エアーコンプレッサーで車のタイヤに空気を入れたい!どれがおすすめ?
小型のエアーコンプレッサーがあれば、いつでもどこでも気軽にタイヤへ空気が入れられます。
しかしどんなエアーコンプレッサーを選べばいいか、種類が多いので悩ましいですよね。
- 車のタイヤに使うコンプレッサーってどう選べばいいの?
- 使い方はかんたん?なんだか難しそう
- おすすめなコンプレッサーを教えてほしい
エアーコンプレッサーの購入を考えたとき、上記のような疑問や不安を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「空気入れに使うエアーコンプレッサーの使い方とおすすめ機種」についてまとめました。
どんなエアーコンプレッサーを購入すればいいかお悩みの場合でも、すぐに解決しますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
エアーコンプレッサーで車に使えるおすすめ機種は?扱いやすいものを厳選!
エアーコンプレッサーといっても多くの機種があるので、初めて購入する場合は迷いがちです。
今回は誰にでも扱いやすく、車でも使えるものをご紹介します。
どれもおすすめの機種なので、ぜひ参考にしてくださいね。
マキタ 充電式空気入れ MP180DRG
国産の電動工具メーカーであるマキタのエアーコンプレッサーです。
18Vリチウムイオンバッテリーを使っており、マキタ製18Vシリーズ電動工具の間でバッテリーを使い回せます。
本体のみの購入だと非常に安価なので、すでにマキタ製18Vバッテリーを持っている方におすすめです。
またLEDライトやバックライトがあるおかげで、暗所でも空気を入れられます。
バルブのアダプタが多くついているため、車だけではなく自転車やボールにも使用できるのが見逃せないポイントです。
マキタの電動工具も一緒に検討したい方は、下記記事を参考にしてください。
高儀 空気入れ Earth Man S-Link 14.4V 充電式AP-144LiA
高儀のエアーコンプレッサーは、ハンディタイプで持ちやすい形状です。
マキタと同様に高儀のバッテリーも使いまわしが可能で、すでに高儀の電動工具を持っている方へおすすめできます。
設定した空気圧で自動的に停止する機能があるため、入れすぎを防止できるのは嬉しいポイントです。
また設定できる最大圧力が1,100kPaと小型のわりにパワフルで、幅広く活躍できます。
高儀製品について詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてください。
JanGoo 電動エアコンプレッサー
JanGooの電動エアコンプレッサーは大容量のバッテリーを搭載しており、フル充電で6本のタイヤに空気充填が可能です。
空気圧の単位は4つから選択でき、普通車からトラックのタイヤまで対応しています。
設定した空気圧になれば自動で停止する機能もついており、安心して使えるアイテムです。
SUVのような大きい車でレジャーを楽しむときには、持っていくと有事の際でも活躍するでしょう。
AstroAI 車用空気入れ エアコンプレッサー
車載シガーソケットから電源をとり、パワフルに稼働するエアーコンプレッサーです。
金属製モーターの採用や精密な作りで動作音が小さく、早朝の使用でも騒音になりません。
設定された空気圧より少し多めに入るように設計されており、バルブを抜いた瞬間の減圧対策を行っています。
また充填中にリアルタイムで空気圧を確認できるので、バルブを何度も抜き差しする必要がありません。
FELIZ 車用空気入れ エアコンプレッサー
いい意味で工具らしくない、デザイン性の高いエアーコンプレッサーです。
さらにホースが本体裏へ格納できるため、コンパクトに保管しておけます。
電源はシガーソケット式で、車に積んでおけばいつでも使用できる手軽さが魅力です。
そして設定した空気圧に達すると、自動的に停止する機能を搭載しています。
使用時の音はメーカー公称値で60dB(時速40キロで走る車内)ほどのため、作業する時間帯を問わず使用可能です。
なぜタイヤの空気圧をチェックする必要があるの?燃費が上がってお得!
タイヤの空気圧は、どれくらいの頻度でチェックしていますか?
なぜ空気圧を確認するのかわからないまま、なんとなくチェックしている方も多いでしょう。
適切な空気圧の維持は、
- バースト(破裂)を避ける
- 燃費の向上
上記2点のためにとても重要です。
空気圧の不足はバースト(破裂)する危険性が高まる
タイヤの空気圧が不足していると、タイヤが熱を持ち破裂しやすくなります。
またタイヤのバースト(破裂)は、タイヤトラブルの中でもとても多い項目です。
※バーストとは?かんたんに言えばパンクの一種です。
タイヤバーストのおもな原因は、空気圧が不足したまま走行を続けていること。
空気圧が不足したまま走行し続けると、タイヤがたわんで大きく変形します。
すると地面との接地面が大きくなり、発熱してタイヤの表面温度が上昇してバーストしやすくなるのです。
高速走行中に起こりやすいタイヤのバーストは、空気圧が不足すると街中でも発生する可能性が高まります。
そのため普段の走行でも、決して油断できません。
空気圧の確認を普段からされていない方は、こまめにチェックするように意識してみてくださいね。
走行中にタイヤが破裂すると大変危険
タイヤのバーストは停車中に起きればまだ安全ですが、走行中に発生すると大変危険です。
走行中にバーストした事例は多く、特に高速道路でのバーストが目立ちます。
高速道路でバーストした場合、路側帯に停車できたとしても後続車による追突事例もあり、2次災害が起こりやすいです。
走行中のバーストが起こる前兆は、
- 車の挙動がおかしくなる
- 異常な振動が発生する
のですぐに判断できます。
大切なのは、「慌てて急ハンドルや急ブレーキをかけないこと」です。
急操作をすると余計に車の挙動が不安定になってしまい、大きな事故につながる可能性があります。
走行中に挙動がおかしくなったり異常な振動が発生したりするときは、ハンドルをしっかり持って落ち着きましょう。
そのままゆっくりと、安全な場所に停車する心がけが大切です。
適切な空気圧は燃費も向上
適切な空気圧を保つことで事故の危険を減らすばかりではなく、燃費の向上も見込めます。
空気圧が低すぎると事故の危険性や燃費の低下を招きますが、高すぎてもデメリットが大きいです。
空気圧が高すぎるとタイヤの消耗が激しくなり、タイヤの寿命を縮めてしまいます。
またブレーキの効きや乗り心地が悪くなるので、適正値のとおりに設定するのがおすすめです。
タイヤの性能が現代ほどではなかったころ、「高速道路を走行するときは適正値より高めに設定するといい」というのが定説でした。
しかし現代ではタイヤの性能が上がり、高めに設定する必要はありません。
高速道路も一般道路も関係なく適切な空気圧を保つよう、普段からメンテナンスを怠らないようにしましょう。
車の空気入れの使い方はどうしたらいい?手順さえ覚えれば簡単!
「空気圧の大切さはわかったけど、空気入れの使い方がわからないし難しそう」と考える方もいらっしゃると思います。
しかし実際の使い方はとてもかんたんなので、心配はいりません。
空気入れの使い方を覚えておけば、車で旅行をしたときも便利です。
帰り道でも空気圧を確認できて安心なので、ぜひ確認しておきましょう。
適正な空気圧をチェック
適切な空気圧がわからない場合でも、調べる方法はとてもかんたんです。
運転席のドアを開けたところにシールが貼ってあり、適正値を確認できます。
車種やタイヤによって適正値は違うので、必ず自分の目で確認しておきましょう。
もしドアの内側に見当たらない場合、給油口のフタ裏に記載されていることもあります。
空気圧を設定してバルブに差し込む
適切な数値を空気入れに設定して、タイヤのバルブにエアホースを差し込みます。
ホースにトリガーがついているものは引き金を引いている間だけ空気が注入されるので、メーターを確認しながら入れていきましょう。
設定した空気圧に到達しても自動で止まらない機種もあるため、入れすぎには注意します。
またタンクつきの空気入れの場合、タンク内の空気がなくなると空気の充填はできません。
空気を入れる際の注意点
タイヤに空気を入れるのはかんたんですが、注意すべき点が2つあります。
- まっすぐバルブへ差し込む
- 常にゲージを確認する
ホースをバルブに差し込むとき、必ずまっすぐ差し込むようにしてください。
まっすぐ差し込まないと空気が漏れて適切な空気圧にならないばかりか、最悪の場合は破損してしまいます。
空気が入れ終わるまで、まっすぐであることを意識すると良いです。エアー漏れしていないか、音を確認するのも良いでしょう。
また設定した空気圧で自動停止しない機種は、常にゲージを確認してください。
ゲージを見ずに作業していると、空気を入れすぎてしまうかもしれません。
適切な空気圧を保つために、バルブの方向とゲージはしっかり確認しておきましょう。
まとめ:エアーコンプレッサーを使って車の空気圧を適切に保とう!
車を運転するときガソリン残量は気にしても、タイヤの空気圧は気にかけていない。という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしガソリンと違い、タイヤの空気圧が不足していると事故につながる可能性があります。
家族と共用している場合は、運転する方全員が空気圧に注意しなければいけません。
とはいえエアーコンプレッサーの使い方はかんたんなので、自分用のエアーコンプレッサーを持っておけば好きなときに確認できます。
ぜひ自分や家族の使用目的に合ったエアーコンプレッサーで、快適なドライブを楽しんでくださいね。
ほかにもエアーコンプレッサーを比較したい方は、下記記事を参考にしてください。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。