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【仕事に疲れた】は危険信号?!身体と心の疲れを感じた時の対処法を紹介

昔から「五月病」という言葉があるくらい、この時期は心身のバランスを崩して仕事に対する疲労を感じる方が多いものです。なおかつ、この数年はコロナ禍もあり、慣れない作業や環境に疲弊している場合があります。本当に心身を壊す前に手を打てるように、身体が発している危険信号と対処法をご紹介いたします。

【仕事に疲れた】と感じるのは体の疲れ?

なんとなく身体や頭が重たく、「仕事に疲れた」と思う時は、どういった状態なのでしょうか。病気の場合もありますし、疲労の場合もあるかと思われますが、まずはその違いを見てみましょう。

仕事に疲れたのは?病気が原因?

まず一番最初に原因として考えられるのは「病気」です。特に腎臓や肝臓などの不調や病気にかかっていると、疲労感を感じる場合があります。腎臓や肝臓はいきなり悪くなる事はないので、普段の生活を考え、酒量が多かったり、身体の冷え、水分の取り過ぎ、偏食等がないかを考えてみましょう。

身に覚えがある方は、まずは内科を受診するようおすすめします。身体がだるいくらいで…と考えるかもしれませんが、大きな病気も最初はほんの小さな不調から始まります

実際に痛みを感じるようになってしまった時には手遅れという場合もありますので、身近にある町医者や、かかりつけのお医者さんがあるのなら、そちらで診察してもらいましょう。身体に異常がないのなら、それが分かるだけでも安心できます。

仕事に疲れたのは?疲労が溜まった?

病気ではないのに疲労を感じる場合、次に考えられるのは過労です。慣れない仕事や、家事、育児、普段なら休める時間が予定変更などで休む時間も取れないとなると、当然疲労を回復できないので、疲れは溜まっていきます。

疲労が溜まった状態をそのままにしていると、いずれ精神も疲弊し心身のバランスが崩れてきてしまいます。たかが疲労と侮るのは危険です。

【仕事に疲れた】と感じるのは心の疲れ?

病気でも肉体的疲労でもないのに「仕事に疲れた」と感じる場合は何が原因なのでしょうか。もしかすると、それは心が疲れているのかもしれません。心が身体を通してSOSを出しているのです。

仕事に疲れたたと感じる時の心理状態

外で働いている方はもちろん、家事や育児の場合も、「疲れた」と普段から思っている方は多いでしょう。この「疲れ」の深刻度は人により様々なので、外から慮る事はなかなか難しいものです。今、どれくらい深刻なのかは自分で見極めるしかありません。

それを無視してそのままにしていると深刻度が進み、周りの人に助けを求める気力や、助けを求めるという考え自体が思い浮かばなくなります。そうならないよう、普段から自分の心や身体からのSOSのサインを見逃さないよう、自分自身に関心を向ける習慣をつけてください。

仕事に疲れてしまう原因

仕事に疲れてしまう原因は身体的・精神的、どちらかに理由があります。もちろん、両方に原因がある場合もあります。次からは仕事に疲れる原因として、多い事象を紹介します。身に覚えのある方は要注意です。

原因①職場の人間関係が悪い

仕事に疲れたと思う原因の一つに、自分ではどうする事も出来ない辛い出来事を我慢している為、ストレスが溜まっている場合があります。例えば、職場の人間関係が良くない場合、人の性格というのは簡単に変えることは出来ませんし、ましてや他人の性格を変えるのは困難です。

そうするとその辛さを我慢し続ける必要が出てきて疲れてしまうわけです。直属の上司がパワハラ気味、同僚との不仲等、人間関係の悪さが心身を蝕み疲れの原因となる事は珍しくありません。

原因②不向きと感じる仕事内容

仕事で疲れを感じる原因として、自分の適性には不向きな仕事内容を行っている場合があります。例えば、身体を動かす事が得意な方が、ずっと机に座って事務仕事を行うのはストレスを感じるでしょうし、逆に体力に自信がないのに体力仕事を任されたり、人と接するのが苦手なのに営業や接客業務を任されるのはストレスです。

仕事なので、ある程度は自分の苦手分野に取り組む必要はありますが、あまりにも合わない仕事内容ばかりだと、心身疲労を倍増させてしまいます。他部署への異動申請が可能なら、申し出てみるという手もありです。

原因③長時間労働

休む時間もないくらい拘束時間の長い長時間労働も心身疲労の原因となります。毎日仕事で休みもリフレッシュも出来ない生活は、身体もですが心を蝕みます。仕事以外に何かを行う余裕がない場合は危険と考えてください。

原因④パワハラ

自分の落ち度で叱られるのであれば、真摯に受け止め反省も出来ますが、理不尽に怒られたり、自分の落ち度だとしても人前で怒鳴られる場合、それはパワーハラスメントであり、訴える権利も生じます。しかし、なかなかそう出来ないのでパワハラはなくならないわけで、泣き寝入りしている方も多いかもしれません。

パワハラは心身疲労の原因にもなりますが、仕事へのモチベーション低下にも繋がります。勇気を出して人事部に相談する、もしくはパワハラをしてくる先輩や上司より、更に上の立場になる信頼できる方に相談するのも一つの手です。

見逃すな!仕事に疲れてしまった人の危険なサイン

仕事に疲れているという自覚のある方は、実はまだ大丈夫と言えます。本当に危険なのは自分で自分が疲れていると気づけていない方です。では、仕事に疲れた時に人の身体や心はどんなサインを出しているのでしょうか。

例えば、しっかりと睡眠時間を取っているはずなのに、ちっとも休んだ感じがしない方は、仕事の事で頭がいっぱいで睡眠が浅くなり熟睡出来ていない可能性があります。また、心身共に余裕がなくなってくると、人は喋ったり笑ったりが出来なくなります。最終的に他人と会話するのが辛いと感じるようになってしまったらレッドカード状態です。

晩御飯やお風呂という毎日の生活のルーティーンが面倒だと感じるようになるのも危険信号です。こうなると部屋の掃除も出来ませんし、身の周りの雑事全てが面倒になるので、周りや自分でも視覚的にすぐに分かります。

仕事に疲れているのはストレスを感じている為ですから、ストレス発散という事で、飲酒や暴食でストレス発散を行う方もいます。もしも以前より酒量が増えた、甘い物やジャンクフード、スナック類を口にする機会が増えたという方は心身からのSOS信号ですから、その声に耳を傾けて下さい。

また仕事に疲れてストレスが溜まると、余裕がなくなり少しの事でイライラとしてしまうようになります。だんだんとそれが酷くなると情緒不安定になり感情が爆発してしまう事もあります。普段、周りに気を使い人当たりの良い人ほど暴発するまで溜め込みがちなので注意してください。

仕事に疲れてしまった人におすすめの対処法

では実際に疲れてしまった場合、どのような対処法をとれば良いのでしょうか。身体面の疲れと心の疲れ、それぞれに対してのアプローチ法を分けてご紹介いたします。

対処法①体の疲れ

まずは肉体的疲労に対しての対処法です。まずは、とにかくしっかりと熟睡をする事です。寝る前にスマホやPCを見ないようにする、軽いストレッチをする等でも普段より質の良い眠りにつけるはずです。質の良い睡眠は短時間でも身体的疲労を回復してくれます。寝る前にお白湯をコップ一杯飲んで、身体の中から温めるのも有効です。

忙しく食事がおろそかになっている方は、栄養バランスの良い和食の定食などを意識して摂る様にしてみましょう。自炊が無理でも最近はコンビニ弁当でも栄養バランスを考えられた物が多く売られていますので、それでも構いません。

また疲れているからと、やってしまいがちなのが休日の寝溜めですが、睡眠は基本的にストックできるようなものではありません。むしろ長時間寝てしまう事でライフサイクルが乱れ、余計に疲れてしまいかねません。むしろ、疲れにくい体を作る為に体力作りを行う方が効果的です。少しずつ無理のない体力作りに励んでみましょう。

デスクワーク中心の仕事をしている方の場合は、PCの環境設定を見直してみるのも有効です。ディスプレイの明るさを調整するだけで眼精疲労が随分と楽になる事に気付けるはずです。明るすぎず暗すぎずがベストな明るさです。

また、外の光や室内の照明を反射してしまうようなら、反射防止フィルムを貼ったり、ブルーライトカット眼鏡を使用するのも良いでしょう。

対処法②心の疲れ

心が疲れてしまった時の一番の対処法はリフレッシュする事です。例えば、仕事からは一旦離れて、好きな事・趣味に没頭してみて下さい。楽しむ事に集中できれば、すっきりと前向きな気持ちになれるはずです。

また、入浴をシャワーで済ませず、浴槽につかり、7時間以上の睡眠を摂る様にします。これは身体の疲れを取る方法ですが、身体の疲れが心の疲れを生んでいる場合は、しっかりと睡眠を摂る事でスッキリする場合があります。

休日は遊びに行きたいと思っても身体が疲れた状態で遊びに出てしまうと逆効果になる場合もあります。そんな時は、先に身体の疲れをしっかりと取ってから好きな事や趣味の為に出掛けてみましょう。

マッサージやエステ等、お金で癒しを得るのも一つの手です。身体が凝り固まっていると心も疲れてしまいます。癒しの時間を堪能する事で身体がほぐれ、心もリフレッシュ出来るでしょう。

また恋人や友人等、気心の知れた人と思い切り遊ぶのも効果があります。笑う門には福来ると昔から言われていますが、実際問題、心の底から思い切り笑う事は心身疲労を多いに回復させてくれます

仕事に疲れたと感じたら自分自身を大事にしてあげよう!

仕事に疲れたと感じたら、それは心身からのSOSのメッセージかもしれません。疲れたと感じられない程まで病んでしまう前に、自分自身の心と身体に耳を傾け、自分自身を大事にしてあげるようにして下さい。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。