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料理上手と下手な人は何が違うの?料理が上達する方法を徹底解説!

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一人暮らしで料理をしているけれど、一向に自分の思うような出来上がりにならない、という悩みを持っている方も居るかもしれません。それは、基本的な所を解決すれば、簡単に様々な料理を作れてどんどん上達していく事なのです。今回は、料理を上達させるための各種のコツを伝授します。

料理が上達しない理由とは

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自分なりには頑張っているつもりなのに、どうしても思い通りに料理を仕上げられない、下手にできてしまう時には、その原因を究明するところから始まります。根本的な部分に何があるのかを解明できれば、上達も早いでしょう。

理由①レシピ通りに作れない

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まず、レシピの通りに作れていないことが挙げられます。基本的に料理を作ろうと思えばレシピを見ながら作るのが普通の流れと思われるでしょうが、下手な方は分量を無視したり、手順を省くなど大雑把にしかレシピを見ておらず、見ている意味が薄れてしまいます。

例えば、大さじ1杯のところを計量スプーンで山が出来るほどすくって大さじ2杯分近くになってしまうなどです。レシピもあくまで目安であり、完璧な手順ではありませんが、それでもある程度形になったからこそのレシピであって、大胆に無視しては意味が無いのです。

分量の細かいところまで指定されるのは嫌に思うかもしれませんが、まずは1度、レシピの言う通りに目分量などを計って作ってみて下さい。一度おいしい仕上がりの料理が作れたと思えれば、しっかり成功するように努力もする筈です。

理由②料理が面倒だと思っている

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2つ目は、料理をすることを面倒に感じている点です。これは確かにそういった側面があり、特に一人暮らしの方であればわざわざ自分の手で料理を1から行わなくとも、惣菜や外食等でも事足りる為に時間と手間のかかる料理は面倒に感じるのも致し方ないかもしれません。

また、前述のレシピを見ていない事にも通じるところがあり、いざ料理をしたとしても工程を省く、分量をちゃんと計らないなどは想像しやすい所です。自分の好きな料理を美味しく作れればそれだけで良い成功体験になります。

理由③難しい料理を作ろうとする

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3つ目は、いきなり難易度の高い料理に挑戦してしまう事です。今まで料理をした経験の少ない方ほど、手間のかかる料理を上手に作りたいという思いは強い傾向にあるでしょう。カッコいいですし、その気持ちも分からないではありません。

そうした気持ちが強いからこそ、フランス料理やイタリア料理などを初っ端から作ってみたいとなりがちです。実際そうした料理を作ろうと思えば、料理の技術や手間以前に食材の調達からとても大変です。

理由④要領が悪い

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様々な事を同時並行で進めていく料理は、段取り良く作っていく事が重要です。しかし、料理が下手な方は調理中の容量が悪い傾向にあり、火を通し過ぎてしまう、水にさらしている時間が長すぎて美味しさの元まで流れてしまうなどです。

こうした容量の悪さを直すためには、まず料理を始める前の準備段階で合わせ調味料を分量を計って用意しておく、材料は下ごしらえやカットを終えておくなど、火を通したり水にさらす前の用意をし、余裕を持たせる事をお勧めします。

料理が上達するためには料理の基本を覚えよう

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まずはなぜ料理が上達しないのか、その理由についてを解説しました。当て嵌まっていると絶対に下手という訳ではないですが、しかし料理においてこうした事はマイナスにしかなり得ませんので、改善が必要です。そして、上達させていくには、まず基本を十分に押さえておきましょう。

料理の基本①さしすせそ

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まず1つは、料理の「さしすせそ」を覚える事です。小学校や中学校の家庭科や調理実習などの授業の中でも聞いたことのある言葉かもしれませんが、料理におけるさしすせそとは順に、砂糖、塩、お酢、醤油、みその5つの調味料です。

そして、料理の際にはこの「さしすせそ」の順番で調味料を入れるというのが重要なポイントです。というのも、砂糖の甘さというのは食材に染み込むまでに時間がかかるからであり、先に甘みのある砂糖を入れてから醤油等を入れれば、美味しい仕上がりになるのです。

「さしすせそ」以外にも、お酒やみりんも良く使われる調味料で、特にお酒は食材を柔らかくしてくれたり、肉、魚の臭みを取るといった働きもある為、砂糖と同じく料理では最初の方に入れるべきです。

料理の基本②食材の切り方

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続いて、食材の切り方になります。小口切りやいちょう切りなど様々な切り方がありますが、覚えるべきなのは料理に適した切り方を実践することです。例えば、同じ人参を使うにしても、焼きそばなら拍子木切り、肉じゃがなら乱切りと別々です。

焼きそばで拍子木切りにするのは、料理で使う麺やほかに使う野菜とサイズや形状をそろえることで、火を通りやすくし食べた時の食感を統一させる狙いがあります。煮込みを行う肉じゃがは、切断面が広く味が染み込みやすい乱切りが適します。

料理の基本③いきなり濃い味付けで作らない

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そして味付けについてですが、これはいきなり濃い味付けにしないように注意しましょう。濃い味の方が好みという方も少なくありませんし、自分がそうなら自分好みの味にしたい気持ちも分かりますが、基本は薄味からスタートします。

これは、初心者が間違って味付けをしてしまった時、それをカバーするのが非常に難易度の高いものになる為です。薄味からであれば目標の味に近づけるのはそこまで難しい事では無いですが、濃くなりすぎるのを防ぐために味付けは2,3回ほどを目安にしましょう。

料理が上達するためのコツ!①~④

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この様に、非常に根本的なように思える基本でも、それを十分に理解して料理の場で実践に移せば、出来上がりに大きな差を生みます。ここからは、こうした基本を押さえたうえで、料理の腕を向上させるコツを紹介します。

上達する方法①初心者用のレシピを見る

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まず、レシピは初心者用のものを見ながら行いましょう。下手な人の特徴でも解説した通り、上達しない方は料理の工程を間違える、目分量で計量しているなど雑な面が多い為、レシピの分量通りに入れるのを何度も繰り返して練習をします。

初心者向けのレシピでは料理を初めて行う方向けに細かく解説してありますから、それに沿いながら基本を身に着けていきましょう。レシピは本でなくとも、掲載しているサイトや料理系のアプリなども活用できます。

上達する方法②食べたいものを食べる

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これも非常に重要な事ですが、作る料理は自分の食べたいものにしましょう。初心者が作れる料理と言っても色々ありますが、その中でも自分が最も好んで食べられる料理を選んで作り出しても一向にかまいません。好きな料理ですから、モチベーションが向上します。

料理というのは時間と手間をかけて作るものであり、その中で個人的に嫌いな料理を頑張って作ろうとしても、どうしても意欲が失せてしまいます。食べたい好きな料理であるからこそ、美味しく作りたいと努力をし、自然と手間をかける様になります。

レシピの載っている料理本でも、1ページ目の料理から始めるのではなく、載っている中で自分が最も好きなレシピから作り始めてよいのです。また、家族や友人など親しい人に食べてほしい料理を選んでも良いでしょう。

上達する方法③頑張りすぎない

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頑張りすぎるのは良くないです。初心者にとっては料理の工程すべてが初めて体験するものであり、思い通りにいかないとモチベーションが下がってしまうでしょう。ですが、上手くいかなくて当然という考えで挑戦するくらいがちょうど良いです。

上達はしたい所でしょうが、別に何時までにこのレベルまで上達しなければならないというような期限が設けられている訳でも無いですから、出来るだけの時間をかけてゆっくりと基礎を覚えつつ腕を磨いていきましょう。

上達する方法④味をイメージする

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味のイメージをする、と言葉だけで言っても想像し難いかもしれませんが、例えば辛みのある味なのか甘みの強い味なのか、大体で良いのでイメージをします。例を挙げれば、カレーを作る際に甘みが足りないと思えばリンゴ等を加えたり、辛みが足りないならスパイスを使うなど、最初に想像した自分の味のイメージに近づけるのです。

料理が上達するためのコツ!⑤~⑧

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料理自体、やろうとすると予想以上に時間のかかるものですから、好きな料理を選んで作るなど、モチベーションにつながることも上達のコツとして重要なのです。

上達する方法⑤味で覚える

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味で覚える、とは、調味料の分量が自分好みになった時、それを味として覚えておくという事です。母親の料理の中で、軽量などをせずに適当に入れているように見えても、それは経験によって本人の目分量で一番美味しい味付けになるのを知っているからです。

本人に調味料をどのくらいの分量で入れているのかと聞いても、大さじ何杯、などというピッタリの答えを得ることは、おそらくできないでしょう。それが作っている本人の目分量である為で、何度か試行錯誤をした上に今の味が出来上がっているのです。

初心者こそレシピに書いてある通りの分量をしっかりと計量して入れることが大切と解説していますが、それはあくまである程度の美味しさになる分量であり、上達、つまり自分の好む味を作り出そうとするのならば、味見を何度もして覚えるべきなのです。

上達する方法⑥料理上手な友達に教わる

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知人、友達に料理が上手な方が居るのであれば、その方に教わるというのも確実に上達する方法の1つになります。上手に料理を作れる方は日頃から何度も調理の経験をしている方と言い換えられますから、そうした方が近くにいるのは大きなアドバンテージになり得ます。

目の前で見本を見せてもらえたり、本人の味付けの具合はどの程度なのかを間近で見られる訳ですから、調理のコツを出来る限り教わらせてもらいましょう。

上達する方法⑦盛り付けにもこだわる

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盛り付けは、料理を作る本人のセンスによる所が大きい為、一概に正解があるとは言い切れません。経験のない初心者の方は、まず綺麗に盛り付けてある見本をそのままマネするだけで構いません。

1つの料理で盛り付けをするといっても色々とパターンがありますので、綺麗だと思う見本を何回かマネして、ある程度分かってきたらそれを自分流に美味しく見えるようアレンジを加える、といった流れが良いでしょう。

上達する方法⑧SNSに投稿する

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SNSへ投稿するのも手段の1つです。近しい人に自分の料理の腕や味を見てもらうのは恥ずかしいかもしれませんが、SNS上の匿名のアカウントであれば知り合いに知られることもありませんし、そう恥ずかしがらずに他人に料理を見てもらえます。

また、SNS上で何かしかのアドバイスを受ける事が出来れば、それが次の料理へつなげられますし、沢山の方に見られる事になれば緊張感も生まれ、自然と盛り付けなどにも力を入れる様になるでしょう。アウトプットができる絶好の場として活用しましょう。

料理上達におすすめのレシピサイト

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これから料理を作り始め、段々と上達していきたい方には初心者向けのレシピを見ながら作っていく事を推奨していました。そこで、最後に料理の腕を上達させるのにおすすめの、料理レシピを掲載しているインターネットサイトを紹介します。

おすすめサイト①みんなの今日の料理

引用:みんなの今日の料理

まず1つ目は「みんなの今日の料理」です。NHKの「きょうの料理」番組の中で放送されたレシピが掲載されているサイトで、元となった番組が何十年と続いている関係で、掲載してあるレシピも定番のものからアレンジされたものまで豊富です。

材料はもちろんのこと、作り方の手順、料理公邸でかかる時間なども記載されています。「きょうの料理ビギナーズ」で放送された料理の初心者向け簡単レシピもありますので、初めての方でも低いハードルからチャレンジできます。
みんなの今日の料理公式HP

おすすめサイト②白ごはん.com

引用:白ごはん.com

続いては「白ごはん.com」です。白ご飯とサイト名にある様に、レシピは和食を専門に扱っています。一見難しそうなレシピも、覗いてみれば写真付きで丁寧な解説が加えられていますので、和食づくりには欠かせないサイトと言えます。

サイト内では、作りたい料理に合わせてジャンル、種別、調理時間なども指定してレシピを絞っていけます。季節によって旬の食材もピックアップされており、季節に合わせた美味しい和食料理を作れるでしょう。
白ごはん.com公式HP

おすすめサイト③タニタ食堂レシピ

引用:タニタ食堂レシピ

最後は「タニタ食堂レシピ」のご紹介です。ヘルシーな料理レシピを紹介している事で有名なタニタ食堂の公式サイトであり、レシピは比較的野菜を利用したものが多く、塩分が控えめである為、カロリーや健康を重視する方にお勧めです。

単品ではなく各種のレシピを合わせた一食分として紹介しており、それぞれの料理も材料や作り方の手順が細かく記載されています。それらすべてのレシピは一食で500キロカロリー前後に収まっています。
タニタ食堂レシピ公式HP

ポイントを押さえて料理をぐんと上達させよう!

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どうにも料理の腕が上達しないのは、実は非常に簡単な原因なのかもしれませんし、それを改善する術もそう難しいものではありません。兎に角経験を積むことが重要ですから、楽しみながら腕を磨いていってください。

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