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衣類の洗濯は裏返し洗濯がおすすめ!その理由とは?

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洗っても洗っても毎日出てくる洗濯物にウンザリしている方も多いはずです。しかも1度洗ったはずが実は汚れが落ちていなかったり、生地が傷んでいたりすると、余計に辛くなってしまいます。そこでここでは、より効果的な選択方法をご紹介します。

ただ洗濯機に放り込むだけではなく、ほんの少し意識するだけで汚れが落ちやすく、服を長持ちさせることに繋がるので、毎日の洗濯が苦痛な方は是非チェックしてみましょう。

裏返して洗濯したほうがいい理由とは?

意外と知られていないのですが洗濯物はそのまま洗濯するよりも、1度裏返して選択することでキレイに仕上がります。ではなぜ裏返す必要があるのか、ここではその秘密に迫ってみました。裏返して洗濯するだけで、たくさんのメリットを実感・体験することができるのです。

理由①汚れ落ちが良い

洗濯機は水を回転させ、衣類が擦り合わさることで汚れを落とす仕組みになっています。皮脂や汗などの汚れは服の表ではなく裏地に付着しているので、洗濯をする時は裏返した方が汚れが落ちやすくなるということになります。

特に男性はワキや襟足に汗をかきやすくなっているため、裏返すことで汚れが蓄積しにくくなるのでおすすめです。1度皮脂汚れが溜まってしまうと、その後もどんどん溜まりやすくなってしまうので注意しましょう。

理由②臭いが落ちやすい

臭いの原因第1位は皮脂汚れです。Tシャツやカットソーなどもそうですが、特に靴下の臭いはかなり残ってしまいます。皮脂汚れを確実に落とすためにはそのまま洗うのではなく、必ず裏返して洗うことが重要ポイントとなります。

裏返して洗うことで臭いを落とすことはもちろんですが、菌を溜めないということにも繋がるため、特に靴下は裏返すよう心がけてみて下さい。1度臭いが付いてしまうと、次落とす時は非常に困難になります。二度洗い、三度洗いにならないためにも、洗濯の時は裏返すと意識して下さい。

最初の内は面倒に感じてしまってなかなか実行できないかもしれませんが、2度、3度と実行していくうちに慣れていき、裏返すのも苦痛になりません。

理由③生地が傷みにくい

洗濯中はどうしても服の生地同士が擦れあってしまうため、服の種類によっては傷んでしまう可能性があります。少しでも傷みを防ぐためにも、服を裏返して洗うのはとても有効的。ちなみに生地の傷みが気になる場合は、洗濯だけではなく干す時も裏返すようにしましょう。

裏返して洗うだけではなく、セーターなどの柔らかい生地の衣類は、必ずネットに入れて洗濯して下さい。干す時も伸ばし過ぎないよう気を付けて、直射日光が当たらないようにするだけでも効果的でおすすめです。

理由④色落ちしにくい

ジーンズなど、絶対に色落ちしたくない衣類を洗濯する時も裏返せば問題ありません。結局は衣類が擦れ合うことで色落ちしやすくなってしまうため、その状況を防げばいいのです。裏返しておけば、表面の色落ちは避けられます。

ジーンズの場合はコレクションされている方も多く、「色落ちが怖くて洗濯できない」という方も多いのではないでしょうか。裏返して洗濯すればそういう問題も心配もなくなるので、これを機にジーンズを洗濯してみましょう。

理由⑤黄ばみを予防できる

日々の皮脂汚れが少しずつ蓄積することで、服が黄ばんでしまいます。つまり皮脂汚れを溜めなければ黄ばむリスクがなくなるので、裏返して洗濯することで黄ばみを解消することができます。1度黄ばんでしまうと、その黄ばみを落とすのはとても難しくなります。

特に男性は汗が出やすく皮脂も溜まりやすくなっていますので、洗濯の時は気を付けるようにしましょう。ただ裏返すだけで黄ばみがなくなると思うと、少しは気持ちがラクになるのではないでしょうか。服を買い替える必要もなくなりますので、今日から裏返すことを習慣づけてみて下さい。

理由⑥洗濯物がよく乾く

ジーンズやパーカーなどを干していても、Tシャツや下着と比べると乾くのがかなり遅いというのが難点です。乾きが遅い場合は生地自体が分厚くなっているか、ポケットなどで生地が重なり合っていることで水分を飛ばしにくくなっています。

裏返した状態で干すことでその現象を改善することができるので、裏返すのは凄く大切です。同時に雑菌を繁殖させるのも防ぐことができるため、裏返すことでメリットばかり実感することができます。乾くのも相当早くなるため、長時間太陽の光(紫外線)を浴びなくてすみます。

理由⑥紫外線から衣類を守れる

直射日光を避けるためにも、洗濯物を乾かす時は必ず裏返した状態で干しましょう。特に黒やネイビーなどの濃い色の服は、紫外線ダメージの影響で色が抜けやすくなってしまいます。また生地を傷める原因にもなってしまいますので、そのまま干すのは避けましょう。

こうした毎日の積み重ねが服の良い状態をキープして、長持ちさせてくれることに繋がります。少し面倒に感じても何回か繰り返すうちに慣れてくるはずなので、まずは実行してみましょう。

裏返して洗濯したほうがいいものは?ズボンも裏返す?

全部の衣類を裏返すのが面倒だという方は、こちらで紹介する衣類だけでも裏返すよう心がけましょう。裏返した方が良い衣類は、ジーンズ、ワイシャツ、絵が描いているTシャツ、濃い色のTシャツ、生地が弱いデリケートな服、ニット、セーター、靴下です。

特に色落ちしやすく生地が傷みやすいジーンズは、面倒でも裏返して洗濯することをおすすめします。少しでも長持ちさせたい方は、是非参考にしてみて下さい。実際にジーンズを裏返しにして洗った方は、色落ちやダメージを気にせず長持ちしているはずです。

要注意!こんな時は裏返して洗濯してはいけない

どんな衣類でも裏返した状態で洗濯していいというわけではなく、中には洗濯NGの衣類も存在します。必ずしも裏返して洗濯することが正解ではないので、ここでは洗濯不可能な状態や事例をご紹介いたします。

注意点①表側がひどく汚れている

コーヒーや醤油など、食べこぼしやシミが付いてしまった状態の衣類は、表のままで洗濯するようにしましょう。裏返した状態で洗濯すると、こびりついてしまった汚れが落ちず、もう1度洗濯しないといけなくなってしまいます。

衣類の表面の汚れが酷い場合は、裏返さずそのままの状態で洗濯機に投入して下さい。あまりにも酷い場合は、洗濯する前に汚れ部分に洗剤を直接塗り込み、そのまま洗濯機で洗うようにしましょう。何よりも、汚れを残さないことが大切です。

裏返して洗濯できる衣類は、汚れが目立たないパターンの場合のみです。こちらで紹介したようなガンコな汚れの場合は、裏返して洗ってしまっては意味がありません。

注意点②花粉シーズン

花粉シーズンの時は服の表面に花粉が付いているため、必ずそのままの状態で洗濯して、花粉を洗い落とすようにしましょう。ちなみに干す時も裏返すのは絶対に止めて下さい。裏側の状態で干してしまうことで、服の裏側に花粉が付着し、服を着る時に花粉を吸ってしまいます。

花粉症の悪化に繋がってしまうため、花粉シーズンの選択方法や干し方には十分気をつけて下さい。少しの心がけで、花粉を気にしなくてすみます。重度の花粉症の場合、ほんの少し花粉が触れるだけでも鼻水・くしゃみ・セキが止まらなくなってしまいます。

表面を向けて干しても花粉症が悪化してしまう場合は、一旦外に干すのは止めて、部屋干しをして様子を見てみてはいかがでしょうか。

裏返して洗濯するのが面倒なときの対処法

洗濯の都度、衣類を裏返すのが面倒に感じる方も少なくないはずです。そういう場合は、家族に「洗濯物を入れる時は裏返して欲しい」と伝えてみましょう。もしそれで改善しない場合は、衣類を干してたたむ時にあえて裏返した状態でたたむのもおすすめです。

裏返してたたんだとしても服は傷まず、ただ着る時に表に返すだけなのでそこまでデメリットにはなりません。家族の協力も、時には必要と言えるでしょう。

裏返して洗濯するとメリットがいっぱいだった!

洗濯をする時に裏返すだけで汚れが落ちやすくなったり、色落ちしにくくなったり、生地が傷みにくくなったり、臭いを完全に落とせるなど、たくさんのメリットがあることが分かりました。ほんのひと手間をかけるだけで、今まで悩んでいたような問題を解決することができます。

この機会に、洗濯する時は裏返すということを心がけてみましょう。衣類を気持ちよく着るためにも、毎日の洗濯が重要になってくるはずです。汚れのない服は気持ちも向上させてくれるので、是非この機会にチャレンジしてみて下さい。

もちろん洗濯は自分だけの問題ではありません。1人暮らしの場合は自分で意識するしかないですが、家族で暮らしている場合は家族の協力も必須です。ほんの一声かけるだけでも事態は改善されるはずなので、家族にも協力してもらいましょう。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。