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ハウスクリーニングの値段はどのくらい?料金相場を徹底解説!

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家の掃除をする時間的な余裕がない場合、ハウスクリーニングに依頼することも今や珍しくはなくなりました。業者に依頼するとなれば、クリーニングの内容はもちろん、必要な料金もどの程度になるかが気になるところです。今回は、ハウスクリーニングの料金相場などを解説します。

ハウスクリーニングとは

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自宅の掃除は自分で行う、というのが当たり前のご家庭もあるでしょうが、時間の余裕が無かったり、より専門的にきれいにしてもらう場合には、ハウスクリーニングに依頼することも、昨今ではさほど珍しくはなくなっています。

ハウスクリーニングの特徴と家事代行との違い

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家の掃除といえば家事代行が思い浮かびがちですが、ハウスクリーニングとどう違うのかというと、掃除に対する専門性の違いが挙げられます。家事代行の場合、文字通り家事を代行するものですから、一般に行われる「掃除」に収まる範囲内で行うでしょう。

しかし、ハウスクリーニングは名前の通り、家の中の掃除を専門的に行うサービスです。毎日掃除はしているけれど、どうしても汚れが溜まってしまったり、手が届かないような場所まで徹底して行うため、使用される道具も専門的なものが扱われます。

また、掃除にかける時間も違いがあります。家事代行の場合、やはり普通の掃除を代行するのみですから、かける時間はさほど一般のそれと変わりはありませんが、専門性の高いハウスクリーニングなら技術や道具を用い、短時間で仕上げてくれます。

ハウスクリーニングのメリット

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そんなハウスクリーニングに依頼するメリットといえば、短時間で効率的にきれいに掃除をしてくれることです。依頼して来てくれる方はその道のプロフェッショナルですから、専門の技術と道具を用い、時間をかけずにクリーニングしてくれます。

普段の掃除では手の届かない場所をきれいにしてくれることも大きなメリットです。換気扇がその良い例でしょうが、手が届きにくく、かつ汚れの溜まりやすい場所であろうと、新品のようなクリーンな状態を取り戻してくれます。

ハウスクリーニングの相場はどのくらい?

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このように、普段の掃除で手の届かない場所、専門的な技術できれいにしてほしい場合には、ハウスクリーニングに依頼するのが適切です。では、気になる依頼の際の相場はどの程度になっているでしょうか。

家全体のクリーニングの料金相場

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部屋 費用相場
マンション・3LDK 55,000~100,000円
戸建て、4LDK以上 80、000~120,000円

まず、空室や家丸ごとなど、家全体をクリーニングしてもらう場合には、表の通り、マンションや3LDKの部屋は5~10万円、一戸建ての住宅や4LDK以上であれば、8~12万円程が費用の相場となります。

ただし、これはあくまで家の持ち主などが在宅中の場合の費用相場であり、家に誰もいない、空室状態であればよりスムーズにクリーニングが進められますので、料金が安くなります。例として3LDKで在室だと68,000円であったのが、空室ならば56,000円と1万円以上安いです。

エアコンクリーニングの料金相場

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エアコン 費用相場
一般モデル 8,000~9,000円
高機能モデル 13,000~15,000円

続いて、夏場と冬場に使用し、ついつい掃除が億劫になりがちなエアコンのクリーニング依頼をする際の費用相場です。これは表を見ればわかる通り、エアコン自体の性能によって、相場にも振れ幅ができています。

一般的なモデルなら1万円を下回るくらいですが、自動お掃除機能などのいわゆる高機能タイプと呼ばれるエアコンの場合、1万円を超える費用相場となります。これは、どちらでも一度分解してからの掃除を行いますが、高機能なモデルほど、内部の構造が複雑で時間と手間を要する為です。

キッチン周りのクリーニングの料金相場

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掃除箇所 費用相場
キッチン回り 12,000円~20,000円
レンジフード、換気扇 7,000円~12,500円

キッチン周りのクリーニングの相場は、種類、大きさによって差はありますが、大体1万数千円から2万円程です。汚れの溜まりやすいキッチンは、頑固で落としにくい汚れがあるほど、費用も高くなりがちです。

また、キッチン全体ではなく、レンジフードや換気扇単体でクリーニングをしてもらうこともできます。特に換気扇についてはキッチンと同様、種類やモデルによって若干幅がありますが、大体は1万円前後の費用に収まります。

浴室クリーニングの料金相場

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掃除箇所 費用相場
浴室全体 12,000円~18,000円
1坪以上 15,000~20、000円

浴室の場合には、大体12,000円から18,000円程の費用が相場となっています。この相場に関しては浴室全体の掃除が対象となる場合で、壁、天井、床はもちろん、換気扇等も掃除してもらえます。坪数が大きくなる場合は、追加費用が必要になることもあります。

ですが、浴室に限定して依頼を出す場合、掃除の対象となるのは浴室内のみに限られます。もし洗面台なども同時にクリーニングをしてもらいたいのならば、業者に掃除を行う範囲を事前に確認しておきましょう。

洗濯機クリーニングの料金相場

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掃除箇所 費用相場
洗濯層全体 13,000円~17,000円
部分分解 11,000~15,000円

最後に、掃除機のクリーニングを依頼した際の費用相場です。洗濯機の場合、掃除の方法は大きく分けて2種類に分けられ、洗濯層を完全に分解して全体を掃除する場合と、フレームの上部分のみを分解する場合があります。

完全に分解するよりも、部分的に分解するほうが掃除にかかる時間も少ないため、後者のほうが費用に関しては少なめで済みます。ただし、ドラム式の場合は難易度が高く、費用が高くつくケースが多く、そもそも受け付けていない場合もありますので注意しましょう。

ハウスクリーニング業者の選び方

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ハウスクリーニングの相場は決して安いとは言えない費用ではありますが、普段手を付けていない場所を専門的にきれいにしてもらう分には相応と言えるでしょう。また、費用は選ぶハウスクリーニング業者によっても異なります。続いては、ハウスクリーニング業者の選び方を見ていきましょう。

選び方①信頼できる会社かチェックしよう

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ハウスクリーニングの業者といっても探せばたくさん出てきますが、まず信頼できる会社であるかどうかを確認してみましょう。信頼できるか否かというのは、然るべき組織に所属しているかで判別がつきます。

例えば「公益財団法人ハウスクリーニング協会」「NPO法人日本ハウスクリーニング協会」のような公的な組織に属していることが分かれば、非常に信頼性が高いです。協会内で、技術向上のための講習や試験なども行われています。

選び方②見積もりが明瞭かどうか事前に確かめよう

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クリーニングの見積もりを出した際、その内容が明確に記されているかをチェックしてみましょう。依頼を検討する際には、いくつかの業者の見積もり価格を比較しながら決めていくことが多いでしょう。その際、掃除場所ごとの費用相場がしっかり明記されているかを確認します。

「○○円~」と表記されている場合でも、業者側の想定以上に汚れがひどかった等で金額が上がる場合もあるため、相場が記されているかどうかで安心感に差が出ます。逆に「○○円」とはっきり記されている場合でも、実際に家に招いての見積もりをする際、追加費用が発生する可能性を調べてみましょう。

選び方③損害保険に加入している会社を選ぼう

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依頼する前には、そのハウスクリーニング業者が損害賠償保険に加入しているかも事前チェックが大切となります。いかにクリーニングのプロフェッショナルといっても、掃除中に家の物を破損させてしまう可能性も決してゼロではありません。

そんな万が一の損害が発生してしまった場合、何の賠償もないとなると非常に心配です。業者側が損害保険に入っているかをきちんと確認しましょう。また、依頼の際、損害保険料金が別途で必要なケースもあります。

選び方④スタッフのスキルをホームページや口コミでチェック

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アルバイトやパートを雇っていないか、つまりスタッフが正社員のみの業者であるかどうかも大切です。ハウスクリーニングなどの業界は新規参入がしやすい傾向にありますが、依頼する際には一般的に手の届かないような場所を専門的に掃除してほしいでしょう。

それを実現するためには、業者のスタッフがしっかりした技術、知識を持っていることが重要となります。業者のホームページや口コミ等で、スタッフのスキルを依頼前にチェックしておきましょう。

選び方⑤キャンセル規約

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日にちを決めて依頼をしていたけれど、何らかの理由でそれをキャンセルする場合もあるでしょう。その場合、業者によってはキャンセル料が発生することもあります。依頼をする側としては、できるだけそれは払いたくはないはずです。

例として、後に解説するおすすめの業者の1社であるおそうじ本舗では、作業を行う予定日の3日前までであれば、キャンセル料は発生しないという決まりになっています。業者によってこの日数は異なりますので、必ず公式のホームページで事前に確認してください。

安すぎるハウスクリーニング業者は避けたほうがよい?

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業者を探していると、他と比較しても明らかに費用が安い所が発見できる事もあります。これは見積もりの明瞭さでも解説した通り「○○円~」という書き方で見積もりの際や汚れの付き具合によってどんどん費用が高額になってしまう嫌なケースがありがちです。

実際に格安で依頼ができたとしても、クリーニング自体のクオリティが心配なところです。全てがそうというわけではありませんが、アルバイトスタッフに任せられていて、クオリティもそれ相応と言う可能性もあります。

おすすめのハウスクリーニング業者

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選び方や格安の業者で気を付けておきたいことについても解説しました。最後に、安心してクリーニングの依頼ができる、おすすめのハウスクリーニングの業者を5つほどご紹介しましょう。

おすすめ①おそうじ本舗

引用:おそうじ本舗

まず1点目は「おそうじ本舗」です。今回ご紹介するハウスクリーニングの業者の中でも、クリーニングの内容とコストの総合的なコストパフォーマンスが非常に高いと言えます。特に、エアコンのクリーニングに関しては防カビ仕上げを無料で行ってくれます。

エアコンクリーニングの実績はこれまでに延べ140万台以上と、非常に多くの実績を持っており、業界トップレベルです。勿論、そのほかの家電等のクリーニングに関しても多くの受注を受けており、店舗数が1,500件近く土日祝日でも予約を受け付けてくれます。

おすすめ②ダスキンサービスマスター

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続いては「ダスキンサービスマスター」です。全国的にクリーニングサービスを展開しており、エアコンやキッチン回りをはじめとしてほぼすべての清掃個所に対応、研修や教育の体制が非常に整っており、クリーニング自体の質が高いレベルにまとまっています。

実際にダスキンを利用した方のアンケート調査の中では、スタッフの対応が非常によく、また住んでいる場所に関係なく高い品質のサービスを受けられたことが好評です。家に人を上げることに抵抗があったり、掃除の質を重視される方にはお勧めできます。

おすすめ③暮らしのマーケット

引用:暮らしのマーケット

「暮らしのマーケット」は、ハウスクリーニングを請け負う業者が登録されている比較サイトです。実際の料金、口コミの評価などをそれぞれで比較して、自分の依頼する内容に最も合致する業者、スタッフの方を探せるのが大きなメリットです。

登録されている業者は個人事業者が多く、値段に関しては前述のような大手といわれるような業者と比較しても2割ほど安くなっています。実際に来られる方がどんな方なのかも事前に分かりますので、個人業者だからと言って不安になることなく、安心して任せられます。

おすすめ④お掃除マスター

引用:お掃除マスター

アシストの全国で展開している「お掃除マスター」もおすすめできる業者の1つです。最も特徴的なのはスピーディーな対応力であり、最短で依頼をした即日に対応してくれたり、出張費用が無料になるなどの実用的でうれしいサービスを設けています。

アンケート調査の中でも満点に近い高いレベルのクリーニングをしてくれたことが判明しており、スタッフの方の対応、料金に関しての満足度も高く、肝心の内容に関しても不足ありません。

おすすめ⑤ベアーズ

引用:ベアーズ

最後は「ベアーズ」です。家事代行サービスも運営しており、そちらでは業界の中でも最大手といわれています。特徴としては、業界の中でもトップクラスのパックプランが充実しており、利用者の選択肢が幅広い点になります。

単体での予約はもちろんできますが、まとめて清掃を依頼したほうがお得にクリーニングをしてくれるようなシステムとなっています。家の中はもちろんのこと、溜まっているごみの処分や庭木の剪定、お墓掃除といった様々なサービスが揃っています。

【参考】エアコン一台当たりの値段で比較した場合の各社の料金は?

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業者 費用相場(一般モデル)
ダスキン 14,300円
おそうじ本舗 12,100円
暮らしのマーケット 9,000円(平均)
ベアーズ 14,190円

相場をしっかりチェックして納得のいくハウスクリーニングを!

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様々な業者がある中で、納得がいく内容と費用設定のサービス業者を選べるかどうかは、後悔しないためにも非常に大切です。相場、口コミなどを事前にしっかりとチェックし、最も合う業者を選びましょう。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。