トランクルームの便利な利用方法とは?トランクルームの経営も夢じゃない!
近年、街中や郊外など様々場所でトランクルームを貸出ており、需要の高さが感じられます。まだトランクルームを利用したことない、利用を考えている方に便利な利用方法をご紹介します。
また、土地をお持ちの方はトランクルームの経営を考えてみてはいかがでしょうか。経営のメリットやデメリットもご紹介していきます。
目次
トランクルームとは
トランクルームは、荷物を収納しておける貸倉庫や収納スペースのこと言います。収納スペースを外に借りるのは、昔は法人や企業といった会社が借りているイメージでしたが、近年自宅に置ききれない荷物を置くために個人で借りている方も多いです。
トランクルームは自宅などに荷物を置くスペースが十分にある方は必要ないですが、限られた部屋の空間に荷物が置けないという方も少なくありません。トランクルームの利用を考えている方は、ぜひメリットやデメリットも参考にしてみてください。
トランクルームの種類
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トランクルームの形態は、3つあります。多くの皆さんがトランクルームと聞いて、連想しやすいのが屋外に置かれたコンテナを利用するタイプです。部屋のような大きなコンテナから、2畳くらいに間仕切りされたタイプなど広さは様々です。
外気の影響を受けやすいですが、車からの荷物の出し入れなどはしやすいタイプです。2つ目は屋内のコンテナを利用するタイプで、外気の影響が少ないです。倉庫などの屋内にコンテナが置かれていていますが、出し入れの時間が制限されている場合があります。
3つ目も屋内ですが、ビルトインというタイプになります。建物の1つのフロアをパーテーションで仕切って貸し出したり、小部屋になっていて棚なども付いているタイプなどがあります。
街中で増えているタイプはこのビルトインタイプで、ビル1棟すべての階がトランクルームの貸し出しになっているところもあります。空調が完備されているところがほとんどで、熱や湿気で物がダメになるという心配がありません。
トランクルームを利用するメリット
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ここからはトランクルームを利用するメリットをご紹介していきます。利用をこれまで考えていなかった方も、これなら使ってみてもいいかも、と思うかもしれません。ぜひチェックしてみてください。
メリット①家がすっきり片付く
メリット1つ目は、家がすっきり片付くことです。住まいの状況によって、収納が少ない、捨てられない物が多くて困る、部屋が狭いなど様々な理由で家が物で散らかってしまうことがあります。そんな悩みを解決できるのです。
捨てられない書類や思い出の品、形見など、普段使うことが無くても捨てられない物をトランクルームに預けて置くと、急に使う心配や無くて困ることも少ないのでおすすめです。家には使うものを収納すればいいので、家もすっきりします。
メリット②短期間でも利用可能
メリット2つ目は、短期間でも利用可能なことです。トランクルームの利用は長期でする方が多いですが、短期で使いたいという場合もあります。家のリフォームや建て替えをする際に、仮住まいの家に全て持っていけないので、荷物を一時的に預けて置きたいときに便利です。
出張や研修、入社して数カ月は寮に住まないといけないなど、様々な事情で自宅をそのままにして置けないときなどは、新たな住まいが決定するまで家具を預けておくことも可能です。家を借り続けるよりもトランクルームを借りた方が安い場合は、短期利用も視野に入れてみてください。
トランクルームを利用するデメリット
トランクルームを利用するメリットもあれば、デメリットもあります。デメリットも踏まえて借りた方が便利か、考えてみてください。
デメリット①月々の支払いがある
デメリット1つ目は、月々の支払いがあることです。家の収納は持ち家ならタダですが、トランクルームを利用することで家賃のように利用料を毎月払わなければいけなくなります。
利用料は借りるトランクルームの広さで変わってくるので、収納したい物に合わせて借りると無駄を省けます。広ければ広いほどアパート並みに利用料がかかるので、月々の支払いをしてでも借りた方が便利か、利用料を月々払っていけるかも考える必要があります。
デメリット②好きな時に出し入れできないことも
デメリット2つ目は、好きな時に出し入れできないこともある点です。トランクルームの運営会社や、トランクルームの形態によって、出し入れできる時間が決まっているところもあります。
屋外コンテナタイプだと自分の好きな時間に24時間出し入れ可能な所が多いですが、屋内コンテナタイプはコンテナが置かれた倉庫自体の営業時間が日中だけであったり、管理人がいないと出し入れ出来ないという所もあります。
トランクルームを夜中に利用したり、行動時間がまちまちだという方は、出し入れの時間に制限がないかもチェックしておいた方がいいでしょう。
デメリット③自宅から遠いと不便
デメリット3つ目は、自宅から遠いと不便な点です。急にトランクルームの中に入れてあるものが必要になった、ちょくちょくトランクルームの物を使いたいという場合は、自宅から遠いと取りに行くのが面倒です。
家から近いところにトランクルームがあって利用出来れば問題ありませんが、自分の欲しい広さのトランクルームが近くになかったり、近いところは利用者がいっぱいで借りられないこともあります。
借りられた場所が遠かった場合、わざわざ車で取りに行かなければならないと不便です。また遠いと保管状況の確認にも足が遠のきがちなので、近い方が断然便利です。
トランクルームの選び方
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続いてはトランクルームの選び方です。トランクルームの需要が高い地域ではあちこちにありますが、どこを選ぼうか悩む方もおられます。
運営している会社も様々で、形態もそれぞれです。自分に合ったトランクルームはどういったものか、初めて借りる方は選び方を参考に考えてみてください。
選び方①相場
1つ目の選び方は相場です。トランクルームの利用料は、広さや形態によっても変わりますが、運営している会社や立地などでも変わってきます。駅に近い、人気の地域など、便利で利用者も多いトランクルームは相場が高いですが、郊外で利用者も少ない所では安くなります。
自分が借りたいトランクルームがどの場所ならいくらかを比較してみましょう。地域によって相場があるので、大体このくらいと言うのが分かってくるはずです。
また、郊外で安い利用料のところでも、車でガソリン代を払って行くことになると、その分のコストも考える必要があります。
近年では無料の荷物運搬サービスがあったり、運営会社が自宅とトランクルームを送迎してくれる無料のシャトルサービスを行っているところもあります。運搬面も含めて、料金を考えて選ぶと後から後悔せずに済みます。
選び方②目的
選び方2つ目は、目的です。トランクルームを借りる目的は何か、収納しておきたいものは何かによって、この形態がいいというものがあります。リフォームなどで数週間だけ借りたいのか、ずっと借りたいのかでも違ってきます。
一時的であれば、荷物が全部入る大きなコンテナを選んだりも出来ますが、ずっと借りたい場合は何を入れておきたいかで選ぶべきトランクルームが限られていきます。
収納したい物が大型の家電やバイクなどであれば、屋外コンテナ型で下の階が出し入れもしやすいです。しかし衣類やマットレス、布団などをずっと収納しておくのであれば、屋外コンテナでは湿気でカビてしまう可能性もあるので不向きです。
湿気に弱いものはビルトインタイプで空調管理が出来ている所が安心です。まず何をどのくらい収納しておくか、はっきりさせるとすんなり選べるでしょう。
選び方③管理体制
選び方3つ目は、管理体制です。トランクルームに荷物を入れておくと心配になるのは防犯面ですが、セキュリティ対策は管理会社によって様々です。24時間、有人で管理されているトランクルームは価格は高くなりますが、防犯面で安心出来るでしょう。
屋外のトランクルームで防犯カメラも付いていない、夜間に明かりもつかないなどだと価格が安くても何かあった際に不安です。また空調や防災管理などもしっかりしていると、管理体制がしっかりしている運営会社と言えます。
トランクルームに収納しておいて万一火災や盗難などにあったら困るものや高額なものの場合、セキュリティがしっかり整っている運営会社のトランクルームを選ぶ方が安全です。
トランクルームの使い方
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ここからはトランクルームの使い方のご紹介です。使わない物をしまうために利用される方も多いですが、こんなものも収納しているのかと言うものもあります。様々な使い方を知って、トランクルームを上手に活用しましょう。
使い方①バイクガレージ
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使い方1つ目は、バイクガレージです。バイクはアパートでも駐輪場に置けたり、自宅の駐車場などにも保管できる方が多いですが、盗難被害にあいやすいです。
大型のバイクなどは重さがあるので狙われにくいかもしれませんが、ロードバイクやクロスバイクなどの自転車は持ち逃げやすく高額なものも多いため狙われやすいです。
原付スクーターなども盗難防止の鍵を付けて外に置いても、鍵を壊して持っていかれてしまうこともあります。一度盗難にあってしまうと戻ってくる可能性も低いので、トランクルームで保管すると安心です。
バイクガレージとして使う場合は、メンテナンスの道具も一緒に置いておくと、乗る前にメンテナンスのチェックをするのに便利です。
使い方②書類保管
続いての使い方は、書類の保管です。請求書や注文書や納品書など、会社法や法人税法によって何年分かは取っておかなければいけないと決まっている書類があります。普段見ることがなくても必ず保管しなければいけないものなので、トランクルームへの保管がおすすめです。
書類保管用の倉庫があったり、自営業の方でも自宅に保管場所があれば良いですが、10年分保管する必要がある書類もあるので、場所がだんだんなくなってくるということもあります。
書類であれば衣類などよりは湿気もさほど気にならないものですが、屋内のトランクルームの方がカビや虫食い、日焼けなどの心配がないため、綺麗に保管しおきたい場合は屋内がいいでしょう。
使い方③シーズン物の保管
使い方3つ目は、シーズン物の保管です。日本に住んでいると季節限定でしか使わない家電がいくつかあり、電気ストーブやコタツ、扇風機などの家電は1年の半分はしまっている状態で、家の収納の邪魔になっていることもあります。
他にも夏しか使わないキャンプ道具やバーベキュー道具など、家庭によって限定的にしか使わないものがあることも少なくありません。家電などの場合は車で運ぶことが多いのと、カビの心配があまりないので、屋外のトランクルームが使いやすいです。
収納するものが決まっているとトランクルームの大きさも選びやすいので、おすすめです。
トランクルーム利用時の注意点
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トランクルームを利用するにあたって、借りて物をいれっぱなしにはなかなか出来ません。空調管理があるところはそこまで気にせずには済みますが、トランクルームの内部は夏場は高温多湿に、冬場は結露が発生してしまうことがあります。
トランクルームの場所が直射日光を浴びやすい場所か、冬場は温度差が出やすい場所なのかなどでも変わってはきますが、棚やすのこを利用して床に直置きしない、壁からは少し離す、除湿剤を置くなど対策をしておく必要があります。
トランクルーム経営も夢じゃない?!
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使っていない土地をお持ちの場合や、土利用法をお考えの方に、トランクルームを経営するという方法があります。経営と聞くと難しそうな印象がありますが、トランクルームの需要はあるので、メリットやデメリットを踏まえつつ検討してみてください。
メリット・デメリット
トランクルーム経営のメリットは、需要があるということがまず挙げられます。また初期投資が少ないながら収益も見込まれるので、新規で参入しやすい経営業です。
デメリットは、都市計画法で建築物の用途制限があるので、思うような形のトランクルームが設置できなかったり、節税効果があまりない点です。ただ、デメリットも他の土地経営に比べると大きなものではないので、トランクルーム経営を考える価値はあると言えます。
経営方法
続いては、トランクルームの経営方法です。まず管理方法をフランチャイズにする場合、ネームバリューもあるトランクルーム運営企業だと集客もしやすく、管理方法なども指導をしてもらえるので、スムーズに経営していけます。
しかしフランチャイズ料を毎月払う必要があり、利益全てが手に入るという訳ではありません。利益を多く手に入れたいという場合は、自分で経営するという方法があります。
トランクルームの設置、集客などもすべて自分で行わなければなりません。セキュリティ管理や利用料金などの業務管理などもあるので、フランチャイズよりも大変ではありますが、その分収益があれば利益で得られるものも多いです。
トランクルームは気軽に使えて便利!
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トランクルームの種類や利用のメリットやデメリットもご紹介してきましたが、利用することによって自宅が快適になるということがご理解いただけたのではないでしょうか。
利用料の発生などのデメリットもありますが、収納するものを決めて最小限のスペースを借りたり、必要な時期だけ借りたりするなど、上手な活用方法もあります。手軽なので、迷ったら一度短期で試してみるのもおすすめです。
自分に合った利用方法で、手軽にトランクルームを活用しましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。