肉体労働はどんな人におすすめ?体を動かす職種やメリットをご紹介!

肉体労働はどんな人におすすめ?体を動かす職種やメリットをご紹介!

肉体労働と聞くと悪いイメージを持たれる方も多いかもしれません。ここでは肉体労働の仕事の種類、肉体労働のおすすめポイントを踏まえ、どんな方に肉体労働が向いているかご紹介していきます。肉体労働に就業する選択肢がなかった方も、肉体労働に向いているかもしれません!

肉体労働とは

肉体労働と言えば3K=きつい、汚い、危険と言われています。確かに、汚れてしまったり、きつかったり危険も伴っている場面もありますが、それ以上にやりがいのある仕事です。3Kのイメージだけで実際どのような仕事なのか、きちんと理解していない方も多いのではないでしょうか。ちなみに、現在労働の種類は2種類あり、肉体労働はブルカラーと呼ばれ、一方は頭脳労働、ホワイトカラーと呼ばれ、対義しています。ここでは、肉体労働に焦点をあてて様々な角度から解説していきます。

肉体労働の仕事

早速、肉体労働の仕事には主にどのようなものがあるのか見ていきましょう。頭脳労働に、営業、事務、SEなど様々な種類があるのと同様、肉体労働も様々な仕事があります。

仕事①大工

肉体労働で真っ先に重い浮かべるのが大工でしょう。大工は、家などを作るだけでなく、神社などを建築する宮大工と造作家具などを作る家具大工などもあります。一言に大工と言うだけでも、たくさんの仕事があるのです。

仕事②工場

製造工場での仕事も肉体労働に含まれます。肉体労働と言っても精密機器などの製造であれば、あまり体力も使うことはないです。また、自動車工場や溶接工場も、体力はあまり必要ないでしょう。肉体労働の中でも、工場の稼働時間が決まっているので、比較的ホワイトな会社が多いです。

仕事③イベント設営

学生時代にイベント設営のアルバイトをしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。コンサート会場の設営と撤収の仕事は、限られた時間内に設営・撤収を行わなければならないので、ハードな面もありますが、その分給料が良いことが多いです。

仕事④警備員

警備員も肉体労働に含まれます。駐車場やショッピングセンター、オフィスビルなど様々なところで見かけることがあるかと思います。何かあれば、不審者を確保したり、急いで駆け付けなければならないなど、体力だけではなく集中力も必要とされる職業です。近年の警備業界は人手不足のため、有効求人倍率が低いので未経験の方や、年齢が高くても採用されやすいようです。

肉体労働のメリット

肉体労働と言っても様々な業種があるということがお分かりいただけたでしょう。ここからは肉体労働をおすすめしたい理由や3Kのイメージが変わるようなメリットをご紹介していきます。

メリット①筋力UP

まずはなんと言っても、仕事をしているだけで気づいたら筋力がUPすることではないでしょうか。重たいものを運んだり、重たいものを使用して仕事をしたりと、日々の積み重ねで自然に筋肉がついていくのです。

しかし気をつけたいのが、業種によっては、よく使うところだけ…のようです。腕だけムキムキでお腹は出てしまっている、なんてことも。もちろんバランスよく、筋肉がつく仕事もあります。筋トレせずとも、筋力がアップするのは肉体労働ならではのメリットでしょう。

メリット②進捗=働いた分

肉体労働は働いた分だけ成果が出ると言うところも、メリットではないでしょうか。頭脳労働の営業などでは働いても契約がとれなければ成果がでたことにはなりませんし、一般職でも何時間費やしても企画が通らなければ最初からやり直しです。しかし、肉体労働ではそんなことはありません。

日々、作業量が明確に決められており、時間内にそれを終わらせればよいのです。8時間なら8時間働いた分、作業が進んでいるので、働いた分だけ仕事が着実に進んでいます。行った分だけ、作業が進むのでモチベーションも下がりにくく、確実に成果を出したい方にはおすすめと言えます。

メリット③出世に期待できる

出世をしたい方にも肉体労働はおすすめです!肉体労働従事者は、頭脳労働従事者よりも出世欲が少ないようですが、十分に出世が期待できます。肉体労働で出世するには、スキルを身に付けることはもちろんですが、生産性を上げるためにはどうしたら良いのかなど提案ができるよう、経営論の勉強も必要です。肉体労働で管理職に就き、その後、その経験を活かして頭脳労働に転職するという方も中にはいるようです。

メリット④スキルアップ

肉体労働は、年数を重ねれば重ねるほどスキルが身に付きます。そのスキルは、携わった年数によりレベルも変わってきます。そのため長く従事すればするほど、スキルアップが期待できるのです。

またスキルは、職人技を磨くこと以外にも、業種によっては資格試験などもあるようなので、資格をとることもおすすめです。スキルを磨き、資格も取得していれば、同じ仕事内容での転職もしやすいでしょう。経験は1日や2日で簡単に得られるものではありません。日々の仕事が、自分だけのスキルに繋がります!

メリット⑤就職しやすい

肉体労働の3Kのイメージが世間に浸透してしまっているため、肉体労働を選ばない方も多く、有効求人倍率が低いのが現状です。業種にもよりますが、慢性的に人出不足なところもあるようです。そのため、職歴に自信がない方でも採用されやすいようです。また、冒頭でご紹介した通り、肉体労働と言っても様々な業種があるので、好きな業種を選べるといこともメリットでしょう。自身の体力を考慮して、選んでみましょう。特に若い方であれば、大歓迎の会社が多いのが実情です。

メリット⑥制服着用

肉体労働の職場では決まった制服があるところが、ほとんどです。また、良いスーツを購入したり、必要以上に身だしなみを気にすることもしなくて良いので、人として最低限の清潔感さえ保っていれば、大丈夫です。

仕事の身だしなみにお金をかける必要がないので、プライべート用の好きな洋服だけにお金をかけられることも嬉しいポイントでしょう。

肉体労働のデメリット

メリットをご紹介してきましたが、残念ながら肉体労働にもデメリットはあります。メリットは知らなくても、嬉しい誤算と言うことになりますが、デメリットは知らないと、こんなはずじゃなかったのに、と言うことになりかねません。きちんとデメリットも把握しておきましょう!

デメリット①危険が伴う

業種にもよりますが、危険を伴う仕事の場合がほとんどです。危険な作業を伴うことが多いので自分の身は自分で守らなければいけません。注意しすぎていても、怪我をしてしまうこともあります。常に危険と隣り合わせだという認識がとても大切になってきます。

デメリット②上下関係が厳しい

肉体労働の現場では、体育会系の上下関係が色濃く残っています。さらに、10代、20代の若い子の就業率はとても低いため、仕事内容よりも上下関係で辞めてしまうことも少なからずあるようです。体力面では覚悟して仕事に挑んでも、思ってた以上に上下関係が厳しく思っていたのと違うと思う方が多く、なかなか定着しないのが現実です。上下関係などの人間関係は、いざ働き始めてみないと分からないことなので、注意が必要です。

しかし、仕事中は最低限のコミュニケーションさえとれれば、黙々と仕事をでいる業種もあるのでコミュニケーションが不安な方にはおすすめかもしれません。ただし、挨拶など、先輩に対しての最低限の礼儀は必要です。

デメリット③環境

肉体労働での仕事環境は決して良いものとは言えません。工場などであれば冷暖房が付いていることもあるでしょうが、たいていの場合は屋外での仕事がほとんどでしょう。夏は暑く冬は寒い中での仕事となります。冬は体を動かせば、体が温まり幾分楽なようにも重いますが、体が温まるまでの間は、いつもよい一層安全に注意しなければなりません。

また、夏は日焼けで肌が痛くなってしまったり暑さで熱中症になってしまうこともあります。特に夏は熱中症対策の消耗品の購入などで出費も多くなってしまいます。オフィスと違い水道のない場合がほとんどなので飲み物も全て自分で用意しなければなりません。

また、夏は特に体臭も気になってくるでしょう。炎天下の中仕事をしていると大量に汗をかいてしまうので、自分の体臭、他人の体臭が気になってしまう場合もあります。汗臭さの他にも、ペンキの臭いや工業用の特殊油の臭いなど、仕事道具にまつわる臭いが耐えられないということも考えられます。

たかが臭いですが、この臭いがストレスの元になってしまう場合もありますので、特に仕事道具で臭いがきついものを扱う場合は気をつけるようにしてください。

デメリット④賃金が低い

業種によっては、賃金が低いことがあります。特に日雇いの単純労働は、賃金が低いので自分のスキルアップに繋がるような業種に就くことがおすすめです。誰でもできる単純作業の労働ではなく、スキルを習得するのに一定期間要する業種の方が、高賃金を期待できます。

またスキルアップとともに資格を取得しておけば、転職活動もスムーズに行えるでしょう。肉体労働従事者に限ったことではありませんが、労働を対価に賃金をもらうので、自分の市場価値を高める働き方、または市場が高まるよう日々スキルアップすることがおすすめです。

デメリット⑤年齢が上がると体力面で不安

肉体労働者は筋力もアップし、日々体を動かしているから健康だと思う方も少なくありません。しかし、肉体労働者であろうとも歳をとればきついのが現実です。腰痛を抱えていたり、長時間立っていることがつらくなってきたり、と無理をしながら働いている方も多いです。

日々体を動かしていても年齢と共に体力は落ちていきます。肉体労働者だからと言って体力が落ちないわけではないのです。

デメリット⑥頭脳労働への転職が難しい

上記のように、体力的に厳しくなってきたらからと転職を考える方も多いでしょう。しかし、肉体労働から異業種への転職は難しい場合がほとんどです。管理職を経験していれば、その経験を活かして転職も可能かもしれませんが、肉体労働から頭脳労働への転職は厳しいものとなっています。

肉体労働に従事する際は、歳をとったときのことや、将来の生活設計も見据えたうえで従事することを決めることがおすすめです!逆に、頭脳労働から肉体労働への転職は、転職しやすい傾向にあります。

肉体労働に向いてるのはこんな人!

肉体労働のメリットとデメリットは把握していただけたでしょうか。では、いったいどんな人が向いているのか、ということについて、これからお話していきます。転職を考えている方は参考にしてみてください。

向いてる人①体を動かすのが好きな人

日々ジムに通ったり山登りやハイキングをしたりと、体を動かすことが好きな方にはおすすめです。始めは体力がついていかず、大変な思いをすることもあるかもしれませんが、働いていくうちに体力も筋力もアップします。実際に、じっと座ってデスクワークをするのが苦手と言う方も少なくありません。体を動かすことが楽しいと感じる方には天職ではないでしょうか。仕事をしながら、体力も筋力も効率良くアップできるのでおすすめです!

向いてる人②人間関係が苦手な人

メリット・デメリットでもご紹介しましたが、黙々と作業することができるため、必要最低限の礼儀とコミュニケーションがとれれば働くことができます。職人気質で無口な方も多いので、おしゃべりが上手でなくても大丈夫です!

どの業種でも、職場での人間関係が悩みにあがることが多いので、必要最低限のコミュニケーションがとれれば良いと言うのは、口下手な方には嬉しいポイントでしょう。

向いてる人③単純作業が得意な人

業種によっては、日々同じルーティーンで仕事をすることもあります。そういった仕事では、単純作業であったり、日々同じことをすることが好きな方におすすめです。ライン作業を行う工場系が良いでしょう。淡々と仕事をこなすことが好きな方は、ぜひ工場のライン作業の仕事を探してみてください!

向いてる人④学歴に自信のない人

頭脳労働に比べ有効求人倍率が低い肉体労働では、学歴や職歴に関係なく採用してくれることが多くあります。長期だけでなく、その現場ほとに短期の募集を行っている場合もあるので、実際に働けるかどうか短期で働いてみるのも良いでしょう。運が良ければ、そのまま長期雇用に繋がる場合もあります。

また、学歴よりも重機などの免許資格を持っていることの方が重視されるので、資格を取得してから面接に行くのも良いのではないでしょうか。

体を動かすのが好きな人は肉体労働がおすすめ!

3Kと悪いイメージを持たれてしまっている肉体労働ですが、イメージは変わったでしょうか。確かに体力面でもきつく、危険も隣り合わせなことが多い職場ですが、体を動かすことが楽しい方にはおすすめですし、常に安全を意識して作業に取り掛かっていれば、ものすごく危険だと言うこともありません。また、自分に自信のない方でも、自分の頑張り次第では出世が期待できるのが肉体労働の良いところです。働いた分、キャリアアップへ繋がるのも良い点でしょう。

しかし、年齢を重ねたときの体力に不安を覚えることや、先輩が怖く上下関係が厳しいこと、仕事環境が過酷なことなど、デメリットもあるのでしっかり把握して就業しましょう。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。