの工具を用いる事を予め想定して作業台の厚みを決定しておくと後々便利だと言えるでしょう。
コツ②身長に合った高さ
2つ目のコツは作業台が自分の身長にあった高さであるかどうかです。身長が高めの人は通常の台より高めに、女性など身長が低めの方は通常の台より低めに作業台を作成することにより、腰への負担を軽減し作業効率が上がりますよ!極端に低かったり、高かったりする作業台は効率を下げるだけでなく、ケガの原因にもなりかねませんので気を付けましょう。
ちなみに、一般的に作業しやすいといわれている高さは70cmほどと言われており市販のキッチンの高さやダイニングテーブルの高さも70cmほどに設定されていることが多いです。しかし人間工学では「身長÷2+5cm」とも言われます。諸説ありますので、普段から問題なく使用しているテーブルやキッチンの前に立ってみて自分に適した高さはどのくらいなのかを確かめてみるのも良い方法でしょう。
また、普段DIYをする際に立って行うか座って行うかも思い返してみましょう。座って作業を行うことが多い場合は椅子が別途必要になりますし、座高を踏まえた作業台の高さにした方が快適だと言えます。
コツ③重量
3つ目のコツは作業台の重量です。木材は一般的に重量が重ければ重い程、その木材で作成したものは頑丈になる傾向にあります。作業台は一般的なテーブルとは異なり木材や工具など比較的重量の重いものを置く傾向にあります。軽作業のみのスペースなら深く考える必要はありませんが、重い木材を固定したり切断するシチュエーションがあるかもしれない方は、重量のある木材などでしっかりとした丈夫な造りの作業台を作成しましょう。
コツ④平面
最後に挙げられるコツは作業台そのものがしっかり平面であるかという点です。作業台を作るなら最低限、この平面であるかどうかだけは必ずチェックしておきましょう。平面でない場所での作業は安全性も損ないますし、なによりDIY自体の失敗に繋がります。真っすぐ切断できなかったり、パーツ同士とっかりと固定できない原因にもなりますので、面倒くさがらずにしっかりと注意して行いましょうね!
平面かどうかを調べたい場合には、水平器などを用いると地面との水平さを計測できますので、余裕があれば合わせて水平器も購入しておきましょう。
簡単に作れる自作作業台!【折りたたみ】
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それでは実際に作業台を作成する方法や実例、作業台を作成するにあたってあると便利な道具について見ていきましょう。この項では狭いスペースでも設置できる簡易的な折りたたみ作業台の作り方の実例を3例ご紹介します。
自作①ソーホースブラケットを使って
折りたたみの作業台を作成しようと思っている方に大変おすすめなのが「ソーホースブラケット」を用いたDIYです。ソーホースブラケットとは、簡単に言うとツーバイフォー木材を差し込み机の取り外し可能な脚の部分を作成する便利な金具の事です。
ソーホースブラケットの金具によって脚の部分の木材と天板部分のコンパネを結合することにより簡単に折りたたみ式のテーブルが作れる画期的なアイテムですよ。
使用方法は、ツーバイフォー木材をソーホースブラケットに差し込み、ネジで留めるだけという簡単設置であるうえに、机を使用しない際には脚を取り外しコンパクトに折りたたみ収納できる利便性の高さからDIY愛好家に高い人気を誇っています。勿論作業台以外のちょっとしたテーブル作りにも、バーベキュー用のアウトドアテーブル用にも用いることが出来ます。
通常、折りたたみ式のテーブルは安定性の低さがデメリットとされていますがソーホースブラケットは木材と木材をしっかりと固定してくれますので安定した環境で作業できますよ。利便性・コスパ・省スペースの全てを叶えたソーホースブラケットで是非作業台を作成してみては如何でしょうか。
カラー:ブラック
パッケージサイズ(約):横190×縦110×奥100mm、本体サイズ(約):2”×4”の木材用
重量(約):514g(1セット2個)
作り方
この項では、実際にソーホースブラケットを用いた作業台の作り方をご紹介していきたいと思います。ソーホースブラケットを用いた折りたたみ作業台作りは下記の5ステップで簡単に出来ますよ。
- ツーバイフォー木材8本(脚用)、ツーバイフォー木材2本(天板支え用)コンパネ(天板用)、ソーホースブラケットを用意する
- ツーバイフォー木材4本、コンパネを塗装する(必要であれば)
- 塗装した木材4本にソーホースブラケットを取り付けネジで固定し脚の部分を作成し立てる
- ソーホースブラケットの先端に天板支え用のツーバイフォー木材を挟む
- 天板支え用の木材の上にコンパネ天板を乗せれば完成!
上記が簡単な手順になりますが、動画で作成方法を予習しておくことにより、作業台作りのイメージが膨らむかと思いますので、購入する前に一度ご覧になってみてくださいね。
自作②アウトドアでも使えるテーブル
次にアウトドアでも使用できる男前な印象のワイルドな作業台の作成事例をご紹介します。アメリカンテイストで大変お洒落なテーブルですが、安価で簡単に作ることが出来ますよ。動画にて解りやすく解説していますので、是非作業台作りの参考にしてみましょう!
自作③取っ手付きで携行性抜群
最後にご紹介するのが、折りたたみな上に取っ手付きで携帯性が抜群な作業台です。自宅での作業も勿論ですが、アウトドアで使う事も考えると取っ手付きのテーブルはとても便利ですよね。少しの工夫でとても便利な作業台を作ることが出来ます。外でDIYや作業をする機会が多い方は是非、取っ手付きタイプも検討してみましょう。
簡単に作れる自作作業台!【アイデア満載】
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最後に、簡単なのに大変便利になる自作作業台3つのアイデアをご紹介して終わりたいと思います。目から鱗のアイデアばかりなので、是非取り入れてみて下さい。
アイデア①コンセント付
1つ目のアイデアは、作業台にコンセントを付けるというアイデアです。コンセントを付けておくことにより、電気工具を延長コードを用いることなく使用できます。意外と電動工具のコードは短いのでわざわざ作業台から移動して使用していた方も多いのではないでしょうか。作業台にもともと設置しておけば簡単に使えますよ!
コンテントは最低でも2口以上あると便利でしょう。机を切り抜き埋め込み式のコンセントを作成すると見栄えも良くスッキリとするので大変おすすめです。
アイデア②カラーボックス簡単
2つ目のアイデアはカラーボックスを用いて簡単に作業台を作るというアイデアです。カラーボックスはホームセンターで千円以下で購入できる場合も多いのでコストをかけたくない人でも安心して挑戦できます。もともと仕切りがついており収納力が高いので工具を収納することもできますよ!
大型の作業台が必要な場合には複数のカラーボックスを購入し、天板を乗せ固定し合体させるという方法もあります。ご自宅のスペースに応じてカラーボックスで作業台を作ってみましょう。中にはカラーボックスと、ディアウォールを上手く組み合わせて壁面収納付きの作業台を作成したユーザーもいます。安価で簡単に収納力の高い作業台を作成したい方は是非実践してみてください。
アイデア③スライド式で省スペース
最後にご紹介するアイデアは、作業台をスライド式にしてスペースを削減するというアイデアです。イメージとしてはパソコンデスクのキーボードを設置する場所のように普段は棚の中に台は閉まってあって作業する際は引き出すといった感じですね。
スライド式にすることにより省スペースで作業できますので、作業台は欲しいけど大きな台を設置する場所はないという方はスライド式の作業台を検討してみてくださいね。
自作作業台で効率良く作業しよう!
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今回は、DIYにかかせない作業台についてまとめてみました。作業台を自作にすることでコスト削減するだけでなく、あなただけのお気に入りの1台を手に入れることができます。省スペースでも作業台を使用したい方にはソーホースブラケットを用いた作業台の作成が大変おすすめですよ。
自分に合った作業台を選ぶ事で作業効率があがり、DIYライフが更に素敵なものになります。是非当記事でご紹介した事例を参考に、あなただけの1台を作成してみてくださいね。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。