ドアノブの交換方法とは?基礎知識から簡単な方法までを徹底解説!

DIYをしていく中で用途やデザイン性などの理由でドアノブを交換したい場合があると思います。ですが、ドアノブ一つとっても様々なタイプや構造があります。ここではドアノブの基礎知識から交換方法までお伝えしますので、是非参考にしてみてください。

ドアノブ交換の基礎知識

ドアノブを交換するにあたって基礎知識をお伝えします。ドアノブの構造や基本的なタイプを知るところから始めてみましょう。

ドアノブの構造

引用YOURMYSTAR STYLE

ドアノブの構造に登場する部品の上記の図の内容となります。ここでは部品を順番に説明します。

・ドアノブ:取っ手部分のことであり、外側と内側にそれぞれノブがあります。

・丸座:ドアノブのカバーになっている部品を言います。

・座金:固定リングとも言われており、ドアを開閉する際にドアノブが必要以上に回転しないように固定する器具です。

・ラッチ:ドアの側面から出ている小さな金具で、通常は出ている状態であり、ドアノブを回すと引き込む仕組みとなっています。

ドアノブを構成する部品を説明しました。部品名を全て覚える必要は無いですが、実際に修理をする際に必要となりますので把握しておくことをおすすめします

DIYできないドアノブ

タイプによってはDIYできないタイプがありますので、ここでは2つのタイプを紹介します。

・プッシュプルハンドル
家庭の玄関に一般的に採用されている、縦型の形状で押し引きしてドアを開閉するタイプです。ハンドルの上下に2つの鍵が付いているため、防犯性が高く開閉しやすいのが特徴的です。このタイプは構造が少し複雑なため自分で修理するには難易度が高いです。DIYには向かないタイプなので、プッシュプルタイプのドアノブ修理は業者に任せた方が良いです。

・サムラッチハンドル
このタイプは、ハンドルを握ったとき親指を使ってラッチという留め金を外すことで開閉できるタイプのドアノブです。華やかな形でデザイン性が高いため洋式の玄関に一般的に採用されています。持ち手がマグカップの様なシルエットなのが印象的ですが、サムラッチハンドルも構造が複雑なので自分で修理するのは控えて業者に任せましょう。

DIYできるドアノブの種類

DIYが可能なドアノブの種類は限られています。その中でもDIYが可能な3つのタイプを集めましたので紹介します。

種類①円筒錠

円筒錠のタイプは以前は戸建ての勝手口のドアや、アパートなどの玄関などにも多く使われていましたが、防犯性が低いという理由で現在は室内ドア用として採用されることが殆どです。台座部分にネジがなく、内側のノブを先に外さないと外側のノブが外れなくなっている構造となっており、鍵をかけられるタイプと鍵をかけられないタイプがそれぞれあります。

種類②インテグラル錠

インテグラル錠のタイプは、鍵をかけると四角いかんぬき状の金具が飛び出して、ドア枠側の同じ様な四角い穴にはまり施錠する構造のドア錠です。防犯性が高いため、玄関や勝手口のドアに採用されています。

種類③チューブラー錠

チューブラー錠のタイプは、ドアノブを木のネジで固定するシンプルなタイプのドア錠です。一般的にリビングや子ども部屋などの室内の間仕切りドアに、鍵つきのものがバスルームのドアやトイレなどに採用されています。

ドアノブの交換方法【外し方】

それぞれのタイプの外し方を集めました。ドアノブを外す際の参考にしてみてください。

外し方①円筒錠

このタイプのドアノブの外し方は下記の手順になります。

1.ドアノブの根元にある小さな穴にキリやピンを差し込み、軽く押しながらドアノブを引き抜きます

2.丸座の下部分もしくは横にある穴にマイナスドライバーを差し込み、軽く押し上げて、てこの原理で丸座を取り外します

3.金具を留めてあるビスをドライバーを使って外します

4.室外側のドアノブを外します

5.ドア側面のビスをドライバーで取り外し、ラッチとフロントを外します

外し方②インテグラル錠

このドアノブは、道具を使わずに手で取り外すことが可能となっています。一部のインテグラル錠のドアノブは工具を使用しないと取り外せないタイプもあるので、その場合はプライヤーを用意しておくことをおすすめします。手順は下記の内容となります

1.室内側のドアノブの根元を、反時計回りに回して取り外します。プライヤーを使う場合は、ドアノブの根元にある小さな穴に対して、プライヤーを差し込んで回します

2.金具を留めてあるビスをドライバーを使用して外します

3.室外側のドアノブを取り外します

4.ドア側面のフロントを固定しているビスを、ドライバーを使用して外します

外し方③チューブラ錠

チューブラ錠タイプの外し方は下の流れとなります

1.外側の丸座を止めているビスを外し、外側の握玉を外します

2.内側の丸座を止めているビスを外し、内側の握玉を外します

3.ラッチ付フロントを止めているビスを外し、フロントを引き抜いて完了です

ドアノブの交換方法【付け方】

次は、それぞれのタイプの付け方を集めましたので参考にしてみてください。

付け方①円筒錠

このタイプの取り付け方は、外す際との逆の手順で取り付けることが可能です。先ずラッチ、フロント板、外側のノブ、丸座の固定をしてから、丸座・内側のノブの順序で組み立てていきます。

付け方②インテグラル錠

インテグラル錠タイプを取り付ける場合は、棒部分やスピンドルがラッチボルトやデットボルトが入っているケースに組み合うように入れて、施錠やラッチがしっかりと作動するかどうかを確認しましょう。

付け方③チューブラ錠

このタイプを取り付ける場合は、外し方の手順の逆となります。

1.ラッチボルトをフロントに差し込んでビスで止める

先ずは、収納したチューブと一体となったフロントに対して差し込んでいきます。この際に注意しなければいけないのが、ラッチボルトの向いている方向です。ラッチボルトには、真っすぐな面・斜めに傾斜した面の2つがありますが、ドアが閉まる際に傾斜面がドア枠に触れる様に差し込んでください。

ラッチボルトの向いている方向が確認出来たら、上下2つの箇所を取り付け用ビスで止めます。この時はきつく締め過ぎない様に注意をして、少し緩い程度に軽くネジ止めをしておきます。四角い穴が丸い穴の中心付近に見えることが確認できれば問題ありません。

2.外側のドアノブをビスで止める

角芯の付いた外側のドアノブ1に差し込みます。その後に、上下2つの箇所をビス止めします。この時表示窓が上になるように取り付けることが大切なポイントです。取り付けるビスは少し動く程度に取り付けておくことが大事です。この時に角芯が飛び出しているのを確認することができますので、ドアノブが滑らかに動くかどうか確認をしておきましょう。

3.室内側にあるドアノブを止める

外側からの角芯に対して内側のノブを差し込みます。室内側のサムターンが縦になっていることを確認してから差し込む必要があります。上下の2箇所をビス止めして、全ての取り付け用ビスをしっかり締め込んで固定します。

4.ノブを回して動作に不備がないかどうか確認する

3の内側のノブを取り付ければ作業は終了ですが、最後に動作に不備が無いかを確認しておきましょう。外側、内側のノブを回してラッチボルトがスムーズに動くかどうかを確認します。ラッチボルトの動きに不備がある場合には、内側と外側の丸座の4ヵ所の取り付けビスの締め具合がまばらになっている場合があります。4つの取り付け用ビスを再度締め直して均一に調整しましょう。

ドアノブ交換の注意点

ドアノブの修理や交換をする時の注意ポイントとしては、正確な採寸が重要であるといえます。しかし、この正確な採寸を行うということが素人にとって中々に難しいのです。この採寸はバックセットだけ測れば良いのではでなく、ドアの厚さ・ラッチ部分・ラッチのビスの間隔などの縦横の長さも正確に採寸する必要があるため、それぞれの採寸ポイントをチェックしておきましょう。

1.ラッチフロントのサイズ縦・横

ドアノブ脇を見るとラッチを固定している四角い形状のプレートがありますが、そのプレートの部分がラッチフロントと言われている部分です。そのプレートの縦と横がそれぞれ何センチなのか正確に測る必要があります。一般的なドアの場合、プレートの縦と横の長さは約縦5.5㎝・横2.5㎝程度のものが多く使用されています。

2.ビスピッチ

ドアノブ脇のプレートを固定するビスが上と下に2つ並んで締められています。この上下のビスの間の間隔がビスピッチです。このビスピッチも正確に採寸しておきましょう。

3.ドアの厚み

ドアを側面側から見た時に、何センチの厚みがあるか正確に採寸しましょう。

4.バックセット

ドアノブの中心箇所からドア端までの水平距離のことをバックセットと言います。正確に採寸しておきましょう。

5.ドアノブの台座についているビスピッチ

ドアノブの台座にあるビスピッチも正確な採寸が必要です。ほんの少し長さが違うだけで、ビスの固定ができなくなることがありますので要注意ポイントです。

6.ドアノブの品番

ドアノブのレバーを握り玉タイプから、レバーハンドルタイプに変更する場合もあると思いますが、古くなったレバーハンドルタイプを新品のレバーハンドルタイプへと交換したいという場合もあると思います。その際は品番を確認して同じレバーハンドルタイプを購入しておけば、間違いがなく安心です。

ドアノブ交換にチャレンジしてみよう!

如何でしたでしょうか?ドアノブにも様々な種類があり、作業方法にも違いがあります。中には業者に頼まないと交換できないタイプもありますが、DIYできるタイプもあることが分かったと思いますので、用途・デザインなどに応じて自身でのドアノブ交換にチャレンジしてみてくださいね。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。