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エアーコンプレッサーをメーカーから選びたい!おすすめメーカーは?

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エアーコンプレッサーを選ぼうと思ったとき、メーカーから選ぶと探しやすいです。

とはいっても、メーカーごとの特徴ってわかりにくいですよね。

  • エアーコンプレッサーのメーカーってどんなものがあるの?
  • 自分に合ったコンプレッサーの選び方が知りたい
  • メーカーごとの機種も教えてほしい

エアーコンプレッサーをメーカーから選ぼうと思ったとき、上記のような疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、「エアーコンプレッサーをメーカーから選ぶ方法とおすすめメーカーについて」をまとめました。

初心者の方でも、記事を読めばメーカーからすぐ選べるようになりますよ。

ぜひ参考にしてくださいね。

エアーコンプレッサーとは?高圧の空気を利用する便利な工具

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エアーコンプレッサーは、タイヤに空気を入れる機械のイメージが定着しています。

しかし活用の幅は広く、もっと多用途に使用できます。

エアーコンプレッサーとは?

エアーコンプレッサーを直訳すると、「空気を圧縮する機械」です。

しかし「空気を圧縮」と言っても、具体的にどういう仕組みなのかわかりづらいですよね。

空気というものはギュッと圧縮すると、ものすごい力で元に戻ろうとします。

常に空気を押し込みながら貯蔵し、出口から高圧のまま吐出する構造です。

エアーコンプレッサーがもたらす圧縮空気のエネルギーは、DIYでも幅広い用途で活躍します。

もっと詳しくエアーコンプレッサーについて知りたい方は、下記記事を参考にしてください。

エアーコンプレッサーの用途について

エアーコンプレッサーで圧縮空気を貯めるのは、本体の圧力タンクです。

圧力タンクから圧縮空気を吐出して、タイヤやボールの空気入れが行えます。

しかしエアーコンプレッサーのすごいところは、空気入れだけではありません。

先端にエアーツールという器具を取り付ければ、ボルトの締め外しや釘打ちまでこなせるのです。

電動工具に比べるとパワーがあるのも、エアーツールの特徴でしょう。

エアーツールについて詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。

エアーコンプレッサーの種類

エアーコンプレッサーにはたくさんの種類があり、いずれも基本的な構造は変わりません。

DIYで使われる機種は、持ち運びできるタンクマウントタイプのレシプロコンプレッサーと呼ばれるモデルです。

タンクマウントタイプのレシプロコンプレッサーは、一般的に大きさで使い分けられます。

  • 大きい機種:プロの建築現場
  • 小さい機種:DIY

またレシプロコンプレッサーの中でも、パッケージタイプと呼ばれる大型の機種は工場で使われます。

大型の機種はレシプロ以外にもスクロールコンプレッサースクリューコンプレッサーがあり、おもに使われるのは医療分野や産業分野です。

大きくて高価なので、一般で使われることはありません。

エアーコンプレッサーの有名メーカー7選!各会社の特徴や製品も紹介

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エアーコンプレッサーは専門的なメーカーが多く、一般的に知名度は高くありません。

しかし有名なメーカーが多く、品質や技術力も高いです。

今回は7つのメーカーをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

コストパフォーマンスに優れた「高儀」

DIY向けオリジナルブランド「EARTH MAN」が人気で、エアーコンプレッサーも定番商品となっています。

すべての機種がオイルレス式で、タンク容量も豊富です。

別売りの補助タンクもあり、容量に不満を感じたら増設もできます。

初心者でも扱いやすく、DIYにおすすめです。

高儀 EARTH MAN エアーコンプレッサー オイルレス
高儀 EARTH MAN エアーコンプレッサー オイルレス

本体サイズ:約長さ660×幅360×高さ570(mm) / コード長:約1.8m / 質量:約25.6kg
吐出量:50Hz 120L/min 60Hz 137/min
高儀 EARTH MAN エアーコンプレッサー用 スペアタンク
高儀 EARTH MAN エアーコンプレッサー用 スペアタンク

エアーコンプレッサーの補助タンクに
タンク容量:約25L

国内トップシェア率の「マキタ」

マキタは電動工具で、国内トップシェアのメーカーです。

エアーコンプレッサーの種類も豊富で、DIYからプロが活用するシーンまで幅広く活躍しています。

実績のあるメーカーなので、用途に合ったものが見つかりやすいでしょう。

マキタのエアコンプレッサーについては、下記記事も参考にしてください。

釘打ち用なら「Hikoki」

マキタに次ぐ、国内有数の電動工具メーカーです。

Hikokiは釘打ちに特化したエアーコンプレッサーを展開し、種類もたくさんあります。

ダークなカラーの仕上がりで、デザイン性も抜群です。

見た目にもこだわりたい方に、おすすめできます。

HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 高圧エアコンプレッサ
HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 高圧エアコンプレッサ

モーター:直流ブラシレスモーター
空気タンク内最高圧力:4.4MPa
<br />
HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 釘打機用エアコンプレッサ タンク容量8L

HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 釘打機用エアコンプレッサ タンク容量8L

電源:単相交流100V(50/60Hz共用)
モーター:直流ブラシレスモーター

業務用も手掛ける「アネスト岩田」

エアーコンプレッサーでトップシェアを誇るメーカーです。

スクリューコンプレッサーやスクロールコンプレッサーのような、業務用エアーコンプレッサーも多く販売しています。

プロユースだけではなく、DIYやセミプロ向けの機種も豊富です。

迷ったらアネスト岩田製を選べば、間違いないでしょう。

アネスト岩田コンプレッサー AIRREX 静音コンプレッサ オイルフリー 24L
アネスト岩田コンプレッサー AIRREX 静音コンプレッサ オイルフリー 24L

商品仕様:オイルフリー式 タンク容量:24L
モーター出力:0.55kW 電流値:8A
制御圧力:0.67~0.85MPa
アネスト岩田キャンベル コルト HX4004
アネスト岩田キャンベル コルト HX4004

制御方式:圧力開閉器式
モーター出力:0.75kW
電源:単相100V

エアー工具で圧倒的なシェア「マックス」

電動工具や住宅設備機器を、幅広く手がける大手メーカーです。

釘打ち機やエアーコンプレッサーで、大きなシェアを獲得。

省エネや静音設計に力を入れており、新たな機種が出るたびにアップデートされています。

マックスのエアコンプレッサーについて詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてください。

SK11ブランドで有名な「藤原産業」

SK11ブランドで有名な藤原産業が手がけるエアーコンプレッサーは、低価格かつ高品質です。

日本製ではありませんが、使用感は国内製品と変わらず高品質で人気。

DIYユーザーからプロユーザーまで広く人気を集め、ラインナップも充実しています。

SK11 オイルレス エアーコンプレッサー SW-231
SK11 オイルレス エアーコンプレッサー SW-231

タンク容量:30L
電動機サイズ:1.5kW
SK11 オイルレス エアーコンプレッサー SR-045
SK11 オイルレス エアーコンプレッサー SR-045

電動機サイズ:0.375kW・定格電圧:AC100V
定格周波数:50/60Hz・消費電流:3.7/3.4A

業務用なら「明治機械」

業務用機器をメインに展開している大手メーカーで、製品のほとんどが大型機種です。

DIYのシーンであまり見かけることはありませんが、企業向けに高いシェア率を誇ります。

明治機械製作所 オイルフリーコンプレッサ FH-04B 200
明治機械製作所 オイルフリーコンプレッサ FH-04B 200

原動機定格出力kW{ps}:0.4{1/2}
制御圧力MPa{kgf/平方センチメートル}:0.69~0.83{7~8.5}
明治機械製作所 オイルフリーハンディコンプレッサ STALLION
明治機械製作所 オイルフリーハンディコンプレッサ STALLION

原動機定格出力kW{ps}:0.82
制御圧力MPa{kgf/平方センチメートル}:0.92{9.4}

エアーコンプレッサーの選び方について!用途やスペックを確認して選別

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エアーコンプレッサーは、使う用途に合わせて選ばなくてはなりません。

なぜなら機種によって、使いたいエアーツールが使用できないこともあるからです。

導入を考える際は、スペックも確認しながら目的に合ったものを選びましょう。

用途に合わせて最適なものを選ぶ

DIYでおもに使われる用途は、

  • 空気入れ
  • タイヤ交換
  • 塗装
  • エアブロー
  • 釘打ち

の5つです。それぞれ用途に合わせて必要なものが違うため、事前に確認しておくと良いでしょう。

空気を入れる全般で使用する

空気入れは、タイヤの空気圧を調整したりボールに空気を入れたりします。

トラックやバスのような大型車に空気を入れる際は、高い空気圧が必要です。

コンプレッサーが対応している圧力を、事前に確認しておきましょう。

また空気入れに関しては、下記記事も参考にしてください。

タイヤ交換で使用する場合

タイヤ交換で使用する場合は、エアインパクトレンチが必要です。

また4本のタイヤを交換したあと、空気圧のチェックも行う場合があります。

空気圧のチェック時にタンク容量が少ないと、作業の途中で空気の充填が必要になるかもしれません。

充填中はエアーを使えず、待機しなければいけないので作業効率が落ちてしまいます。

タンク容量は大きいほうが良いでしょう。

インパクトレンチについて詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてください。

塗装に利用する場合

塗装に使用する際は、必ずオイルレス式のエアーコンプレッサーを選びましょう。

オイル式だと吐出される空気にオイルが混ざり、塗装に悪影響を及ぼします。

また使用するエアーツールによっても、コンプレッサーの機種は変えるべきです。

エアブラシであれば空気の使用量も少なく、圧力もほとんど必要ありません。エアブラシ専用のコンプレッサーを検討しても良いと思います。

カップガン・スプレーガンというツールは空気の量と圧力が必要なので、しっかりと確認しておきましょう。

エアブローでゴミを飛ばす場合

エアブローで粉じんを吹き飛ばす場合は、タンクの容量が重要です。

狭い場所や短時間での使用なら、あまりタンクの容量を気にする必要はありません。

しかし広い場所や長時間使用するなら、タンクの容量が少ないとすぐに使えなくなってしまいます。

作業効率を考えて、容量と馬力の大きいものがおすすめです。

釘打ちやタッカーを使う場合

釘打ちやタッカーを使う場合は、タンク内の最大圧力が高い機種を選びましょう。

打つ瞬間に強い空気を必要とするので、最大圧力が低い機種だと効率が悪くなります。

エアタッカーについて詳しく知りたい方は、下記記事を参考にしてください。

オイル式とオイルレス式の違い

エアーコンプレッサーには、オイル式とオイルレス式があります。

オイル式はシリンダ部にオイルを使用しているため、吐出する空気にオイルが混入しやすいです。

一方オイルレス式はオイルを使用せずにモーターを回すので、クリーンな空気が吐出されます。

塗装作業では、オイルが悪影響を及ぼしてしまいます。塗装するならオイルレス式を選びましょう。

オイル式とオイルレス式の違いについて、もう少し詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください。

※業務用についての記事ですが、コンプレッサーの選び方は家庭用と同じです。

タンク容量や圧力も参考に

タンク容量とは、タンクに入る圧縮空気の量です。

容量が大きいほどたくさんの空気をためられ、より連続して作業できます。

ただし重量とサイズも大きくなってしまうので、持ち運びが多い場合は移動しやすい機種を選びましょう。

タンク内の最高圧力が高ければ連続作業時間が増えるため、できるだけ最高圧力の高い機種がおすすめです。

詳しくは下記記事を参考にしてください。

まとめ:エアーコンプレッサーのメーカーは多種多様!特徴を押さえて選ぼう

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エアーコンプレッサーはエアーツールを取り替えることで、多用途に使用できる万能工具です。

DIY初心者の方はどれを選んでいいか分からず、初めての導入に二の足を踏んでしまうかもしれません。

しかしエアーコンプレッサーを販売しているメーカーは多種多様です。メーカーごとに特徴があるので、相性のいいメーカーが必ずあります。

自身に合ったメーカーを見つけて、DIYの幅を広げてくださいね。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

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奥泉 望
こんにちは!ライターの「奥泉」と申します。工業高校を卒業し、介護系の専門学校へ進学。パチンコ業界とITベンチャー企業を経験した後、大手製造業へ転職した異色の経歴をもつ男です。DIYは昔から得意で、かんたんな小物であれば自作しちゃうほど。工具やDIYを中心に発信していきます。最新情報はTwitterをご確認くださいませ。