庭のドクダミを駆除したい!効果的な駆除方法を徹底解説!
ドクダミは繁殖力が強く、ほかの植物が生えないような薄暗い場所やコンクリートの隙間でもしっかりと根を張ってどんどん増えてしまうので、根が残らないようしっかりと駆除することが重要です。そこで今回は、効果的なドクダミの駆除方法についてご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さいね。
目次
ドクダミとは
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ドクダミを駆除するためには、まずその性質について把握しておくことが大切です。ここではドクダミの特徴についてご紹介します。
ドクダミの特徴
ドクダミの目に見える部分を刈って処理しても、しばらくするとまた生い茂ってきますよね。刈っても刈っても生えてくるので、その生命力に呆れてしまう方も多いでしょう。ドクダミは地下茎を伸ばしているので、目に見える土から上の部分だけを処理しても、地下茎が生きていればすぐにまた生えてきてしまいます。駆除するときは土の中に隠れている部分も取り除くようにしましょう。
また、冬に葉や茎が枯れているのを見ると「もう生えてこないかも」と安心してしまいがちですが、多年生の植物なのでまた春になり暖かくなると増殖してきます。ドクダミは白い花を咲かせ、後に種もできますが、この種を取り除いても根が地に生えている限り種の有無に関わらずまた増えてきますよ。花を摘んでも無駄なので注意しましょう。
駆除している時にドクダミの臭いが気になる人がいると思います。ドクダミは昔から漢方では10種類の効能があるとされ、十薬とも呼ばれていたほどなので、その臭いが健康に悪影響を及ぼすことはありません。臭いをかいでも安心してくださいね。
ドクダミの名前の由来
ドクダミと聞くと、「毒」という名前がついているので一見健康に害があるように思えるかもしれません。しかし解毒や痛み止めに効果があるという意味や毒をなおす、矯(た)めるなどといった意味で「毒痛み」「毒矯め」などから名前がついたという説もあります。いづれにせよ、昔からドクダミ茶など漢方にも使われているぐらいなので、名前の「毒」にとらわれすぎないようにしましょう。
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ドクダミの駆除方法
ここで、ドクダミの効果的な駆除方法についてご紹介します。以下の方法を参考にして、根っこからきっちりと退治するようにしたいですね。少しでも元気な根が残っていると、そこからまた繁殖する可能性がありますよ。
方法①熱湯
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駆除をしたいけれど、できるだけ薬品は使いたくないというケースもありますよね。たとえば、近くでハーブや野菜を育てている、子どもが庭で遊ぶので万が一薬品に触れらた心配な場合など、なるべく安全な方法で駆除をする必要があります。シンプルな熱湯で駆除が可能です。
駆除向けに熱湯を沸かすのもよいですが、水がもったいないですよね。たとえば調理後に余ったお湯などを使って、効率よく駆除しましょう。お湯をドクダミの上からまんべんなくかけるようにして下さい。熱湯をかけて茹でてしまうようなものなので、ドクダミが枯れていきます。コンクリートの隙間から生えているドクダミの場合、根っこをっぱって駆除するのは難しいですが、この方法であれば簡単に駆除できます。
特に道具も必要ないですし手軽にチャレンジできるので、まず熱湯での方法から試してみるのがよいでしょう。ドクダミだけでなく植物全般が熱湯に弱い性質を持っているので、近くで栽培している植物が影響を受けないように注意したいですね。
熱湯で駆除する方法をご紹介!
ここで具体的に熱湯でドクダミを退治する方法について動画でご紹介します。ポイントは熱湯を根っこにかけることです。
そして枯れた葉や茎を取り除いておしまいにするのではなく、さらに土の中に残っている根を駆除するつもりでダメ押しの熱湯をたっぷりとかけます。こうすることにより、ドクダミを根絶やしにできるかもしれませんよ。
方法②塩
料理をする時、野菜を塩もみしてくったりとさせることがありますよね。塩を使って野菜を脱水症状にするのですが、それと同じく、ドクダミに塩をまくと脱水状態になり枯らすことができます。塩水をかけるのもよいですし、ドクダミが生えている土に塩をまくのもよいでしょう。ただ、土に塩をまくとその周辺に生えている植物も塩害を受けて枯れてしまいます。
コンクリートの隙間や玉砂利が敷いてある庭から生えている場合などに塩をまいてみるのがよいですね。塩であれば家庭に常備してあるので、思いついたらいつでも実践できるのが便利です。
方法③重曹
室内の掃除などで重曹を使っている方もいるでしょう。この重曹を使ってドクダミを退治することができますよ。熱湯や塩で駆除しようとすると、どうしてもその周辺の植物への影響が気になります。ドクダミだけをピンポイントで駆除したいのであれば、重曹がおすすめです。
まず、カマやハサミなどを使ってドクダミの茎にキズをつけます。水100mlに重曹を8g混ぜてよく溶かし、濃度8%の重曹水を作ります。そしてこれをドクダミの傷口にかかるようにかけていきます。傷口から重曹水が浸透し、やがてドクダミの内部で二酸化炭素が発生して次第に枯れていきます。重曹は食品にも使われるほどですし、人体に無害なので安心して使うことができますよ。
方法④除草剤
ドクダミを一度でごっそりと除草したいのであれば、除草剤を使ってみるのも一案です。除草剤というとほかの草木への影響が気になりますが、除草剤によっては芝生に使えるものもあります。芝生はイネ科なので、広葉雑草に効く除草剤であれば芝生を傷める心配も不要です。
除草剤には顆粒タイプと液体タイプがありますが、液体タイプはすでに芽が出て生えてきているドクダミに使い、顆粒タイプは生えてくる前にまくことにより、ドクダミが生えるのを防げますよ。顆粒タイプと液体タイプを状況に合わせて使い分けてみましょう。
ドクダミ駆除のポイント
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ドクダミを効率よく駆除するには、駆除するタイミングにも気をつけたいですね。ここでそのタイミングについてお話しします。
駆除するタイミング
ドクダミがまだ生えてきていないけれど、生えるのを防ぎたいといった場合には1~2月に顆粒タイプの除草剤を土の上にまきます。こうすることにより、ドクダミが発芽せずに済みます。顆粒タイプの除草剤をまく前に、土を掘り起こしてドクダミの根が残っていないかチェックしておくとより安心です。すでにドクダミの芽が出ている場合には、雨の日を避けて液体タイプの除草剤をまきます。
ドクダミの予防対策
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ドクダミは一度生えてくると繁殖能力が強く、駆除するのが大変です。ここでドクダミを予防するための対策についてご紹介します。ドクダミで庭が占領されないよう、自分に合った予防対策を立ててみたいですね。
予防対策①ミントと苦土石灰
繁殖能力が高いドクダミに対抗できるハーブを植えてみるのも一案です。ミントであれば、ハーブの中でも繁殖しやすく生い茂ってドクダミが生えるスペースを埋め尽くしてくれる可能性があります。しかし、失敗するとドクダミとミントが共存してしまうこともあるので要注意です。ミントであれば気軽に料理にも使えますし、ミントティーとして楽しめるので試してみるのもよいですね。
ドクダミは酸性の土壌を好みます。土の中に苦土石灰を混ぜてアルカリ性にしてみれば、ドクダミが嫌って生えなくなることでしょう。ただしほかの酸性を好む植物が育てられなくなるので要注意です。植えている植物の性質を考慮しながら土壌を改良してみましょう。
予防対策②防草シート
ドクダミ対策には防草シートを張るのも有効です。地面の上に張るだけですし、小さな子どもがいるもしくは庭にペットがいるといった場合でも安心して使用できます。地面を防草シートで覆うことにより、光を遮断して不要な植物の繁殖が防げます。薄い防草シートだとドクダミがシートを突き破って生えてしまう可能性があるので、ある程度厚みがあるものを選びましょう。防草シートを敷く前に除草をし、地面を平らにならすようにしたいですね。
ドクダミ駆除に準備しておきたいグッズ
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ここで、ドクダミを駆除する前に揃えておくと便利なグッズについてご紹介します。
【長さ・角度調整可能】ご使用方法に基づいて、ロッドの3段階の角度調整『45/90/180度』+組み立て長さ『63/47/34cm』が調整可能の組立スコップです。
庭仕事をするのであれば、土を掘り起こすためのシャベルが欠かせません。TREKOO 16種多機能シャベルであれば、シャベルの角度が45、90、180度の3つから選べるほか、柄の長さも3段階に調整できます。使いたい箇所の角度や使う人の身長によって調整できるので便利ですよ。
タンク容量:4リットル
ノズル長さ:一段一頭口ノズル(38cm) /ホース長 :1.5m
噴霧目安[霧]:約1m /噴霧目安[直射]:約6.5m
散布面積:14~18坪
質量 :1.3kg
水や液体タイプの除草剤をまくときに便利なのが蓄圧式噴霧器です。これ一台あれば、広い芝生でも手軽に散水できます。家庭菜園のサイズであれば、この容量で十分です。
サイズ:最長寸法/約長さ160×幅58.4cm、最少寸法/約長さ81.2×17.8幅cm
重量:約612g 材質:アルミ 15本爪
庭仕事には熊手も欠かせません。15爪ついているこの商品であれば、芝生や草の上の落ち葉もスムーズにかき集め掃除ができます。ハンドルは伸縮式で長さが変えられるのでとても便利です。使わない時はコンパクトにして収納できるので、物置の中でもかさばりません。
庭で作業をしていると、虫刺されも気になります。手には軍手をはめ、長袖を着て防御していても首や顔周りがどうしても露出してしまいがちです。虫除けやUVカット効果のある帽子をかぶっていれば安心して作業に集中できますね。この商品であれば、顔の部分にネットがついているので、クリアな視界を保ちながら顔の虫刺されを防ぐことができます。
虫さされを防ぐために虫除けスプレーも常備しておきたいですね。サラテクトの虫よけスプレー無香料であれば、虫除けスプレー独特の匂いがないので気軽につけられます。庭仕事のグッズと一緒に虫除けスプレーもセットしておけば、うっかり忘れて虫刺されだらけになる心配もありません。
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ドクダミを駆除するときは根っこから取り除こう!
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ドクダミを駆除するときは、目に見える部分だけを取り除いてもすぐにまた生えてきてしまいます。地面の中に張っている根をしっかりと退治することが重要です。今すぐにとりあえずできる範囲でドクダミを取り除きたいのであれば、まずは熱湯や塩などでチャレンジして様子を見て、必要であれば除草剤を使ってみるのもよいですね。
1度だけで諦めず、何回か繰り返していくうちにドクダミを根絶することができるはずです。庭をドクダミに占領されないよう、根気よく駆除作業を続けてみましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。