コンクリートカンナのすべて!マキタの3製品を徹底比較

コンクリートの表面をきれいに削るのは大変な作業ですよね。
まさか、ディスクグラインダーにコンクリート用のディスクを装着して削っていませんか?
コンクリートの表面を研削するときは、専用工具のコンクリートカンナがおすすめです。
今回はあまり知られていないコンクリートカンナについて、徹底的に解説します

コンクリートカンナとは


コンクリートカンナとはその名の通り、コンクリートの表面をカンナ掛けをしたように、きれいにしてくれる電動工具です。
コンクリートの研削作業はコンクリート専用のディスクを取り付ければ、一部のディスクグラインダーでも可能ですが、広い平面を削るには向きません。
コンクリートの表面を研削するのに最も適した工具が、今回紹介するコンクリートカンナです。

マキタ ディスクグラインダAC用 100㎜ 低速高トルク型 ・ブレーキ付 最大出力880W 9533BLA
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SK11 ダイヤモンド カップサンダー ダブル研削面 中仕上げ用 100mm SDC-100W
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コンクリートカンナはマキタ製

コンクリートカンナは国内では唯一マキタが販売しており、現在生産しているのは3製品です。
マキタは工具を扱う職業の方や、DIYが好きな方には有名すぎて説明不要かもしれませんが、解説した記事がありますので紹介します。
マキタについて知らないという方はもちろん、知ってるよという方も、読んでみてはいかがでしょうか。

コンクリートカンナの3製品を徹底比較

コンクリートカンナの3製品の特長をそれぞれ解説します。
使用用途にあうモデルをみつけてください。

コンクリートカンナ PC9003

型式 PC9003
砥石寸法 90mm
回転数 12000rpm
電源 単相100V
本体重量 1.7kg
電子制御 ×
ダストバッグ ×

PC9003は「試しにコンクリートカンナを使ってみよう」と導入を検討している方におすすめです。
ディスクを交換すれば、一般的なディスクグラインダーとして使用することもできます。
他のディスクグラインダーと異なる点は、研削面と持ち手に15度の角度がついていることです。
角度がついていることで、手首に負担をかけることなくコンクリートの平面削りができます。
コンクリートカンナの中では最も安価に購入できるモデルで、本体重量もコンクリートカンナの中では最軽量の1.7kgです。
段差や塀などの角部は、ダストカバーを取り外すことで削ることができます。

マキタ(Makita) コンクリートカンナ 90mm PC9003
マキタ(Makita) コンクリートカンナ 90mm PC9003

電子コンクリートカンナ PC5010C

型式 PC5010C
砥石寸法 125mm
回転数 9000rpm
電源 単相100V
本体重量 2.7kg
電子制御
ダストバッグ ×

PC5010Cはコンクリートの研削作業が多い方におすすめのモデルです。
先ほどのPC9003に比べると、コンクリートの平面削りに特化した機能を備えています。
コンクリートを削るときにどうしても避けられない粉塵対策として、集塵機と接続可能な専用カバーが標準装備です。
さらに、専用カバーの先端は取り外すことができるので、角部を研削するときにカバーを外す必要がありません。
また、作業時に両手でしっかりと本体を支えることができる、ハンドルがついています。
PC5010Cは電子制御モデルのコンクリートカンナです。
他のディスクグラインダーにも採用されているのでご存じかもしれませんが、電子制御モデルについて説明します。
作業時に負荷がかかっても、回転を一定にしてくれる定回転制御のおかげで高い作業性を維持できます。
さらに必要以上の負荷がかかると回転が下がり、モーターや先端工具の寿命を延ばしてくれる機能が過負荷防止機能です。
安全面では、起動したときの反動を抑えてくれる、ソフトスタート機能が思わぬ事故を防止します。
最も危険なのは、電源をONにしたままコンセントにさしてしまうことですが、再起動防止機能があるためディスクは回転しません。

マキタ(Makita) コンクリートカンナ PC5010C
マキタ(Makita) コンクリートカンナ PC5010C

電子コンクリートカンナ PC5001C

型式 PC5001C
砥石寸法 125mm
回転数 10000rpm
電源 単相100V
本体重量 4.5kg
電子制御
ダストバッグ

PC5001Cは先ほどのPC5010Cよりも、さらにヘビーユーザー向けのモデルです。
コンクリートの平面を研削するためだけに開発されたといっても過言ではない、PC5001Cの機能を紹介します。
PC5001Cの一番の特長は研削補助ベースです。
ベースを調整することで、最大6度までの傾斜をつけた平面研削をサポートしてくれます。
さらに、フロントローラーの高さを調整することで、一定の研削量が維持でき、削り過ぎることはありません。
本体を両手で支えるハンドルと、先端を外すことで角部を研削できる専用カバーが標準装備です。
コンクリートの粉塵対策は付属のダストバックを使用するか、集塵機と接続するかを選択できます。
PC5001Cも、PC5010C同様、電子制御モデルのコンクリートカンナです。
持ち運びに便利な専用のスチールケースに入っています。

マキタ(Makita) 電子コンクリートカンナ 125mm PC5001C
マキタ(Makita) 電子コンクリートカンナ 125mm PC5001C

コンクリートカンナの使用上の注意

コンクリートカンナを使用するときの注意点を紹介します。
保護具を着用することや、使用前にディスクの状態を確認することなど、一般的な注意点はディスクグラインダーと同じです。

コンクリートカンナを使用するときは、特につぎの2点に注意しましょう。

騒音と粉塵への対策が必須

コンクリートを研削するときに問題になるのは騒音と粉塵です。
騒音は耳栓やイヤーマフを装着するなどの対策をしましょう。
また住宅地で作業を行う際は、近隣への配慮も必要です。

粉塵対策は防塵マスクを必ず装着し、できれば集塵機の使用をおすすめします。

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水や研削液は使用禁止

コンクリートを研削するときに、水や研削液を使いたくなりますが、使用できません。
コンクリートカンナはすべて乾式用に作られているので、感電する恐れがあります。

まとめ

今回はコンクリートカンナについて紹介しました。
マキタ製のコンクリートカンナの3製品の仕様をおさらいしましょう。

型式 PC9003 PC5010C PC5001C
砥石寸法 90mm 125mm 125mm
回転数 12000rpm 9000rpm 10000rpm
電源 単相100V 単相100V 単相100V
本体重量 1.7kg 2.7kg 4.5kg
電子制御 ×
ダストバッグ × ×

コンクリートカンナで研削した面は、とてもきれいに仕上がります。
コンクリートカンナに限らず、工具を使った作業には思わぬ危険が潜んでいます。
工具を使用するときには、必ず保護具を着用することを習慣にしてくださいね。

コンクリートカンナの他にも、コンクリート用につくられた工具を紹介しています。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。