オービス探知もこれで安心!おすすめレーダー探知機10選を厳選紹介!
車で道を走っていると速度制限は気になりますよね。
速度超過を取り締まるオービスを見つけられるレーダー探知機を車に取り入れ、前もって知らせてもらいましょう。オービスとレーダー探知機の特徴や性質から自分にあった探知機の選び方について徹底解説します。
オービスのレーダー探知機とは
オービスとは速度違反自動取り締まり装置のことです。レーダー探知機とは、オービスが発信するレーダー波を受け取って、取り締まりのポイントを知らせてくれる便利なカーアイテムでアラーム、アナウンス、ランプの点滅などで警告を出し、スピード速度違反を防ぐことができます。
近年では、レーダー波を出さないで取り締まることができるものも出てきたため、オービスの種類によってレーダー探知機を選ぶ必要があります。搭載しているGPSの位置情報で取り締まりの場所を知らせてくれたり、車内システムと連動して燃費やエンジンの状態をチェックすることができるなど、よりハイスペックなものが発売されています。
レーダー探知機の選び方
レーダー探知機とオービスの特徴を両方から知ることで、重視している機能などを加味した上で、5つの選び方をご紹介します。
選び方①オービスの種類
種類によって、それぞれ速度計測の仕方が全く異なり、検知しにくいものもあります。
【レーダー式】
日本ではこのタイプが主流だったたのでご存知の方も多いでしょう。走っている車にレーダー波を出し、跳ね返ってきた電波の波長によって速度計測をします。速度超過を検知した場合、フラッシュ点灯をしドライバーの顔や車のナンバープレートをカメラで正面から撮影し記録をします。
【ループコイル式】
ループコイルを道路に埋め込め、速度計測をするオービスです。6.9m間隔でループコイルを3箇所に埋め込んで、1〜2間と2〜3間を通過する時間で速度を計測します。速度超過はカメラで撮影をします。GPS機能を搭載していないモデルでは検知することができません。
【Hシステム】
白く大きな板の見た目に特徴があり、「はんぺん」と呼ばれています。レーダーが反射し跳ね返ることにより速度計測し、「断続波」という照射パターンを変化させる仕組みのため、検知が難しいと言われていますが実は、簡単に目視で確認することができます。
【LHシステム】
ループコイル式とHシステムを掛け合わせたタイプです。ループコイル式と速度計測は同じ仕組みで計測されますが、デジタルカメラで撮影をしているためフィルム切れがありません。ループコイル式はフィルムが切れてしまうと撮影ができなくなってしまいますが、このタイプではシャッターを切り確実に撮影してくれます。
【移動式(車載型)】
ワンボックスカーなどの小型車を停車させ、その車に小型のオービスを乗せて速度計測ができるオービスです。道路オービスを通過した後に、再加速する車を取り締まる為使われています。「光電管式」もあり、レーダー探知機ではなかなか検知しにくいという特徴があります。
【小型】
おもに速度30キロ制限の区間に設置されているオービスです。電柱や標識の近くに設置されることが多く、レーダー探知機を用いれば容易に検知ができます。
選び方②形やタイプ
【一体型】
ダッシュボードの上に設置して使うため、簡単に設置でき、操作がしやすく、目線が変わらず案内が見やすいというメリットがあります。一番オーソドックスなタイプのためバリエーションが豊富で、デザインや機能にこだわりたい方に最適です。
【ミラー型】
普通のルームミラーと見た目がさほど変わらないため、インテリアを気にする方や車内にモノを増やしたくない方におすすめです。デメリットは価格が高い、探知できる角度が限られているので正確性やコスパの良さを重視する方にはおすすめできません。
選び方③給電方法
タイプにより安価で取り付けが楽なものから、別途購入が必要なものまであります。
【シガープラグ】
シガープラグに対応していないものはないと言っても過言ではないほど、一般的な給電方法です。シガーソケットに装着するだけで簡単に使えるため、機械が苦手な方などにおすすめです。動線の配置なども必要ありません。
シガーソケットとエンジンが連動しているため、手動でレーダー探知機の電源のオンオフをする手間がありません。常にシガーソケットにプラグを刺している必要があるため、ほかのカー用品でシガーソケットを使っている方は利用できないため注意しましょう。
【ソーラーパネル】
太陽の光を利用した給電方法です。
面倒な配線の必要がなく手軽に始められるため、初心者の方におすすめです。車のバッテリーを利用しないため、バッテリーが上がってしまう心配もありません。しかし、シンプルな作りの製品が多いため機能性重視の方には向きません。
【OBDⅡアダプター】
OBDコネクターにアダプターを差して利用する給電方法です。
給電だけでなく車の速度や移動距離をチェックでき、トンネル内などGPSが使えない場所でも車の位置を特定し、オービスを検知できます。OBDⅡアダプターは別売りのため、別途5,000〜7,000円かかりコスパ重視の方には向きません。
選び方④GPSやWi-Fi
GPSやWi-Fiを搭載しているレーダー探知機では、よりオービスを検知できるよう工夫がなされています。
【GPS搭載】
自分の車の位置を測定できるだけでなく、どこにオービスが設置されているか、しっかりと位置情報も記録しており、GPSを搭載していないと検知できないタイプやレーダー波も検知できるため、このタイプのものを購入しておけば、様々なオービスの検知が可能です。
【Wi-Fi】
設置してあるオービスは移動する場合があるだけでなく、新設されることもあります。Wi-Fiを搭載している製品なら、ファームウェア更新だけでなく取り締まり情報の更新もしてくれます。ループコイル式は、位置情報の更新をすることで検知が可能です。
おすすめのレーダー探知機【ユピテル・セルスター】
おすすめ①ユピテル SUPER CAT GS103
近年伸びてきている「レーダー式移動オービス」に対応しているモデルです。
本製品の特徴は、ワンボディタイプ、3.6インチディスプレイ、取締データ56,000件以上、収録可能なGPSデータは160,000件以上、受信対応衛生数84基と充実しています。また、予め登録することで不要な反応を回避させることができるiキャンセルや、施設などの位置関係や進行上の注意点をわかりやすく表示してくれるフルマップレーダースコープも搭載されているので、使いやすいと人気があります。
おすすめ②ユピテル GWR403sd
GPSデータにない新たなオービスにも対応可能です。警報文字サイズが従来の1.5倍、動くアラートCGが92種類あり、一目で注意すべきポイントが分かりやすいです。事故多発の踏み切りなどに差し掛かると知らせてくれる機能もあります。
外形寸法: 106(幅)×60(高さ)×17(奥行き)mm /本体重量: 約125g(SDカード含む )/電源電圧: DC12V (マイナスアース車専用)
おすすめ③セルスター AR-W55GA
地震や津波などの災害情報を表示できるモデルで万一の際、モニターに災害情報を表示、してくれたり音声で案内してくれるので、スマホを見れないドライバーに優しい機能です。別売りの専用コードを利用するとバックカメラの映像もモニターに表示できるため便利です。
実際に使っている様子をご紹介
実際に使用している動画がありますので、ご紹介します。実際に公道や高速道路を走ってみて、どういう表示が出るかなどがわかりやすく解説されています。時間表示したり速度表示にしたりと、モードを切り替えられるところも簡単でいいですね。
おすすめ④セルスター AR-W83GA
37インチのタッチパネルモニターを搭載しており、画面の両サイドにLEDイルミネーションが内蔵されています。警告時に白く点滅したりGセンサーの値や速度により色が変わるため、わかりやすさがメリットです。
本モデルより「逆走警告」が新たに搭載されており、高速道路のSAやPAなどで逆走した時に警告を出します。逆走しやすいポイントを事前に伝えてくれるのも便利な点です。
おすすめ⑤セルスター GR-91
GPSを使用しておりシガーソケットを通して使え、比較的値段も安くコスパ抜群です。取り付けも簡単で値段も安いのに、microSDを準備すれば最新のGPSデータをダウンロードできます。毎月無料配信され、最新の情報を取り込めます。しかし、直近で設置されたオービスは検知できないことがありますので気をつけてください。
おすすめのレーダー探知機【コムテック】
おすすめ⑥コムテックZERO 605V
3.2インチの液晶画面を搭載しています。「ゾーン30」や環状交差点に対応しているため、レーダー探知機としての役目を果たしてくれます。「必要最低限の機能でいい」という方は、こちらの製品がおすすめです。
おすすめ⑦コムテック ZERO 707LV
- ワンボディタイプ、3.2インチのディスプレイ、タッチパネル、タッチスイッチ、リモコン、GPS情報60,000件以上と快適に利用できる機能が備わっています。別売りの無線LAN内蔵SDHCカードを利用することでレーザー取締共有システムを使うことができます。リアルタイムで取り締まり情報を共有して1km手前から警報を出すことができます。
おすすめ⑧コムテック ZERO304V
レーダー受信とGPSデータに対応しているレーダー探知機です。ダブルで検知することができるため、新たに設置されたオービスや小型オービスも検知できます。GPS補完システム「Gセンサー」を搭載しており、トンネル内などGPSを受信できない場所にも対応します。
おすすめ⑨コムテック ZERO105L
薄型で見た目がすっきりしており、高さが14.3mmと低いためサンバイザーにも取り付けられるほか場所を選びません。レーダー受信とGPSデータに対応しているため、移動式オービスも検知できます。シガーソケット、オプションでOBDⅡアダプターを使用可能です。
おすすめ⑩コムテック ZERO 505M
ミラー一体型のレーダー探知機です。
メリットは、ダッシュボードに物をおかなくていい、視界が狭くならない、よく見る場所のため視認しやすい、液晶画面をオフにすればミラーとしても使えることなどが挙げられます。デメリットは最新のレーザー光式オービスに対応していない点です。性能の高さか、車のインテリアを取るかで判断するとよいです。
レーダー探知機を車に取り付けよう!
オービスにはレーダー波やループコイルなどさまざまな速度計測の仕方があります。どのオービスを検知できるかを確認し、インテリアを重視するか機能を重視するか、自分に合ったレーダー探知機を見つけましょう。レーダー探知機と一緒にドライブレコーダーも取り付けてみませんか?
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。