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会社を納得させた嘘の【退職理由】10選!トラブルなく辞める方法とは?

会社を退職しようと考えたときに、退職の理由を正直に言って良いものか悩んだことがある方は多いのではないでしょうか。もし、退職理由が「職場の人間関係が悪い」ことや「仕事内容がきつい」といったネガティブなものならば、嘘の理由を述べて円満に退職することをおすすめします。本記事では、嘘の退職理由を言った方が良い理由とメリットとデメリット、嘘の退職理由として使える具体的な内容を解説します。

退職理由は嘘をついても大丈夫?

退職の理由は人によって異なりますが、結婚などのおめでたい理由だけではなく、「仕事内容がどうしても合わない」「人間関係に悩んでいる」「体調不良」など様々なものがあります。そこで、もし本当の退職理由が人に言いにくいような内容だとしたら嘘をついても良いのか考えていきましょう。

退職理由は嘘でも良い

労働基準法では、労働者からの退職の申し出を認める必要があるとされています。その一方で会社側から解雇された場合は労働者にその理由を正しく伝えなえればいけません。そのため、労働者の退職の理由が「一身上の都合」という内容のみであっても問題ないのです。

しかし、「仲の良かった同僚やお世話になった上司に理由を言わずに仕事を辞めるのはなんだか気まずい」という場合は、体裁の良い理由を伝えて円満退職につなげることをおすすめします。気が引けるという方もいるかもしれませんが、そもそも一身上の都合という理由で問題ないので、あまり重く考えないようにしましょう。

嘘をついて仕事を辞める人は多い

退職をすることが社内に広まると、必ずと言って良いほど同僚や上司から退職理由を聞かれるものです。その時に嘘をついている人はおよそ2人に1人と言われており、本当の理由を明かすことなく仕事を辞めていく人はかなり多いと考えて良いでしょう。

これまでお世話になった人達に嘘をついてしまうのは申し訳ない気持ちになるかもしれませんが、相手に知られたくない理由や会社への不満などを偽りなく伝えることが正しいと言い切ることはできません。円満退社をするためには嘘をつくことも必要だということを心得ておきましょう。

退職理由を嘘をつくメリットとデメリット

あえて嘘の退職理由を告げることで円満退社をしやすくなるとはいえ、そこにはメリットとデメリットが存在します。当り障りのない理由を伝えることで起こりうるメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。

退職理由を嘘をつくメリット

 

本心とは異なる退職理由を伝えることで、以下のようなメリットが期待できます。嘘をつくことに後ろめたさを感じてしまいそうな方は、良い面を知っておくことをおすすめします。

  • 円満退社できる
  • 退職を引きとめられにくい
  • 引継ぎがスムーズに行える
  • 職場の雰囲気が悪くならない
  • ネガティブな理由を言わなくて済む
  • 退職後の手続きがしやすい

嘘の理由を伝えることで会社側ともめずに済み、スムーズな流れで退職できる可能性が高くなります。また、会社を辞める時は、自分が行っていた仕事の引継ぎが必要になるので、自分の仕事を引き継いでもらう同僚の理解も得られやすいです。

さらに、退職後も最後の給料の支払いや雇用保険の手続き等で会社と連絡を取り合うことがあるため、気まずくない適度な距離感で辞めた後の手続きを済ませることができます。

退職理由を嘘をつくデメリット

あえて嘘の退職理由を伝える場合にもデメリットが存在します。しかし、事前に注意点を把握しておけば、気持ちの切り替えが上手にできるはずです。

  • 退職をする日が来るまで嘘をつき通す必要がある
  • 不満な点を伝えたいという方にとってはストレスになる

どのような退職理由を伝えるかにもよりますが、退職の意思を申し出てから実際に辞める日まで嘘をつき通すことになり、つじつまが合わないと嘘がばれてしまうのがデメリットです。退職の理由や辞めた後のことについて聞かれても多くを語らず、人によって答える内容を変えないように注意しましょう。

また、普段から物事をはっきりと言う方にとっては、円満に辞めるために体裁の良い嘘をつくということ自体がストレスに感じてしまうかもしれません。しかし、本当の理由を言うと会社側から引きとめられてしまうリスクがあるため、嘘をつくことも必要だと考えるようにしてください。

会社を納得させた嘘の退職理由10選

さっそくですが、退職の意思を申し出たときに会社側に納得してもらいやすい「嘘の退職理由」の例をご紹介します。どのような理由にすれば良いか思いつかないという方は参考にしてみてください。

嘘の退職理由①寿退社するため

「結婚」は人生の節目となる事柄なので、実際に退職の理由に挙げられることが多いです。ただし、結婚をしても独身の頃と同じ会社で働き続けるという人も多いため、結婚を機に退職をしなければならない理由を付け加えるとさらに退職の必要性が高い印象を与えることができます。

例えば、「結婚を機に引っ越しをする」「専業主婦(夫)になる」「短時間のパートに切りかえる」「結婚相手の自営業を手伝う」といった理由を付け加えて、働き続けることが難しいと思ってもらえるような内容にすると良いでしょう。

嘘の退職理由②自分の体調不良のため

自身の体調がすぐれず、現状ではどうしても仕事ができる状態ではないというのも退職の理由にあたります。

会社としては辞めてほしくない場合でも、無理に引きとめて体調不良が悪化する懸念があることから、絶対に仕事を辞めたい場合に有効な言い訳でもあります。「体調不良が続いていたけれど限界に近い」「休職するのは会社に迷惑が掛かるので退職したい」というように詳しい理由を述べましょう。

ただし、会社によっては医師による診断書の提出を求められることがあるので、実際には体調不良を感じていない場合は注意が必要です。

嘘の退職理由③家族の病気や介護のため

親の介護や家族の看病をすることになった時に、これまで通りのスタイルで働くことができないという理由で仕事を辞める人もいます。しかし、介護や看病を理由にして会社を辞める場合、辞めた後に嘘がばれてしまうことがあるので注意が必要です。

例えば、介護や看病を理由に辞めた直後に、転職した会社へ出勤している姿を見られたり、前職の同僚の知り合いが次の職場で働いていたといった場合に嘘だと気付かれてしまうことがあります。

もし、親の介護や家族の看病を理由にするのであれば、具体的な病名を話すのは避け、辞めてすぐの期間はなるべく人に見られないようにしましょう。数ヶ月が経過すれば、「体調が良くなっている」というように言い訳することができ、前の職場の人にばったり会ったとしても気まずくならずに済みます。

嘘の退職理由④引っ越すため

引っ越しを理由にする場合、出勤するのが困難な地域へ引っ越すと伝える必要があるため、退職後にばったり会ってしまった時に言い訳ができない状況になってしまうデメリットがあります。

また、ほとんどの場合、引っ越しの理由も併せて伝えることになるため、嘘だと悟られるような理由を事前に考えておく必要があります。これらの嘘をつき通すことができるのであれば、退職理由として使えると言えるでしょう。

嘘の退職理由⑤やりたい仕事に転職するため

他に自分がやりたい仕事があるという理由は、他の理由と比較して上司に引きとめられやすい傾向があります。部署の移動などを持ち掛けられて退職する機会を逃すことがないように、今とは全く異なる職種への転職を予定していることや、今の会社では目標を達成できないことを伝える必要があります。

転職を理由にするのであれば、今後のためにステップアップしたいといった向上心がある印象を与えて会社に認めてもらうようにすると効果的です。

嘘の退職理由⑥家業を継ぐため

家業を手伝い、将来的には自分が事業を引き継ぐ予定にしているというのも退職理由として有効です。高齢になった両親の体調面や、実家近くへ引っ越しを考えているといった理由を付け加えることで引きとめられるリスクを軽減することができます。

ただし、早い段階で退職理由を口にすると家業についての質問をされやすいため、業種を伏せたい場合や、そもそも実家が自営業ということ自体が嘘である場合は、ぎりぎりまで退職理由を言わないでおくほうが無難です。

嘘の退職理由⑦資格取得のため

資格取得に向けて勉強するというのも退職理由として使うことができます。勉強をしたいという従業員に対して諦めるように促すのは現実的ではないため、引きとめられる心配もほとんどないと言えるでしょう。

それでも不安な場合は、世間話の際に興味のある分野について話しておくと、周囲からの信ぴょう性を高めることができます。

嘘の退職理由⑧転職先が決まったため

転職先が決まったことを理由にする場合、なぜ今の会社を辞めてまで他の職場に移るのか質問されることがあります。その場合、「経験したことのない業界の仕事に挑戦してみたい」といったポジティブな理由を述べるようにしましょう。

たとえ会社が嫌になって辞めるとしても、不満ばかりを理由にすると意図せず同僚に不快感を与えてしまいます。残された人達を不安にさせないような言い方を心掛けてください。

嘘の退職理由⑨学業が忙しいため

大学生や専門学生の場合、勉強とアルバイトを掛け持ちしているという方も多いことでしょう。実際に職場環境や時給、シフトなどに不満があったとしても、「授業が忙しくなる」という理由を述べることで仕事を辞めやすくなります。

一般的に学生は学業が優先という印象が強いため、仕事の不満を理由にするよりも試験やレポート、面接の準備といった学業に関する内容を理由にする方がスムーズです。

嘘の退職理由⑩一身上の都合のため

会社に伝える退職理由は、本来「一身上の都合」で問題ありません。とくに、退職後のことについて聞かれたくない場合や、他の理由を言うのは無理があるという場合、嘘をつき通す自信がないという場合は、一身上の都合という理由を貫きましょう。

円満に退社するための退職理由の伝え方

ここからは、円満に退職するために知っておきたい退職理由の伝え方をご紹介します。最低限のマナーを守れば、よりスムーズに退職にこぎつけることができるはずです。

まずは直属の上司に前もって伝える

退職の意思を固めて具体的な時期を決めたら、退職を希望する日の1~3ヶ月前に直属の上司に伝えるようにしましょう。急に退職を申し出ると引き継ぎをする時間を十分取ることができず、迷惑を掛けたり、社内の雰囲気を悪くしてしまう可能性が高いので注意が必要です。

また、直属の上司よりも立場が上の上司に先に退職の意思を伝えてしまうと、信頼関係を壊すことにつながるので避けた方が良いです。直属の上司の管理能力も問われてしまうので、順序は必ず守るようにしてください。

自分に非があることを伝える

会社を辞めるにあたって、自分に落ち度があるとは全く思ってなくても「自分にも至らない点がある」と伝えることが必要になる場合もあります。そうすることで会社を責めるような印象を軽減させ、スムーズな話し合いができる可能性が高くなるのです。

退職の理由に自分にも非があることを含めておけば円満退社に近づくという意識を持って退職の意思を伝えることをおすすめします。

会社を否定しない

円満に退職したいのであれば、仕事の内容や職場の人間関係などの不満を口に出さない方が良いです。具体的な内容を言ってしまうと、「会社が問題点を対処するので辞めるのを考え直してほしい」と引きとめられることにつながってしまいます。

また、人間関係を悪くさせている人への追及など問題が大きくなることがあるため、これ以上関係をこじらせたくない場合は会社や人間関係に関する内容を言わないようにしましょう。

嘘の退職理由を伝えられない場合は退職代行サービスを利用しよう

嘘の退職理由を言ったとしても、会社側に受け入れてもらえないような気がして不安だという方もいることでしょう。そのような場合は、「退職代行サービス」を利用するのもひとつの方法です。

最近よく耳にする退職代行サービスとは、会社と従業員の間に入って退職までのやり取りを代行してもらうことができるサービスです。退職希望の申し出から退職後の手続きに至るまでを代行してもらえるため、自分ひとりで悩みを抱え込まずに済みます。会社への不信感が強い方や、面倒なやり取りをする時間を他のことに充てたいという方は検討してみてはいかがでしょうか。

会社とトラブルなく円満に退社しよう

今回は、円満退社をするために「嘘の退職の理由」を伝えるべき理由や実際に使える退職理由の例をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。本来、会社に退職を申し出る際に理由をこと細かく述べる必要はありません。しかし、ある程度の説明はする流れになるので、当たり障りのない理由を伝えることが円満退社への近道となります。

記事の中では、嘘の退職理由を伝えるメリットやデメリットに加え、円満退職をするための伝え方についてもご紹介しています。これから退職や転職を考えている方で、今の仕事を辞めるための言い訳が思いつかないという方や、できるだけ良好な関係のまま退職したいという方はぜひ参考にしてみてください。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。