おすすめガス溶接機 5選｜人気メーカーLPG・アセチレン型、セット紹介
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ガス溶接は、アーク溶接と並んで現在主流となっている溶接方法のひとつです。アセチレン・水素・LPGといった可燃性ガスを燃焼し、その熱によって金属を溶接します。アーク溶接に比べてガスは扱いやすいため、割れやすい薄い金属などの加工にも適しています。今回は、各社から出ているガス溶接機のなかから、特に人気と注目度の高い5機種をピックアップしてご紹介します。
目次
新富士バーナー O2トーチ OT-3000
引用：Amazon
工業・DIY用のほか、アウトドア用や草焼き用などさまざまなバーナーを出している新富士バーナーのアイテムです。こちらのOT-3000は3000℃の超高温火炎を発する小型酸素溶接バーナーで、彫金やアクセサリーなどの微細な加工に最適です。小型酸素バーナーは免許が要らないので、初心者にとっても手に取りやすい一台といえます。もちろん、車両や空調機器などを扱うプロからも選ばれており、人気の高いガス溶接機のひとつです。
セット内容:
本体(圧力メーター1個付)、
スタンド、ペントーチ(ツインチューブ付)、
LPGカートリッジボンベ、ノズル1.2.3番 各1本、
O2カートリッジボンベ 2本
重量:0.85kg
O2内容量:8.3L(ボンベ1本)
ブタンガス内容量:50g(ボンベ1本)
イチネンTASCO クローズタイプミニ溶接機 TA370TB
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空調冷凍機器や計測機器のメーカー、イチネンTASCOはプロにとってはおなじみの存在です。こちらのクローズタイプミニ溶接機TA370TBは、アセトン入りのウルトラガスを採用し、アセチレン酸素バーナー並みの高火力を実現しています。オプション火口のバリエーションも豊富で、修理やメンテナンス作業に力を発揮します。
サイズ:522×238×132mm
質量:10.8kg
最高温度:3100℃
ロウ付能力:50φ程度
セット品:
溶接火口#100・#160・#250・#315・#400各1、
細径火口#1・#2、
シャワーバーナー用火口、酸素ボンベ(2.1ℓ)、
ウルトラガス(210g)、
ツインホース(5m)、
軽量ショートサイズ溶接器、
酸素調整器(逆火防止器付)、
カートリッジボンベバルブ(逆火防止器付)
アサダ ロキシー400Lキット R35780
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3100℃のハイカロリー炎で、冷凍・空調機器の取付けサービスなどによく用いられている機種です。使い勝手に優れ、20年以上前から愛用しているというユーザーもいるほどです。8kgと軽量・コンパクトなため個人用としても使いやすい機種です。
φ1/4″~4″
硬ロウ付:φ1/4″~4″
質量：8kg
火炎温度:3100℃
消費時間 酸素:1.0時間
マキシガス2.5時間(溶接ノズルφ2mm使用時)
ESCO EA300C 溶接溶断セット
引用：Amazon
全13点のアイテムがスチール製の収納ケースに納められています。携帯性も高く、プロの現場で大活躍の溶接溶断セットです。
サイズ:200×300×600(H)mm
重量:29kg
セット内容:
アセボンベ(3.6L、約4.3kg)、
酸素ボンベ（3.6L、約5.1kg）、
アセチレン圧力調整器(逆火防止器取付型)、
アセチレン容器取付枠、
アセチレン容器バルブ、
アセチレン連結管
酸素圧力調整器、
酸素容器バルブ、
乾式安全器
溶接器(火口：#200、#450付)
スズキット ガスタンク ミニ 500SSZ
引用：Amazon
スター電器製造が展開する「SUZUKID」のセットアイテムです。切断・溶接・加熱の三種類の作業に対応可能です。ホース類を接続した状態で運べるため、現場に到着したらすぐに作業に取りかかれる点はとても便利ですね。
サイズ:460×890×280mm
総質量:31.2kg
◆作業可能量(5mm鉄板溶接時):
火口No.200で溶接長7m(酸素ボンベ取替で12.3mまで作業可能)
◆作業可能量(10mm鉄板切断の場合):
火口No.1で切断長18m(酸素ボンベ取替で36mまで作業可能)
◆付属品:点火用ライター×1、
スパナ付コックハンドル×1、
作業用遮光メガネ×1、
火口掃除針×1、
逆火防止器×1
バリエーション豊富なガス溶接機
ひと口にガス溶接機と言っても、工芸品などの繊細なもの、車やバイク、建築関係や構造物など大型なものまで、扱うものによって適する機種は異なります。ぜひ、目的とする作業に適したものを選んでください。また、言うまでもないことですが、ガスや炎を使った作業のため危険がつきものです。ガス溶接機を使う際は十分に注意して作業にあたってください。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。
