ボール盤の正しい使い方!種類や回転数などとオススメ人気機種5選

ボール盤の正しい使い方!種類や回転数などとオススメ人気機種5選

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ボール盤は、主に金属の穴開け加工をするには欠かせない工作機械です。DIYでも使える小型のものから、プロが使用する本格的なものまでいろいろな種類があります。

この記事では、ボール盤の主な種類や正しい使い方、カットする素材に合わせる回転数の目安などをご紹介しましょう。そして、DIYでも使えるタイプを中心に、アマゾンで人気のあるオススメ卓上ボール盤をご紹介します。ボール盤の購入に迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

そもそもボール盤とは?

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「ボール盤」とは、本体の主軸部分にドリルを取り付け、金属や木材に穴開けをする専用の工作機械のことです。材料を固定し、ドリルの刃を上下に動かすことによって穴を開けられます。

ひとくちにボール盤といっても、プロが工場で使用する本格的なものから、DIYにも使用できる小型のものまでいろいろな種類があります。

ボール盤を使用するメリット

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  • 正確な位置に、まっすぐ垂直に穴開けができる
  • 同じサイズの穴を複数開けることができる
  • 材料を固定して開けるのでドリルがブレない
  • 穴開け作業が素早くできる

ボール盤の種類

ボール盤はさまざまな種類があります。代表的なものをご紹介しましょう。

卓上ボール盤

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卓上ボール盤は小型で、その名の通り作業台の上に備え付けて使用します。DIYで使っているのは、ほとんどこのタイプです。

小型なので、場所は取らない代わりに大きなサイズの穴開けはできません。穴径が13mmまでが限度のものがほとんどです。また、穴開け加工できる材料の硬さも限界があります。

本体のベルトを掛け替えれば、回転数の変更も可能です。ドリルビットのサイズや穴を開ける材料によって回転数を変化させます。

小型卓上ボール盤

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卓上ボール盤をさらに小型にしたものです。作業台が狭い・大きな穴を開ける作業は行わない場合に向いているでしょう。

直立ボール盤

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工場でよく見かけるのが、直立ボール盤です。床に備え付けて使います。作業員が立ったまま、ハンドルを上げ下げしている場面を見たことがあるでしょう。穴開け加工ができる材料のはばが広く、穴開けの精度も卓上タイプよりもぐっと高くなります。

大型で場所を必要とするため、DIYで自宅に置く人はほとんどいません。プロ専用といえるでしょう。

ラジアルボール盤

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直立ボール盤の機能にプラス、主軸頭を旋回できるのがラジアルボール盤です。主軸を前後左右に動かせるため、素材を動かす必要はありません。卓上タイプもあります。

「磁気ボール盤」に注意!

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「磁気ボール盤」は、ボール盤という名前が付いていますが用途が異なるので注意してください。こちらは、マグネット吸着式で電磁石の力で鋼材を吸着して穴あけ作業を行います。

そのため、木材には使用できません。100mmクラスの穴あけ作業も可能ですが、主にプロ向けの道具です。

ボール盤の正しい使い方

ボール盤の正しい使い方をご紹介しましょう。

まずは安全対策が必須!

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ボール盤は、正確な穴あけ作業がスムーズにできる便利な道具です。しかしながら、作業には危険を伴うので使用する前には十分な安全対策を行うことが大切。必ず実行してくださいね。

軍手や長袖はNG

金属や固い材料を扱うので、作業用手袋を使いたくなります。けれども、ボール盤作業に手袋や軍手はNGです。

布地が巻き込まれてしまうと事故につながります。同様に、長袖のシャツも危険なので気を付けましょう。

保護メガネは必須

ボール盤を使っているときは、切削かすが飛び散ります。目に入るのを防ぐためにも保護メガネは必須です。

メガネがずれ落ちないように、ゴーグルのようにバンドでしっかりと止めるタイプがいいでしょう。

髪が巻き込まれないよう結ぶか帽子を

長髪は、視界を邪魔します。また、先端が機械に巻き込まれる可能性があります。フィット感のある帽子でまとめてください。

材料は「バイス(万力)」で固定する

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卓上ボール盤の場合は、バイス(万力)付きのものもあります。穴あけ作業をする際にはバイスで材料を固定することが大切です。もしボール盤に付いていない場合は別途用意してください。

材料に合ったドリルチャック&刃を選ぼう!

新品のボール盤には、主軸にドリルチャックが付いていないものもあります。その場合は、ドリルチャックやドリル刃は、ボール盤の機種に合ったものを自分で選びましょう。

ドリルチャックの選び方


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ドリルチャックは、ボール盤の主軸に取り付け、ドリル刃を装着するためのパーツです。
選ぶ際には、自分が使用するボール盤の「取り付け形状」が以下のどちらかを確認してください。

  • JT(ジャコブステーパー):ドリルチャックをそのまま取り付けることが可能
  • MT(モールステーパー):「チャックアーバー」という棒状のパーツを取り付けてから、ドリルチャックを付ける

ドリル刃の選び方

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ドリルチャックに装着するドリルの刃は、用途によってさまざまな種類があります。一般的によく使うものをご紹介しましょう

  • ツイストドリル:一般的なドリルです。刃をツイスト(ねじった)した形状が特徴
  • センタ穴ドリル:先端に細いきりのような部分が飛び出していて、穴開け前にセンター穴を開けることができる
  • 座ぐりドリル:底が平らな穴を開けることができるドリル。(通常の穴あけドリルは、先端が山になっているので、穴底は斜めになる)

ボール盤で穴を開けるときの回転数の目安

使用するドリルと、穴を開ける素材によってボール盤の回転数を設定します。目安として、ドリルの直径別の回転数を挙げてみましょう。

ドリル直径 回転数(対象は金属)の例

  • 1mm 1,500〜2,000rpm
  • 3mm 1,000〜1,500rpm
  • 6mm 600〜1,000rpm
  • 8mm 500〜800rpm
  • 10mm 400〜600rpm
  • 13mm 300〜500rpm

基本的に素材の硬さによって調節。柔らかい材料は回転数を上げ、硬い素材は回転数を下げます。

ボール盤で穴開けする際の手順

ボール盤で穴開けするときの手順を簡単にご説明します。

  1. 材料をテーブルに固定する
  2. 穴の中心位置を決め、ポンチで軽くマークをつける
  3. ボール盤の主軸にドリルビットを取り付ける
  4. 金属を加工する際には切削油をドリルの先端に垂らす
  5. スイッチを入れ、ドリルビッドの回転が安定するのを確認
  6. ボール盤の右側になるハンドルを押すとドリルが付いた主軸が下がり穴を開けられる

実際の作業は、こちらの動画もご覧ください。

卓上ボール盤のおすすめ5選

アマゾンで人気のあるボール盤の中から、おすすめ製品をご紹介しましょう。

SK11 卓上ボール盤 300W SDP-300V

大工道具や電動工具の専門商社として知られる、藤原産業(株)のオリジナルブランド「SK11」の卓上ボール盤です。アマゾンでベストセラーになるほど人気で、金属・木材用です。

ベルトの掛け替えで、回転速度を五段階に調節できます。13mmのドリルチャック(取付軸:ジャコブステーパー)付き。作業台は、裏のボルトを緩めれば角度を調節できるので便利です。

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SK11 卓上ボール盤 300W SDP-300V

SK11 卓上ボール盤 300W SDP-300V

穴あけ能力:鉄工8mm / 木工24mm
サイズ:全高:592mm / 本体質量:18.5kg

【使った人の感想は?】

😊「インパクトでは垂直に穴開けできなかったけれど、これにして加工精度が上がった!」
😊「安くていいと思います!」

高儀 EARTH MAN ミニボール盤 BB-100AV

コンパクトサイズのミニ卓上ボール盤なので、作業スペースに余裕がない人に向いています。木材・軟鉄板・プラスチックなどの穴開けに適しています。

速度はダイヤルスイッチで変化させることが可能です。小さい材料でもしっかり固定できる専用のバイスが付いています。

高儀 EARTH MAN ミニボール盤 BB-100A
高儀 EARTH MAN ミニボール盤 BB-100A

本体サイズ:約奥行250×幅190×高さ380(mm)
ベースサイズ:約170×170mm
重量:約5kg

【使った人の感想は?】

😊「小型でDIYにはぴったりです」
😊「この価格にしては十分使えました!」

高儀 EARTH MAN 卓上ボール盤 BB-300A

木材・プラスチック・軟鉄板など、比較的柔らかめの材料の穴開けに向いています。プーリー(ベルトから受けた動力を伝達する円盤状の部品)で、回転速度を5段階に変則することが可能。ドリルチャック・チャックハンドル・バイスもセットになっています。

高儀 EARTH MAN 卓上ボール盤 BB-300A
高儀 EARTH MAN 卓上ボール盤 BB-300A

本体サイズ:約奥行480×幅275×高さ730(mm)
質量:約22.0kg

【使った人の感想は?】

😊「使用感がよく楽しく作業ができました!」
😊「初心者ですが説明書も丁寧だったので使えました」
😊「コスパがすごくいい製品です!」

プロクソン(PROXXON) テーブルドリル 小型卓上ボール盤

コンパクトな小型の卓上ボール盤です。直径0.8〜6.0mmのドリルが取り付け可能なドリルチャックが付いています。約2100・4500・6200min-1(回/分)の3段階に変則できるベルト付きです。

プロクソン(PROXXON) テーブルドリル 小型卓上ボール盤
プロクソン(PROXXON) テーブルドリル 小型卓上ボール盤

重量(約):4Kg

穴あけ能力:φ0.8~6.0mm(ドリルチャック有効径)

【使った人の感想は?】

😊「小型で軽量!音も小さいので使いやすい」
😊「コンパクトで精密な穴が開けられます」

リョービ(RYOBI) 卓上ボール盤 TB-1131K盤

金属・木材・プラスチックなどの穴あけ作業に適している卓上ボール盤です。ドリルチャックとバイスが付いています。

リョービ(RYOBI) 卓上ボール盤 TB-1131K
リョービ(RYOBI) 卓上ボール盤 TB-1131K

穴あけ能力:(木工)24mm、(鉄工)13mm
サイズ:奥行420×幅240×高さ580mm
質量:20kg

【使った人の感想は?】

😊「お買い得でした!」
😊「台座や作業台下に、防音・防振ゴムを入れれば夜間も使えそうなくらい静かです」

ボール盤を使うときの必須アイテム!

ボール盤を使用するときには、必ず保護メガネを着用してください。

SAFEYEAR安全ゴーグル-SG007[EN166認定]

曇り止め・耐スクラッチコーティング・目を保護する抗紫外線加工が施されている作業用の安全ゴーグルです。後ろで調節できるバンドタイプなので、ずれにくくなっています。

SAFEYEAR安全ゴーグル - SG007 EN166認定
SAFEYEAR安全ゴーグル - SG007 EN166認定

約60 g

YAMAMOTO(山本光学) 一眼型保護メガネ(オーバーグラスタイプ) SN770

度付きメガネの上からかけることができる、オーバーグラス設計です。フレーム幅・フレックスフレーム・つる角度の調節ができます。

YAMAMOTO(山本光学) 一眼型保護メガネ(オーバーグラスタイプ) SN770
YAMAMOTO(山本光学) 一眼型保護メガネ(オーバーグラスタイプ) SN770

約60 g

ボール盤で正確&スムーズな穴開け作業を!

引用:amazon

ボール盤を使えば、難しい垂直の穴開けもスムーズにできます。コンパクトな卓上サイズもあるので、よく穴開け作業を行う人はぜひ使ってみてくださいね。

ボール盤に興味のある方は、こちらの記事もご覧ください。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。