モルタルミキサー人気5選/名古屋トーカイやマゼラーなどの専門メーカーのおすすめをご紹介!
モルタルは、ブロックやレンガなどを固定するための目地や、壁の上塗りといった用途で使われることが多い建築材料で、モルタルミキサーを使えば手軽で、簡単に作ることが出来ます。最近のモルタルミキサーは、ステンレスを使用したものや100V電源で気軽に使えるものなど、さまざまなタイプが数多くリリースされています。今回はモルタルミキサーのおすすめ5選をはじめ、使い方などをご紹介します。
目次
モルタルミキサーの使い方について
モルタルミキサーはコンクリートのように砂利などの硬い固形物を入れ込む必要がないため、材料を混錬ドラムの中に入れ込んで置くだけで、簡単に混錬を行うことが出来ます。100V電源仕様のタイプの混錬方法をご紹介します。
1:規定量の砂、セメントをドラム内に投入
水を一緒に加えると、全体の混錬時間を長く取る必要がありますので、先に砂とセメントをドラム内に投入し、スイッチをONにして骨材だけで混錬を行います。
2:骨材の混錬終了後に水を入れる
手順1が終わって、骨材の混錬が終了したら、規定量の水を少しずつ加えながら、混錬を行う。水を全量入れてしまうと、セメントだけが浮いて来る可能性がありますので、少しずつ加えるようにして下さい。
3:完全に混錬が終わるまで待機
水の投入が完了したら、混錬具合を確認しながら待機します。この時、時期によっては水が足りないこともありますので、モルタルの硬さを確認しながら行いましょう。モルタルの硬さですが、イメージ的にはソフトクリームよりも少し硬い程度に混錬するとコテに乗り易く、使い易いと思います。
4:混錬終了後、モルタルを取り出す
殆どの機種が、ドラムの下部に開口部が設置してありますので、モルタルを受ける容器を置いて、モルタルを取り出しましょう。
モルタルの作り方は、上記の手順1~4の繰り返しとなります。
マゼラー ハンディミキサー PM-20NH2
新潟県新潟市に本社を構える「株式会社マゼラー」はモルタルミキサーの製造、販売を行っている専門メーカーです。
ご紹介する「ハンディミキサー PM-20NH2」は、本体側面の高さ955mmの部位に、補助用の車輪を装備しており、重量が65kgもありますが一人でも簡単にトラックへの積み下ろしが出来るようになったモデルです。
ドラムサイズは直径Φ640×深さ270mmで、約60Lのモルタルを混錬することが可能で、100V電源仕様との組合わせにより、コンセントのある場所であれば何処でも気軽に使用することが出来ます。
栄和機械工業 モルタルミキサー EMG-S1.5
愛知県北名古屋市に本社を構える「株式会社 栄和機械工業」は、建築用から食品用で使用されるモルタルミキサーを専門に製造、販売しているメーカーです。
ご紹介する「モルタルミキサー EMG-S1.5」はドラムサイズが口径Φ530×高さ270mmで、容量が45Lと小型のモルタルミキサーです。
100V電源でご家庭のコンセントに差し込むだけで使用可能なので、DIYで壁面の補修やコンクリート床の修繕など、ちょっとした作業の時、少量ずつの混錬に最適なモデルです。また混錬後はドラム下部のシューターから、ハンドル操作だけで簡単に取出すことが出来ますので便利です。
ITC モルタルミキサー ドラム容量50L
インターナショナルトレーディング株式会社からリリースされている「モルタルミキサー ドラム容量50L」はドラム容量が50Lとなり、1回の混錬作業で約35Lのモルタルを練り上げることが可能なモデルです。
本体下部に直径170×幅55mmのラバー製大型タイヤ4本とハンドルを配置し、何処にでも気軽に持ち運べるようになっています。また練りあがったモルタルを取出す場合には、底部に設置された開閉式スライド口から簡単に行えますので、手を汚さずに作業を行うことが出来ます。
名古屋トーカイ ミニ2.8型アップダウンミキサー
1回練上量: 80L
奥行き×巾×高さ :奥行き:750mm×巾:850mm×高さ:1020mm
使用ギャードモーター: 単相100V-750W (50Hz:32rpm 60Hz:38rpm)
仕様 :一輪車の直取り可能 アップダウンスタイル
重量 :75Kg
愛知県名古屋市に本社を構える「有限会社 名古屋トーカイ」は建設、農業関連機器の製造メーカーです。
ご紹介する「ミニ2.8型アップダウンミキサー」は、ドラム寸法がΦ650×高さ340mmと大きく、1回の混錬作業で約80Lのモルタルを練り上げることが可能なモデルです。ドラム本体の素材にステンレス素材(SUS430)を採用することで錆び難く、汚れが落とし易くなっており、長く綺麗に愛用することが出来るのが最大の特徴です。
また100V電源仕様となり、DIYでもプロの方の現場でもコンセントに差し込むだけで簡単に稼働出来ますので、手軽に使えるようになっています。
アルミス まぜ太郎 AMZ-30Y
練り量:約30L(コンクリート)
回転数:27.5/min~30min
ドラム口径:262mm
ドラム内容:450φ
コード長さ:約1.5m
佐賀県鳥栖市に本社を構える「株式会社アルミス」はアルミ建材事業や農業資材事業を手掛ける会社で、各種建材や運搬用機材など数多くのアイテムをリリースしています。
ご紹介する「電動コンクリートミキサー まぜ太郎 AMZ-30Y」はドラム容量が63Lあり、100V仕様の家庭用電源で稼働出来ることから手軽にモルタルやコンクリートを混錬することが可能で、人気のあるモデルです。
操作については材料をドラム内に投入し、電源ボタンを押すだけの簡単な操作方法となりますので、女性の方でもDIYでモルタルを練ることが出来ます。
モルタルミキサーとの組合わせに最適なセメントは?
モルタルミキサーの人気5選をご紹介しましたので、混錬材料であるモルタルのおすすめを少しだけご紹介します。
1:YBK工業 インスタントセメント モルコン
YBK工業からリリースされている「インスタントセメント モルコン」は、工場の製造段階で砂とセメントを混錬してあり、使用時には水を入れて混錬するだけの簡単手順で、お手軽にモルタルを作ることが出来ます。モルコン25kgに対し、水を約3.0~3.5L程を入れ、モルタルミキサーでしっかりと混ざるまで混錬すれば、左官作業の準備完了となります。
2:トーヨーマテラン 30分速乾性インスタントセメント
愛知県春日井市に本社を構える「トーヨーマテラン株式会社」は各種セメント、モルタル材料を製造、販売している専門メーカーです。ご紹介する「30分速乾性インスタントセメント」は、早く硬化させたい場合に使用するセメントで、工場での製造段階から砂と特殊セメントを配合しており、水を加えて混錬するだけで、使用出来るようになっています。ただし速乾性なので、作業時間は短時間で済ませるように少量での混錬をおすすめします。
モルタルミキサーの有名製造メーカーをご紹介
モルタルミキサーは昔からの老舗メーカーが、確かな技術を継承しながら製造している会社が殆どです。今回、ご紹介したおすすめ5選の中でもご紹介したメーカーの詳細をご紹介します。
1:有限会社 名古屋トーカイ
愛知県名古屋市に本社を構える「有限会社 名古屋トーカイ」は、モルタルミキサーを専門に製造、販売しているメーカーです。受注生産で作られる大型から、DIYで使用するような小型タイプまで、さまざまなモデルをリリースしています。
ウェブサイト:http://www.nagoyatokai.net/
2:株式会社 栄和機械工業
愛知県北名古屋市に本社を構える「株式会社 栄和機械工業」もモルタルミキサーの専門メーカーで、顧客に合わせた特注品なども製造してくれますので、気軽に問合せしてみては如何でしょうか。
ウェブサイト:https://www.eiwamixer.com/
3:株式会社マゼラー
新潟県新潟市に本社を構える「株式会社マゼラー」は、1964年に創業しモルタルミキサーをはじめ、食品用のステンレスミキサーなどを製造、販売している専門メーカーです。その他にも、特注の産業用機械なども製造していますので、ウェブサイトを覗いてみては如何でしょうか。
ウェブサイト:http://mazelar.com/index.html
モルタルミキサーの選び方について
モルタルとコンクリートの違いは、荒骨材といわれる砂利が入っているか、いないかの違いとなり、モルタルは砂、セメント、水だけで混錬され、コンクリートはこれに砂利などの荒骨材が混錬されます。
両者の違いは、荒骨材だけなのでモルタルミキサーを購入される時には、作業の汎用性を考慮しコンクリートも混錬出来るものを選ぶことをおすすめします。モルタルミキサーの混錬用のブレード部分に、オプションがあるタイプなどもありますので、販売店で確認されては如何でしょうか。
モルタルミキサーの使い方とおすすめ5選
モルタルミキサーの使い方や、おすすめ5選などをご紹介しました。DIYでもプロの方の業務でも、モルタルを使う機会は思った以上にありますが、手で混錬するには量が多かったり、慣れないうちは上手く混ざらなかったりと、失敗することもあります。そんな時には、手軽に使えて便利なモルタルミキサーが大活躍してくれますので、この機会に購入を検討されてみては如何でしょうか。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。