散布機おすすめ6選|楽に便利に農作業!!人気メーカー商品をご紹介
種子や肥料などの散布に使う散布機。手動による小規模散布のものから、動力を使って散布できるものまで多様な製品が販売されています。また、手押し式や背負い式など、移動方式も様々で、どれを選ぼうか迷ってしまう事でしょう。今回は、多くの散布機の中から、タイプ別に人気の製品をご紹介します。
目次
散布機の種類は?
散布機には様々な方式がある事はご紹介しましたが、実際にどのような種類があるのかまとめました。ほかにも種類はありますが、主なものをご紹介します。
手押し式
手押し車のような形状で、ホッパーに肥料など散布したいものを投入し、押し進めると車輪の回転に合わせて、動力を使わず下方向に均一に散布します。背負わないので、大容量のホッパーを使うことができ、負担がかかりませんが、柔らかい地面や、狭い場所、生育が進んだ畑では使いにくい事があります。
背負い式
肥料や種子を背負って畑などに散布します。一般的に多く使われる散布機で、多くの製品が出回っています。背負い式なので、長時間、重量があるものを背負うと、作業者の負担になりますが、様々な場所で使えるため手軽です。手動式と、強力に散布できるエンジン式があります。
胸掛け式
首や胸にかけ正面に抱えながら散布します。これも、背負い式と同じく、長時間、重量があるものを背負うと、作業者の負担になりますが、散布する方向を目視しながら細かく調整できるメリットがあります。
次からは実際の散布機の人気商品をご紹介します。
【手押し式】 種子散布機ドロップシーダーMBC-20D
散布幅 520mm
ホッパー容量 20L
本体 W750×D620×H930mm
ホッパー内寸 W570×D250×H220mm
ホイール 外形305mm(12インチ)
押し進むだけで均一な散布が可能で、幅520mmなので、ワイドな散布が可能です。12インチの大型タイヤなので、不整地やあぜ道でも安定して散布作業が可能です。25段階の散布量目盛りがついているので、レバーを動かすだけで散布量の調節ができます。また、肥料が固まらないように攪拌羽根が付いていますので、肥料が固まらず均一に散布できます。種子や肥料のほか、粒状の融雪剤や消石灰の散布にも最適です。
【手押し式】 和コーポレーション 30L KT-30PRO
左右のタイヤ間隔が27cmなので、畝間の走行が可能です。肥料・種子・もみがら・石灰・除草剤など、顆粒や粉などの散布に対応します。雨や風よけのカバーが付いているので、天候に左右されずに作業できます。
「コンパクトで操作性も良く、畝間を動作しやすい。」
「畑に肥料を撒くのが楽になればと思い購入。作りは真面目な商品です。」
出典:アマゾン
【背負い手動】 ヤマト農磁 グリーンサンパーV型
昭和44年の発売以来、永く農家に愛され続けているグリーンサンパーです。初代から、フレームの軽量化・腐食防止加工を進め、現在の形まで進化しています。左右真ん中に、まんべんなく、均一に散布可能で、散布中にハズれず、ペレット肥料が散布可能です。使いやすさを追求した、女性でも気軽に使える肥料散布機です。
「手で散布していた時と比べ、劇的に楽に、短時間で散布することができるようになりました。」
「少し高めでしたが、買って良かった商品です。」
出典:アマゾン
【背負い手動】 向井工業 SK-23
主要部品が強化プラスチック製で軽くてサビにくく、しかも丈夫な散布機です。化成肥料や硫安、油粕、石灰などあらゆる肥料散布に対応します。ノズルを交換するだけで、全面まき、幅広まき、条まきができ便利です。水田、畑、茶園、果樹園などの肥料散布に最適です。
「追肥、スジマキにすぐれています」
「20キロ肥料が余裕で入り楽にまけます。値段が高いですが・・」
出典:アマゾン
【背負い動力】共立 DME401A
排気量(mL):38.2
薬剤タンク容量(L):13
使用可能ホース長さ 粉剤(m):20・30・40
使用可能ホース長さ 粒剤(m):20・30
山間地や小区画の圃場に適した小型軽量タイプのエンジン式の背負い型散布機です。1キロ除草剤から肥料・粉剤まで調量性に優れ、切替もワンタッチで行えるシャッターを採用しています。スプリング付のアースコードで静電気を確実に逃がし、軽量でコンパクトなので除草剤散布に最適です。
「パワーも十分でとても扱いやすかった。期待以上」
出典:アマゾン
【胸掛け動力】 共立 EG10K
単一乾電池を4個使用し、タンク容量は10リットルです。シャッターつまみを開くと羽根が回転し、前方を扇状に散布します。除草剤、農薬散布、粒状肥料の追肥などに最適で、開閉シャッターとスイッチが連動しており、操作が簡単です。
「手回し式と違い、散布濃度、散布幅などに集中できるのでとても便利です。」
「1キロ剤から使用でき、粒剤のたれ流しがなくスイッチONでシャッターが開くので重宝しています」
出典:アマゾン
農薬散布する時の関連品など
農薬散布する時には、必ずマスクとゴーグルは着用します。おすすめのマスクとゴーグルをご紹介します。
農薬用マスク
安全に農薬を散布する為に、散布剤が口に入らないように保護する農薬用マスクです。殺虫剤、殺菌剤、除草剤などの園芸薬品の散布に最適です。
「他のマスクでは薬品の臭いがしていましたが、このマスクでは薬剤の臭いは全くありません」
「安くて使いやすい。どなたにもお勧めできます」
出典:アマゾン
セーフティゴーグル
穴の開いていない密閉タイプのゴーグルなので、粉じんや細かい灰が入りません。曇り止めレンズを使用し、眼鏡の上から着用できます。
「本体は程よい柔らかさでフィット感は抜群。」
「畑作業ばかりでなくあらゆる場面で使え、この価格で装着しやすい製品です。」
「顔にあたる部分は柔らかく、長時間装着していても痛くなりません。」
出典:アマゾン
散布機の人気ブランドは?
散布機にも人気ブランドがあります。いくつかのブランドやメーカーをご紹介します。
ヤマト農磁
ヤマト農磁株式会社は、1965年設立の肥料散布機の製造販売など、農業用機器の製造販売を主な事業とする企業です。設立後すぐに開発した背負式肥料散布器のグリーンサンパーは、改良を重ね、今でも人気の主力商品として高いシェアを誇っています。
共立
共立は、以前株式会社共立でしたが、新ダイワ工業株式会社と2008年に合併し「株式会社やまびこ」を設立したため、株式会社やまびこの農業機器ブランドとして存在しています。共立は、各種農業管理機器を開発販売しており、その中に動力散布機もラインナップされています。動力散布機としては定評があり、多くの農業現場で使用されています。
散布機の選び方のポイント
散布機は、種類の項でもご紹介したように手押し式から背負い式など各種の方式があり、使用するシーンで選ぶことが必要です。
広い畑の外から散布は動力式
ある程度育った畑や田んぼは中に入り込むのが困難ですので、自然に外からの散布になります。その際は、遠くに飛ばせる動力型の散布機が効果的です。
楽に丁寧に散布したい場合は手押し式
手押し式は、多くの散布物を搭載しても体に負担が少ないので、丁寧に種まきや肥料散布を行いたい時に向いています。小規模の畑や家庭菜園向きです。
散布機で楽に肥料散布
種類別に人気の散布機をご紹介しました。それぞれ特色があり、使用シーンによって力を発揮することがわかって頂けたことでしょう。散布機を使った方の感想で多かったのが、「今まで手まきしていたが、とても楽になった」とか、「均一素早く農薬を散布できて満足」など、農作業が楽になったとの声が多く聞かれました。ぜひ、あなたも、散布機を利用して、畑や家庭菜園の収穫増を目指しましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。