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ハッカ油で手作り簡単虫除けスプレーの作り方!ハッカ油の活用方法もご紹介!

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ハッカ油をご存知ですか?このハッカ油、凄いのです。時には虫除けスプレーに、そして時には制汗剤や掃除用洗剤など、とにかく様々なものにハッカ油の嬉しい効果を加えて変身してくれるのです。作り方も簡単なものばかりで、この記事を読み終えたらハッカ油を買いに行きたくなるでしょう。

この記事では、ハッカ油で作る虫除けスプレーやハッカ油の活用方法をご紹介します。

ハッカ油とは

ハッカ油のハッカとは日本で育つ和種ハッカのことでミントの一種です。その和種ハッカを乾燥させて蒸留し、その蒸気を冷却することによって水分と精油に分離され、精油のみを取り出したものをハッカ油と言います。

このハッカ油は実は色々な仕事をしてくれる万能なオイルなのです。では、その色々な仕事を具体的に見ていきましょう。

ハッカ油の効果

ハッカ油の仕事は1つだけではありません。実は、消臭や防臭、除菌やなんと虫除け効果まであるのです。嬉しい効果がたくさんあります。

それだけではなくハッカ油にはスースーする清涼感があるので、鼻づまりの際には鼻が通りやすくなるように助けてくれます。

非常に魅力的なハッカ油ですが、なんでもかんでもやみくもに使ってしまっては効果が半減するどころか悪影響を及ぼしてしまうこともあります。大きな注意点として大まかに3つあり、1つ目は猫や小鳥などを飼われている方。ハッカ油を吸い込んでしまうと、中毒になってしまう可能性があるそうです。猫や小鳥に限らず、動物を飼われている方は少し注意が必要です。

2つ目は妊婦の方や3歳未満のお子さんです。ハッカ油は基本的にどの年代の方にも安心して使って頂けますが、使い方によっては悪影響を及ぼしてしまう可能性も0ではありません。ハッカ油といっても様々な種類があり、全てが安全なものとは限りません。ハッカ油の選び方もこの記事ではご紹介させて頂きます。

3つ目は、肌の弱い方。ハッカ油はスースーする清涼感があることが特徴なのですが、肌が弱い方にとってはその特徴が強い刺激と感じ、肌トラブルが起きてしまうこともあります。そのため、肌が弱い方に限らず初めてハッカ油を使う際は書かれている量よりハッカ油を少し少なめにして使うと安心でしょう。

手作りハッカ油虫除けスプレーの魅力

夏になるとほとんどの方が購入するであろう虫除けスプレーですが、夏のみの使用だと余ってしまったり、去年使っていたものを今年も使おうと思っていざ家の中を探してみるとなかなか見つからず結局また買いに行ったり。

そんな悩みも年中様々なことに使えるハッカ油さえ家に常備しておけば解消されます。

ハッカ油手作り虫よけスプレーの使い方

ハッカ油のスースーするミントの香りは、人間にとっては爽やかな香りに感じますが、虫にとっては嫌な香りです。そのため、網戸などに手作りのハッカ油の虫除けをスプレーすることによって虫が入り込んでくることを防いでくれます。

草の生い茂った駐車場などで車のドアを開けると、車の中に蚊が入り込んで運転に集中できないことも夏場はよくあります。そんなときもハッカ油の虫除けスプレーをしておけば、虫が入り込んでくることを防ぐだけでなく自然の芳香剤となって爽やかな気持ちで安心して運転に集中できそうです。

ハッカ油の虫除けスプレーは赤ちゃんにも使える

市販の虫除けスプレーは基本的に化学物質が配合されているため、6ヶ月未満の赤ちゃんには使用しないよう書かれていたり、幼児や子供は1日1回から3回までというようなことが書かれていたりします。化学物質が配合されているため、お子さんに虫除けスプレーを使うことに少しためらってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?

かと言って、蚊などの害虫が多い夏場に虫除けスプレーをしないわけにもいかないしどうしようかとジレンマを抱えている方にもハッカ油はオススメです。ハッカ油はなんと6ヶ月未満の赤ちゃんにも使えるのです。

そんな魅力的なハッカ油の虫除けスプレーですが作り方は難しいのでしょうか?ここからは作り方を見ていきましょう。

ハッカ油で手作り虫除けスプレーを作る【準備】

まず準備として、ハッカ油の虫除けスプレーを作るための材料を揃えましょう。材料は少なく、作り方も簡単なので気楽にみてください。

材料

材料はハッカ油、無水エタノール、精製水、スプレー容器の4つだけです。どれも簡単に手に入るものばかりなので安心です。

ハッカ油の選び方

ハッカ油と言っても実はたくさんの種類と、価格のバラつきがあります。安く簡単に作れれば一番良いからと、何も考えず何も見ずで一番安いハッカ油を手に取るのはやめましょう。

ハッカ油は赤ちゃんに使えるほど安心だと先ほど述べましたが、ハッカ油にも安価なものには外国産のものがあり、合成成分が配合されている場合が多いです。そのためハッカの100パーセントの力が発揮できず効果も半減になってしまう上に、合成成分が身体に安全なものなのかなどの不安も残ります。

その点、安価のものに比べたら少し値は張りますが、日本の北見産のものであればほとんどがハッカの天然成分100パーセントのハッカ油です。天然成分のものであればハッカ油の箱に、紅茶やデザートなどの香りづけに使用できると書いてあるほど安心なものです。

安い外国産の合成成分が入ったハッカ油ではなく、天然成分100パーセントのハッカ油を選びましょう。

用意するもの①ハッカ油

ハッカ油P 20ml
ハッカ油P 20ml

香り:ハッカ
内容量:20ml
全成分:1ml中 ハッカ油 1ml含有

安全のためにもハッカ油は天然成分100パーセントのハッカ油を選びましょう。天然成分のもので少し値が張るなぁなんて思うかもしれませんが、一度に使う量は少ないので安心してください。

用意するもの②無水エタノール

無水エタノールP 500ml
無水エタノールP 500ml

内容量 : 500ml
エタノール(C2H6O)99.5vol%
サイズ:直径70*高さ160(mm)

無水エタノールはあまり馴染みがないかもしれませんが簡単に手に入ります。他の用途で使うことはあまりないかもしれないので、量がたくさん入って安いものより使いきれるサイズを購入すると良いでしょう。

用意するもの③精製水

精製水Pワンタッチ式キャップ 500mL
精製水Pワンタッチ式キャップ 500mL

【第3類医薬品】精製水Pワンタッチ式キャップ 500mL

精製水はコンタクトを使用している方は持っているかもしれませんが、ない場合は水道水でも大丈夫です。

用意するもの④スプレー容器

AZ(エーゼット) PE空容器 100ml
AZ(エーゼット) PE空容器 100ml

容量:100ml
サイズ(mm):39×39×156

スプレー容器の選び方には少し注意が必要です。ハッカ油には実はプラスチックを溶かしてしまうという性質があります。そのため、ガラス製のスプレーボトルや、ポリエチレンフタレート(PET)製のスプレーボトルを選びましょう。ポリエチレンフタレートは略してPETと表記されていて、身近なものであればペットボトルや醤油のボトルなどに使われています。

また、他にもポリプロピレン(PP)・ポリエチレン(PE)などでできているスプレーボトルであれば大丈夫です。

ハッカ油で手作り虫除けスプレーを作る【手順】

では、早速ハッカ油で虫除けスプレーを作ってみましょう。

  1. スプレーボトルに無水エタノールを10ml注ぎます。
  2. そこにハッカ油を5〜10滴ほど入れます。(初めて使用する場合は念の為少なめの5滴からにすると安心です。)
  3. さらに精製水を90ml入れて混ぜ合わせれば出来上がりです。

何のコツも手間もいらず非常に簡単に出来るのがとても嬉しいですよね。スプレーボトルのサイズに合わせて量を調整して作ってみてください。

ハッカ油手作り虫除けスプレーを使うときの注意

この手作りのハッカ油の虫除けスプレーは、添加物や保存料などが一切入っていないため使用期限には気をつけましょう。だいたい1週間から10日間で使いきれると良いでしょう。

そのため、まずは使いきれる量で作ることが大事です。

小さい子供に使うとき

また、どの年代の方にも言えることではありますが小さいお子さんに使うときには目や鼻、口の粘膜に付着しないように使いましょう。

また、肌につけることに少し抵抗があるのであれば、お子さんの洋服や帽子、乗っているベビーカーや靴下や靴など身に付けているものにスプレーするのも効果的でしょう。

ハッカ油手作りスプレーは虫除け以外にも活用

ここまでは主に虫除けとしての使い方をご紹介しました。しかし、最初に言ったようにハッカ油は色々な仕事をしてくれる万能なオイルです。では虫除けの他にどんな場面でハッカ油の手作りスプレーが使えるのか見ていきましょう。

使い方①マスクにも

暑い夏が来ても欠かすことが出来なくなってしまったマスク。夏に向けていろんな会社が夏用マスクを販売していますが、実際使ってみるとあまり涼しくなかったり、通気性が良すぎるマスクではウイルスの侵入を防いでくれるマスクとしての働きが半減してしまったりということがあります。

そんな時にはお手持ちのマスクの外側部分(直接肌に触れない方)にハッカ油のスプレーを振りかけてみてください。スーッとしたハッカ油の清涼感と爽やかな香りに包まれます。

暑い時だけではなく風邪や花粉症などで鼻づまりが気になる方も、マスクにハッカ油のスプレーを振りかけることによって、スーッと鼻づまりなどが軽くなることもあるでしょう。

使い方②ニオイや雑菌が気になる場所に

この記事で最初にも軽く触れましたが、ハッカ油には消臭や防臭、除菌をしてくれる効果があります。そのため、特に夏場など匂いが気になる排水溝やごみ箱、靴箱や玄関にハッカ油のスプレーを振りかけると良いでしょう。

梅雨時期の生乾きの洗濯物や、キッチンの布巾、ダイニングテーブルなどの除菌にも大活躍してくれます。

使い方③ひんやりや制汗

ハッカ油は清涼感があり、肌に振りかけるとスーッと涼しく感じます。そのため夏場の暑い中の通学・通勤など首や脇に事前にハッカ油のスプレーを振りかけることでいつもより快適に過ごせるでしょう。

また、市販のひんやりタオルなども良いですが、家にあるタオルをハッカ油を混ぜた水に浸けて絞るとひんやりタオルの完成です。汗をそのタオルで拭くと、良い香りに包まれる上に涼しくて快適です。タオルを首に巻いておけば虫も寄って来ないので一石三鳥ですね。

使い方④お風呂

夏は汗をかいてさっぱりしたくてお風呂に入っても、お風呂を出た後にも汗が止まらないなんてこともありますよね。そんな時にはお風呂に1滴ハッカ油を垂らしてみてください。よく混ぜて入ると、お風呂を出た後でも体全体が清涼感を感じて気持ち良いお風呂上がりになります。

使い方⑤掃除

ハッカ油は掃除の時にも大活躍します。ハッカ油を使って床掃除や拭き掃除をすることによって、自然と虫除け効果もあり虫が寄り付かず、家中爽やかな香りに包まれます。それだけでも嬉しいのですが、何より嬉しいのが殺菌効果です。

実は、ハッカ油にも含まれているスーッとするメントールという成分には病原性大腸菌Oー157を完全に殺菌してくれるほどの殺菌力があるのです。そのため、床掃除や拭き掃除をするだけで自然と殺菌と除菌まで出来てしまうのです。

バケツの水にハッカ油を1、2滴垂らすだけで殺菌効果があるので、赤ちゃんなど小さなお子さんがいて、洗剤などを出来るだけ使いたくない方にもオススメです。

残ったハッカ油のおすすめ利用方法

今までご紹介したハッカ油の使用方法をみると、年中使えるためハッカ油が残るということもないとは思いますが、ハッカ油は他の使用方法もあります。

利用方法① お口スッキリ「ハッカ水」

天然成分100パーセントのハッカ油であれば口に入れても安心です。100mlの水に一滴ハッカ油を垂らし、蓋をしてよく振ります。そこにさらに100mlの水を入れてよく振ればハッカ水の完成です。

ハッカには抗菌効果があるため、このハッカ水でうがいをすれば抗菌できて風邪やウイルス侵入の予防になるでしょう。風邪で喉が痛い時などは、清涼感のあるハッカが喉の痛みを和らげてくれるでしょう。

さらにハッカ水でうがいをすることで口臭の予防もしてくれる上に、一口飲めば胃もたれ防止にまでなります。口に含むので、くれぐれも使用するハッカ油は天然成分100パーセントのものを使うよう気をつけてください。

利用方法②かゆみ止めに「ハッカ油クリーム」

既にハッカ油で作る虫除けスプレーをご紹介しましたが、実はかゆみ止めにもなるのです。容器に入れた白色ワセリン10gにハッカ油を5滴ほど入れて混ぜるだけ。この時混ぜるものは、衛生的に指ではなくヘラなどを使うと良いでしょう。

このハッカ油クリームは虫に刺された際のかゆみの成分に効果があるわけではなく、ハッカ油の清涼感がかゆみの感覚を紛らわしてくれるものです。お子さんにも安全に使えるクリームですが、パッチテストをしてから使用しましょう。

利用方法③掃除に「ハッカ油クレンザー」

次はハッカ油で作るクレンザーです。こちらも作り方は簡単!蓋つきの容器に無添加の粉石鹸1カップと重曹1カップ、ハッカ油を20滴ほど入れてよく混ぜ合わせるだけです。

粉石鹸や重曹は掃除するのに日常的に使用されている方も多いのではないでしょうか?そこにハッカ油を加えることで掃除しながら爽やかな香りにしてくれるだけではなく、抗菌効果で菌の繁殖を抑えてくれるのです。

トイレやお風呂やキッチンなど、どこでも使えるのが嬉しいハッカ油クレンザーです。

ハッカ油手作り虫除けスプレーはアウトドアで大活躍!

手作りのハッカ油で作る虫除けスプレーの魅力は伝わったでしょうか?お子さんにも安心して使える虫除けスプレーはハッカ油で簡単に作れます。虫が嫌いな方もハッカ油の手作り虫除けスプレーを武器に、アウトドアを是非楽しんでください!

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。