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インパクトドライバー用ソケットのおすすめ品をご紹介!種類や選び方、アダプターも

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プロの建築現場だけでなく、一般のタイヤ交換にも使えるインパクトドライバー用ソケット。有名メーカーの高級品から汎用品まで、数多くの種類が販売されています。

そのため、
「どのインパクトドライバー用ソケットがおすすめなの?」
「たくさん種類があるけれど、どう違うの?」
という疑問をお持ちの方も、多いようです。

そこで今回は、インパクトドライバー用ソケットのおすすめ品や種類、選び方などをご説明していきます。わかりやすく説明していきますので、インパクトドライバーをお持ちでソケットの購入を考えている方は、ぜひご覧ください。

【おすすめ1】インパクトドライバー用ソケットビットセット VESSEL『剛鍛セミロングソケット9本組SL209PS』

1点目のおすすめインパクトドライバー用ソケットビットは、VESSEL『剛鍛セミロングソケット9本組SL209PS』です。

インパクトドライバー用ソケットビットセット VESSEL『剛鍛セミロングソケット9本組SL209PS』

VESSELの『剛鍛セミロングソケット9本組SL209PS』は、最も汎用性があるセミロングサイズの建設・設備用9本セットです。フルセットが収納でき、吊るせるフック穴がついたケース付き。

軸圧入式で軸折れ対応の強度をアップしながら、従来品から35%の軽量設計です。シングルナット仕様のため締め込みOKで、どこまで締まっているかがひと目でわかります。

手のひらになじむ流線型のデザインは、クロムメッキのミラー仕上げで、防サビ力に優れています。また面接触型の6角ソケットです。

ベッセル(VESSEL) 剛鍛セミロングソケット9本組 SL209PS<br />
ベッセル(VESSEL) 剛鍛セミロングソケット9本組 SL209PS
セット明細:セミロングソケット対辺8、10、12、13、14、17、19、21、24mm 各1本入 18V 対応

【おすすめ2】軸折れ対応高耐久インパクトドライバー用ソケットビット マキタ『タフセミロングソケット』

2点目のおすすめインパクトドライバー用ソケットビットは、マキタ軸折れ対応高耐久『タフセミロングソケット』です。

軸折れ対応高耐久インパクトドライバー用ソケットビット マキタ『タフセミロングソケット』

マキタの『タフセミロングソケット』は、軸圧入方式によって軸折れを防止する、高耐久ソケットです。

シングルナット構造なので、ナットがボルトまで届き締め込み可能なため、上向き作業も容易に行なえます。また締め込んだ位置がわかりやすいため、締め付け状態がわかります。

さらに深穴構造によって、出しろが長いボルトでもソケットまでしっかり届き、締め付けが可能です。

マキタ(Makita) タフセミロングソケット 24mm A-58992
マキタ(Makita) タフセミロングソケット 24mm A-58992
「シングルナット仕様」&「深穴構造」
高耐久・軸圧入方式により軸折れ防止
全長90mm

【おすすめ3】軸交換式インパクトドライバー用ソケットビット Tajima『BS1721-6K』

Tajima軸交換式ダブルソケット『BS1721-6K』が、おすすめインパクトドライバー用ソケットの3点目です。

軸交換式インパクトドライバー用ソケットビット Tajima『BS1721-6K』

Tajimaの軸交換式ダブルソケット『BS1721-6K』は、ソケットを寿命まで使えるビット交換式です。もしビットが破損し折れてしまっても、軸(ビット)を交換して使い続けることができます。

また、よく使う2つのサイズのソケットを内蔵したスライドダブル式。伸ばせば21mmソケットに、縮めれば17mmソケットに早変わりで、利便さを備えたソケットです。

タジマ(Tajima) インパクトドライバー用ビット交換式ダブルソケット 6角 BS1721-6K 17×21mm 1個
タジマ(Tajima) インパクトドライバー用ビット交換式ダブルソケット 6角 BS1721-6K 17×21mm 1個
用途:インパクトドライバー用ソケット
呼び寸法:17・21mm
角数:6角

【おすすめ4】KTC『インパクトドライバー用ソケットビット 難攻不落』

おすすめのインパクトドライバー用ソケット4点目は、KTCの『インパクトドライバー用ソケットビット 難攻不落』です。

KTC『インパクトドライバー用ソケットビット 難攻不落』の特徴

KTCの『インパクトドライバー用ソケットビット 難攻不落』は、高所作業を安全に行うために「落下防止機能」がついたソケットビットです。

高回転のインパクトドライバーはソケットに高い負荷をかけるため、作業現場でのソケットビットの破損事故が増えています。ビットが破損するとソケットビットが落下し、頭に直撃すれば命にかかわる大事故にも。

『難攻不落』はビットが破損してもソケットの内部で折れ抜け止めになる「難攻不落機構」を採用しました。
引用:KTC
そのため断片がチャック内に残らず、インパクトドライバーからカンタンに取り外すことができます。落下防止ベルトなどの追加装備なしで、安全で快適な作業を行うことが可能です。

京都機械工具(KTC) ソケットビット 難攻不落 19mm BZP63-19 18Vインパクトドライバー対応
京都機械工具(KTC) ソケットビット 難攻不落 19mm BZP63-19 18Vインパクトドライバー対応
サイズ:19mm
六角軸対辺:6.35mm
適合機種:インパクトレンチ(18Vバッテリー)対応
材質:特殊工具鋼

KTCの『難攻不落』については、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

【おすすめ5】タイヤ交換に最適なインパクトドライバー用ソケットビットセット SK11『SJU-2DA』

最後におすすめするインパクトドライバー用ソケットは、タイヤ交換に最適SK11ホイル脱着ソケットセット『SJU-2DA』です。

タイヤ交換に最適なSK11のホイル脱着ソケットセット『SJU-2DA』

SK11の『SJU-2DA』は、ホイル脱着ソケット車載ジャッキアップソケットがついた、タイヤ交換に最適なソケットセットです。

インパクトドライバーを使って、純正で装備されている車載ジャッキをラクにジャッキアップできます。そのままソケットを変えれば、ホイルナットの脱着も可能。パンクや急な積雪などによるタイヤ交換に備えて、車載ジャッキと一緒に保管しておくと便利です。

ただし、インパクトドライバーではナット締め付け時のトルク設定が行えません。タイヤのホイルナットは適正なトルクで締め付けることが大切で、強すぎればボルトが折れてしまい、弱すぎればナットが緩んでしまいます。インパクトドライバーは仮締めまでとし、仕上げはトルクレンチなどで行いましょう。

SK11 タイヤ交換キット ジャッキアップソケット 2つ爪用 小(小型車) SJU-2DA
SK11 タイヤ交換キット ジャッキアップソケット 2つ爪用 小(小型車) SJU-2DA
ホイルナットの緩め締めにも対応。。
本体:スチール製。。
アダプター:アルミ製。スチール製。。
19mmソケット:スチール製。

インパクトドライバー用ソケットビットの種類と選び方

ここでは、インパクトドライバー用ソケットビットにどんな種類があり、どのように選べばよいのかをご紹介します。

インパクトドライバー用ソケットビットの種類

インパクトドライバー用ソケットビットの種類を、4つの分類から確認しましょう。

(1)用途別の種類
六角ソケット

引用:Amazon
最も一般的なソケットで、ボルトやナットをしめたり、ゆるめたりするのに使います。十二角よりも強度や耐久性が高いともいわれますが、信頼できるメーカー製のソケットであれば、現在ではそこまで差はありません。

十二角ソケット

引用:Amazon
ボルトやナットのしめつけ・ゆるめに使います。六角ソケットよりも、ナットなどがより差し込みやすいのが特徴です。

全ねじ専用ソケット

引用:Amazon
全ねじボルトを効率よく回すことができます。

(2)仮枠用のソケットビットの種類

建築基礎部分仮枠工事で使用するフォームタイ(専用金物)の取り付けや、取り外し時に使用するソケットビットです。工法にあわせて、種類を選んでください。

アイビーフォームタイ専用ソケットビット

アイビーフォームタイを使った工法に使用。アイビーフォームタイの先端つぶし部分をくわえて回します。

小判型フォームタイ専用ソケットビット

小判型フォームタイを使った工法に使用。小判型フォームタイをくわえて回します。

軸足用ソケットビット

埋め込みコンを使用した仮枠工法で、軸足部につぶしがあるものに使用。軸足先端のつぶし部分をくわえて回します。

ビーコン脱着用ソケットビット

フォームタイを外したあとに、セメントが付着したビーコンを削り、取り外すことができます。

(3)軸の構造別の種類

インパクトドライバーの高い打撃力に、ソケットビットは細い6.35mm六角軸で耐えるしかありません。そのため、どうしてもビットの破損・折れが多いのが現状です。そこで各社が「軸折れ」に対応するため、次のような構造を開発して取り入れています。

一体型

安価なソケットビットに多い軸構造。軸とソケットが一体となって製造されているため安価ですが、軸圧入式と比べると軸が折れやすいというデメリットがあります。

軸圧入型

現在、特に多くのソケットビットで使われている軸構造。ソケット部と軸部を、それぞれ最適な硬度になるよう熱処理し、圧入して接合しました。一体型と比べると軸が折れにくくなっていますが、価格は高くなっています。

軸交換式

軸が取り外せて、交換可能となっている軸構造。軸が折れた場合に、軸だけを交換し、ソケットはそのまま使い続けることができるため、経済的です。

RH(リングホールド)構造式

TAJIMAが独自に開発した軸構造。ソケットの軸折れの原因だった「圧入構造」を、衝撃力を分散する「RH(リング・ホールド)構造」に変更したことで、軸への衝撃を吸収して耐久性を高めました。TAJIMAでは「従来の5倍以上の耐久力」とアピールしています。

(4)機能別の種類

機能別に見た種類は、次のとおりです。

ショートソケット

一般のソケットよりも、ソケット部が短いタイプ。小さい分、取り回しがよいのですが、出しろが長いボルトには使用できません。

ロングソケット

一般のソケットよりも、ソケット部が長いタイプ。出しろが長いボルトでも、問題なく締め付けが行なえます。

ダブルサイズ

2つのサイズのソケットを内蔵しているタイプ。ソケット部をずらすことで、異なるサイズのソケットを使用できるので、付け替える手間がかかりません。

首振りタイプ

ソケット部が振れて、自由に角度を変えられるタイプ。コーナーなどの狭い場所でも、角度をつけることでラクに作業が行なえます。

インパクトドライバー用ソケット選び方

ここでは、多くの種類のなかから必要なソケットをどう選べばよいのかをご紹介します。

作業内容で選ぶ

まずはどのような作業にソケットを使うか確認します。ボルトやナットの締め付け・取り外しならば六角や十二角のソケットですし、仮枠用ならば専用のソケットを選んでください。

さらに六角・十二角ソケットを選ぶ際には、まずは締め付けるボルト・ナットについて、次の2点を確認しましょう。

  1. 二面幅寸法
  2. ボルト・ナットまでの深さ

この値に応じて、適したソケットのサイズや、機能別の形状(ショート・ロングソケットなど)を選びます。

耐久性と値段で選ぶ

インパクトドライバー用ソケットビットで最も多い問題が「軸折れ」ですが、前述の通り、現在ではさまざまな軸折れ対策がなされています。そのため、耐久性も上がりました。

ただし高耐久のソケットは、その分高額です。TAJIMAのRH構造の高耐久ソケットは、「従来の5倍以上の耐久性」とされていますが、一体型の安価なソケットよりもやはり数倍の価格です。

そこで、使用する作業内容や頻度などから、どれほど耐久性があったほうがよいかを確認して選びましょう。

インパクトドライバー・レンチでのソケット違いとアダプター

ここでは、インパクトドライバー用のソケットとインパクトレンチ用ソケットの違いと、アダプタの役割についてご説明します。

インパクトレンチ用ソケットとの違い

インパクトドライバー用ソケットと、インパクトレンチ用ソケットでは、次のような違いがあります。

(1)インパクトドライバー用ソケット
取付軸

六角形6.35mmの取付軸が、ソケット側に取付けられています。インパクトドライバー側には、「スリープ」と呼ばれる取り付け機構が装備されています。
引用:ボッシュ

ソケットの色

ツヤがある、シルバーやゴールド色です。

(2)インパクトレンチ用ソケット
取付軸

四角形で数種類の大きさがある角ドライブが、インパクトレンチ側に取付けられています。ソケット側には、四角い差し込み穴があります。
引用:ボッシュ

ソケットの色

黒やグレーなど、ツヤなしの色。これは高速回転によってメッキがはがれてケガをすることがないように、黒色仕上げや無電解メッキを施しているためです。

アダプターの役割

インパクトレンチ用のソケットをインパクトドライバーで使用したい場合は、ソケットアダプターを使用します。これでレンチ用の各種ソケットが、取付け可能です。

ただし、レンチ用ソケットの形状によっては、インパクトドライバーのパワー不足でナットが緩まない場合もあります。レンチ用ソケットを使用する場合は、アダプターソケットに記載された注意書きをよく読んでから使用しましょう。

KTC(ケーテーシー) 電動インパクトドライバー アダプター JBA3-65<br />
KTC(ケーテーシー) 電動インパクトドライバー アダプター JBA3-65
差込角:9.5sq.
サイズS1:1/4″
サイズL:65
チャック長さ:13

インパクトドライバー用ソケットのおすすめメーカー

最後に、インパクトドライバー用ソケットのおすすめメーカー5社をご紹介します。

VESSEL(ベッセル)

引用:VESSEL
ドライバーやビット、作業工具などの製造販売を行うベッセル。創業は大正5年と、100年以上もの歴史がある老舗です。

産業用や精密、建築設備用など多くのビットを販売し、プロからも信頼を得ています。インパクトドライバー用ソケットも、ゴールドナットセッターや剛鍛シリーズなど、人気商品を販売しています。

マキタ

引用:マキタ
国内の電動工具No.1メーカーのマキタ。多種類のインパクトドライバーを販売するとともに、インパクトドライバー用ソケットも多く販売しています。

TOP(トップ工業)

引用:トップ工業
「ものづくりの町」として知られる新潟の三条市で創業し、プロから一般ユーザーまで幅広く使える工具を製造・販売するトップ工業。自社一貫生産体制が特徴で、高品質・高付加価値の工具として「TOPブランド」が有名になりました。

電動ドリル用先端工具として多くのソケットが販売されており、「高精度・高耐久」を宣言する替軸ソケットのESKシリーズが人気です。

TAJIMA(タジマ)

引用:TAJIMA
株式会社TJMデザインが展開する建築用ハンドツールのブランドTAJIMAは、多くのジャンルでトップシェアを獲得しています。

100年以上の歴史をもつ会社として技術力もあり、自社で独自のRH構造を開発。軸折れ耐久力アップの、超寿命ソケットを多く販売しています。

最適なインパクトドライバー用ソケットで快適な作業を

今回はインパクトドライバー用ソケットのおすすめ品や種類、選び方などをご説明しました。おすすめソケットそれぞれの特徴を、つかんでいただけましたか?

最適なソケットを選べば、インパクトドライバーの機能を十分にいかすことができます。ぜひ今回の記事を参考に、最適なソケットを選んで、快適な作業を実現していきましょう。


※記事の掲載内容は執筆当時のものです。