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捨てないで!保冷剤の便利な使い道をから再利用の注意点まで徹底解説!

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スーパーやケーキ屋さん、スイーツ店など、冷たい食材やスイーツを購入した際に付いてくる保冷剤。いつの間にかもらう数も増え、特に気にせずそのまま捨ててしまう方もいるのではないでしょうか。もし捨てているのであれば、少し待って下さい。

保冷剤には色々な使い方があるので、捨ててしまうのは勿体ないです。そこでここでは、ライフハックとして大活躍する役立つ情報をお届けいたします。

保冷剤を再利用して活用できる⁈

もらった保冷剤は冷凍庫にストックして、うまく再利用してみましょう。保冷剤は高吸収性ポリマー×水分×防腐剤×形状安定剤で形成されており、中身を出さずに手で触るだけなら色々なシーンで活用することができます。

冷たい状態を長時間キープできること、形が変わらないこと、腐らないことを考えても、使い方1つで多様な使い方に変わるのです。保冷剤=冷やす、冷却というイメージがありますが、決してそれだけではありません。

保冷剤の中身は?

保冷剤の中身のほとんどは水分で形成されていますが、高吸収性ポリマーを投入することで水をジェル状に変えて、氷よりも冷たい状態を長時間キープできるというのが大きな魅力となっています。ちなみに保冷剤には、ソフトタイプとハードタイプの2パターンに分けることができます。

まずビニール状の袋に入っている保冷剤はソフトタイプになります。保冷時間はそこまで長くないものの、軽くて小さいサイズなことが多く、持ち運びにとても重宝します。ケーキ屋さんやスイーツ店で付いてくるのがこのパターンの保冷剤です。

プラスチックのような硬い形状のものがハードタイプです。ソフトタイプよりも保冷時間が長く、長時間冷たい状態を維持することができる上、耐久性にも優れています。キャンプやイベントの際のドリンク保冷としても大活躍してくれますが、少し重めで大きいため、持ち運びには便利とは言えません。

ちなみに保冷剤の多くは0℃です。食事やデザートの保冷としても最適で、よく活用されるパターンです。もしキャンプなどのアウトドアに使用したい場合は、0℃のものではなく、-0℃のものや、氷点下と記載されている保冷剤を選ぶようにして下さい。

氷点下とあるだけあって、冷凍食品の形状を損なわないというメリットがあります。ちなみにハードタイプや氷点下タイプの保冷剤は、凍らせるまでに時間がかなり必要だということも知っておきましょう。

中には凍らすまでに最大48時間必要になるケースもあり、状況によって使い分けることをおすすめします。保冷剤は今では私たちの生活の中で、なくてはならない存在になっているとも言えるでしょう。

保冷剤の使い道を紹介【冷やす】

保冷剤の使い方と言ってもどのように使えばいいのか分からないという方もいるはずです。ここでは保冷剤の正しい使い方をチェックしてみましょう。保冷剤の第一の役割は「冷やす」ということなので、まずは冷やす目的での利用方法をお伝えします。

保冷剤の使い道①プチ冷蔵庫

夏場はほんの少しの時間で食材が腐りやすいという不安がありますが、そんな時に活躍するのが保冷剤です。お弁当ならフタの上、更にお弁当の下にソフトタイプの保冷剤を挟むようにしてセットしておけば、お弁当を腐らせずに美味しい状態を維持することができます。

菌の繁殖を防ぐことにも繋がりますので、冷やす以外にもメリットがあるのです。買い物に行く時もエコバックに保冷材をセットしておけば食材の傷みを防ぐことにもなり、最適です。夏場は保冷剤をタオルに巻いて使用すれば、熱中症対策としても大活躍してくれるでしょう。

ベビーカーにセットして涼しい状態をキープしたり、ヤケドの冷やし目的で利用するなど、保冷剤は思っているよりも色々なシーンで活用することができます。

保冷剤の使い道②氷の代わりに食剤を冷やす

食材を冷やすという意味では、実は調理中にも保冷剤は大活躍してくれるのです。例えば氷水で食材を冷やさなければいけないとなった時、水に保冷剤を投入するだけで簡単に氷水のような冷たい状態を作りだすことができます。

保冷剤の使い道③簡易クーラー

クーラーを入れても中々部屋が冷えないという時は、扇風機の前の部分に保冷剤を貼りつけて貼りつけてみると、保冷剤の冷たさが風に移り、ひんやりとした心地いい風を浴びることができます。意外な使い道ですが、熱中症対策としても大活躍してくれるはずです。

保冷剤の使い道を紹介【日用品】

保冷剤は冷やす目的だけではなく、普段の生活の中でも意外な役に立つことがあります。ここではそんなふとした時に利用できるような、便利な活用術をご提案します。

保冷剤の使い道④芳香剤

保冷剤を解凍した状態で中身を取り出しましょう。そして空き瓶などに保冷剤の中身を入れます。そこにお好みのアロマオイルを2~3滴垂らせば、手作り芳香剤の完成です。保冷剤の中身の保冷ジェルはニオイを吸収する特性があり、それを利用することでそこにニオイが集中します。

保冷剤の利点をうまく活用すれば、あっという間に芳香剤にチェンジします。これなら自分が好きな香りに変えることができるメリットがあるので、お気に入りになるのは間違いありません。そして冷やす以外でもこのような使い方があるため、保冷剤はいくつあっても無駄にはなりません。

保冷剤の使い道⑤消臭剤

保冷剤の中に入っている高吸収性ポリマーは、どんな異臭や悪臭でも吸収するパワーを持っています。これを活用すれば消臭剤の役割を果たしてくれるので、気になる場所にセットしておけば家の中を常にクリーンな状態にしておくことができるのです。

凍った状態を常温に戻し、袋から中身を取り出して空き瓶や空の容器に入れるだけでOK。これだけで簡単消臭剤の完成です。玄関に置いたり、靴箱の中に入れたり、冷蔵庫の中に入れたり、生ごみの近くに置いておくなど、自由に活用できるのでとても便利です。

保冷剤の使い道⑥虫除け

保冷剤を芳香剤として活用する方法をご紹介しましたが、垂らすアロマオイルの種類を変えるだけで虫よけとしても活用することができるのです。虫には苦手な香りがあるので、逆にその香りを活用して虫を寄せ付けなくしましょう。

レモングラス、レモンユーカリ、シロトネラなど、爽やかな柑橘系が苦手です。ハチやゴキブリにも有効的です。最近は100均でもアロマオイルがたくさん販売されていますので、用途に合わせて色々なアロマオイルを使って虫よけを作ってみましょう。

保冷剤の使い道⑦洗剤

保冷剤の中身の保冷ジェルをよく見てみると、表面が凸凹になっているのが分かります。この凸凹が汚れを掻きだす役割があるため、洗剤として活用することもできます。保冷剤の中身は水で無臭なので、洗剤の香りが苦手だという方にも最適なのです。

使い方も簡単で、スポンジやクロスにつけて擦るだけでOK。キッチンのシンク汚れやお風呂掃除など、色々な場所で掃除用品として大活躍します。汚れが取れたあとは水で流すのではなく、ゴミ箱に捨てて下さい。

保冷ジェルは形状を崩さない特性があるため、流してしまうと排水管トラブルになってしまう可能性があるので注意が必要です。溶けないというメリットがあるため、掃除に使用する時は必ず流さずに手で捨てるようにして下さい。

保冷剤の使い道⑧水やり

保冷剤を解凍した状態のジェルを土の中に潜らせておくと、吸収性ポリマーから水分が溶け出し、放置しておくだけで花や観葉植物の水やりの役割を果たします。最大2~3日は水やりをしているかのような効果を実感することができるので、旅行や出張の時にかなり役立つはずです。

ちなみに花や観葉植物を劣化させることにはならないので安心して下さい。使い方次第で、日々の負担を1つ減らすことができます。もし不要な保冷剤があるのであれば、このように水やり目的として使用するのもとても便利でおすすめです。

保冷剤の使い道を紹介【美容】

保冷剤は日用生活だけではなく、実は美容目的としても大活躍してくれるアイテムなのです。特に女性は美容に敏感なので、保冷剤をうまく活用して効率よく美を活かしてみましょう。美容アイテムも消耗品ということを考えると、保冷剤はかなり有効的ではないでしょうか。

保冷剤の使い道⑨アイケア

保冷剤は冷やす目的がメインみたいなところがありますが、実は温めて使用することができます。40℃前後のお湯に2~3分付けておけば、じんわり温かいアイマスクの完成となります。目の周りの血行を良くすることで眼精疲労を改善することができます。

そしてクマを改善することにもなるため、顔色を明るくさせる効果もあります。ただし保冷剤を温める時は温度にも注意するようにして下さい。あまりにも熱すぎるとヤケドになってしまうこともありますので、人肌より少し温かいぐらいを目安にしましょう。

保冷剤の使い道⑩ホットパック

アイマスクと同じ要領で保冷剤を温めて、ホットパックとして使ってみるのもおすすめです。こちらも血行を良くする効果があるので、くすんだ顔色をパッと明るくさせてくれるはずです。化粧水の浸透を良くする効果も期待できるため、美肌づくりへの一歩にもなるでしょう。

肌荒れを抑えたり、乾燥を防ぐという意味でもホットパックはおすすめです。毎日のスキンケアの一環として、是非活用してみて下さい。

保冷剤の使い道⑪毛穴の引き締め

洗顔後の肌に冷たい保冷剤をあてれば、毛穴引き締め効果も高く、毛穴の開きが気になる方は是非活用してみて下さい。あまり押し当てても肌を傷める可能性もあるので、数秒程度あてるだけにするのがおすすめです。心配な場合は、薄めのハンカチやガーゼで包んでから使用するようにしましょう。

保冷剤の使い道を紹介【寄付】

保冷剤を再利用する時は自分で使うだけではなく、寄付することで再利用となることもあるのです。「1度使用した保冷剤を寄付できるの?」という疑問がある方もいるかもしれませんが、保冷剤は寄付することは可能です。ここでは寄付することでのメリットをご紹介いたします。

保冷剤の使い道⑫海外途上国への物資支援

不要になった保冷剤は、海外支援としても活用されるので是非寄付してみて下さい。日本の保冷材は性能が良いため、海外の暑い地域や発展途上国で大活躍しているのが現状です。

食材を冷やすだけではなく、医療現場でも利用価値が高く、薬剤を保管するのに利用したり、患者の部位を冷やすなど、私たちが考えているよりも保冷剤は非常に有効活用されることが分かりました。いらなくなった保冷剤は捨てずに、思い切って寄付の選択肢を取ってみて下さい。

保冷剤の再利用する時の注意点

保冷剤は再利用するのに最適なアイテムだということは分かりましたが、ここでは利用する時の注意点をまとめてご紹介いたします。普通に使用する分には問題ないのは当然ですが、状態によっては危険なこともありますので、ご自宅の保冷剤と照らし合わせてみましょう。

古い保冷剤は使わない

もしご自宅の冷凍庫に長年眠っているような古い保冷剤がある場合は、即刻使用するのを中止して下さい。保冷剤の中に入っている高吸水性ポリマーは古くなってしまうことで有害物質を発する可能性があります。中身を取り出して再利用するのは止めて、すぐに捨てましょう。

有害と記載されているものは使わない

基本的に多くの保冷剤は安全に使用できるものばかりですが、中には「有害」と書かれている保冷剤も存在します。もし「有害」の文字を見つけた場合は、使用しないことをおすすめします。肌にも体にも悪いので、中身を取り出すようなことは控えて下さい。

ペットや子供の誤飲の注意

保冷剤の中身は基本的に安全な成分でできていますが、高吸収ポリマーの特性に注目してみて下さい。保冷剤もそうなのですが、高吸収ポリマーによって水をジェル状に固めています。つまりペットや子供が誤って飲んでしまった場合、体の中の水分を大きく吸収してしまうということになるのです。

「水分を吸収するだけなら大丈夫なのでは?」という考えは危険で、人間の体の約8割は水分でできているということもあり、高吸収ポリマーが体内に入り込むことで水分を奪われるだけではなく、健康を害したり、下手をすると命の危険に関わってしまう可能性も否めません。

保冷剤を日用使いするのは便利でおすすめできますが、使用する時は誰かが飲みこまないよう、十分注意するようにして下さい。

保冷材は捨てる前に使い方を変えて再利用をしてみよう

どのご家庭にも保冷剤は2~3個はあるものではないでしょうか。冷凍庫に入れたまま使い道もなく放置しているという方も中にはいるはずです。しかし保冷剤は有効活用しやすく、色々なシーンで活躍することは間違いありません。

いらなくなったからと言って捨てるのではなく、使い方を変えて再利用すれば、生活がより便利な生活に変わるのでおすすめです。食材を冷やすのはもちろん、芳香剤、消臭剤、虫よけ、アイマスク、ホットパックなど、利用価値は多種多様です。

日用品としても美容アイテムとしても利用価値を発揮してくれますので、保冷剤は捨てずにストックしておくようにしましょう。夏だけではなく1年中活用できますので、是非この機会に保冷剤をうまく活用してみて下さい。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。