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失敗しないためのクロス張替えの基礎知識!費用や選び方のポイントとは?

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部屋の雰囲気を変えたい場合や年数が経ってクロスや壁紙が傷んでしまった場合、張替えリフォームが必要になります。

しかし、リフォーム会社はとても多いため、どこに依頼すればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで、本記事では業者選びのポイントや失敗しないためのよくある失敗例などを紹介していきます。

壁紙・クロス張替えの費用はどれくらい?

長年住んでいると、家はどうしてもメンテナンスが必要になってきます。クロスや壁紙が傷んできていたり、汚れや傷が目立ってきた場合に、壁紙やクロスの張替えを検討する方も多いのではないでしょうか。

また、お部屋のイメージチェンジに壁紙やクロスを張り替えるという方も少なくありません。そこで、本記事では壁紙やクロスの張替え費用の相場やリフォーム業者の選び方、クロス張替え時によくある失敗例などについて紹介していきます。

それでは、まず始めに壁紙やクロスを張り替える場合のリフォーム費用の相場についてチェックしていきましょう。

壁紙・クロス張替えの費用相場

壁紙やクロスの張替え費用は、どの部屋の張替えを行うかによって費用が大きく変わってきます。また、張替えが必要な壁の広さや壁紙などの種類によっても変わってきます。

壁紙の種類にはアパートなどによくみられるスタンダードタイプのクロスと、デザイン性や機能性が優れているハイグレードタイプの壁紙があり、ハイグレードタイプのクロスの方がスタンダードタイプよりも価格が高くなります。

リビングの壁紙やクロスの価格を抑えたい場合はスタンダードタイプ、デザイン性や機能性を重視したい場合はハイグレードタイプを選ぶと良いでしょう。そんなリビングの壁紙の費用の相場は以下の通りです。

広さ スタンダードタイプ ハイグレードタイプ
6帖 45,000円~54,000円 63,000円~72,000円
8帖 54,000円~65,000円 76,000円~86,000円
10帖 64,000円~77,000円 89,000円~102,000円
12帖 70,000円~84,000円 98,000円~112,000円

 

キッチンの場合は火を使用するため、不燃性や汚れが付きにくいハイグレードタイプの壁紙を選択する必要があります。そのため、リビングほど広さはない空間となりますが、費用の相場は比較的高めになります。最近ではダイニングとキッチンが繋がっている場合が多いですが、以下の表はあくまでも独立したキッチンのクロス張替え費用の相場となります。

広さ 費用の相場
3.5帖 38,000円~51,000円
4.5帖 47,000円~62,000円
5.5帖 49,000円~66,000円

このように壁紙やクロスの張替えたい場所の広さや、クロスのグレードによって費用が大きく異なります。洗面所や脱衣所の場合は湿気が多いためハイグレードタイプの壁紙となり、少し高めの39,000円~44,000円程になります。トイレは壁紙の種類に関係なく、27,000円~45,000円程になるでしょう。

単位に注意が必要

クロスや壁紙の張替えの際は、費用を表す単位に注意が必要です。先ほど紹介した費用の目安でも「〇〇帖〇〇円」と表記されていますが、この帖は施工する壁の面積をではなく部屋の広さを表す単位ですので、天井の高さや壁の大きさによって実際の費用は前後します。

また、記載されている単位が「平方メートル」の場合は費用が分かりやすいですが、「メートル」となっている場合は壁紙の幅が何センチあるのかで、費用が変わってくるため注意が必要です。

クロス張替えをする時のリフォーム業者の選び方

ここからは、クロスの張替えを行う際のリフォーム業者の選び方について紹介していきます。クロス張替えを行う際のリフォーム業者選びでは、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。選び方のポイントをチェックしてみましょう。

選び方①実績が豊富

さまざまなリフォーム業者がありますが、壁紙のリフォームを行いたい場合は、壁紙リフォームの実績の高い業者に依頼するのがベストです。壁紙のリフォームに慣れていない業者の場合、施工不良や提案力が低い場合があります。

反対に実績の高い業者であれば、家族構成や部屋に合わせてさまざまな提案を行ってくれ、見た目も良い仕上がりになるためおすすめです。

選び方②複数の業者に見積もり依頼する

クロスや壁紙のリフォームを行う場合は、いくつかの業者に見積もりを依頼するのがおすすめです。1社だけではなく複数の業者に依頼し、費用の比較以外にも提案してくれるクロスのグレードやその他のランニングコストなども比較検討しましょう。

選び方③口コミを参考にする

壁紙やクロスの張替えを検討した際に、ネットを使って業者を探す方がほとんどではないでしょうか。このようにネットで業者探しをすると、とても多くの業者が出てきてどこに依頼すればいいのか分からなくなってしまう方も多いようです。

このように、業者をネットで探す場合は気になる業者の口コミをチェックしておくことで、実際に利用した方の声を聴くことができ、業者の信頼度が分かります

クロス張替えでよくある失敗例

続いて、クロス張替えでよくある失敗例について解説していきます。せっかく行うリフォームで失敗しないためにも、ここで紹介する失敗例を参考にしてみてください。それでは、詳しく見ていきましょう。

失敗例①完成後のイメージが違う

リフォーム業者が決まったら、次にどのようなクロスや壁紙にするか検討していきます。リフォーム業者でクロスや壁紙を選ぶ際は、実際に使用する壁紙のサンプルを見て検討していきますが、このサンプルは5㎝×5㎝と小さなものがほとんどです。

この時、小さなサンプルでイメージした仕上がりと、完成後のイメージが違うという失敗がよくあります。できるだけ仕上がりのイメージに近づける為にも、なるべく大きなサンプルを取り寄せてクロスや壁紙を選ぶことをおすすめします。

失敗例②クロス以外の汚れが目立つ

次に、紹介する失敗例はクロス以外の汚れが目立ってしまう場合です。長年住んでいる家で壁紙の張替えリフォームを行った場合、当然以前よりも綺麗な仕上がりになります。

そうすると、同じように年数を重ねてきたスイッチや照明、ドアなど他の部分の汚れや傷みが目立ってしまいます。このような失敗例の対策としては、明るい色の壁紙やクロスを選ばないことや、その他の部分も同時にリフォームを依頼する方法で解決することができます。

失敗例③張替え直後に家電を新調

クロスや壁紙を張替え後に、家電を新調する予定がある場合は要注意です。特にエアコンの新調を行う予定がある場合や長く使用していて寿命が近づいている場合は、壁紙やクロスリフォームの際に、エアコンを取り外してから張替えリフォームを行うのがおすすめです。

もし、エアコンを取り外さずにリフォームを行ったらどうなるのでしょうか。リフォーム後にエアコンを新調しなければいけなくなった場合、同じサイズのエアコンがあれば問題ありませんが、新しいエアコンのサイズが元のエアコンよりも小さいものであれば、元々エアコンがあった場所だけが古い壁紙のままになってしまい見た目が悪くなります。

張替えを行った後の見栄えの悪さに、一度行ったリフォームをもう一度やり直すことになる可能性もあるため、エアコンに限らず家電を新調する予定がある場合は注意しましょう。

失敗例④統一性がなくなった

壁紙やクロスの張替えの際に気を付けたいのが、柄物のものを選ぶ時です。柄物の壁紙やクロスは見た目がおしゃれなので、部屋の中にも積極的に取り入れたくなってしまいますが、部屋の大きさと柄の大きさのバランスを考えて、施工しなければ統一感がなくアンバランスな印象を与えてしまいます。

一般的に小さな柄の壁紙は小さな部屋へ、大きな柄の壁紙は大きな部屋に貼ることでバランスが良くなります。また、部屋の壁の一面だけに柄物の壁紙を使用すると部屋が引き締まりおしゃれになります。

失敗例⑤クロスにシワができた

クロスをリフォームした直後は糊が乾いていないため、壁とクロスがきっちりとくっつかず浮いているのが正常な状態です。糊が乾くと共にクロスが伸びて綺麗な状態になりますが、このことを知らずに浮いている状態の時に触ってしまうと、後々シワになってしまいます。

これはクロスの張替え工事で、とても多い失敗例になっているため、気になる場所がある場合は自分で何とかしようとせずに業者に連絡するようにしましょう。

クロス張替えを自分でする場合の費用は?

最近はDIYブームもあり、自分でクロスの張替えを行う人も増えてきています。自分でクロス張替えを行う場合の目安は、6帖の部屋で道具や材料を購入しても10,000円程で施工することが可能です。

このように自分でリフォームする場合は、業者に依頼するよりも価格を抑えることができますが、失敗してしまうと費用が増えてしまう場合があるため、慣れていない方はプロに依頼するのがおすすめです。

壁紙やクロス張替えは慎重に!

自宅の壁紙やクロスの張替えが必要になった際は、実績が豊富で信頼できる業者に依頼するのがおすすめです。また、せっかくのリフォームで失敗しないためにも、本記事で紹介しているよくある失敗例を参考に、おしゃれな部屋づくりをしましょう。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。