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重曹を使った洗濯方法を徹底解説!重曹ペーストで黄ばみや汚れなどが綺麗に!

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重曹と言えば野菜のあく抜きに使用したり、お菓子作りに使用したりなど、需要がたくさんあります。最近は料理だけではなく、調理器具や洗濯物のガンコな汚れ落としにも使えると話題になっています。

ここではそんな重曹について詳しく解説しています。重曹のおすすめの使い方や、洗濯方法、重曹の特徴についてもご紹介していますので、生活の知恵として是非参考にしてみて下さい。

重曹とは?

重曹は、ベーキングソーダや炭酸水素ナトリウムとも呼ばれます。研磨・中和・軟水・消臭・発泡の役割があって、料理以外にも幅広く使いやすいアイテムです。

意外と皮脂汚れを分解して落とすパワーが強いので、洗濯に使用するのがおすすめです。汚れ落としという意味では掃除にも向いているため、水垢や油汚れ、手垢などの落としにくい汚れにも反応して、スッキリと綺麗な状態まで戻してくれる効果があります。

重曹の種類

まずよく知られているのは食べるように使用する重曹で、料理に使用する他、洗濯や掃除、スキンケアにまで活用できる優秀さがあります。身近なスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで購入できるため、手軽に入手できるはずです。

そして重曹は医療にも使用されますので、医療用重曹をお求めの場合は、薬局に問い合わせてみましょう。最後に工業用の重層で、主に洗濯・掃除に活用されます。ホームセンターで購入できますが、こちらのタイプは口に入れてはいけないタイプの重曹なので、小さなお子様がいて不安だという場合は、洗濯に使用する時でも食用の重曹を選ぶようにして下さい。

料理におすすめの重曹

NICHIGA(ニチガ) 国産重曹1kg 重炭酸ナトリウム
NICHIGA(ニチガ) 国産重曹1kg 重炭酸ナトリウム

パンやケーキ、お菓子の粉としてご利用いただける重曹です。
国産食品グレード!食品添加物の申請・審査を通過しています。

普段の料理に重曹を使いたい場合は、「料理用」や「お菓子作り用」とパッケージに記載されていることを確認してください。特に国産の重層であれば、口に入れても安心です。こちらでご紹介する重曹は、アルミニウムフリーということで、安全性が保障されています。

ケーキのふわふわ感を出したい時に、エビやイカの下処理用に、あく抜き用として、野菜の色の鮮やかさを再現するためになど、使い勝手も抜群です。毎日の料理に必ず大活躍してくれるタイプの重層と言えるでしょう。

洗濯や掃除におすすめの重曹

シャボン玉 重曹
シャボン玉 重曹

商品サイズ (幅×奥行×高さ) :150mm×40mm×215mm
原産国:日本

衣服の汚れや黄ばみをクリーンにしたい時は、シャボン玉 重層がおすすめです。安心・安全の「シャボン玉石けん」から発売されている重曹で、お子様やペットがいるご家庭でも使いやすいです。

ちなみにこちらのシャボン玉 重曹は消臭効果も非常に高く、ペットが粗相したおしっこの強力な臭いもすべて打ち消してくれるという魅力があります。普段の洗濯にも便利で、お天気が悪い日の部屋干し用として洗濯機に投入すれば、部屋の中で干しても、あの独特な臭いを感じることはありません。

重曹を使った洗濯のメリットや効果

ここでは重曹を使うことで得られる、具体的な効果についてチェックしてみましょう。重曹にはたくさんの魅力がありますので、メリットを知って今後の生活に役立てて下さい。

効果①皮脂汚れに強い

洗濯に重曹を活用する時は水に溶かすことになりますが、この作業が重曹を弱酸性に変化させてくれるので、皮脂や油汚れを落としやすい状況にしてくれます。

衣服についた汚れの大半は酸性であるということを考えると、頑固な汚れを落としたい時に最適と言えます。色が変わってしまった衣服でも真っ白な状態にまで戻してくれるので、まるで新品になったかのような感覚になります。

効果②消臭・殺菌効果

酸性汚れを落とせるということは、酸性から発生する悪臭をブロックできるということにも繋がります。体臭や皮脂の臭い、そして部屋干しの臭いもなくしてくれるので、普段の洗濯にワンステップ追加するだけで、今後の洗濯事情が大きく変わるのではないでしょうか。

効果③柔軟剤の代用になる

重曹のおかげで軟水作用があるため、柔軟剤としても代用することができます。柔軟剤を使用したくても、強力な香りが苦手だったり、敏感肌の方だったり、赤ちゃんが口の中に入れないか不安な場合は、柔軟剤の代わりに重曹を使ってみるのもおすすめです。

効果④洗濯槽も同時にキレイにしてくれる

洗濯槽は定期的にお手入れしないとカビが溜まってしまいますが、重曹を入れれば洗濯槽に残った洗濯洗剤や柔軟剤を分解して、汚れを効率よく落とせるようになります。カビがなくなれば菌の繁殖を抑制することにもなりますので、常に清潔な状態で洗濯が可能となります。

重曹を使った洗濯方法

実際に洗濯に重曹を使用する方法をご紹介しています。汚れによって重曹の使い方を変えた方がより汚れを落としやすくなるので、1度の洗濯でスッキリ感を得るためにも、参考にしてみましょう。

方法①洗濯洗剤にまぜて使う

いつもと同じように洗濯する流れで、洗濯洗剤を投入する際に重曹を1カッププラスしてみましょう。洗濯方法も何か変えるわけではなく、通常通りで大丈夫です。後は洗濯が完了したら干すだけです。重曹さえあればできる技なので、いつでも活用できます。

重曹を入れることで泡立ちも良くなり、汚れも落としやすくなるのでおすすめの洗濯方法と言えます。洗剤と重曹を一緒に入れることで必然的に洗浄力もUPしますので、一石二鳥の洗濯となります。

方法②部分洗い

シャツの襟や袖口など、部分的に汚れが酷い場合は、その箇所に直接重曹を塗り込むことで、更に汚れが落としやすい状態になります。まず重曹と水を混ぜてペースト状のものを作り、汚れよりも一回り大きい範囲にまで、たっぷりと塗ります。

そしてその上から通常の洗濯洗剤を数滴落として、一緒に揉みこみましょう。そのまま30分ほど放置して、重曹と洗剤を馴染ませて下さい。この時に汚れを少しずつ分解していくので、衣服に染みこんだ汚れが浮き出るようになります。

後は洗濯機に入れて、通常通りに洗濯をするだけとなります。ちなみにより強力な汚れの場合は、洗剤ではなく漂白剤を使うことをおすすめします。漂白剤の白くしてくれる作用と、汚れを分解するパワーで、洋服本来の美しさを取り戻せるようにしてくれるはずです。

方法③手洗い

消臭効果を発揮させたい時は、洗面器などの衣服が入る容器を用意して、40℃前後のお湯をたっぷり入れます。そしてそこに洋服を入れて、スプーン1杯分の重層を投入し、よく混ぜて下さい。ただ投入するよりもしっかりと混ぜることで、汚れや臭いに反応しやすくなります。

そしてそのままの状態で、30分浸け置きするようにしましょう。酸性の臭いにダイレクトに反応して、臭いの元を完全に絶つように働きかけてくれます。放置した後は、そのまま洗濯機に入れて洗濯をして下さい。

取り出した時には臭いも完全に消えて、爽快感を感じられるはずです。ちなみに干す時は風通しの良い場所を選んで、一気に乾かすことをおすすめします。

重曹を使った洗濯のコツ

ここでは重曹を使って洗濯をする時に、より効果を引き出すための重要なポイントをお伝えします。ただ重層を入れるだけではなく、ひと手間加えるだけで仕上がりが格段に違ってくるので、洗濯の前には意識をするようにしてみて下さい。

コツ①ぬるま湯を使う

重曹は水に溶けにくいという性質がありますので、あまりにも冷たい水で洗濯をすると、衣服やタオルに溶け切らなかった重曹が粉として残ってしまう可能性があります。

ぬるま湯(※40℃前後)を使って洗濯をすることで重曹もしっかり溶けるため、更に効果を存分に出せるようになります。ただし、溶けないなら熱湯を使えばいいのではないかという発想は危険です。重曹は溶けるものの、今度は洋服を傷めてしまう可能性があるので、絶対に止めましょう。

せっかく汚れがなくなっても洋服自体が着れなくなってしまうのでは意味がありません。洋服の寿命を短くしないためにも、重曹の使い方には気を付けるようにして下さい。ちなみにぬるま湯だと、洋服を傷めつけることにはならないので安心して大丈夫です。

コツ②つけ置きする

重曹を入れて洗濯するだけで汚れが落としやすくなるのには変わりないのですが、汚れに重曹が触れている時間が長ければ長いほど、気になる汚れが落ちやすくなります。化学変化によって汚れを分解して浮かして洗い流すことになるので、より強力な汚れやシミは、洗濯をする前につけ置きがベストです。

ちなみにつけ置きにもいくつか方法があって、衣服を濡らして汚れの所に重曹を粉末の状態で振りかけておく方法と、水と重層を混ぜたペースト状にして汚れに塗る方法と、重層が入ったぬるま湯に服をつける方法があります。

もし日常的に重曹を使うのであれば、事前に重曹ボトルを作ってみてはいかがでしょうか。空のスプレーボトルに100mlのぬるま湯を入れて、スプーン小さじ1杯ほどの重曹を入れてよく混ぜるだけです。

後は使いたい時にスプレーをふきかけるだけなので、わざわざ毎回ペースト状にしたり、重曹を取り出す必要がなくなります。ペースト状にした重曹は意外と日持ちがしないので、スプレーのように多く作ってストックしておくわけにもいきません。

毎回ペーストにする手間を考えると、1度作っておくだけでいいスプレー式の重曹は、とても使い勝手が良いと言えます。しかも洗濯だけではなく掃除にも利用できるので、スプレー式だと使い方の幅も広がることでしょう。

ちなみに重曹でも汚れが落ちにくい場合は、重曹スプレーのあとに更に粉末状の重曹をかけたり、クエン酸をかけてみると更に汚れが分解しやすくなります。クエン酸も重曹同様スプレーにしておくと、次回使う時に便利でおすすめです。

重曹を使って洗濯する際の注意点

重曹を使って洗濯をすると悪臭も消えて汚れもスッキリするので便利ですが、洗濯をする前に注意しておきたいところもあります。良かれと思って重曹を入れたものの、いざ洗濯が終わったらとんでもないことになったということもありますので、トラブルを避けるためにも、重曹の使い方には注意しましょう。

注意点①色落ち・色移り

ガンコ汚れやシミ汚れを落とすのに最適な重曹ですが、逆に色落ちしてしまったり、色が移ってしまう可能性も否定できません。特にシルクやウールなどの繊細な生地の洋服の場合は、重曹を使用するのは控えるようにして下さい。

繊維の奥まで重層が入ることで、生地自体を傷めてしまうことも十分あり得ます。繊細な洋服の場合はご自宅で洗濯をするのではなく、プロのクリーニングに頼る方が失敗しなくておすすめです。重曹を使える衣服はTシャツやカットソー、シャツが対象となります。

注意点②重曹の量

汚れが落ちるからと言って、重曹を大量に入れることで効果がUPするというような事実はありません。逆に入れすぎてしまうことで完全に溶けなかったり、洗濯槽に詰まってしまって、洗濯機自体が壊れてしまう事例も実際にあります。

重曹を使用する時は決められた量を守り、規定以上の量は使わないようにしましょう。基本的に重曹は体に優しく口に入れても安心とされていますが、それでも重曹が衣類に残ってしまうことで、敏感肌の方や赤ちゃん、小さなお子様のお肌を荒らしてしまう原因にもなってしまいます。

このようなことからも、重曹を使用する時は入れる量にも注意するようにして下さい。もしそれでも汚れが気になる場合は、重曹+洗剤または漂白剤を活用するなど、重曹と組み合わせる方が効果が上がります。そして水を使用するのではなく、ぬるま湯を使用してみて下さい。

注意点③洗濯機の種類

お使いの洗濯機によっては、そもそも重曹が使えないこともあります。重曹が詰まると故障の原因になってしまうので、最初から使用しないように注意している機種もあるのです。すべてがそうとは言い切れませんが、ドラム式洗濯機が重層が仕様できないケースが多いです。

せっかく便利な重曹がとんでもない大惨事になってしまうこともあるので、使用前に必ず説明書を確認するようにしましょう。ちなみにドラム式洗濯機でなくても、壊れる可能性はあります。使い方次第で違いが出てしまうため、洗濯機の事情についてもチェックは必要となります。

重曹の使用量は正しいのか、そして洗濯途中でもしっかり溶けているのかを、確認しておくと失敗せずにすみます。そしてできれば水を使用するのではなく、ぬるま湯を使用するようにして下さい。洗濯機によってはエコとしてお風呂の残り湯を活用できる機種もありますので、参考にしてみましょう。

黄ばみや臭いには重曹を使うと効果大!

普通に洗濯しても汚れが残ってしまう場合は、重曹を利用して、無理なく汚れを落としてしまいましょう。しかも重曹は消臭効果も非常に高いので、汗の臭いや体臭の原因を分解してくれるメリットがあります。部屋干しする方にもおすすめなので、うまく使いこなしてみて下さい。

ちなみに重曹は水よりもぬるま湯を使う方が使いやすいです。完全に溶けるようにするためにも、できるだけぬるま湯を使って、効率の良い洗濯を目指しましょう。嫌な汚れ、臭いを打ち消したい時は、重曹を使った洗濯方法がおすすめです。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。