プーラーおすすめ10選|選び方や種類は?人気商品も紹介!
プーラーとは、機械整備時に用いる特殊工具で、部品を保持し、引っ張って外すための工具です。引き抜き専用工具とも呼ばれ、車や自転車などに装着されているベアリングやギアを引き抜く際に使用すると便利です。今回は、プーラーの種類や選び方を交えながら、amazonから人気商品を10品お伝えします。
プーラーの選び方と種類
引き抜くモノにあわせて選ぼう
プーラーには爪の本数、大きさ、耐過重もさまざまです。引きぬくモノが何かをしっかり決めた上で、モノにあわせた使用のプーラーを選びましょう。
- ギアプーラー:歯車(ベアリング等の引き抜きが可能な物も有り)
ベアリングプーラー:ベアリング
スタッドプーラー:スタッドボルト
油圧プーラー:大きくしっかり固定されているもの
ユニバーサルプーラー:汎用的
上記が一般的なプーラーの種類です。プーラーの名称がそのまま引き抜くモノを指しているので非常に分かりやすいですね。それでは、それぞれを解説します。
ギアプーラー
ギアプーラー(ギアープーラー)はその名のとおり、ギア(歯車)の引き抜きに使用する工具です。サイズが合えば、プーリー、ベアリングの引抜も可能です。爪数は2本と3本が一般的です。爪を交換することが出来るタイプや、爪の本数を使い分けれるものもあります。
ベアリングプーラー
こちらはベアリングを外すのに特化したプーラーです。ベアリングをつまんで引き抜くタイプや、内側の穴を保持して引き抜くタイプがあります。サイズの調整が出来るものと出来ないものがあるので、購入時には注意しましょう。
また、ベアリングプーラーは構造上、引き抜き作業を行う際、足を固定して引き抜きます。なので、引き抜きたい部分に足が引っかかる場所があるかもチェックしましょう。
スタッドプーラー
スタッドプーラーは、スタッドボルト(両端にネジ山が刻まれているボルト)の引き抜きを行う際に使われます。自動車やバイクの部品保持のために使われているので、整備の仕事に携わっている方にはおなじみなのではないでしょうか?ネジ山を傷つけることがほとんどなく、しっかりと保持して引き抜くことが出来ます。サイズの変更は出来ないので、ボルトの径にあわせたものを選ぶ必要があります。
油圧プーラー
主に自動車整備の際用いられるプーラーです。爪数は2本、3本のものがあり、油圧の力で強力に保持、引き抜きを行うため、ほかのプーラーよりも大きく高額です。
ユニバーサルプーラー
ベアリングやギア、その他色々な部品の引き抜き作業に使える万能タイプです。自転車や自動車の修理・整備のみならず、家電修理等さまざまな場面で使用できます。爪の調整で対象物とサイズをあわせれるものや、大型でアームを装備しトラックの整備にも使えるもの等、種類も非常に多いです。
プーラー厳選10選!
【TKY】 高品質 ギヤプーラー 2本爪 75mm
2本爪プーラーで一般的な40~75mmサイズの、スタンダードなタイプです。ギアプーラーですが歯車だけではなく、ベアリングやプーリーにも使用可能です。保障がついているので安心して購入できますね。
トップ(TOP) ステアリングプーラー STP-160
こちらのプーラーは、自動車のステアリング交換に特化したプーラーです。ボディと一体化していると勘違いするような固さのステアリングでも外すことができます。愛車のメンテを自力で行っている方はいかがですか?
Garage.com 3″ギヤプーラー 2本爪適合ベアリング40~75mm WHSDB052
使用範囲(外径): 40~75mm(3″)
リーチ: 65mm
使用工具: 14mmレンチ
材 質:クロムバナジウム鋼(CR-V)
こちらは非常にコストパフォーマンスに優れた2本爪タイプのギアプーラーです。対応外径は40~70mmと小型タイプのスタンダードなサイズです。
cmy select ベアリングプーラー ギア ベアリング 抜き取り 40 mm
ベアリングプーラーとは名ばかりで、付属のボルトで調整することにより、ギアやプーリーの抜き取りにも対応した便利なアイテムです。小さめなので保管場所をとらなくて良いという意見があります。
(STRAIGHT/ストレート) ギヤプーラー 3本爪 75mm 19-1127
ストレートのギアプーラーは2本爪と3本爪がありますが、こちらは3本爪のタイプです。価格は2本爪より高いですが、爪の本数が多いため、ガタつきが少なく安定して使うことが出来ます。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。