電動工具の代表格、グラインダーの選び方は?
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電動工具と聞いて、一番にイメージするのがグラインダーではないでしょうか。グラインダーは、切断と研磨の2つの用途に合わせ、装着する砥石を変更するだけで簡単に使い分けが出来るため、1台2役の使い勝手の良さも電動工具の代表格と言われる特徴の一つです。グラインダーを1つ持っていれば、最近流行りのDIYの時には非常に役立つのではないでしょうか。今回は、そんなグラインダーの選び方についてご紹介していきます。
目次
使い勝手の良い電動工具の代表格
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グラインダー(正式にはディスクグラインダー)は、先端に取付ける研削用砥石や、切断用砥石を変更することで、「研磨」と「切断」という2つの用途に使用出来ます。1台2役で汎用性も高いため、1台持っているだけで、日曜大工や部屋のDIYなどに非常におすすめな電動工具です。
グランダーの使用方法として、DIYであれば木材を必要な長さに切断したり、木材の先端を色々な形状に削って成形したりできますし、自動車やバイクの整備であれば、ワイヤーブラシ型のヘッドを使用して錆落としや塗装剥がしや、部品改造の研磨などができます。ちょっと書き出しただけでも便利な電動工具だということがお分かり頂けると思います。
初めて使われる方はそのモーター音と振動にびっくりしてしまうかも知れません。ですが、きちんと安全装備を使用して、怪我をしないようにグラインダー使用にチャレンジしてみて下さい。慣れてしまえば、使い勝手の良い工具で手放せなくなりますよ。
ご自身の用途にあったサイズ選びが大切
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グラインダーには幾つかサイズがあり、基本は使用可能な砥石の最大寸法が、グラインダーサイズとして認識されています。
砥石径のサイズは100㎜から180㎜まであり、海外では4インチ、5インチ、9インチグラインダーと呼ばれ、サイズが分けられています。一般的にグランダーと呼ばれるのは砥石径100㎜(4インチ)の物になり、砥石径が180㎜の9インチグラインダーは、ハイパワー電動工具としてコンクリート切断などの重切削に使われることが多いのも特徴の一つです。
簡単に言うと、100㎜(4インチグラインダー)は、細かい部位の研磨や切断に使用し、取り扱いも比較的簡単で素人向けの電動工具。180㎜(9インチグラインダー)は、広範囲の研磨や重切削に使用し、プロの専門職の方が取り扱う電動工具と言えます。
どんな用途にグラインダーを使用するか、どんな大きさの物を切断、研磨するかを考慮し、サイズ選定をされることをおすすめします。また実機を触ってみたいという方は、ホームセンターなどにも電動工具の有名メーカーのグラインダーが展示されていますので、足を運んで実際に手に持ってみて、フィーリングを確認してみても良いかも知れません。
モーター回転数による使用用途の違いは?
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電動工具であるグラインダーには、モーター回転数によって分類することが可能で、使用用途によりグラインダーの使い分けをされている方も多くいらっしゃいます。そんなモーター回転数による簡単な分類をご紹介します。
①:高速回転タイプ
一般的にグラインダーと言われている物は、ほぼこの高速回転タイプに分類され、1分間12,000回転ほどの物が多く、各社からリリースされています。回転数が高い分、研磨や金属切断などに適しています。
②:低速高トルクタイプ
1分間に9,000回転ほどするグラインダーの種類を低速高トルクタイプと呼びます。こちらは、コンクリートなどを切断する重切削に向いています。
③:無段変速タイプ
電動工具の特性を生かし、電流値を任意に調整することによってモーターの回転数を変化させることが可能な高性能タイプで、使用砥石やカッター刃の適正回転数に合わせて安全に使うことが出来ます。
DIYなどの使用であれば高速回転タイプで十分に対応が出来ますが、コンクリート製品などの切断などになると低速高トルクタイプや無段変速タイプの方が力がありますので、使い方によって回転数のタイプを選ぶことが大切です。
最大出力の高い物を選びましょう!
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大は小を兼ねるということわざがある通り、グラインダーなどの電動工具も最大出力の高い物を選ぶようにすると、出力が足りずに上手く切断や研磨が出来ないといった事態を避けられます。
最大出力が高いと、それだけモーターの回転する力も強くなります。通常、切断や研磨といったグラインダー作業の際には、作業対象物に切断砥石や研磨砥石を押し付けて研削を行います。その為、グラインダーの回転を止めようとする作用が働きます。それに負けずに作業し続けられる、高いモーター出力が必要です。
モーター内部にあるローター径を大きくすることで、内部銅線の巻き数を増やし通電容量を大きくするように工夫することで、モーター本体出力高くなるようになっています。これらの構造から、低出力の物と比較しても高出力グラインダーは、本体サイズが大きいという傾向がありますが、サイドハンドルなどの補助アイテムが付属していることが多く、心配することはありません。
電動工具であるグラインダーのおすすめメーカーは?
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グラインダーを製造販売しているメーカーは数多くあり、販売されているグラインダーもさまざまな種類がありますので、電動工具を始めて購入される方は、どのメーカー製が良いか分からないと思います。ただ一度購入すると長く愛用する道具でもありますので、少し高価な物を購入されることをおすすめします。やはり価格が高い物は、高出力で高耐久性だけでなく、安全対策としてブレーキや2段階の電源スイッチなども備えていることが多く、使用者が怪我をしないように設計されています。
グラインダーをはじめ、電動工具を幅広く製造販売している、おすすめメーカーをご紹介します。
①:リョービ株式会社
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自動車部品のダイカストメーカーからスタートし、グラインダーなどの電動工具をはじめ印刷機器や建築機器などを取り扱っており、リョービの電動工具は丈夫というイメージが定着しています。
ウェブサイト:http://www.ryobi-group.co.jp/
②:株式会社マキタ
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愛知県の安城市に本社を置き、日本国内でのシェアは約60%、全世界で約25%のシェアを誇る電動工具の老舗メーカーで、その品質の高さには定評があります。また部品が壊れた際にはスペアパーツも販売されており、簡単に自分で修理できるようになっています。
ウェブサイト:https://www.makita.co.jp/
③:日立工機株式会社
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モーター性能に定評のある日立グループの電動工具メーカーで、マレーシアや台湾、中国にも工場を有しています。グリーンとブラックを基調とした筐体が格好良く、ついつい手に取ってしまいそうな程です。
ウェブサイト:http://www.hitachi-koki.co.jp/index.html
④:ボッシュ株式会社
引用:ボッシュ株式会社
ドイツに本社を置くロバート・ボッシュ社の日本法人になります。親会社のロバート・ボッシュ社は、電動工具の海外シェアNo.1を誇り、ドイツ製品らしく堅牢で丈夫、長く愛用出来るのが特徴です。
ウェブサイト:http://www.bosch.co.jp/pt/
電動工具の体表格、グラインダーの選び方は?
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電動工具の代表といっても過言ではないグラインダーの選び方をご紹介して来ましたが、如何でしたでしょうか。初めて使うときは、おっかなビックリだとは思いますが、使い込む度に便利な工具だということを実感して頂けるはずです。大事に使えば、長く愛用出来るアイテムでもありますので、ご自身の使用用途に合わせて購入されることをおすすめします。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。