差し金の特徴・お手入れ・修理方法と人気のおすすめTOP3
差し金とは?特徴と汚れ・壊れやすい場所
差し金の特徴と、汚れやすい・壊れやすい場所をご紹介しましょう!
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差し金の特徴
差し金とは、「大工道具の代表」ともいわれる工具で、L字型に曲がった金属製の定規のことです。裏と表、内側と外側に目盛りが付いていて、「尺・寸」表示と「センチ・ミリ」表示のものがあります。かねじゃく・まがりがねなどとも呼ばれている差し金は、長さを測る・直角を確認する・直角に墨付け(線を引く)をするのが主な使い方です。
汚れやすい場所
差し金が1番汚れるのは側面(厚みの部分)です。直線を引くときに、差し金の側面に鉛筆やシャープペンなどを当てて引くので、何度も使用するうちに汚れてきます。側面の汚れがひどくなると、線を引く対象物(木材など)の色が薄い場合、その汚れが移ることもあるので気を付けてください。
壊れやすい場所
差し金で線を引くときには、L字の長い側を手に持ち、短い側で線を引くことが多いので、徐々に「ゆがみ」「たわみ」が生じます。また、落とした衝撃で微妙に狂うこともあるのです。差し金は「直角の正確さ」が大切なので定期的にチェックをしましょう。
差し金の汚れの落とし方とメンテナンス
差し金の汚れの落とし方と、日頃のメンテナンス方法をご紹介します。
汚れの落とし方
差し金のほとんどはステンレス素材です。側面の汚れが気になったら、以下の方法で落としてください。
・水に食器用中性洗剤を少々溶かした液体を作り、布に含ませてこする
・炭酸ソーダ系の洗剤を布に付けてこする
汚れを落としたあとは、水を含ませてから固く絞った布などで拭き、洗剤分を落としてから乾いた布で水分を拭いて仕上げましょう。
日々のメンテナンス方法
差し金は、日々作業が終わったら目立つ汚れなどなくても乾いた布かタオルなどで全体をていねいに拭きましょう。鉛筆などの汚れや手指の脂などを拭き取ってから片付けてください。
また、定期的に「スコヤ」(直角を確認するための道具)を使って直角に狂いが生じていないかを確認しましょう。「
差し金の修理の仕方
差し金がゆがんだりたわんだりして狂いが生じている場合は、小さなカナヅチ
などで叩いて直してください。内側を叩くとL字が広がり外側を叩くとしまります。差し金の使用頻度にもよりますが、こまめに汚れを落とし「直角」を確認することで長く使用することができるでしょう。
また、「新しい差し金に買い換えようかな」と思ったときには、工具専門買取店に買取に出すのがおすすめ!中古でも買い取ってくれるお店があります。
差し金の汚れや修理に必要なアイテム
差し金の汚れ落としやメンテナンス、修理に必要なアイテムをご紹介しましょう!
セスキの激落ちくん 徳用500ml
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アルカリ電解水と炭酸ソーダを配合した無色無臭の万能クリーナーです。汚れを包み込み浮かせて落とします。さまざまな汚れを落とすことができ、手に優しいので作業現場に1本あると重宝するでしょう。手軽に使えるスプレータイプなので、タオルに吹きかけてから差し金を拭いてください。そのままでもいいのですが、気になる人は水に浸して固く絞ったタオルで仕上げ拭きをするのもおすすめです。
大五郎ネイルハンマー小8oz
グリップ部分を樹脂でカバーしているので握りやすいハンマーです。アマゾンの「木工用ハンマー」カテゴリーではベストセラーに輝く製品で、小型で軽量なため差し金の調整などデリケートな作業に向いています。「スコヤ」で直角の具合をチェックしながらていねいに調節してください。
シンワ測定 完全スコヤ
差し金の直角部分に狂いがないかを確認できるのが、この「シンワ測定 完全スコヤ 62009」です。アマゾンのベストセラーに輝く製品で「使いやすさ抜群」「正確な直角が出せる」「多様に使える」などレビューの評価も高い製品となっています(出典:アマゾン)。スコヤの内側の角に、差し金の外側の角を合わせたときに、すき間ができたりゆがみがあったりしたら、差し金に狂いが生じているので調整しましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。