最新おすすめの無線ルーター15選を徹底紹介!
無線ルーターは、インターネット回線とデジタル製品を無線で接続できる機器のことですが、どのような基準で選ぶと良いのか分からないという方は多いのではないでしょうか。
家の広さや普段使用する人数に適した性能を持つ無線ルーターを選ぶことで、快適な通信環境を整えることができます。本記事では無線ルーターの選び方とおすすめ商品をご紹介しますので、参考にしてみてください!
目次
無線ルーターとは
無線ルーター(Wi-Fiルーター)とは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの電子機器をインターネットに無線で接続できる通信機器です。機器同士をLANケーブルでつなぐ必要がないので、Wi-Fiが届く範囲であればどこでも通信することができます。
また、固定回線を利用するので通信が安定しており、データ量の多い動画の視聴やオンラインゲームなどを快適に楽しむことができます。家族で同時につなぐことができるのはもちろん、スマートフォンのデータ通信量の消費を抑えることも可能です。
無線ルーターの選び方
まずはじめに、無線ルーターを購入する際におさえておきたい6つの項目をご紹介します。なんとなくで選んでしまうと思い通りの通信環境が整わないこともあるので、ご家庭の状況と照らし合わせながら選ぶことが大切です。
選び方①利用環境
無線ルーターを選ぶ際はメーカーが設定している推奨環境をチェックすることが大切です。接続する機器の数や同時に利用する端末の台数と無線ルーターのスペックが合っていないと、Wi-Fiの電波が隅々まで届かないことがあります。
また、電波の飛び方は壁の厚さや障害物の有無などに左右されます。2階建てや3階建ての家であれば外付けアンテナモデルを選んだり、Wi-Fi通信を効率良く広げるメッシュWi-Fi機能が付いた商品を選ぶのもおすすめです。
選び方②転送速度
データの転送速度は無線ルーターを選ぶにあたって重要な項目のひとつです。現在は5GHz帯を利用する11ac対応ルーターと、2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応している11n対応ルーターが主流となっています。
高速通信ができるモデルであればオンラインゲームのタイムラグが軽減でき、アプリのダウンロードや更新もスムーズに行えます。
選び方③周波数帯域
Wi-Fiルーターには、「2.4GHz」と「5GHz」の二つの周波数帯域があります。それぞれ特徴が異なるので、利用環境に合わせて使い分けましょう。
①【2.4GHz】
- 対応製品が豊富
- 壁を突き抜ける力が強く、障害物があっても電波が届きやすい
- チャンネル数が少ないので電波干渉が起こりやすい
2.4GHzは壁や天井、家具などの障害物があったとしても電波が届きやすいため、遠くまで電波を飛ばしたいという場合に適しています。しかし、Bluetoothなどの電波干渉を受けやすく、5GHzと比べると速度がやや遅めです。
②【5GHz】
- チャンネル数が多いので、家電などからの電波干渉の影響が少ない
- 2階建てや壁や家具などの障害物が多いと電波が届きにくい
5GHzはBluetoothや電子レンジなどの電波干渉を受けにくいため、通信が安定しており通信速度も速のがメリットです。ただし、壁や天井などの障害物の影響を受けやすいので環境によっては電波が届きにくくなることがあります。
選び方④同時接続数可能なモデル
同時接続数(MU-MIMO)は、端末ごとに異なる種類の電波を送り、安定した通信をもたらす機能です。家族など複数の端末を使う場合でもスムーズに接続することができます。
実際に使用する端末の数と同時接続数が合っていないと、MU-MIMO機能を活かすことができないので、これから使用する端末の台数を考慮したうえで選びましょう。
選び方⑤アンテナのタイプ
ルーターのアンテナは外付けタイプと内蔵タイプに分類されます。それぞれ特徴が異なるので、間取りに合わせて選ぶことでスムーズな通信につながります。
①【外付けタイプ】
外付けタイプは本体からのびるアンテナの角度を調整して特定の方向に電波を飛ばすことができます。電波を水平方向や垂直方向に広げることができるため、2階建て・3階建て住宅での使用に適しています。
②【内蔵タイプ】
内蔵タイプはアンテナが本体に内蔵されており、全方向に電波が広がるのが特徴です。本体がコンパクトで設置場所を確保しやすいメリットがありますが、外付けタイプと比べるとアンテナが小型で電波効率が悪いため、マンションや平屋での使用に適しています。
選び方⑥付加機能
より快適に通信できる無線ルーターを選びたいという場合は、機能性に注目すると良いでしょう。代表的な4つの機能をご紹介します。
①【干渉電波自動回避機能】
干渉電波自動回避機能は、通信を行う際に電子レンジや近隣からの電波を回避する機能です。電波の干渉を感知すると空いているチャンネルに自動で切り替わるため、スムーズな通信を維持することができます。
②【高性能CPU】
CPUはデータの処理能力を左右させるため、CPUの性能が高いモデルがおすすめです。動画を見る機会が多い方やオンラインゲームをするという方は、「クアッドコア」「デュアルコア」搭載モデルを選ぶと良いでしょう。CPUの性能が低い商品を選ぶと内部遅延が起きやすく、
③【メッシュWi-Fi】
メッシュWi-Fi機能は、親機と子機を網の目状に広げる通信方法です。最適なネットワークを自動で選別するため、常に快適な通信を行いたい方や、使用人数が多いご家庭におすすめな機能です。
④【ビームフォーミング】
電波を束ねて遠くの場所まで飛ばす機能です。Wi-Fiを設置している場所から離れていても強い電波をキャッチすることができます。どの部屋でも快適な通信をしたいという場合に取り入れたい機能です。
おすすめの最新無線ルーター【バッファロー】
バッファローのおすすめ無線ルーターをご紹介します。エントリーモデルから機能性が充実したハイパフォーマンスモデルまで幅広く展開されています。
おすすめ①バッファローWSR-5400AX6/NMB
バッファロー「WSR-5400AX6/NMB」は高性能1.5GHzトリプルコアCPUを搭載しており、4803+574Mbpsの高速通信が可能。30台の機器につないでも安定した通信ができます。
多台数通信に強いWi-Fi6に対応しており、広い家でも隅々まで電波を届けることが可能。壁掛けと縦置きの両方ができる本体はコンパクト設計なので置き場所を確保しやすいです。
おすすめ②バッファロー WSR-1166DHPL2/N
バッファローの「WSR-1166DHPL2/N」はIPv6対応エントリーモデルで、866+300Mbpsの通信が可能。シンプルな機能で扱いやすい無線ルータです。初期設定や設定の変更はスマホ・タブレット用アプリで行うことができます。
端末をめがけて電波を送信するビームフォーミング機能や、MU-MIMOにも対応しています。手頃な価格の無線ルーターを探している方にもおすすめです。
おすすめ③バッファロー WSR-2533DHPL2/NB
バッファロー「WSR-2533DHPL2/NB」はIPv6対応、5GHzで1733Mbps、2.4GHzで800Mbpsと快適な通信ができる無線ルーターです。
推奨環境は戸建てで3階建て、マンションでは4LDKとなっています。4本のアンテナが効率よく電波を届けるので、立つ・座る・寝転びながらでも端末操作がスムーズにできます。
おすすめ④バッファロー WXR-5700AX7S/N
5GHz最大速度4803Mbpsの最新規格11axに対応
オンラインゲームに適した高速通信
バッファローの「WXR-5700AX7S/N」は5GHzで最大速度4803Mbpsの最新規格11axに対応している無線ルーターです。10Gbps対応のWANポート搭載しているので、高速な通信を求めている方に適しています。
3軸回転外付けダイポールアンテナ付きなので、電波を届けたい方向に向けてダイレクトに送ることができます。オンラインゲームを集中して楽しみたいという方におすすめです。
おすすめの最新無線ルーター【TP-Link】
中国で設立されたTP-Link(ティーピーリンク)の無線ルーターをご紹介します。高性能でありながら価格を抑えた製品が多いため、世界で40%のシェアを誇っています。
おすすめ⑤TP-Link Archer AX10/A
TP-Linkの「Archer AX10/A」はWi-Fi6対応のエントリーモデルの無線ルーターです。1.5GHzトリプルコアCPUを備えることで処理能力が向上。1201+300Mbpsの安定した通信を実現してくれます。
また、4つのハイゲインアンテナとビームフォーミング技術で広い範囲へ電波を飛ばすことができます。新鋭OFDMA技術によって、より多くの端末に接続できる点にも注目です。
おすすめ⑥TP-Link Archer AX50/A
TP-Linkの「Archer AX50/A」は、旧規格よりも4倍の同時接続が可能になっており、2402+574Mbps通信が可能。ビームフォーミング機能と4本のアンテナでしっかりと電波を飛ばすことができます。
また、接続の際のスマホやタブレット端末の電池消耗を軽減するTWT機能によって省エネでWi-Fi接続ができます。Wi-Fi6CPUを搭載したコスパの良い無線ルーターを探している方におすすめの商品です。
おすすめ⑦TP-Link Archer A10
TP-Linkの「Archer A10」は5GHzで1733Mbps、2.4GHzで800Mbpsと動画の視聴やオンラインゲームを快適に楽しめる無線ルーターです。
内蔵アンテナと3本の外部アンテナにビームフォーミング機能を備え、Wi-Fiが届く範囲を従来よりも拡大。縦置き、横置き、壁掛けで設置することができます。
おすすめ⑧TP-Link Archer C6
TP-Linkの「Archer C6」は、867Mbps+300Mbpsデュアルバンド対応で安定した通信環境を構築。大型可動式アンテナ4本に加え内臓アンテナが搭載されているので、広範囲にWi-Fiを飛ばすことができます。
推奨環境は戸建てで3階建て、マンションで4LDK、最大接続台数が30台となっています。コスパを重視して選び方におすすめの商品です。
おすすめの最新無線ルーター【NEC】
次にNECの最新無線ルーターをご紹介します。NECの無線ルーターはアンテナの小型化技術により、すっきりとした形状をしているのが特徴です。
おすすめ⑨NEC Aterm PA-WG1900HP2
NECの「Aterm PA-WG1900HP2」はWi-Fi5対応、Wi-Fi端末の対応帯域や電波強度を自動で振り分けてくれるバンドステアリング機能を搭載した無線ルーターです。
ビームフォーミング機能をはじめ、端末ごとに利用時間をコントロールできる「こども安心ネットタイマー」機能など家族が快適にネットを使える機能が搭載されています。
おすすめ⑩NEC Aterm AM-AX3000HP
NECの「Aterm AM-AX3000HP」はWi-Fi6に対応しており、5GHz帯で最大2402Mbps、2.4GHz帯で574Mbpsの通信性能を備えたWi-Fiルーターです。
すっきりとしたデザインで、縦置きと壁掛けに対応。電波状況の良いチャネルや周波数帯へ自動的に切り替えるオートチャネルセレクトやバンドステアリング機能が搭載がされています。
おすすめ⑪NEC Aterm PA-WG2200HP
NECの「Aterm PA-WG2200HP」はWi-Fi5対応で、5GHz帯・11ac通信で最大1733Mbps、2.4GHz帯で800Mbpsの高速通信ができる無線ルーターです。
また、Wi-Fiの使用時間を管理できる「こども安心ネットタイマー」やルーターに接続中の端末を確認できる「見えて安心ネット」など便利な機能が搭載されています。
おすすめの最新無線ルーター【その他】
最後に、メーカーを問わず機能性で選びたいという方におすすめのルーターをご紹介します。コスパの良い無線ルーターをお探しの方はチェックしてみてください。
おすすめ⑫WAVLINK WL-WN530HG4-JP
WAVLINKの「WL-WN530HG4-JP」は、5GHzで最大867Mbps、2.4GHzWi-Fiで300Mbpsの通信ができる無線ルーターです。
4本のアンテナを縦方向・横方向に調整することができ、電波を届けたい場所にダイレクトに飛ばすことができます。有線LANポートも4口搭載されているので、端末をたくさんつなぎたい方でも安心です。
おすすめ⑬WAVLINK WL-WN531G3-BL-JP
WAVLINKの「WL-WN531G3-BL-JP」は5GHzで最大867Mbps、2.4GHzで300Mbpsの通信ができ、デュアルバンドに対応している無線ルーターです。
高性能可動式アンテナで電波を最適化することができ、ギガビッド通信で有線接続も高速通信が可能。設定や操作はスマホの専用アプリから管理することができます。
おすすめ⑭HUAWEI WS7200 AX3
HUAWEIの「WS7200 AX3」はWi-Fi6に対応しており、5GHzで2402Mbps、2.4GHzで574Mbpsの通信ができる無線ルーターです。NFC搭載Androidスマートフォンであればワンタッチで接続することができます。
推奨環境は戸建てで2階建て、マンションで3LDK、最大接続台数は128台となっています。ビームフォーミング機能やMU-MIMO機能といった便利機能も搭載されています。
おすすめ⑮エレコム WRC-1167GHBK-S
エレコムの「WRC-1167GHBK-S」は5GhHz帯で最大867Mbps、2.4GHz帯で300Mbpsの通信ができる無線ルーターです。推奨環境は戸建てで2階建て、マンションで3LDK、接続可能台数は12台となっています。
ビームフォーミングZを搭載することで、これまで電波の届きがいまいちだった場所にしっかりと飛ばすことができるようになっています。お子様のネット利用の管理ができる「こどもネットタイマー2」も搭載されています。
最適なルーターでネット環境を整えよう
この記事では、無線ルーターの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。無線ルーター選ぶ時にチェックすべき項目が分かっていれば、スムーズかつ快適な通信環境を作り出すことができます。
これから光回線を導入する予定の方はもちろん今お使いの無線ルーターの性能に不満がある場合は、居住環境や使用する端末の数などを明確にし、最適な無線ルーターを選んでください。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。