災害時に使えるソーラー発電機のおすすめ3選|キャンプなどアウトドアにも
発電機を導入して、災害に備えておきたい!でも燃料式の発電機って、ちょっと扱いが難しいのはご存知でしょうか。
ソーラー発電なら燃料もいらないし、発電時は太陽光に当てるだけなのでとても扱いやすいです。
とはいっても、
- 非常時にソーラー発電って夜だと使えないのでは…?
- ソーラー発電ってなんだか高そう…。
- いろいろな機種があるけど、結局どれがおすすめなの?
と、疑問や不安に思う方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、「災害でも使えるポータブルソーラー発電機」についてコンパクトに3選まとめました。
初心者でもサクッと読めて、上記の疑問や不安を一気に解決できます。ソーラー発電機のレンタルについてもまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
家庭用の発電機も検討したい方は、下記記事を参考にしてください。
目次
家庭用ソーラー発電機のおすすめ3選!災害から日常まで幅広くカバー
家庭用のソーラー発電機を備えていると、電源が無い非常時に電力に困らなくなります。
- 災害時の非常電源
- ベランダ発電で独立電源
- キャンプ時の電力確保
最近では地震や台風の自然災害により、燃料式の発電機が注目を浴びました。
しかし発電機はエンジンを使用するため、騒音やメンテナンスなど扱いが難しい面も。
災害時の情報収集に必要なスマホの電力確保であれば、わざわざ燃料式の発電機にこだわる必要はありません。
ソーラーチャージャーを利用した発電は騒音もなく、燃料は太陽光でまかなえるためメリットが大きいです。
以下では用途や出力に応じ、最適なポータブルソーラーチャージャーをご紹介していきます。
後半では夜間の電源確保に必要なモバイルバッテリーもご紹介しますので、どうぞ参考にしてください。
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軽くてコンパクトに折りたためるBigBlue28Wソーラーチャージャー
BigBlueのソーラーチャージャーは折りたたむとA4サイズぐらいになります。軽量で持ち運びがしやすいので、スマートフォンの充電に最適です。
最大出力 | 28W |
---|---|
変換効率 | 21.5~23.5% |
定格電流 | 4.8A |
接続方式 | USBポート×2 |
ポータブルソーラーチャージャーはRAVPower社製の商品が高評価で、多くのサイトで紹介されています。
が、この記事ではRAVPower社を紹介していません。
というのは、BigBlue社製が以下の3点で優れているからです。
- 電流チェッカー付き
- 再充電機能
- 価格が安い
ソーラーチャージャーは、天候により出力が変化します。しかしどれくらい出力が出ているかは、電流チェッカーを差し込んで確認しなくてはなりません。
BigBlueのソーラーチャージャーは電流チェッカーが本体に付属しており、発電量を確認しながら最適な位置・角度に調整できます。
またソーラーチャージャーの多くは、一度充電が止まると再度ケーブルのつなぎ直しや電源の入切が必要です。
例えば、
- ドライブ中にトンネルに入った
- 急に天候が変化してしまった
こんなときに、充電が停止してしまうことがあります。
ですがBigBlueのソーラーチャージャーであれば、電力の供給が停止してもケーブルがつながっていれば自動的に再充電してくれるんです。
またRAVPower製はおおよそ8000円で24W、BigBlue製は約7000円で28Wと価格面でも出力面でもお得です。
自立スタンドは付きませんが、本体にフックを取り付ける穴がついているため窓から吊るすことも可能。
幅広いシーンで活躍する実力を持っています。
付属品が豊富!出力も高いRockpalsソーラーチャージャー
Rockpalsのソーラーチャージャーは出力が高く、スマートフォンのほか大容量のモバイルバッテリー充電に最適です。
最大出力 | 50W |
---|---|
変換効率 | 21.5~23.5% |
定格電流 | 2.4A |
接続方式 | USBポート×3、DCコネクタ |
付属コネクタが多く、モバイルバッテリーよりも高容量なポータブル電源の充電も可能。
出力が高いソーラーチャージャーはパネルの面積が大きいため、くもり空でもスマートフォンを充電するには十分な発電量が見込めます。
折りたたみ時は約34×35cmとほぼ正方形で、広げたときは一方向に148cmまで伸びるタイプです。
価格はおおよそ14,000円。自立スタンドはつきませんが、防水設計で急な小雨にも対応できます。
出力は申し分なし!SUAOKIソーラーチャージャー100W
SUAOKIのソーラーチャージャーは、折りたたみ式トップクラスの出力を誇ります。
スマホやPCまでのモバイル機器に関わらず、車のバッテリーにも充電が可能です。
最大出力 | 100W |
---|---|
変換効率 | 22~23% |
定格電流 | USB 2A、DC 5A |
接続方式 | USBポート、DCコネクタ |
自立スタンドが付属しており、場所を選ばず充電しやすいよう設計されています。
折りたたみ時は薄型のビジネスバッグほどの大きさになるため、かさばらずに持ち運びが可能。
価格は27,000円ほどで、Rockpalsと同出力で比較すると1,000円ほどお得。SUAOKIのソーラーチャージャーは防水設計ではないため、注意が必要です。
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少し脱線しますが…しばらく前に話題にもなった「ふるさと納税」で ソーラー発電機 がもらえるということをご存知でしょうか?
本来は自分の住んでいる自治体に納めるはずの税金を、任意の自治体に納めるのがふるさと納税です。
このふるさと納税は自分の出身地の自治体以外にも納めることができるので、好きな返礼品がもらえる自治体に税金を納めることでお目当の品物がゲットできることが最大のメリットです。
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もちろん、さとふるで ソーラー発電機 がもらえる自治体がいくつかあるので、ぜひチェックしてみてください。
夜間の電力はモバイルバッテリーで確保!
上記でご紹介したソーラーチャージャーは、昼間に発電できても夜間の発電はほぼできません。
そのため発電できる昼間はモバイルバッテリーに蓄えておき、発電ができない夜間に使用する使い方が効率的です。
普段持ち歩くなら、容量が少なく軽量なものを選びましょう。自宅で独立電源として使うなら、なるべく高容量のものが良いです。
1台で2役こなすハイブリッド
フルスピード充電技術
充電してそのまま持ち出そう
普段から持ち歩くのであれば、5,000~10,000mAhのモバイルバッテリーがおすすめ。10,000mAhの容量ですと、iPhone8を約3回ほど満充電が可能です。
コンセントが一体になったタイプは、充電時のコードを扱う手間が解消されています。災害時も活躍するため、パフォーマンスが良いです。
容量にゆとりを持ちたいのであれば、20,000mAhクラスのものがおすすめ。タブレットの充電も余裕があるため、2台持ちの場合でも活躍します。
20,100mAhの容量であればiPhone11 Proを4回、iPad Pro(11インチ)を約2回ほど満充電が可能。
suaoki ポータブル電源 S601 222Wh(3.7V 60000mAh/11.1V 20000mAh)
電池容量:約222Wh (3.7V 60000mAh / 11.1V 20000mAh)
3Way充電式
3Way出力
モバイルバッテリー以上の容量を求めるなら、ポータブル電源が最適です。ポータブル電源について詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてください。
ただしポータブル電源の充電は出力が足りないと充電できないため、RockpalsやSUAOKIの高出力パネルを使ってください。
燃料式発電機よりもソーラー発電機をおすすめする理由とは?安全優先!
いざという災害時には、発電機よりもソーラーパネルの方が安全に使えます。
電力の供給という点では発電機も優秀ですが、「燃料の危険性」と「騒音」というデメリットが大きいです。
防災用に使われる小型の発電機はガソリンを燃料としていることが多く、使用や保管には常に危険が伴います。
また稼働中は爆音を轟かせるため、住宅街での使用には向いていません。
その点ソーラーパネルは太陽という自然エネルギーで充電できますし、騒音もないので住宅街でも安全・静かに利用が可能です。
小型ソーラーパネルがあれば、災害時の停電でも最低限の電力を確保できます。
災害時に最低限必要な電力はソーラーパネルで代用可能
スマートフォンなどのモバイル機器は、命に関わる情報を取得できるため災害時のライフラインといっても良いでしょう。
近年の災害時でも、スマートフォンとインターネットを利用した情報収集や物資の提供が行われました。
しかしモバイル機器を維持するために必要な電力は、どのくらいになるのでしょうか。おおよその数字を下記の表にまとめました。
スマートフォン | 10W |
---|---|
タブレット | 20W |
パソコン | 50~150W |
ソーラーパネルは製品により、20~100wの最高出力があります。
燃料を消費しないソーラーパネルと発電時に蓄えておけるバッテリーがあれば、災害時でも安心してスマートフォンやタブレットを使用できるのです。
USBを使用する電球もあるため、容量にゆとりがあるバッテリーを使えば夜間照明もまかなえます。
燃料を使う発電機はメンテナンスが必要
燃料を使用する発電機には、メンテナンスを行う必要があるというデメリットがあります。
最低限必要なメンテナンスは次の3つです。
- ガソリンを抜いておく
- 定期期なオイル交換
- 月に1度エンジンを動かす
災害時を想定して購入した場合、発電機を長期間使用しないことが多いでしょう。使用しない場合は燃料のガソリンを抜いておく必要があります。
なぜなら燃料を入れたままにしておくとガソリンが劣化し、エンジンの内部に目詰まりをおこす可能性があるからです。
またエンジンの寿命を延ばすためには、定期期なオイル交換も必要です。月に1度はエンジンを稼働し、動作確認をする必要もあります。
普段から発電機の動作確認をしておかないと、いざという時に動かない可能性があるからです。
日頃からのメンテナンスが多く、普段から使用しない環境の場合はデメリットのほうが大きくなります。
ソーラー発電機のレンタルは可能?レンタルを行っているサービス一覧
お試しをしてみたいという方や、アウトドアで短期間の使用が決まっている方はレンタルの利用が可能か気になりますよね。
ネット上ではポータブルソーラーチャージャーとバッテリーのレンタルを行っているサービスがあり、宅配も可能なので自宅で受け取れます。
「アウトドアギアレンタル そらのした」では、ソーラーチャージャーのほかアウトドアに必要なアイテムを貸し出しています。
ソーラーパネルの出力とバッテリーの容量に合わせ、利用料金が1泊2日2180円(税別)~でレンタル可能です。
イベント関連のレンタルを専門に取り扱うEVENT21では、ソーラーパネル単体から電源セットまで取り扱いがあります。
パネル単体では3日間2,750円~でレンタルでき、電源セットは1日8,800円~の設定です。
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まとめ:ソーラー発電機を備えておけば災害から日常まで使えて便利!
ソーラー発電機はバッテリーと組み合わせることで、災害時にとても役立つ電源システムに変わります。
燃料式の発電機とは違い、騒音や燃料枯渇の心配もありません。
備えておけば日常からアウトドア、災害時にも安心して使えます。非常時のために、ソーラー発電を備えてみてはいかがでしょうか。
大電流を確保したい、騒音を出しても問題のない環境でしたら燃料式の発電機も参考にしてください。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。