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コンセントカバー・コンセント本体の交換費用は?自分で交換できる?

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コンセントには寿命があり、使い続けることで漏電などのトラブルが発生し、大変危険な状態になることもあります。ここでは、コンセントの交換にかかる費用や交換の目安についてご紹介します。これからコンセントを換えたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

コンセントカバー・コンセント本体は自分で交換できる?

そもそも、コンセントカバーやコンセント本体は自分で交換できるのでしょうか。ここでは、自分でできる交換の範囲について解説しています。資格が必要な作業もありますので、ぜひ確認しておきましょう。

コンセント本体は基本的には有資格者のみ

基本的に、コンセントの修理や交換はDIYで行うことはできません。というのも、コンセントの交換には電気工事が伴うからです。

電気工事は、電気工事士の国家資格を持っている人でないとできません。インターネットで検索すると、自分でできると書いてあるものもありますが、これは法律違反ですので、必ず有資格者に依頼してください。

アース付きコンセントは資格が必要

電気工事士法では、通常のコンセントをアース付きに交換することは、電気工事士の資格を持っている人しかできないことになっています。

そのため、アース付きコンセントへの交換は専門の電気工事士に依頼するのが一般的です。アース付きコンセントへの交換を希望する場合は、電気工事業者を探すところから始めるとよいでしょう。

コンセントカバーは誰でも簡単にできる

コンセントカバーの交換リフォームの場合、電気工事士の資格は必要ありません。ホームセンターや大手家電量販店などで様々な形やデザインの商品が販売されていますので、DIYで修理や交換をすることができます。

また、形状が合えば一般的な形状のスイッチやコンセントにも使用できるため、スイッチ周りのデザインを変えたい場合にも対応が可能です。

コンセントカバー・コンセント本体の交換費用は?

では、実際に業者にコンセントの交換を依頼すると、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。ここでは、コンセント本体とカバーの両方を交換する場合の費用について解説します。

コンセント本体の交換費用

コンセント交換の費用は、業者によって異なりますが、1か所あたり3,500円~7,000円程度です。費用の内訳は、「出張費+工賃+部品代」です。業者が遠ければ遠いほど、出張費は高くなります。

技術的に難しい作業ではないので、なるべく近くの業者に依頼したほうが費用を抑えることができます。実際の見積もり金額は、コンセントの設置環境によって異なりますので、Webサイトで公開されている価格はあくまで参考程度にとどめておいてください。

とはいえ、工事箇所が2箇所目以上になると、料金が割高になる可能性があります。正確な金額は、現地調査をしてもらい、見積もりを出してもらわないと判断できません。

通常3,500円~7,000円の範囲内で収まることが多いですが、中には10,000円を超えるケースもあるようです。正確な金額を知りたい場合は、業者に見積もりを出してもらいましょう。

コンセントカバーの交換費用

コンセントカバーはコンセントプレートとも呼ばれ、コンセントそのものではなく、コンセントが設置されている壁の穴を隠すための部品です。

傷や汚れがひどい場合は、このプレート部分のみの交換・修理が可能で、工事価格は約2,000円です。一般的な形状のコンセントカバーにリフォームする場合の費用です。

屋外コンセントを防水・鍵付き製品に交換する場合は、約5,000円です。金属板を使用した防滴型コンセントカバーの場合、約3,000円ほどで交換できます。

コンセントカバーは一般家庭で使用されているもののほか、さまざまなタイプのものが販売されています。破損したコンセントプレートの修理を依頼する際は、コンセントの位置や使用目的に応じて、より使い勝手の良いカバーに交換することをおすすめします。

コンセントカバーを自分で交換する方法

ご家庭のコンセントカバーに「ひび割れ」「変色」「ぐらつき」はないでしょうか。コンセントカバーが劣化や故障で上記のような状態になっていると、火災や感電事故が発生する恐れがあります。

そのようなコンセントカバーを見つけたら、できるだけ早く交換するようにしましょう。コンセントカバーの交換は、ご自身でも比較的簡単に行うことができます。ここでは、コンセントカバーの取り外しと取り付けの方法、必要な工具をご紹介します。

必要なものを準備する

コンセントカバーを交換するときは、ドライバーと交換に必要な新しいコンセントカバーを用意します。あらかじめコンセントカバーの形状を確認し、同じものを用意しましょう。

ドライバーは、マイナスドライバーとプラスドライバーが使用できます。ドライバーはネジのサイズに合ったものを使用してください。

コンセントカバーは、家電量販店やホームセンターなどでも簡単に手に入れることができます。交換の手順は、次項をご参照ください。

コンセントカバーの交換方法

まず、コンセントカバーを外します。形状を確認し、ネジで固定されている場合はプラスドライバーでネジを緩め、カバーを外します。

何も付いていない場合は、カバーの下の穴にマイナスドライバーを差し込んで取り外します。カバーを取り外すと、コンセントの内部が露出し、周囲をプラスチック製のフレームが取り囲んでいます。

枠は金属板に固定されていますので、プラスドライバーで外します。その際、中の配線に触れないように注意してください。最後に用意した新しい土台の枠を取り付け、新しいコンセントカバーで覆えば完了です。

コンセントカバーを交換するときの注意点

コンセントカバーを交換する際には、コンセントの種類やサイズに合ったカバーを選ぶこと、必ずブレーカーを落とすことなど、いくつか注意点があります。事前に確認してから作業を行いましょう。

注意点①コンセントカバーの種類とサイズを確認する

交換用コンセントカバーにはさまざまな形状のものがありますが、家庭用コンセント自体もさまざまな形状のものがあります。

最近は電化製品が増えているため、6個口の大型コンセントが設置されている家庭もあります。その他、アース付きや電話・インターネット用のコンセントが付いたタイプもあります。

また、コンセントの数だけでなく、開口部のサイズも様々なので、購入前にサイズを確認することが必要です。

注意点②ブレーカーを落としておく

コンセントカバーを交換する前に、作業場にあるブレーカーを落とします。どのブレーカーを落とすか迷った場合は、すべてのブレーカーを落とした方が安全です。

冷蔵庫やテレビなど他の電化製品の電源を切ると、それぞれ初期状態に戻ってしまうことがあります。作業終了後に確認し、リセットしてください。

ブレーカーを落とさずに作業すると、不注意で工具がプラグや配線に触れて感電することがあります。

コンセントのカバーを外すと、中の配線が露出し、これに触れると大変危険です。安全に作業するために、ブレーカーを切ってから交換するようにしましょう。

コンセント本体の交換依頼をする業者選びのポイント

業者を選ぶ際には、他社からも見積もりを取り、サービス内容や価格を比較するとよいでしょう。複数の会社から見積もりを集めることで、費用の目安がわかり、安心して業者を選ぶことができます。

リフォーム業者や電気工事業者など、コンセントの修理や交換を専門に行う業者は複数あります。工事内容や工事費について透明性のある業者かどうか、期待に沿った工事をしてくれるかどうかなどを確認しましょう。

見積もりで得られる情報は、主に作業内容やその費用です。また、業者について詳しく知るには、業者のホームページや口コミサイトなどを確認するとよいでしょう。

ホームページで会社概要や会社紹介、実際の工事の写真などが掲載されている業者は、信頼できるといえるでしょう。

逆に、こうした情報が不足していたり、ホームページが更新されていなかったりする業者は要注意です。ホームページだけでなく、こうした会社の口コミを集めたサイトをチェックするのも、良い業者を見つけるための有効な手段のひとつです。

口コミサイトを参考にする場合は、1つのサイトの内容を鵜呑みにするのではなく、複数のサイトの情報を参考にし、比較するようにしましょう。

コンセントカバー・コンセント本体の交換費用は比較的安い

いかがでしたか?参考になる情報はありましたか?今回の情報をまとめると、まず、コンセント本体の交換は電気工事士の資格を持っている人でなければできません。

無資格での作業は、自分だけでなく、周りの人を危険にさらすことになりかねません。コンセント本体の交換は、業者に依頼するのが一番です。

しかし、コンセント本体を交換せず、コンセントのカバーだけを交換する作業自体はとても簡単です。資格も必要ありませんし、危険な作業もありません。

また、大掛かりな工事でない限り、交換費用は比較的安く済みます。コンセントのカバーを交換することで、地味な印象のコンセントをインテリアに馴染むものに変えることも可能です。

ただし、交換する前にコンセントのサイズを確認することを忘れないようにしましょう。故障などでコンセントそのものを交換する場合は、業者への依頼するようにしましょう。

コンセントの取り付けは、単にコンセントを交換するだけでなく、より高性能なものや差込口が多いものに交換したり、場所を変更したりすることも可能です。満足のいく工事を行うためには、業者選びにも気を付けるようにしましょう。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。