歴代の【iPad】徹底比較まとめ!モデル別に特徴を詳しく解説!
スマホやPCだけではなく、タブレットがあると生活がもっと便利に、もっと豊かになります。特にiPadは高機能かつ使いやすいモデルなので、おすすめのタブレットと言えるでしょう。しかしiPadと言っても色々な種類があるため、購入する時に迷ってしまいがちです。
ここではiPadの魅力がもっと分かりやすくなるように、iPadの種類別・モデル別に分けて詳しく解説しています。最新iPad情報をチェックしましょう。
iPad人気モデル4種類の特徴
いざiPadを購入しようとした時、何を基準にモデルを選べばいいのか分からないという方も多いはずです。まずはiPadのモデル別に特徴を知って、その中からご自分に合うiPadを見つけましょう。
モデル①iPad
iPadを初めて持つ方や、まだ使い方が良く分かっていない方、とりあえずタブレットを持ちたい方には、シンプルなiPadをおすすめします。数あるiPadシリーズの中でも1番リーズナブルな価格になっていますので、気軽に購入しやすくなっています。
32Gのストレージモデルもあって、サブPCのような役割として求める方も多いです。そして1番人気なモデルでもあります。若干重さを感じる可能性もありますが、基本的にどのiPadモデルを選んでもそこまで差はないので、安心してください。
iPadの入門モデルとしてもおすすめとなっています。まずはiPadを購入して操作に慣れて、そこからレベルアップして別モデルを使用する方も中にはいます。ちなみにiPadでも優れているタブレットということは確かなので、選んで損はありません。
モデル②iPad Air
iPad AirはiPadモデルの中でも最新機種であり、A14 Bionic(最新チップ)も搭載されております。これによりCPUの40%高速化+GPU30%高速化が実現した結果、これまで以上に高速動作が実現するようになっています。
今までに発売されたiPadから大きくレベルアップしたモデルで、ホームボタンが廃止された他、電源と指紋認証が一体化されたこと、エッジ・トゥ・エッジのフルディスプレイ搭載されたところに注目してみて下さい。ストレージは64G、256Gの2種類がありますので、用途によって選びましょう。
iPadの中でも1番バランスが取れたモデルと言えるでしょう。iPadに慣れ始めた方にも使いやすく、容量的にも十分なモデルとなっているため、オフィスシーンでも活躍する場面は多いはずです。効率の良い作業が、iPad Airのおかげで実現します。
モデル③iPad mini
持ち運びの機会が多い方は、iPad miniを選択しましょう。iPadの中では1番小さいサイズになっていますので、小回りが利くところも魅力的です。イラストを描いたり、ゲームをエンジョイしたい方にこそおすすめしたいモデルでもあります。
A12チップ搭載モデルなので、動きの激しいゲームアプリであってもサクサクとした動作確認がされています。ただしiPad miniではスマートキーボードを使用することができないため、タブレットでキーボードを使いたい方には不向きとなります。
iPad miniは大型スマホの延長戦としても利用しやすくなっています。いつでもどこでも手に持っておけるサイズ感と親近感が、使うたびに愛着心をわかせてくれるでしょう。大きすぎないiPadを求めている方は、iPad miniが1番使いやすいはずです。
モデル④iPad Pro
ハイスペックタブレットをお求めなのであれば、iPad Proでしょう。まずA12Z Bionicプロセッサを搭載していることにより、グラフィックの処理能力が格段にレベルアップしています。
4Kビデオの編集や3Dデザイン作成、AR体験ができるモデルというだけあって、プロレベルのアプリを開発することもできるという驚異の機能性が最大の魅力と言えます。
そのうえ放熱設計になっているため、長時間iPad Proを活用したとしても負荷がかかりにくく、電源が突然落ちるというようなリスクも避けられます。またセキュリティ面にも優れており、Face IDにも対応していますので、他人にこっそりiPad Proを使用されることもなくなります。
ちなみにMagic Keyboard対応モデルでもありますので、普段使用しているPCと同じような感覚で利用できるところもメリットではないでしょうか。
iPad人気モデル種類別比較早見表
モデル | iPad Pro | iPad Air |
---|---|---|
価格 | 84,800円~ | 62,800円~ |
ディスプレイ | 12.9または11 | 10.9 |
プロセッサ | A12Z Bionic | A14 Bionic |
解像度 | 2,732×2,048 または2,388×1,668 |
2,360×1,640 |
サイズ | 280.6×214.9×5.9 または247.6×178.5×5.9 |
247.6×178.5×6.1 |
重さ(g) | 641または471 | 458 |
ストレージ | 128GB・256GB 512GB・1TB |
128GB・256GB 512GB・1TB |
モデル | iPad mini | iPad |
---|---|---|
価格 | 45,800円~ | 34,800円~ |
ディス プレイ |
7.9 | 10.2 |
プロセッサ | A12 Bionic | A12 Bionic |
解像度 | 2,048×1,536 | 2,160×1,620 |
サイズ | 203.2×134.8×6.1 | 250.6×174.1×7.5 |
重さ(g) | 299 | 490 |
ストレージ | 64GB・256GB | 32GB・128GB |
iPadのモデル別に基本情報をチェックして、それぞれの違いを確認してみましょう。スペック、大きさ、重さ、値段などが分かりやすく比較できるので、購入する時の参考にしてみて下さい。
歴代iPadのスペック比較
より快適に使用するためには、スペック情報が必須です。ここではiPad別に細かくスペックをご紹介していますので、より便利で使いやすいiPadを見つけるための参考にしましょう。
スペック比較①iPad
世代 | 第1世代 | 第2世代 | 第3世代 |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 9.7 | 9.7 | 9.7 |
プロセッサ | A6X | A9 | A10 |
解像度 | 1,074×768 | 1,074×768 | 2,224×1,668 |
サイズ | 242.8×189.7×13.4 | 241.2×185.7×8.8 | 241.2×185.7×9.4 |
重さ | 680 | 601 | 652 |
ストレージ | 16GB・32GB ・64GB |
16GB・32GB ・64GB |
16GB・32GB ・64GB |
世代 | 第4世代 | 第5世代 | 第6世代 |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 9.7 | 9.7 | 9.7 |
プロセッサ | A4 | A5 | A5X |
解像度 | 2,048×1,536 | 2,048×1,536 | 2,048×1,536 |
サイズ | 241.2×185.7×9.4 | 240.0×169.5×7.5 | 240.0×169.5×7.5 |
重さ | 652 | 469 | 469 |
ストレージ | 16GB・32GB 64GB・128GB |
32GB・128GB | 32GB・128GB |
世代 | 第7世代 | 第8世代 |
---|---|---|
ディス プレイ |
10.2 | 10.2 |
プロ セッサ |
A10 Fusion | A12 Bionic |
解像度 | 2160×1620 | 2160×1620 |
サイズ | 250.6×174.1×7.5 | 250.6×174.1×7.5 |
重さ | 483 | 490 |
スト レージ |
32GB・128GB | 32GB・128GB |
定番モデルであるiPadは年々進化しており、現在は第8世代モデルまで登場しています。iPadの大きさ自体はほぼ変化がないのですが、プロセッサ性能は向上し続けています。特に最新の第8世代モデルはA12 Bionicチップのおかげで、パフォーマンス性能が40%UPしていることが現状です。
そして高性能タブレットなのに値段が比較的安いため、初めての方でも購入しやすくなっているところも嬉しいポイントではないでしょうか。iPadのベースということもあって、たくさんのモデルが発売して、そして進化を遂げているモデルです。
iPadと聞くとまずこちらを選択される方が多いので、使いやすくて機能性もしっかりしているタブレットをお探しなのであれば、iPadにしましょう。画面スクリーンも大きいので見やすく、ゲームがもっと楽しくなるはずです。
スペック比較②iPad mini
モデル | iPad mini | iPad mini2 |
---|---|---|
ディスプレイ | 7.9 | 7.9 |
CPU | Apple A5デュアルコア | Apple A7デュアルコア |
サイズ | 200x135x7.2 | 200x135x7.2 |
重さ(g) | 308 | 331 |
メモリー | 512MB | 1GB |
モデル | iPad mini3 | iPad mini4 |
---|---|---|
ディスプレイ | 7.9 | 7.9 |
CPU | Apple A7デュアルコア | Apple A8デュアルコア |
サイズ | 200x135x7.2 | 203x135x6.1 |
重さ(g) | 331 | 299 |
メモリー | 1GB | 2GB |
モデル | iPad mini5 |
---|---|
ディスプレイ | 7.9 |
CPU | Apple A12Bionic6コア |
サイズ | 203x135x6.1 |
重さ(g) | 301 |
メモリー | 3GB |
iPad miniは第5世代モデルまで登場しています。iPad同様サイズ的にはあまり変動がないものの、CPUやメモリは向上していることが分かります。基本的にiPad miniはコンパクトボディとなっていますので、どのモデルを選んだとしてもバッグに入れたり、手に直接もって運ぶのに向いています。
趣味用のタブレットとしても、オフィスワーク用のタブレットとしても、どちらにしても使い勝手が良いと感じるはずです。
スペック比較③iPad Air
世代 | 第1世代 | 第2世代 |
---|---|---|
ディス プレイ |
10.5 | 9.7 |
GPU | Apple A7 | Apple A8X/M8 |
サイズ | 250.6×174.1×6.1 | 240.0×169.5×6.1 |
重さ(g) | 469 | 437 |
ストレージ | 64GB・256GB | 16GB・32GB 64GB・128GB |
世代 | 第3世代 | 第4世代 |
---|---|---|
ディスプレイ | 10.5 | 10.9 |
GPU | Apple A12 Bionic | Apple A14 Bionic |
サイズ | 250.6×174.1×6.1 | 247.6×178.5x 6.1 |
重さ(g) | 456 | 458 |
ストレージ | 64GB・256GB | 64GB・256GB |
最新のiPad Airは第4世代モデルとなります。第4世代では今までのモデルの中でも大型ディスプレイに変わり、迫力の画面を堪能できるようになりました。ストレージ的にも満足できる内容となっていて、より使いやすく、利便性を追求した形となります。
ちなみに第4世代モデルからはカラー展開も豊富になっており、シルバー・スペースグレイ・ローズゴールド・グリーン・スカイブルーという華やかなカラーから選べます。
スペック比較④iPad Pro
世代 | 第1世代 | 第2世代 |
---|---|---|
ディス プレイ |
12.9 | 12.9 |
プロセッサ | A9X | A10X Fusion |
解像度 | 2,732×2,048 | 2,732×2,048 |
サイズ | 305×220.6×6.9 | 305×220.6×6.9 |
重さ(g) | 713 | 677 |
ストレージ | 32GB・256GB | 64GB・256GB 512GB |
世代 | 第3世代 | 第4世代 |
---|---|---|
ディス プレイ |
12.9 | 12.9 |
プロセッサ | A10X Bionic | A10Z Bionic |
解像度 | 2,732×2,048 | 2,732×2,048 |
サイズ | 280.6×214.9×5.9 | 280.6×214.9×5.9 |
重さ(g) | 631 | 641 |
ストレージ | 64GB・256GB 512GB・1TB |
128GB・256GB 512GB・1TB |
iPadシリーズ史上最強のスペックを誇るのが、iPad Proという存在です。基本スペックが高く、難しい編集や高度な編集でもお手の物とされています。iPad ProはもはやPCと言っても言い過ぎではないかもしれません。
新しいモデルが出るたびにPCに近づいていくタブレットでもあって、スペック性を重要視する方は是非iPad Proを購入して下さい。タブレットでできる作業の範囲を大幅に超えてくるのが、iPad Proです。
iPadの上手な選び方
iPadを調べていくうちにどんどん魅力が分かるようになり、余計にどのiPadにするのか決めにくくなってしまいます。本当に必要としている機能や利便性を基準に選ぶべきなので、まずはじっくりと考えてみましょう。大きく分けて4つのポイントに絞って、1つずつチェックしていって下さい。
選び方①コスパで選ぶなら
なるべくコストを抑えたいという方は、ベーシックなiPadを選ぶといいでしょう。iPadモデルの中でも1番値段が安く、手が出しやすくなっています。ちなみに最新の第8世代モデルは2020年9月に発売していますが、前回のiPadと比較しても機能性がUPして、更に使いやすくなっています。
YouTubeやサブスクの動画を楽しんだり、本を読むなどの一般的な使い方であれば、不便に感じることは何一つありません。PCのサブ的な存在としても大活躍してくれるはずです。
選び方②専門的な性能で選ぶなら
iPad Proはプロも愛用するハイスペックタブレットです。難度の高い動画編集に向いていたり、イラストを描くのにも向いているモデルなので、専門的な分野で使いこなしたい方におすすめと言えるでしょう。
iPadシリーズの中でも、グラフィック性能に最も優れているタイプということも魅力です。色彩の再現力も素晴らしく、実際にプロのイラストレーターさんや漫画家さんからも評判が高いです。
デジタルイラストなのに、まるで紙に描いているかのようなスルスル感がまた人気の理由の1つではないでしょうか。ハイスペックゆえに1度利用すると手放せないという方も多く、iPadの中で最もPCに近い存在とも言えます。
選び方③価格とスペックのバランスで選ぶなら
機能性と価格のバランスを考えるのなら、iPad Airを推奨します。スペック的にも申し分がなく、大画面であることから作業もしやすくなっています。スマートキーボードを使用することもできるので、PCのような使い方としても問題ありません。最新モデルはデザイン性にも優れていて、華やかなカラー展開も魅力です。
選び方④携帯性重視なら
ご自宅だけではなく外でもiPadを使いたい方は、比較的小さなサイズのiPad miniが使いやすいでしょう。小さいモデルではありますがiPadと同レベルのスペックなので、機能的に優秀なことには変わりありません。
別売りのApple Pencilを利用すればメモ代わりとしても活用することができて、日常的に必要不可欠な存在になるはずです。片手で持っていても操作しやすいタイプでもありますので、移動の時でも使いやすく感じるでしょう。iPad miniでゲームをプレイするのもおすすめです。
iPad購入時の気になる疑問
iPadを調べていくうちに分からないことがいくつか出てくるはずです。ここでは些細な疑問や、購入した後に「失敗した」と感じないような選び方を解説しています。長く愛用するためにも、iPad購入前にじっくりと検討をしてみましょう。
Wi-Fiモデルかセルラーモデルどちらを選ぶべき?
iPadにはWi-Fiモデル、セルラーモデルの2タイプがありますが、いつでも使えるセルラーモデルの方がより利便性が高いと言えます。Wi-FiモデルはWi-Fi環境が整っていないと使いづらいため、外出先の場所によっては効率が悪く感じる可能性があります。
ただしWi-Fiモデルの方が値段が15,000円程度は安いというのは事実なので、コストカットしたい方はWi-Fiモデルを選びましょう。主にご自宅メインで使用したい方はWi-Fiモデル、外でもご自宅同様使用したい方は、セルラーモデルをおすすめします。
中古と新品どちらがおすすめ?
iPadは決して安いものではないので、新品ではなく中古商品をお探しの方もいるでしょう。中古だと最低でも5,000円~10,000円程度は安くなるため、初期費用を最小限に抑えられます。
ただし中古のiPadを購入する時は、傷や汚れがある可能性や、バッテリー寿命が短くなっている可能性があることも頭に入れておくべきです。少なからず1度は使用したモデルとなりますので、新品のようにすべて綺麗な状態であるとは言い切れません。
また何かトラブルがあった場合は修理に出したりと、結果的に新品モデルを購入した方が安くすんだなんていうケースも珍しくないのです。中古モデルを購入することが悪いというわけではないのですが、今後故障する可能性や、不便に感じる部分があることも考えた上で購入することになります。
ストレージ容量はどれを選ぶべき?
あまりにも少ない容量だと作業内容に制限がついてしまうこともありますので、おすすめは64GB~256Gのストレージが確保されているiPadです。特に写真データを多く持つ方や、ゲームアプリをたくさんDLしてプレイしたい方は、64GB以下のiPadだと物足りなく感じるでしょう。
ちなみにiPad Proの場合は最大で1TBとなりますが、どんなに駆使したとしても容量を使いきることはほぼないと考えて大丈夫です。
それぞれの特徴を理解して自分に合ったiPadを選ぼう
使えば使うほど魅力的に感じるiPadは、1人1人それぞれに合うモデルが必ずあります。スペックを優先するのか、価格を優先するのか、利便性を優先するのかは個人の自由なので、じっくりと考えた上でお気に入りのiPadを手に取りましょう。
iPadをいつどのように使うのかによっても選ぶモデルは変わるので、まずはiPadの利用目的を考えてみて下さい。日常的に使うのも、仕事用に使うのも、プライベートに使うのも、どのような形であっても便利なことには変わりません。最高のiPadをチェックして、より豊かな生活を送りましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。