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キャンプ初心者必見!ファミリーテントの選び方とおすすめ商品10選!

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キャンプと言えば、テントを欠かすことはできません。特に家族で行う場合には、相応の広さがあるファミリーテントが必要ですが、非常に種類が豊富に存在しています。快適で楽しいキャンプを実現するためにも、本記事では初心者にお勧めのファミリーテントをご紹介します。

キャンプ初心者が知りたいテントの種類

キャンプをしたことのない方にとって、テントと言うとどんなものが思い浮かぶでしょうか?人によってイメージするものは違っているでしょうが、それもそのはずで豊富な種類が存在しています。故に、まずは種類と特徴を押さえる事が大切です。

種類①ドームテント

まずは、ドームテントになります。これは数多くあるテントの中でも基本中の基本と言われている種類のもので、非常にシンプルな構造をしています。クロスポールで立ち上げる設計のものが多いからこそで、種類も多くビギナーが選ぶテントとしても選ばれやすいのです。

基本的には本体のサイズもコンパクトでサイトをスッキリさせられますが、重心が低めで風に強い分背が高い人にとっては窮屈に感じる事もあります。大人数になる場合は寝室として利用する事が多く、リビングスペースは別に用意する必要があります。

種類②2ルームテント

続いては、2ルームテントです。屋根は1つですがリビングルームと寝室が分かれているのが最大の特徴で、ルームが2つあるからこその2ルームテントなのです。フルメッシュにして通気性を確保したり、逆にフルクローズで保温性を高めたりと応用も効きます。

リビングルームがテントのみで確保できるので、タープを張るのが面倒という方にお勧めできます。ただ、ロングスケールのモデルが多いので、快適である一方でサイズが大きい分サイトのスペースを取ってしまいます。

種類③トンネルテント

トンネルテントは、2ルームテントと同じく2つの部屋で構成されています。2ルームである点は共通していますが、ドームにスクリーンタープが付いているものが2ルーム、前室が流線形に伸びているものがトンネルテントと呼ばれます。

設営の方法が大きく異なり、3から4本程度のポールを通して立ち上げるだけと見た目に反してシンプルです。インナーテントを取り外してシェルターとしても使えますが、奥行きがある分熱が籠りやすいのでどちらかというと冬場向きです。

種類④ワンポールテント

ワンポールテントは、ティピーテントという呼ばれ方もしており、名前の通り1本のポールを使って設営する形になります。円錐形でお洒落な形状が特徴的で、支柱1本と各隅をペグで固定するだけと、設営も非常に簡単にできます。

設営の簡単さ故にビギナーにとっても扱いやすいテントですが、構造上トンネルや2ルームなどのように前室に相当するスペースがありませんので、雨天の際に使用する時にはタープとの併用が推奨されます。

種類⑤ロッジ型テント

もう1つは、ロッジ型のテントになります。これまでのテントとは異なり、まるで家の中に居るかのような居住空間の広いテントで、壁をほぼ垂直に立てて設営が出来るのでデッドスペースになる部分も最も少なくなっています。

天井も高めに作られており、内部の快適性で言えば随一と言えるようなレベルになっています。基本的に大人数で使用する前提のモデルが多く、本体が重めで価格についても10~20万円程度になるなど多少手が出しにくいところはあります。

キャンプ初心者のテントの選び方

この様に、キャンプで使用するテントと一口に言っても非常に様々な種類があるというのがお分かりいただけたでしょう。選択肢が豊富にあるのを知ると迷ってしまいそうですが、ビギナーのテントの選び方のポイントもご紹介します。

選び方①耐水圧

まずは、テントの耐水圧です。どんなテントの購入の際にも重視されるポイントとなる数値であり、テントがどれだけ水に耐性を持っているかを示します。基準としては、1,500㎜以上の耐水圧があれば、雨風は普通にしのげると考えてよいでしょう。

基準としては1,500㎜以上で、2,000㎜を超えていれば実用に耐えるレベルと言えます。また、昨今はゲリラ豪雨などの自然の影響も加味してか、5,000㎜や10,000㎜といった非常に高い数値の耐水圧を有している点ともあります。

選び方②大きさ

続いては、テント本体のサイズです。ファミリーテントで使用するという事を想定している以上は、テントのサイズは使用する人数に合わせて選択していくのがとても大切になってきます。使用人数はそれぞれのテントで出ていますが、これはあくまでも「最大収容人数」です。

大人が2人、子どもが2人でドームテントなどを使うのならば、5~6人用のモデルが推奨されます。すなわち、テントを選ぶときには実際の使用人数プラス1~2人になっている収容人数のものを選択すると、窮屈にならずに使えるでしょう。

選び方③値段

キャンプというのは、スタートする時には初期投資としてそれなりの費用が必要になってきます。今回ご紹介しているテントの他、タープや調理器具、チェアにテーブルなど、様々なギアを用意しなければなりません。

こういった中では、テントにかけられる予算というものを先にある程度決めておくべきです。ただし、安いからと言って安価なものを選択すると実用に耐えないというケースも十分考えられるので、妥協はしないようにしましょう。

選び方④設営方法

テントを使用する際にネックになりやすいのが、設営の方法や手間のかかり具合です。特に初心者の方はこの点を不安視する人も多く、サイズやデザインなどにこだわった結果設営に手間がかかってそれだけで疲れてしまった、というケースもあります。

もし設営にあまり時間をかけたくないのであれば、紹介した種類の中だとドームテントやワンポールテントなどは設計がシンプルである分やりやすいです。

選び方⑤素材

テントに使用されている素材も大切です。一般的にはポリエステル素材が用いられていますが、軽量さに優れているナイロン、通気性に優れていて結露がしにくいコットン、ポリエステルとコットンを合わせたポリコットンなどがあります。

更には、キャンプにおいての醍醐味として楽しまれている焚火を安全に使用できるよう、耐燃素材を用いているテントもあります。素材自体の特徴はもちろんの事、機能面についても事前に確認しておけると選択肢も絞りやすいでしょう。

キャンプ初心者におすすめのファミリーテント10選

以上、テントにはどのような種類があるのか、そしてこれから使っていく事を考えた時の選び方のポイントについて、それぞれ解説してきました。ここからは、本題となるキャンプ初心者にお勧めのファミリー向けテントをご紹介します。

おすすめ①コールマン タフワイドドームIV

コールマン タフワイドドームIV
コールマン タフワイドドームIV

サイズ:使用時/約300×300×185(h)cm、収納時/約直径25×75cm
重量:約10.6kg

まず1点目は、コールマンのタフワイドドームⅣです。インナーテント下部メッシュより新鮮な外気を取り入れ、内部の温まった空気を天井部のメッシュから排出するなど、夏場でも快適な空間を確保する工夫が盛り込まれています。

ドームタイプではありますがテントの上部を大きく押し上げるフレーム構造で、高さと広さを両立し185cmの高さを確保しています。紫外線が繊維に与える影響に対し、軽くても色落ちも少なく、防水性に優れた素材「UVORO」で耐久性も抜群です。

コールマン タフワイドドームIVの口コミ

設営は簡単過ぎて技術の進歩とメーカーさんの努力は素晴らしいなと感じます。インナーテントに使う付属のプラ製ペグは短くても太くしっかり固定するタイプで、当然ハンマーも割れないようにプラ製となっているのでしょう。 引用:Amazon

 

やはり大型なので設営も慣れないと大変ですが慣れると1人でパパッといけます。インナーシートは薄めなので大型マットは必須ですね。空気もよく循環しますね。 引用:Amazon

おすすめ②ロゴス neos PANELスクリーンドゥーブル

ロゴス neos PANELスクリーンドゥーブル
ロゴス neos PANELスクリーンドゥーブル

総重量:(約)17.4kg。サイズ:(約)幅300×奥行520×高さ205cm

続いては、コールマンと同じく有名ブランドのロゴスより、neosパネルスクリーンドゥーブルです。ロゴスでも代表的な広々パネル2ルームテントと防水マット、グランドシートの3点セットで、実用性の高いリビングルームと家族6人ですごせる寝室を兼備しています。

ロゴス独自のPANEL SYSTEMにより、テント前面が付属のキャノピーポール2本で自立するタープに。交差するフレームがタープ部分を湾曲させ、水だまりの発生も防げます。

ロゴス neos PANELスクリーンドゥーブルの口コミ

組み立てにすごく苦戦しました。テントは問題無しで、とても広く快適でした。 引用:Amazon

 

使いやすく、使い手の事を考えている。 引用:Amazon

おすすめ③スノーピーク アメニティドーム

スノーピーク アメニティドーム
スノーピーク アメニティドーム

キャリーバッグサイズ:73×23×27(h)cm
重量:9.8kg

スノーピークのドームタイプのテント、アメニティドームです。本製品を始め、スノーピークのテントシリーズは地上高を最低レベルに抑えてあり、かつシルエットの丸みを持つ部分を多くして風がテントの上を通っていくように設計する事で高い耐久性を生んでいます。

タープの耐水圧表記には、“ミニマム”という単語がついており、「どこを計測しても最低1,800mmミニマム」として全域で防水性能を発揮します。別売のアップライトポールセットを使うと、前室にリビングスペースを作り出すことができます。

スノーピーク アメニティドームの口コミ

寝るだけのテントとして利用しています。耐水性耐風性も申し分なく、これ以上のスペックは不要と感じます。 引用:Amazon

 

結果としては最高です!広い前室に憧れがあり、前室に大きいテーブルを置いてもまだチェアが奥スペースがあります。 引用:Amazon

おすすめ④DOD カマボコテント3M

DOD カマボコテント3M
DOD カマボコテント3M

組立サイズ(外寸):(約)W300×D640×H195cm
収納サイズ:(約)W69×D35×H31cm
重量(付属品含む):(約)19.5kg

旧ドッペルギャンガーのDODより、カマボコテントです。広いリビングを備えた2ルーム型トンネルテントで、同シリーズのテント史上最高の快適性と充実したオプションパーツを用意しています。

日本ならではの気候やキャンプサイトの大きさに合わせて設計された、オールシーズン対応の2ルーム型トンネルテントとして、大人10人がくつろげる程のリビングスペースの広さを有し、のびのびと使えるテントになっています。

おすすめ⑤コールマン タフスクリーン2ルームハウス MDX

コールマン タフスクリーン2ルームハウス MDX
コールマン タフスクリーン2ルームハウス MDX

インナーサイズ:約300×250×175(h)cm
重量:約17kg

1点目と同じく、コールマンのタフスクリーン2ルームハウスです。メッシュ・オープン・クローズが選べるワイドなリビングスペースが備わっている為、天候に合わせてスタイルを変えられる自由度の高い2ルームテントです。

寝室にはクロスフレームを採用しており、ストレスを感じさせない広さを確保しています。風を取り入れ排出を繰り返し涼しい空間を作る サークルベンチレーションシステムや、ランタンハンガーが付属するなど、快適性についてもこだわられています。

コールマン タフスクリーン2ルームハウス MDXの口コミ

MDXの+(プラス)の付かないモデルですが、明るくスタンダードなキャンプっぽい色合いで、ダークルームでなく正解だったと思います。広さも家族3人+ペットで十分快適に過ごせます。 引用:Amazon

 

キャンプは初めてでしたが夫婦二人で30分ほどで設営できました。撤収も同じくらいで出来ました。ただ上手く丸めないとバックに収まらないので慣れは必要かなと思います。 引用:Amazon

おすすめ⑥DOD ワンポールテント

DOD ワンポールテント
DOD ワンポールテント

サイズ:(約)W460×D460×H300cm
インナーサイズ:(約)W410×D360×H300cm
収納サイズ:(約)W62×D25×H25cm

こちらも2点目となるDODのワンポールテントです。本体外側にペグを打ち込み、1本のポールを立てるだけの非常にシンプルな構造なので、設営、収納両方で余計な手間をかけることなく展開させられます。

最大8人が就寝可能な床面積がありながら、必要なパーツが少ないため、収納時はコンパクトになります。大人数のキャンプでも出入りしやすいように出入口を前後2ヶ所に配置し、インナーテントは全面メッシュ仕様で高い通気性を確保しています。

DOD ワンポールテントの口コミ

冬キャンプで幕内で灯油ストーブを使用しましたか、広くてテントが焦げる心配もなく最高です。 引用:Amazon

 

大人の、女性一人で立てられます。はじめてでも一人でたてられました。広さは6人で限界じゃないでしょうか。うちは大人一人子供二人で使ってかなり広々くつろげます。 引用:Amazon

おすすめ⑦NORDISK アウトドア テント レイサ

NORDISK アウトドア テント レイサ
NORDISK アウトドア テント レイサ

サイズ(フライシート):645x295x210cm
サイズ(インナーテント1):230x280x200cm
サイズ(インナーテント2):160x280x170cm

ノルディスクの6人用テント、レイサもお勧めです。間仕切りのある二つの睡眠用のスペースを有し、大き目のスペースは二つの区画に分離させられるようになっていて、多目的収納ポケットが付いているなど、非常に汎用性と実用性を重視した設計です。

フロントと両サイドのドアはタープ代わりとして大きく開けることができ、真ん中にはロールアップ式の窓とドアのついた入口があります。比較的シンプルな設計なので、設営についても時間を取りません。

NORDISK アウトドア テント レイサの口コミ

強風の海辺で使用したけど張り綱なくても、しっかり張れました。 引用:Amazon

 

ちゃんと正規品のギャランティーカードも付属していました。安く購入できて良かったです。良い商品でした。 引用:Amazon

おすすめ⑧ogawa ロッジ型 オーナーロッジ タイプ

ogawa ロッジ型 オーナーロッジ タイプ
ogawa ロッジ型 オーナーロッジ タイプ

収納サイズ:82×24×36cm
総重量(付属品除く):16.9kg

家のような室内でくつろげる、オガワのオーナーロッジタイプのテントです。「復刻」や「レトロ」ではなく今の時代にこそふさわしいロッジとして展開しており、全方向にメッシュを完備しインナーには快適なT/C素材を採用しています。

正面両サイドは格子デザインで、メッシュでもフルクローズでも自由に調整して使用可能。別売りのポールを使用すれば、背面パネルは張り出しもさせられます。

ogawa ロッジ型 オーナーロッジ タイプの口コミ

幕の生地も210デニールあり厚く、シーム処理も綺麗で流石オガワといった感じ。 スカートもハトメがあり風が吹いても安心だし、メッシュも多くオールシーズン使用できます。 引用:Amazon

 

設営も簡単で見た目がかなりいいで気に入りました!何より縫製や細かい細部まで丁寧に作られてるところが流石だなと思いました! 引用:Amazon

おすすめ⑨NORDISK アウトドア キャンプ テント アルヘイム

NORDISK アウトドア キャンプ テント アルヘイム
NORDISK アウトドア キャンプ テント アルヘイム

サイズ(使用時):400x400x275cm
収納サイズ:99x32cm

ワンポールで設営も簡単な、ノルディスクのアルヘイムテントです。クラシカルなティピー型で綺麗な円錐型モデルであり、トップにベンチレーションが付いているのでフロアを外せば中で料理や小さな焚火も楽しめます。

シンプルなシングルポール設計は設営も簡単で、キャンピングとグランピングに最適です。2~5人のモデルと6~8人が収容できるサイズがあり、使用する人数に合わせて選べます。

NORDISK アウトドア キャンプ テント アルヘイムの口コミ

国内販売ではお高いですが、ここではお手頃価格にて購入できました。設置面積は約4mであまりはみ出しませんでした。 引用:wiggle

おすすめ⑩スノーピーク テント ヴォールト

スノーピーク テント ヴォールト
スノーピーク テント ヴォールト

重量:7.9kg
収納サイズ:66×25×25(h)cm(キャリーバッグサイズ)

最後は、スノーピークのヴォールトテントです。アウトフレーム構造の3本のフレームからなるシンプルな設計で、初心者の方でも設営のしやすい製品となっています。インナーテントは吊り下げ式で、フライシートのみでの使用もできます。

室内高は150cm、高さはそこまでありませんがロースタイルで使用する分には十分となっており、インナーテントは大人2人と子供2人、家族で並んで横になれる十分な広さがあります。

スノーピーク テント ヴォールトの口コミ

早速ふもとっぱらでソロ使用したが、設営も楽で雨が降ってもインナーテントが濡れずに着脱出来るのでGood。よくアメドMとの比較されますが、両方持ちの自分としては、シェルターとしての利用が出来るVaultが好きです。 引用:Amazon

 

まったくの初心者でカッコで購入したが、テントに3本突っ込んで、ペグ4本打ったらもう立っちゃった。途中から雨降ってきたが、後からインナー?を付けるので濡れずに完成! 引用:Amazon

キャンプ初心者必見・テントの張り方

  1. テントをサイトに広げ、ポールを通す
  2. ポールを差し込んで、エンドピンへ差す
  3. インナーテントとポールを結合させる
  4. フロントポール、リアバイザーポールを設置する
  5. ペグを打ってテントを固定する
  6. リッジポール、フライシートを固定する
  7. フライとインナーを結合し、フライシートをペグダウンさせ地面に固定する

一般的なドームタイプのテントを設営する際の張り方の大まかな手順については、上記のような流れとなっています。勿論、2ルームやワンポールなどだとまた違った設営の仕方になるので、説明書をしっかり読んでください。

キャンプ初心者必見・テント以外に揃えたい道具

【必需品】

  • タープ
  • ランタン
  • 焚火台
  • テーブル、チェア
  • 寝袋、マット
  • クーラーボックス

【自宅のもので代用できる道具】

  • フライパン、カトラリー等食器や調理器具
  • カセットコンロなどのバーナー、火器

キャンプでは、テント以外にも絶対に揃えるべきものと、家にあるもので代用可能なものがあります。最初からすべてそろえるのは経済的に負担になるので、必要最低限何が要るのかは覚えておきましょう。

初心者にもおすすめのテントで快適なキャンプを

初心者にとって、テントはどんなものを選ぶかというのは悩みどころです。現在では多くの機能的なモデルもラインナップされていますので、是非ともほかのギアとも合わせて快適なキャンプになるようしっかりと吟味してください。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。