夏の現場におすすめの最強暑さ対策グッズを厳選紹介!
真夏の現場仕事は本当に大変です。特に熱中症になってしまうと命にかかわることがあるので、現場での暑さ対策はしっかりと行っておきたいものです。この記事では誰にでも簡単にできる暑さ対策のポイントや、便利な対策グッズをご紹介していますので参考にしてください。
目次
夏の現場には暑さ対策が必要!
夏の現場での作業はとても過酷で、暑さに対しては万全の対策を行う必要があります。暑さ対策としては屋外の作業だけでなく、実は屋内での仕事でも油断していると熱中症になってしまう危険性があるため注意が必要です。対策方法と言えば、水分補給をこまめに行うことがすぐに思い浮かびますが、実際にはそれだけでは不十分で、さらに他策を講じていく必要があります。
最近では、夏の暑さにしっかりと対処しながら快適に仕事を行っていくことができるよう、便利なグッズがたくさん商品化されていますので、それらを上手に活用していくことも大切な点となります。
熱中症対策の方法は?
基本的な熱中症対策の方法としては、こまめな水分補給のほかに塩分の補給や、体温がこもりにくい通気性の良い服装、日よけのための帽子をかぶることや日陰を上手く利用しながら活動することなど様々なものがあります。
また、人間の体は急激な温度の変化に弱いので、徐々に体を暑さに慣らしていくことも大切なポイントです。室内にいるときには温度計を利用して、常に何度あるのかを測る習慣を身に着けると良いでしょう。体調が良くない時は特に熱中症になりやすいので、普段の規則正しい食生活や十分な睡眠を心がけることも大事です。
夏の現場の暑さ対策!涼しい服装のポイント
夏の過酷な現場をできるだけ涼しく快適に過ごすための、服装に関する2つの大切なポイントを見ていきましょう。
ポイント①吸湿・速乾性
服装による暑さ対策として最も気を使うべきポイントは、肌に直に触れる肌着の素材です。この場合、吸湿性と速乾性に優れているものが肌着として適切であると言えるでしょう。夏の現場では必ず汗をかきますが、吸湿性があまりない乾きの悪い素材では熱が中にこもってしまい体温が逃げなくなってしまいます。こうなると熱中症になる危険性は高まりますし、作業自体の効率も落ちることになります。
最近では特に、速乾性や吸湿機能がどれだけあるのかを謳っている製品が各ブランドから数多く販売されていますので、購入の際にはこの点に注目し比較して、できるだけ性能の良いものを選ぶことが大切なポイントとなります。
ポイント②通気性
こちらもポイント①の速乾性と関係のある点ですが、肌着はもちろんのこと、その上に着るウェアもできる限り通気性の良いものを選んでください。通気性が良ければそれだけ肌着で吸収した汗の乾きが早くなり、体温の調節もしやすくなります。素材を考えることも重要ですし、最近はウェア自体に空調機能を備えたアイテムも発売されているので、そちらも選択肢に入れることができます。
服装を選ぶ際のちょっとした工夫で、現場での快適性は大きく変わり作業効率も違ってきますので、この2つのポイントをしっかりと押さえておきましょう。
夏の現場で最強の暑さ対策グッズ【冷感ウェア】
ではここからは、実際に夏の現場で活躍する暑さ対策グッズについて紹介していきます。まずは作業の快適性を高めるために重要な、「冷感ウェア」について見ていきましょう。
おすすめ①コンプレッションシャツ
高い冷感機能を誇る「X-COOL」を採用
本体:ポリエステル85%、ポリウレタン15%
メッシュ部分:ポリエステル100%
最初におすすめするのが、ボディータフネスのコンプレッションシャツです。こちらは吸汗速乾機能による冷感効果だけでなく、消臭機能もプラスされた夏の現場におすすめのウェアです。暑さだけでなく臭いもしっかりと抑えてくれるので、不快感を感じることなく快適に仕事を続けていくことができます。
また、襟足部分がハイネックタイプになっていて、首周りへの直射日光を避けてくれる役割も果たしてくれるため、日焼けを防ぐことができ暑さから来る疲労をかなりの程度軽減してくれます。
おすすめ②コンプレッションパンツ
暑さ対策の服装でついつい見落としがちなのが、下半身用のウェアです。上半身のウェアの選択も大切ですが、下半身も作業では酷使しますし、汗もかなりの量を放出します。ここでおすすめなのが、jawinのコンプレッションパンツです。
こちらはロングタイプのコンプレッションパンツで、吸湿・速乾効果が非常に優れているため、ハードな作業が続く現場においても、快適な状態を保ち続けてくれます。また、抜群の消臭効果によって、特に気になるアンモニア臭などもしっかりと抑えてくれるので、下半身用の肌着としてとても重宝します。
おすすめ③アームカバー
素材 クールアイス 混率 ナイロン80% ポリウレタン20%
適応サイズ(上腕) 24~34cm
袖丈 47cm
腕の日焼け防止や汗の吸収を助けるために、役立つアイテムがこちらのアームカバーです。特に半袖シャツの着用時にはこのアームカバーの使用をおすすめします。たかが腕、といって見過ごされがちなパーツですが、腕の日焼けも熱中症を促進してしまう要因になりかねないので、しっかりとケアすることが必要です。
特に外の現場仕事で長袖を着用していない場合には、このアームカバーを使って熱中症対策を万全にしましょう。半そでのコンプレッションシャツを着用した上に、通常の半袖シャツを着てアームカバを装着するスタイルが人気で、熱中症対策としても効果があります。
おすすめ④半袖ポロシャツ
吸汗・速乾・通気性に優れたポロシャツ。汗を瞬時に肌面から外側へと移動させ、肌面を快適に保つ。
縫い糸が気になる臭いをスピード消臭。
透けにくい2層構造。メッシュ構造で通気性に優れている。
上記のアームカバーとの組み合わせで相性の良いのが半袖ポロシャツです。下に長袖コンプレッションシャツを着用することもできますし、半袖とアームカバーの組み合わせでもスタイリッシュに見え、作業自体も快適ではかどります。
特にこのボディータフネスのポロシャツは、吸汗機能と速乾性も抜群で、屋外での作業にピッタリのウェアです。通気性も良く、消臭効果も兼ね備えているので臭いが気になる方にもおすすめします。
おすすめ⑤ヘルメットインナー
おたふく手袋 ボディータフネス 冷感・消臭 パワーストレッチ カバー付ヘッドキャップ
素材 : 本体 : ポリエステル90%、ポリウレタン10%・メッシュ部分 : ポリエステル90%、ポリウレタン10%
サイズ : フリー
ヘルメットを着用して作業する場合におすすめなのが「ヘルメットインナー」です。ヘルメットインナーで検索するとたくさんの製品が販売されていることが分かりますが、その中でも現場仕事におすすめなのは、UVカット機能や冷却効果を兼ね備えているアイテムです。
こちらのボディータフネスのヘルメットインナーには、吸汗速乾機能や紫外線カット機能、冷感機能や消臭機能など熱中症予防に効果的な性能がしっかりと搭載されています。さらに首元を日光から守ってくれるカバーも付いているので、日焼けからくる体力の消耗も防いでくれます。
夏の現場で最強の暑さ対策グッズ【冷却空調ウェア】
次に紹介するのは、ウェア自体に冷却機能や空調機能の付いているアイテムです。工夫の施された特殊な構造で、体を冷やして熱中症から守ってくれる便利な製品です。
おすすめ⑥アイスベスト
こちらのアイスベストは保冷剤を使用するタイプのもので、体を冷やすという点ではかなり即効性があります。背面と脇下に大きめのポケットが装備されていて、その部分に冷やした保冷剤を入れることができます。保冷剤を入れると多少のふくらみは生じますが、動画を見ても分かるようにベストがしっかりと体にフィットするよう設計されているので基本的に邪魔になることはありません。
しばらく使っていると保冷剤が溶けて冷却効果は薄れてしまいますが、予備の保冷剤を用意しておけば入れ替えて使うことができるため、必要に応じて準備しておくことをおすすめします。
素材 メッシュ生地 ナイロン83% ポリウレタン17% バインダーテープ ポリエステル95% ポリウレタン5%
着丈 33cm
胸廻適応サイズ 84cm~112cm
おすすめ⑦空調服ベスト
服にファンをつけて空調機能を追加した、画期的なベストタイプの空調服のです。ファンを回すと服と体の間で空気の循環が起こり、汗を素早く乾かすことによって、体温を常に逃がしてくれる役割を果たします。コンプレッションシャツと組み合わせて着用するのがベストマッチです。
ファン自体は、この空調服専用のモバイルバッテリーで起動させることができるので、どんな場所での作業にも使用することができます。かなり人気のウェアなので、ぜひ一度試してみられるのはいかがでしょうか。
おすすめ⑧空調服半袖
空気漏れを防ぐ高密度素材を採用
バッテリーを収納できる脇ポケット
着用時に通気調整可能な背裏エアダクトを装備
こちらは空調服の半袖タイプです。男女兼用タイプでサイズはSから3Lまでのラインナップとなっています。高密度な素材を使用することで空気漏れを防ぐことができ、空調機能の効果をより一層高めています。デザインもスタイリッシュでかっこよく、売り切れ続出アイテムとなっていますのでお探しであれば早めに購入されることをおすすめします。
背面には調節可能なエアダクト、胸部にはスマホを入れることのできる収納ポケット、袖と胸にはペンポケットも装備されており、機能性抜群で作業もはかどります。稼働時間に関しても、フル充電状態で10Vで使用した場合に7時間稼働可能と、十分なスペックとなっています。
おすすめ⑨空調服長袖
空気漏れを防ぐ高密度素材を採用
バッテリーを収納できる脇ポケット
着用時に通気調整可能な背裏エアダクトを装備
炎天下で作業しなければいけない時や、腕を保護する必要のある作業を行うときにはこちらの長袖タイプの空調服がおすすめです。基本的な構造は半袖タイプのものと同じですが、長袖となっている分、日焼けから体を守ってくれるので熱中症対策にとても効果的です。
夏の現場で最強の暑さ対策グッズ【水・塩分補給】
ここまでは暑さ対策のためのウェアについて見てきましたが、ここからはそれ以外のアイテムについても少し紹介していきます。いずれも熱中症を防ぐために非常に大切なグッズですので、夏に向けて今から揃えて準備しておくと良いでしょう。
おすすめ⑩経口補水液 オーエスワン
商品サイズ (幅×奥行×高さ) :414mmx274mmx213mm
内容量:500mL丸PETx24本
カロリー:(100mL当たり)エネルギー10kcaL
暑さ対策で大事なことは、やはり水分補給です。しかし、ただ水を飲めばそれで良いというわけではなく、塩分やミネラル、エネルギーなどの栄養をもバランスよく摂取してくことが大切です。この点で便利なのが、スポーツドリンクです。水やお茶よりもスポーツドリンクのほうが、様々な栄養素がバランス良く配合されているので、それらを一度に簡単に補給することができます。
特に大塚製薬のオーエスワンには、電解質と糖質が絶妙なバランスで配合されていて、脱水症状が出ている場合の水分補給にも効果的だといわれています。補給の仕方としては、のどが渇いてから一気にがぶ飲みするのではなく、のどの渇きを感じる前に定期的に適量を飲むようにするのが、熱中症対策として効果的です。
一日に何本もオーエスワンを飲むというよりも、お茶や水と一緒に1、2本現場に持って行き、少しずつ栄養を補給する形で飲むようにするのが経済的でおすすめです。
おすすめ⑪大容量サーモス水筒
サイズ(約):幅20×奥行16×高さ28cm・口径/10.3cm、容量:1.9L
本体重量(約):0.8kg
真夏の炎天下の現場ではかなり大量に汗が流れてしまうため、一日に何リットルも水分補給する必要が出てきます。毎回、自動販売機やコンビニで水分を買っていては経済的にも大変ですし、その都度冷たい飲み物を購入しに行くことは不可能に近いと言えます。そんな時に、この大容量のサーモスの水筒に冷たい飲み物を入れておけば、飲みたいときにすぐに飲むことができ便利です。
こちらのサーモスの水筒には1.9Lという十分の容量があるため、現場にたっぷりの水分を持っていくことができます。また、このサーモスの水筒は直接口をつけて飲むことのできる仕様となっているので、作業の手を止めずにすばやく水分補給したい時にも大変重宝します。
サーモスの製品というだけあって保冷力も抜群ですし、大きめの氷も入れることができる口径となっています。1.9Lという大容量なので水分を入れるとそれなりの重量となりますが、頑丈で握りやすいハンドルがついているので持ち運びは苦になりません。
おすすめ⑫熱中飴(塩あめ)
塩分の補給も熱中症対策としてはどうしても欠かせない分野です。大量の汗をかくと、一緒に体のミネラルや塩分も外に排出されてしまいます。この時に水分だけを補給すると、体内の塩分やミネラルがさらに薄まってしまい、体はそれを防ぐために、水分を外に出そうとする働きをさらに強めてしまうのです。
その悪循環を防ぐためには、塩分やミネラルのこまめな補給が大切な要素となります。といっても、塩そのものをいつも携帯しておいて直接舐めるわけにはいきません。そんな時に重宝するのがこの塩あめです。作業しながらでも、口に入れて舐めることができるので、簡単に塩分やミネラルの補給をすることができます。
当然のことですが、塩分の取りすぎも体には良くないので、適度な補給を心がけましょう。一日に数個ポケットに入れておいて、適切なタイミングで舐めるようにするのが良いでしょう。
夏の現場の暑さには十分な対策と休養をとろう!
年々日本の夏の暑さは増してきています。現場での作業中に熱中症になってしまう人も毎年報告されており、しっかりとした対策を講じていくことが必要です。作業時の服装や水分補給、塩分補給の仕方をもう一度見直して、必要であれば改善を図りましょう。
また、体調が悪い時にも熱中症になる危険が高まりますので、疲れた時は無理をせず早めに十分な休養を取ることも大切です。良い備えをして今年の夏の現場も快適に乗り切っていきましょう。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。