ハスクバーナ チェーンソーのおすすめ7選!燃料や部品、修理についても解説
300年以上の歴史を持つ、アウトドア工具メーカーのハスクバーナ。特にチェーンソーでは世界最大級のシェアを誇り、世界をリードしています。
ラインナップも豊富で、現行カタログには30種類という多彩なモデルのチェーンソーが掲載されているんです。ですがこれほど数が多いと、どれを選べば良いのかわからなくなりますね。
そこで今回は、ハスクバーナ チェーンソーのおすすめ7選をご紹介します。燃料や部品、修理についても解説していきますので、「ハスクバーナのチェーンソーを詳しく知りたい!」という方は、ぜひご覧ください。
目次
おすすめのハスクバーナ チェーンソー① 120e Mark Ⅱ
ここからは、ハスクバーナ チェーンソーのおすすめ品をご紹介していきます。まずはガーデンチェーンソー『120e Mark Ⅱ』です。
ハスクバーナ チェーンソー『120e Mark Ⅱ』の特徴
ハスクバーナ チェーンソー『120e Mark Ⅱ』は、使いやすくて始動もカンタン。小木の伐採・薪づくりを行う方に最適な、ガーデンチェーンソーです。
排気量は38.2cm3、出力1.4KW、本体重量5.1kg。世界界水準の厳しい環境基準に沿って設計され、低排ガス・低燃費が特徴の「X-Torqエンジンテクノロジー」を採用しました。フィルターを常に清潔に保つ「エアインジェクション」も備えます。
またフライホイールが回転することで発生する遠心力を利用した吸気の清浄化システム「エアインジェクション」によって、エアフィルターが汚れにくくなりました。掃除の頻度も減って、機械の運転がスムーズになり摩耗を防ぎます。
推奨バー長(最長): 45 cm
推奨バー長(最短): 35 cm
おすすめのハスクバーナ チェーンソー② 120i
2点目のおすすめチェーンソーは、バッテリーチェーンソー『120i』です。
ハスクバーナ チェーンソー『120i』の特徴
ハスクバーナ チェーンソー『120i』は、軽量で扱いやすいバッテリーチェーンソーです。ブラシレスモーターを採用したことで、効率と信頼性を向上し、騒音の低減、製品寿命を伸ばすことを実現しています。
バッテリー電圧は36V、本体重量(バッテリーとバー・チェーン除く)は2.95kg。バッテリーパックはハスクバーナのすべてのハンドヘルド機に適合し、刈払機やブロワー、ヘッジトリマー間で共有することが可能です。
軽量エルゴノミックデザインのボディで扱いやすく、直感的なボタン操作で一発始動するため最初の1台におすすめな、お手頃ホームモデルとなっています。
バー&チェン : 3.8″ /H38[90PX 45コマ]・オイルタンク容量 : 0.20 l
オイルポンプ性能 Max : 6.5 ml/min
オイルポンプ性能 Min : 3.5 ml/min
おすすめのハスクバーナ チェーンソー③ 135 Mark Ⅱ
入門モデル『135 MarkⅡ』が、ハスクバーナのおすすめチェーンソーの3点目です。
ハスクバーナ チェーンソー『135 Mark Ⅱ』の特徴
日曜大工や庭仕事などDIYに最適な入門モデルとしておすすめするのが、ハスクバーナ チェーンソー『135 MarkⅡ』。堅牢な造りで、使いやすいガーデンチェーンソーです。
排気量は38cm3・出力1.6KW・本体重量4.7kg。カンタンにチェーンの張りを調整できる「サイド・チェン・テンショニング」を搭載しています。防振ダンパーで振動を吸収することで、ユーザーが感じる振動を削減します。
また「チョーク連動式ストップスイッチ」搭載で、よりカンタンな始動性を実現しました。スイッチの戻し忘れによるトラブルを未然に防ぐこともできます。
推奨バー長(最長)40 cm/推奨バー長(最短)35 cm
おすすめのハスクバーナ チェーンソー④ 236e
ハスクバーナのおすすめチェーンソー4点目は、入門モデルの『236e』です。
ハスクバーナ チェーンソー『236e』の特徴
ハスクバーナ チェーンソー『236e』は排ガスを従来より75%以上削減し、国内排ガス2次規制に対応しました。日曜大工などに適した入門モデルです。
排気量は38.2cm3・出力1.4KW・本体重量4.7kg。燃費が従来品から20%以上低減しています。補助スプリングを搭載した「スマートスタート」により、スターターを引く力も軽減しました。
またファンの遠心力で切り屑を除去する「エアインジェクション」を搭載し、取り扱いやすさも向上しています。
おすすめのハスクバーナ チェーンソー⑤ 346XP
ハスクバーナのおすすめチェーンソー5点目は、プロ用モデル『346XP』です。
ハスクバーナ チェーンソー『346XP』の特徴
ハスクバーナチェーンソー『346XP』は、使用頻度の高いプロフェッショナルのためのモデルで、高い品質と耐久性を望む方にオススメです。
排気量は50.1cm3、出力2.7KW、本体重量5.0kg。サイドにあるチェーン張り装置により、チェーン調節を素早くカンタンに行えます。また「三分割クランクシャフト」により、最大耐久性を備え、過酷な使用にも耐えます。
さらに人間工学に基づいたグリップを採用することで、自然な作業姿勢を生み、作業性も向上しています。「クイックリリース・エアフィルター」によって、エアフィルターの掃除と交換を容易にしました。
燃料消費量: 490 g/kWh
燃料消費量: 1.3 kg/h
おすすめのハスクバーナ チェーンソー⑥ 545 Mark Ⅱ
新型次世代モデルの『545 Mark Ⅱ』が、ハスクバーナのおすすめチェーンソーの6点目です。
ハスクバーナ チェーンソー『545 Mark Ⅱ』の特徴
耐久性に優れ、カンタンに始動でき、過酷な作業条件でも長時間効率よく作業ができるモデルとしておすすめするのが、ハスクバーナ チェーンソー『545 Mark Ⅱ』。快適性・制御性・操作性のすべてが備わった、完璧な鋸断を目指した新型次世代のチェーンソーです。
排気量は50.1cm3、出力2.7KW、本体重量5.3kg。強靭な「マグネシウムクランクケース」で、超寿命となり、高い回転数と厳しいプロの使用にも耐えることが可能です。また「スナップロック式シリンダーカバー」を採用したことで、スパークプラグの交換や清掃が容易になり、時間も節約できます。
さらに「オートチューン」によって、異なる燃料、高度、湿度、温度、エアフィルターの状態に合わせ、自動でエンジンを調整して、常に最適なエンジンのパフォーマンスを実現します。
おすすめのハスクバーナ チェーンソー⑦ 550XPG
最後におすすめするハスクバーナのチェーンソーは、トッププロ用の『550XPG 』です。
ハスクバーナ チェーンソー『550XPG』の特徴
ハスクバーナ チェーンソー『550XPG』はトッププロの仕事用に設計・製造されたプロフェッショナル・ソーです。低燃費エンジン「X-Torq」を採用し、パワーと操作性のバランスに優れています。
排気量は50.1cm3・出力2.8KW・本体重量5.1kg。現場の気温・気圧・湿度に合わせてキャブレターを自動調整し、最適なコンディションに保つ「オートチューン」を搭載しました。「流量調整式オイルポンプ」によって、ガイドバーの長さやオイル粘度に応じた最適なチェーンオイル量が調整可能です。
また、チョークとストップスイッチが一体になった「チョーク一体型ストップスイッチ」によって、よりカンタンな始動性を実現しました。
ハスクバーナ チェーンソーの関連品【燃料・オイル・部品・替刃・防護ズボン(着用義務化)】
ここでは、ハスクバーナ チェーンソーの関連品をご紹介します。
燃料の作り方
動力に2サイクルエンジンを使用しているチェーンソーの場合、燃料は「無鉛ガソリン+エンジンオイル」の「混合ガソリン」です。ガソリンスタンドに売っているガソリンをそのまま燃料にはできないので、注意して下さい。
混合比率は、各モデルの取扱説明書で確認します。たとえば『120e MarkⅡ』ではガソリンとエンジンオイルの混合比は「50:1(2%)」です。次の手順で混合ガソリンを作ります。
- 作成する燃料の量を決める。ただし、使い切るのに30日以上かかる量の混合ガソリンは作らない
- 使用するガソリンの半分を、逆流防止バルブ付きの清潔な燃料容器に入れる
- エンジンオイルの全量を、燃料容器に加える
- 容器を振って、燃料を混ぜ合わせる
- ガソリンの残りの量を、燃料容器に入れる
- 容器を振って、再度燃料を混ぜ合わせる
- 混合ガソリンを、本体の燃料タンクに充填する
チェーンソーオイルについて
チェーンソーを使用するには、チェーンソーオイル(チェーンオイル)も必須となります。チェーンソーオイルは、チェーンとガイドバーの間の摩擦を軽減します。
ハスクバーナのチェーンソーには「自動潤滑システム」が搭載され、チェーンソーオイルがなくなる前に、燃料がなくなるように設計されています。燃料(混合ガソリン)を補給したら、チェーンソーオイルも補給するすることを習慣づけましょう。
ハスクバーナ チェーンソーの部品
ハスクバーナでは、チェーンやガイドバー、目立て用具、潤滑油、燃料、充填装置など多くの純正アクセサリーを販売しています。高品質なアクセサリーばかりですので、ぜひ純正品を使用しましょう。
バーマウントタイプ : スモール (小)
バー長さ (インチ) : 14″
ゲージ : 1.1 mm
ピッチ : 3/8″ mini
ハスクバーナ チェーンソーの替刃(ソーチェーン)
ソーチェーンは自転車のチェーンと同じような形をしたチェーンで、等間隔に刃(ソー)がついています。このソーチェーンをガイドバーに取り付け、回転させることで、木を切ることができます。
ソーチェーンにもさまざまなタイプがあり、どれを使えば良いのか悩んでしまいそうですが、基本的には本体購入時についていたものと同じ型番の製品を選びましょう。もちろんハスクバーナでも純正の替刃(ソーチェーン)も販売しています。
2019年8月1日から防護ズボン着用の義務化
毎年発生するチェーンソーでの死亡事故を受け、2019年8月1日からチェーンソーを使用する業務に携わる全ての作業者に、防護ズボン着用が義務化されました。林業では2015年に義務化されていますが、2019年8月からは造園業や建設業など、チェーンソーを業務で使用する全ての場合に必須となります。
引用:厚生労働省
防護ズボンは、前面にソーチェーンによる損傷を防ぐ保護部材が入っており、JIS T8125−2に適合するものか、同等以上の性能を有するものが必要です。ハスクバーナの防護ズボンは、「欧州規格 EN381−5 Class1」または同等の規格に適合しています。
カタログなどで「クラス1」または「クラス2」と表記された、厚生労働省ガイドライン適合の防護ズボンを選びましょう。
ハスクバーナのチェーンソーについて【販売店・修理・中古】
最後に、ハスクバーナ チェーンソーの販売店・修理・中古についてご紹介します。
ハスクバーナ販売店
ハスクバーナの販売店は、日本全国にあります。こちらのウェブサイトで「販売店検索」をして、最寄りの販売店を探してみてください。実物を見て、持って、チェーンソーを選んでみましょう。
・ハスクバーナ
チェーンソーの修理
チェーンソーが故障して修理が必要になった場合は、購入したお店に持ち込んでみましょう。購入店で修理ができない場合は、こちらの一覧に記載されている最寄りの修理店を探して下さい。
・ハスクバーナ 修理店一覧
ハスクバーナ チェーンソーの中古品を入手する際の注意
チェーンソーを安価で入手するには「中古品を購入する」という方法もあります。
ただしチェーンソーは、適切な混合ガソリン・チェーンソーオイルを使用し、日頃のメンテナンスをしっかり行う必要があります。前の使用者が適切な使い方をしていない場合、せっかく中古で安く買っても、修理でお金がかかってしまう可能性もあります。
そうならないためにも、動作確認などを行っている信頼できる中古ショップで、現物を見たうえで購入しましょう。ネットオークション・フリマサイトでの購入はオススメしません。
最適なハスクバーナ チェーンソーで安全な作業を
今回は、ハスクバーナ チェーンソーのおすすめ7選や燃料、部品、修理などについても解説してきました。たくさんのチェーンソーがあり、それぞれの特性もわかりましたね。
ハスクバーナでは入門用からプロ用まで、多くのモデルを揃えています。ぜひあなたに最適なチェーンソーを選んで、安全に使っていきましょう。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。