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熱中症対策に大事な事とは?原因から予防方法まで詳しく解説!

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皆さん、暑い夏を乗り切るための熱中症対策はしていますか。熱中症になってしまう原因と予防方法をお伝えしていきますので、参考にしてみてください。熱中症にならないためには、日々のからだづくりや、体調管理が大切になってきますので、詳しく見ていきましょう!

熱中症の原因は何?

暑いだけでももちろん、熱中症になってしまうのですが、それ以外にも様々なことが要因で罹ってしまいます。最悪の場合は命に関わってしまうこともありますので、対策をするためにもまずは原因を知っておく必要があります。

では、いったいどのようなことが要因となり熱中症を誘発してしまうのでしょうか。そもそも、熱中症は、体内に熱がこもってしまうことで起こります。ここでは、体内に熱がこもってしまう主な原因を3つご紹介していきます。

原因①環境によるもの

まず1つ目の要因は、環境です。自分のいる場所が暑いと体内に熱がこもってしまうので熱中症になってしまうのです。普段エアコンの効いている部屋にいることが多い方が、急に暑いところで活動すると体温調整がうまくできず、体内に熱がこもってしまうため熱中症にかかりやすくなると言われています。

また小さいお子様は身長が低いのでアスファルトの照り返しにより体温が上昇しやすくなっています。赤ちゃんが乗っているベビーカーでも同じことが言えるので、真夏にベビーカーを使用する方も赤ちゃんには十分気をつけてあげるようにしましょう。赤ちゃんや小さいお子様は、汗腺も十分に整っておらず、体温調節も上手にできず熱中症になりやすいので、注意しましょう。

原因②体の状態

体温は暑いと汗をかき、体温が上がりすぎないように調節しています。そのため汗をかきにくく体温調整が上手にできない老人や、体温が高く身長も低いためアスファルトの照り返しにより体温がぐんぐん上がってしまう乳幼児は体内に熱がこもりやすく、熱中症にかかりやすい傾向にあります。

他にも二日酔いや寝不足だったり、体調が悪いと熱中症になりやすくなってしまいますので暑い夏は体調管理もしっかり行うことが大切です。

原因③行動によるもの

暑いところに長時間滞在していたり、水分補給を怠ってしまうと熱中症になってしまいます。水分補給は一度にたくさん飲んでしまうと汗で全部流れてしまうので、少しずつ補給することがポイントです。

また、炎天下の中でのアルコールは厳禁です。炎天下の中アルコールを飲んでしまうと脱水症状になりやすくなってしまうため、熱中症を誘発してしまうのです。炎天下の中で飲むビールは美味しくてつい飲みすぎてしまいがちですが、危険なので出来るだけ控えるようにしましょう。

屋内にいても注意が必要!

近年ではお年寄りの単独世帯が室内でエアコンを使わない為、熱中症により亡くなってしまうということも起きています。お年寄りは、体温調節が上手にできないこともそうですが、暑さも感じにくくなってしまっているのでエアコンをつけないこともしばしばあります。

感じる温度ではなく、天気予報で外気温をチェックし、エアコンを上手に使用して暑い夏を乗り切るようにすることが大切です。暑いと感じなくても外気温が高い日は我慢せずにエアコンの使用するようにしましょう。屋内だからと油断していては大変危険なので十分に気をつけてください。

熱中症の症状の特徴

毎年夏になると熱中症のニュースをよく見かけるけれど、どのような症状が出てしまうのかいまいち分かっていない方も多いことでしょう。熱中症は、軽度、中度、高度と3段階に分けられています。高度熱中症の場合、命に関わってしまうこともあるので、軽度なうちに熱中症だと自覚できると良いですね。

症状①I度の熱中症

Ⅰ度は、軽度なのでその場で応急処置が可能です。すぐさま病院に行かなくても安静にしていれば回復するので、熱中症かな?と感じたら安静にし、涼しいところで体温を冷やすように知ることが大切です。

【主な症状】

  • 筋肉痛
  • 立ち眩み
  • 大量の発汗

症状②II度の熱中症

Ⅱ度の場合、症状が悪化してしまうこともあるので、病院で診察してもらうことがおすすめです。

【主な症状】

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 倦怠感
  • 虚脱感
  • 不快感

症状③III度の熱中症

以下の症状が出た場合は直ちに救急で診察してもらってください。入院が必要になってくる場合もあるほど、重度の熱中症にかかってしまっている可能性があります。

【主な症状】

  • 痙攣
  • 意識障害
  • 手足の障害
  • 高体温

熱中症対策のポイント【予防方法】

近年は35℃を超えることが多くなってきている日本の夏ですが、無事に乗り切るためにも熱中症の予防方法を知っておくと良いでしょう。しっかり予防することで、熱中症は防ぐことができるのです。

熱中症対策①水分と塩分の補給

水分と塩分を正しく補給できず脱水症状になってしまうと、熱中症を引き起こしてしまいやすくなります。暑い環境の中では、ただ水分を摂取するだけでは不十分なのです。汗で塩分も流れてしまうため、水分の他に塩分も補給しなければいけません。

塩分が流れてしまうと、血圧が低下してしまい体に必要な栄養が隅々まで行き渡らなくなってしまうほか、体に不要な老廃物を外に出す力も弱くなってしまいます。その結果、食欲不振や、足が痙攣してしまったり、つってしまうといった症状を引き起こし熱中症へと繋がってしまうのです。

脱水症状にならないためには、塩分も補給しつつ水分を摂取することが1番良いのですが、水分の摂取方法にもポイントがあります。のどが渇いていなくても、こまめに水分を摂取することが大切です。水よりもスポーツドリンクなどがおすすめです!コーヒーやアルコールは利尿作用があり、補給した水分が外に排出されてしまうため、控えるようにしましょう。

熱中症対策②環境や服装

暑い環境に置かれるときは、服装を少し意識するだけで予防になります。カンカン照りの屋外に長時間滞在する場合は、日差しを避けれるよう帽子を被ったり日傘を使用することがおすすめですし、冷却グッズを上手に利用してみるのも良いでしょう。通気性の良い綿や麻の洋服を着用したり、速乾性のある下着を着用すると体温の上昇を抑えることができます。

直射日光に当たっていないから大丈夫と思ってしまいがちな屋内でも油断は禁物です。気温・湿度を気にかけ、扇風機やエアコンを適度に使用し室温を下げるようにしましょう。適度な温度にすることが大切で、設定温度を低くしすぎると外に出た時屋内と屋外の気温差に体が適応できず熱中症になってしまう場合があるので注意が必要です。

熱中症対策③からだづくり

日々のからだづくりも予防に繋がります。1日30分のウォーキングを行うなど普段から暑さに慣れ、暑熱順化しておくことも大切です。また、二日酔いや寝不足、風邪気味などでも体調が優れないときもかかりやすいので、日頃から十分な栄養と休息をとるようにしましょう。

熱中症対策④マスクの着用について

新型コロナウィルスの感染拡大を防止するため、マスクの着用が推奨されていますがマスクをしていると熱中症のリスクが非常に高まります。マスクをしているときは、運動はNGです。特に小さなお子様には注意が必要です。屋外に限りますが、ソーシャルディスタンスの2mを確保できるのであれば、適宜マスクを外し休憩するようお子様にも伝えておくと安心でしょう。

熱中症予防のポイントを動画で見てみよう

ここでは、熱中症の症状から熱中症を予防する対策方法まで丁寧に解説してくれています。これから夏を迎えお出掛けする方も増えてくるではないでしょうか。こちらの動画を参考に体調などを整え素敵な夏を過ごしましょう!

熱中症対策のポイント【症状が出た時の対策】

先ほどは、熱中症にならないための対策ポイントをお伝えしましたが、ここからは症状が出てしまったときの対策ポイントをご紹介していきます。万一、症状が出てしまっても正しい応急処置ができれば回復することがありますので、覚えておくと安心です。

熱中症対策⑤すぐに行うべきこと

症状が出てきてしまった際に、すぐ行わなければいけないのは体温を下げ水分と塩分を補給することです。屋外であれば直射日光の当たらない風通しの良い場所、屋内の場所があればエアコンが効いていて涼しい場所に移動しましょう。

体温をどれだけ早く下げることができるかということが、大きなポイントになります。ただ、涼しい場所に移動するだけでは一度上がってしまった体温はすぐには下がりませんので、うちわで仰いだり、わきの下、足の付け根や足首などに氷のうをあて体温が下がるようにします。血液を冷やし、体温を下げていくと早く体温が下がっていくのでおすすめです。

万一熱中症になってしまった際に大切なことは、とにかく早く体を冷やすことです。救急車を呼ばなければならないほど重症の場合でも、救急車を待っている間も体温が下がるよう努めるようにしましょう。

熱中症対策⑥ビタミンB群の補給

熱中症になってしまうと、体力を消耗してしまうのでエネルギーを生み出すことができるビタミンB群を補給して、体力を回復させましょう。バター、たまご、食パン、とうもろこしなどを積極的に摂取するのがおすすめです。

熱中症の応急処置について動画で確認しよう

こちらの動画では、万一熱中症になってしまった際の応急処置の方法を解説してくれています。先ほどもお伝えした、いかに早く体温を下げることがポイントになってくるので、こちらの動画を参考にしてみてください。体温を素早く下げる事が出来る方法を紹介してくれています。万一の時、冷静に正しい応急処置が行えるようにするためにも、確認しておくと安心です。

熱中症対策に効果的なアイテム

熱中症を予防のために、対策アイテムを上手に利用するのもおすすめです。ここでは効果を得られる対策アイテムをご紹介していきますので、自身に合う対策アイテムを見つけてみてください。予防におすすめものや、万一熱中症になってしまった際に活躍してくれるアイテムばかりなので参考になること間違いありません!

アイテム①ミドリ安全 塩熱サプリ

ミドリ安全 塩熱サプリ 30g(24粒入り)
ミドリ安全 塩熱サプリ 30g(24粒入り)

商品サイズ (幅×奥行×高さ) :100×15×172mm
原産国:日本
内容量:30g
カロリー:6粒:7.5gあたり26.8kcal

汗で流れでてしまいやすい水分を体内に効率良く吸収できるよう、サポートしてくれるのがミドリ安全の塩熱サプリです。口溶けが良いので仕事の合間など、サッと口の中に含むことができ、手軽に汗で流れてしまった塩分やビタミン、ブドウ糖などを補給できるのでスポーツをしている方や肉体労働をしている方がよく使用しているアイテムです。

開封後はジップが付いているので、密閉することができ美味しさもキープできること、ジップ付きのため持ち運びやすいことも好評のようです。

アイテム②FC やわらか水枕

白十字 FC やわらか水枕 フリーサイズ
白十字 FC やわらか水枕 フリーサイズ

商品サイズ (幅×奥行×高さ) :426mm×200mm×30mm
内容量:1個
材質:本体:ポリウレタンキャップ:ポリエチレン、塩ビ

万一熱中症になってしまった際に便利なのがFCのやわらか水枕です。冷凍しなくとも水と氷があれば、素早く氷枕にすることができます。ウレタンでできているので、ゴム特有の嫌な臭いがせずに使用できることや、氷の量を調節することで氷枕の温度を調整できることも特徴です。素早く冷えてくれるので、熱中症になってしまい体を冷やす際だけでなく、高熱が出てしまったときにも利用できるので、1つ持っておくと便利に使用できます。

アイテム③Ephram ポータブル扇風機

Ephram 首掛け扇風機 ハンズフリー 小型 卓上・手持ち可能 USB充電式
Ephram 首掛け扇風機 ハンズフリー 小型 卓上・手持ち可能 USB充電式

首かけファンで両手フリー
7枚羽根の設計と静音設計
風量3段階調整&LEDライト機能
360度回転&安心設計

Ephram ポータブル扇風機は、360度回転するので自分の好きな方向に風を送ることができ、使い勝手が良いと評判です。使い勝手の良さは、連続使用時間が10時間であることや、風力を3段階で調整できること、首にぶら下げて使用できるので両手が開くこと、アロマオイルを垂らして使用できることなどからもお分かりいただけるでしょう。

ポータブル扇風機として人気がありますが、卓上でも使用できるのでオフィスで暑く感じるときにも大活躍してくれること間違いありません。オフィスで使用できるくらい静音性も持ち合わしているので安心して使用できますよ。

アイテム④テイジン さわやか涼感ネッククーラー

イジン さわやか涼感ネッククーラー (クールジェル2個付)
イジン さわやか涼感ネッククーラー (クールジェル2個付)

本体に高吸水繊維「ベルオアシス」を使用
表地:ポリエステル100%、裏地:ポリエステル100%

テイジンのさわやか涼感ネッククーラーは、水で濡らし使用する方法と、凍らせた保冷剤を挟みこみ使用する2つの使用方法があります。より冷却効果を実感したいのであれば保冷剤を使用するのがおすすめですが、長時間屋外にいるときは保冷剤も溶けてしまうので保冷剤を使用することに限界があります。そんなときのために、ネッククーラーを水で濡らして使用すると涼感を感じることができます。

また、1層目に女性の大敵紫外線をカットできるUV加工がされているので、このネッククーラーを使用している間は気になる首の日焼けも防ぐことができるのでおすすめです。

熱中症対策をしっかり行って暑い夏を快適に過ごそう

気温が高い日は屋外、屋内に関わらず熱中症にならないための対策が必要です。体内に熱がこもってしまったり、水分補給が上手にできず脱水症状になってしまうと熱中症を誘発してしまいます。熱中症はポイントを押さえて対策をすることで、防ぐことができますので、お伝えしたポイントを押さえ熱中症対策に役立ててみてください。特に小さいお子さんや老人がご家族がいる方は特に注意が必要です。もうすぐ暑い夏本番がやってきますので、しっかり対策をして乗り切り楽しい思い出をたくさん作りましょう!



※記事の掲載内容は執筆当時のものです。