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トラクターを買うなら|中古から人気モデル、必要免許をご紹介

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引用:pexels.com

1台で何役もの活躍をするトラクターは、まさに農作業の主役!最近では、高い操作性と使いやすさ、長時間の作業でも疲れない快適さを兼ね備えたモデルも増えてきました。ひとくちにトラクターといっても、種類がありメーカーによって特徴も異なります。今回は、トラクターの種類や必要な免許などとともに、人気メーカーのモデルなどをご紹介しましょう。そして、あのランボルギーニの「憧れトラクター」も登場!ぜひごらんください。

トラクターの種類は?

引用:pexels.com

「トラクター」とは、ラテン語の「引く」という言葉が由来している機械です。「単体では動かすことができないものを牽引する車」のことで、主に農業や土木工事に用いられます。どのような種類があるのかご紹介しましょう。

農業用トラクター

一般的には、トラクターといえば「農業用トラクター」の意味で用いられています。現在、農業用に用いられているトラクターのほとんどは、空気入りタイヤを装着した「ホイールトラクター」で、「後輪駆動」と「四輪駆動」があります。トラクターはアタッチメント(作業機)を取り替えることで、さまざまな作業に使うことができるのです。代表的なアタッチメントには、以下のものがあります。

【ロータリー】
軸に取り付けた爪で田畑の土を爪で掘り起こす・収穫後の畝を平らにならす・地表に散布した堆肥を攪拌するなど幅広い用途に使う

【プラウ】
土壌表面に、雑草の種や特定の微生物などが蓄積しないよう、土壌の上と下を入れ替える作業に使う

【ローダー】
トラックのフロントに連結し除雪作業を行う。肥料・堆肥・野菜の運搬・水田の聖地作業にも使える

【フレールモア、スライドモア】
広い面積の草を一度に刈り取ることができる

【トレーラー】
重いものを運搬するときに使う

以上のものは、畑でも田んぼでも使用できるアタッチメントです。
これ以外にも、畑作業の効率をアップするマルチャー(マルチ用ビニールを貼る)、均等な畝を立てる畝立て機、田んぼで便利なあぜぬり機、土の表面をならしてスムーズにするハローなどのアタッチメントがあります。

土木工事用トラクター

トラクターは、農業用のみならず軽土木作業にも用いられるようになり、さらにその分野で進化をするようになりました。代表的なものとして「ドーザ」という土工装置(アタッチメント)を取り付けた「ブルドーザ」があります。ゴムタイヤのホイール式とクローラ式(無限軌道)がありますが、日本ではクローラ式が一般的です。ドーザには以下のような種類があります。

【パワーアングルチルトドーザ】
ブレードが左右に向きを変えられるので、押した土を左右どちらにも流せる

【ストレートドーザ】
1回で土を押し出せる量が多くハードな作業向き

【リッパ】
トラクタ後部に装着し、岩石を掘り起こすための大きな爪を持ったもの

【レーキドーザ】
大きめの岩石だけを押しやすいよう全面がスケルトンになっている

小型トラクター

15馬力以下の小型トラクターは、アタッチメントを付ける部分の規格が2点リンクのものが多くなります。そのため、取り付けられるアタッチメントの種類も少なくなります。さまざまな用途でトラクターを使用したい場合は、規格が「3点リンク」の高馬力機種を選ぶほうがいいでしょう。粘土質の土壌で使用するときも、ある程度のパワーが必要になるので、最低でも25馬力以上が必要といわれています。

大型トラクター

大型トラクターとは、主に50〜70馬力以上のトラクターを指します。日本の主力メーカーの製品は25〜35馬力の中型が多く、農家でもそのクラスが中心に使われているようです。けれども、海外ではアメリカをはじめ、広大な畑を持つ農家が多いために、高性能でタフな大型トラクターが多いのです。

大型トラクターは、日本では北海道をはじめ東北地方など大規模な畑を耕す農家からの需要があります。日本のメーカーでも大型トラクターを展開しているところはあり、クボタでは自社最大となる170クラスの超大型トラクターもフランス工場で生産しているのです。

トラクター必要免許は?取得方法は?

引用:unsplash

農業用トラクターは、畑や田んぼで農作業をするだけではありません。道路を走ることもあります。農地で使用しているだけなら免許は不要ですが、道路で使用する場合は免許が必要です。免許の種類や取得方法をご紹介しましょう。

トラクターの免許の種類

トラクターを農作業だけではなく道路でも運転したい場合は「小型特殊自動車免許」(トラクターの大きさによっては大型特殊自動車免許)が必要です。小型特殊運免許は、全長4.7m・全幅1.7m・ヘッドガード高さ2.8m以下で、かつ全高2.0m以下、最高速度時速15km/h以下の車(農耕用トラクター・コンバイン・乗用田植え機・フォークリフト・ロードローラー・小型除雪車など)に必要な免許です。

ただし、農耕用車両は、最高速度35km/h未満なら大きさの制限はなく、「小型特殊自動車扱い」になります。また、小型特殊運免許は普通免許についてくるので、普通免許取得者であればトラクターを道路で運転できるのです。

大型特殊免許の免許が必要になるのは、30馬力以上のトラクターや、移動のためのハイスピード仕様などになります。

トラクターの免許を取得するには

普通免許を持っていない人が、トラクターを道路で運転したい場合は普通免許を取得する必要があります。また、大型特殊自動車免許は、普通免許を持っていても、自動車運転教習所で別途取得する必要があるのです。

大型特殊自動車免許を取得すると、タイヤで駆動する大型トラクターのほかにも、キャタピラーで駆動する建設機械などの運転も可能です。

さて、次のページからは、日本で人気のあるトラクターメーカーと製品の特徴などをご紹介していきましょう!

 

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。