はく離剤TOP5

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はく離剤TOP5 | 塗装に不可欠の「スケルトン」やスプレータイプなどおすすめをご紹介

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引用:pixabay
美しい塗装のためには、古くなった塗膜や樹脂をはく離剤で除去する作業が欠かせません。プロ向けのものから一般家庭でも使いやすいものまで、成分や使い方によってさまざまなタイプのはく離剤が市販されています。今回は、そのなかでも特に良く知られているものやユーザーの評価の高いものを5種ピックアップしてご紹介します。

ナトコ

ナトコ引用:ナトコ株式会社

1.スケルトン M-201 金属ハケ用

強力なはく離剤といえばまずこの「スケルトン」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。国内で最初に開発された塗料はく離剤で、その後も改良を重ね現在でも多くのユーザーから支持を得ています。面白いように塗装が取れる!と好評ですが、強アルカリ性のため取り扱いには充分注意が必要です。保護メガネやゴム手袋でしっかり防護して作業にあたってください。

スケルトン M-201金属ハケ用
スケルトン M-201金属ハケ用

外観:淡青色透明
粘度:17dPa・s
不揮発分:3.7%
pH:10〜11
特徴:塩基性(アルカリタイプ)
有害物質表示:ジクロロメタン80〜90%、メタノール5〜10%

「塗布してしばらく経つと、塗装がボコボコと浮き上がってきました。そこをヘラでこそぐと、隅まで綺麗に落とせました。」
「スケルトンを塗ったところからどんどん塗料が剥がれていきます。金属の塗料剥がしには最適ですね。」
出典:Amazon

メーカー ナトコ
成分 塩素系(ジクロロメタン)
容量 1kg

 

ガレージ・ゼロ

ガレージ・ゼロ引用:ガレージ・ゼロ

2.ガレージ・ゼロ 純度99.9%以上 IPA

はく離剤として使う以外にも、用途の幅広いアイテムです。一般家庭で掃除や除菌に利用されている方もいらっしゃるようです。ここでご紹介しているのは4L入りですが、ほかにも480ml・1L・18Lとさまざまな容量のものがあり、用途や使用頻度に応じて選べます。

ガレージ・ゼロ 純度99.9%以上 IPA
ガレージ・ゼロ 純度99.9%以上 IPA

成分:イソプロピルアルコール(イソプロパノール99.9%以上)
●溶剤、部品の脱脂洗浄、実験器具の洗浄
●油性マーカーの除去、塗装・インキなどの溶剤、剥離剤
●皮脂などの油汚れの除去
●ガラスやレンズの清掃

「プラモデルの塗料を落とすのに利用しています。コストパフォーマンスが良く満足です。」
出典:Amazon

メーカー ガレージ・ゼロ
成分 イソプロピルアルコール
容量 4L

アサヒペン

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3.アサヒペン 塗料はがし液 100ml

家庭用塗料の国内シェア3割を誇るアサヒペンは、一般の人からもよく親しまれているメーカーです。こちらの塗料はがし液は非塩素系で安全性が高く、手についてもピリピリすることがありません。水筒の剥がれかけた塗装を剥がすなどの用途で使われることが多いようです。

「粘度が高いため、狙った部分だけを落とすことができます。匂いもそれほど気になりませんでした。」
出典:Amazon

 

メーカー アサヒペン
成分 有機溶剤・界面活性剤
容量:100ml

三彩化工

三彩化工引用:三彩化工

4.ネオリバー スプレー 塗料剥離剤 420ml

三彩化工の代表的な製品、ネオリバーです。こちらのネオリバースプレーは、エアゾールタイプのはく離剤のなかでは最強と言われています。ネオリバーは、スプレー以外にも刷毛塗りタイプ・浸漬タイプ、また非ジクロロメタン系の環境対応型タイプと豊富なバリエーションがあるので、用途によって使い分けることができます。

メーカー 三彩化工
成分 ジクロロメタン
容量 420ml

 

カンペハピオ

カンペハピオ 水性タイプ塗料はがし剤 300ml

カンペハピオは関西ペイントのグループ会社で、国内の一般家庭向け製品を扱っています。こちらの塗料剥がし材はジクロロメタンを含まないタイプで、油性・水性・ラッカー・ニス類などを落とせます。安全性が高く、匂いが比較的少ない点も魅力的です。塗布したあと、ヘラなどで削ぐとよりスムーズに塗装を落とすことができるようです。

カンペハピオ 水性タイプ塗料はがし剤 300ml
カンペハピオ 水性タイプ塗料はがし剤 300ml

使用面積:0.9~1.5㎡
はくり時間:5~30分

「タンプラーの塗装を30分ほどで綺麗に落とせました。」
出典;Amazon

 

メーカー カンペハピオ
成分 水性タイプ(ジクロロメタンを含まない)
容量 300ml

安全に注意してはく離剤を活用しよう

すんなりと綺麗に塗装をはく離できたときは気持ちがよいものですが、はく離剤の成分によっては使用にあたって充分な注意が必要です。特に、ジクロロメタン系のものを使用する際は酸素欠乏や中毒の危険があるため、確実に換気を行ってください。火気も厳禁です。塗膜の材質を確認し、適切な強度のはく離剤を選ぶことも大切です。安全に充分注意したうえではく離剤を活用しましょう!

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。