チョークペイントおすすめ10選!塗り方のコツも徹底解説!
みなさんはチョークペイントを使用したことはありますか?チョークペイントはDIYを楽しめるアイテムとして世界中の人々から高評価を得ている塗料です。そんなチョークペイントを上手に使いこなせると、もっとアートを楽しむことができます。今回は、おすすめのチョークペイント10種類の特徴と塗り方のコツを徹底解説していきます!
目次
チョークペイント(黒板塗料)とは?
今から20年以上前に、イギリス人のアニースローンが装飾用の塗料として開発したものが「チョークペイント」です。チョークペイントは家具や床、壁などに自由な発想を描くことができる装飾用塗料として唯一の品となるのです。チョークペイントは、他の塗料とはまったく異なる質感を演出させることができ、マットな仕上がりはチョークペイントならではの魅力だと言えるでしょう。
また、艶感のないペイントを楽しめるため、子供から大人まで様々なアートに活用することができます。未だ歴史は浅いものの、私たちの生活の中で、DIYを行う際にもおおいに利用されているアイテムだと言えるでしょう。
チョークペイントの選び方
チョークペイントがいったいどのようなものであるかが分かったところで、ここからは実際にチョークペイントを使用するためにも、どのような選び方をすれば良いのかご紹介していきます。そして、チョークペイントをいったいどんな目的で使用し、あなたが思い描いているイメージ通りに仕上げるにはどうすれば良いか、ここからはチョークペイントの選び方についてみていきましょう!
選び方①水性・油性
インクなども含めた塗料には、水性と油性の2種類があります。そのため、チョークペイントの種類も同じく水性と油性があり、あなたが何を描きたいか、どのような材質に描くかによって使用する性質を選ぶと良いでしょう。
壁や家具などにチョークペイントを施す場合は水性タイプが最適。水性の場合はチョークペイントを適量の水を加えて薄め、あなた好みのカラーに調整して使用することができます。また、使用後は面倒な洗浄剤などが不要で、水洗いで対応可能なため、チョークペイント初心者の方も手軽に始めることができるタイプとなります。
ただし、水性となるため、水に触れると流れてしまいます。そのため、外壁などへの使用は不向きです。水性タイプのチョークペイントを使用する際は、室内の家具や壁をペイントするなどの場合に使用をおすすめします。
一方で、耐久性に優れていて、屋外でもペイントが流れてしまわない油性タイプは、外壁や駐車場のシャッターなど、より使用用途も広くなるのでおすすめです。特に、チョークで書いても消すことができるため、何度でも書けるという優れもの。
しかし、水性とは異なりカラーバリエーションは黒と緑の2色展開に。使い慣れた方であればとても扱いやすいですが、まだチョークペイントを始めたばかりだという初心者の方は、もう少し慣れてから使用されると良いでしょう。使用後の刷毛はシンナーなどを使用して洗浄することになるため、扱い方は水性よりもひと手間加わることになります。その点を念頭において使用するようにしてください。
選び方②低VOC
チョークペイントは、今でこそニオイもなく、使いやすくなっていると言えますがその上で、さらに安全性が高いと言われる成分を配合するものを選ぶことが大切です。特に小さな子供がいる、あるいは室内であっても室外であっても、ペットを飼育しているという場合は、低VOC(揮発性有機化合物)であるかどうかを確認してから購入するようにしましょう。
選び方③塗布する場所
あなたはチョークペイントを手にしたら、いったいそれをどこに使用しますか?このチョークペイントは、紙の上だけではなく、木や石、石膏ボード上、さらにコンクリートに使用することができます。
しかし、ガラスやプラスチック、その他金属などはチョークペイントを使用することができない場合が多いです。そのため、あなたがどの場所にどんなものを塗るか、また、使用する材質が何でできているか、チョークペイントが塗れる材質であるかどうかを確認しておくことをおすすめします。
このようなことから、購入前に様々な情報を得ておくことで、失敗なく買い物を行うことができるでしょう。中には下処理を行わずそのまま使用できるチョークペイントも販売されているため、より手間をかけずに使用したいという方は、下処理不要タイプであるかをチェックしてみましょう!
選び方④サイズ
「また次に使えるように」などという思いから、使用量よりもたくさん入った内容量の多いチョークペイントを購入する方もいるかもしれません。実際、大容量入っている方がコスト的にも安くおすすめであることは間違いありません。
しかし、すべて使い切れずに残ってしまった場合、良い保管状態を守らない限り、チョークペイントの劣化が進んでしまうでしょう。そのため、せっかく大容量を購入しても使い切ることができずに廃棄してしまうことになる可能性が高くなります。実際、チョークペイントを廃棄する際は、そのままゴミとして処分できるというわけではありません。
廃棄方法についても各自治体によって異なるでしょう。いずれにしても今はとても厳しく制限されています。このようなことから、大容量入っていればその分お得感はありあますが、実際は作業を行う日に使い切ることができる分の小さいサイズで購入することをおすすめします。今は少量タイプで使い切ることができる製品が多数販売展開されているため、なるべくそちらを選ぶようにしましょう。
おすすめのチョークペイント①~⑤
次にみていくのは、数あるチョークペイントの中からぜひおすすめしたいチョークペイントを厳選してご紹介していきます!チョークペイントには様々なタイプがあり、各メーカーによってその発色も事なります。そのため、以下におすすめしたい、業者も各個人でも便利に活用できるチョークペイントを5選みていきましょう。定番のチョークペイントも含まれているためしっかりとチェックしておいてください。
おすすめ①アニースローン チョークペイント
アニースローンは、チョークペイントを開発した人の名がそのままブランド名となり販売されています。現在もなお根強い人気を誇っているため、初めてチョークペイントに挑戦する!という方にぜひおすすめです。塗料をはじめ、刷毛、ワックス等の必要アイテムをセットにして販売しているため、別々に購入することがなく手軽に始めることができます。
塗料は36色展開のため、あなたの好みのカラーでペイントを楽しむことができます。カラーバリエーションが豊富な分、見応え、書き応えがあるため、どのチョークペイントにするか迷った方におすすめです!
おすすめ②カラーワークス『 KAKERU PAINT』
数あるチョークペイントの中でもダントツで発色が豊か、かつあまりに美しい色を見せることができるため、業務用に取り入れる業者も多いと言われる製品です。7色の水性タイプのパステルカラーを主としていることから、家の中のDIYに最適です。可愛いカラー展開で思わず色んなものを書いてみたくなるでしょう。水性のため、水で簡単に消すこともでき、拭き取りもとても楽に行えます。手軽にチョークペイントを試してみたいと思う方にもおすすめです。
おすすめ③ターナー チョークボードペイント
用途:室内壁、塩化ビニールクロス、石膏ボード、プラスターボード、モルタル、コンクリート、木部、紙、ダンボール、アクリル、ガラス、金属など(下地処理が必要な場合もある)
こちらは金属にもアクリルなどのプラスチックにもガラスにも使用することができるターナーチョークボードペイントは、お部屋を飾りイメージを変えたい時に便利に活用することができます。使用できる材質が多岐に及ぶため、どんなところにもペイントを施すことができるのが魅力的。とても美しい仕上がりになる上、価格もリーズナブルであることから、口コミ評価も高くおすすめ。チョークペイントを初めてみたい方にも水性タイプのターナー色彩チョークボードペイントが最適です。
おすすめ④ECOS オーガニックチョークボードペイント
一切有害物質を含まずに製造、販売されているのが「オーガニックチョークボードペイン」です。これは、低VOCタイプの製品のため、万一子供が口に入れてしまう、あるいはペットが舐めてしまうなどという事態が発生しても、身体に害はなく安心して使用することができます。
おすすめ⑤ベンジャミンムーア チョークボードペイント
特に業者が使用する機会の多い「ベンジャミンムーア チョークボードペイント」は、900mlの大容量で購入することができるため、業務用として活用されることが多いようです。業務用で使用する場合は完全使い切りタイプで使用することができる分、コスパも良くおすすめです。また、発色が美しく、塗る時も滑らかな伸びで快適な使い心地です。
おすすめのチョークペイント⑥~⑩
次にご紹介するのは、チョークペイントでもマグネットタイプや塗るだけで黒板として使用することができる塗料など、特殊なチョークペイントについてひとつずつみていきましょう!
おすすめ⑥ターナー色彩 マグネットペイント
塗面積 約0.3㎡~0.4㎡(3回塗り)
用途:屋内壁、塩化ビニールクロス、石膏ボード、プラスターボード、モルタル、コンクリート、木部等に塗布する事が出来ます。
ターナー色彩 マグネットペイントは、塗ることでマグネットが引っ付くように仕上げることができるマグネットペイントです。メモ書きにしたものをマグネットでとめておくこともできます。使用後は速乾性も高く、使用したいものにすぐに塗布し、乾かすだけで簡単に利用することができる優れもの。マグネットで留めたい方におすすめの塗料です。
おすすめ⑦TAKARATORYO チョークボードペイント
TAKARATORYO チョークボードペイントは定番カラーの中でも特に厳選して選んだカラーを販売しています。発色が豊かでとてもきれいに映えるとして人気を集めています。少量タイプのため、使い切りサイズで無駄なく使用することができます。石膏ボードやコンクリート、木などにも塗ることができるため、幅広く使用することができるおすすめのチョークペイントです。
おすすめ⑧サンデーペイント 黒板用スプレー
スプレータイプのチョークペイントは、曲面や凹凸のある部分にムラなく塗布できるため、活用方法が広がりおすすめの製品です。スプレー式ですが、フロンガスなどの有害物質は含まれていないため、安心して使用することができます。スプレー後は速乾性がある上、耐久性も高く、黒板として活用することができるおすすめのスプレーです。
おすすめ⑨ニッペ チョークボード 刷毛塗り
塗りたいものの下地を活かしたまま活用できる透明色のニッペチョークボードは、素材感を重視したい方におすすめです。インテリアをDIYして使用する際も、上手にペイントを施せばとてもおもしろい風合いに見えるでしょう。ぜひ、遊び心を持ったチョークペイントを楽しみたい方は、ニッペチョークボードを活用してみてください。
おすすめ⑩壁紙屋本舗 イマジン チョークボードペイント
塗料メーカーと壁紙屋がコラボレーションし登場した壁紙屋本舗 イマジン チョークボードペイントは、20色展開されたカラーバリエーションで利用でき、質感にもこだわり抜いているため、あなたが思い描くチョークペイントを楽しむことができます。また、オリジナルのチョークペイントを行いたいという方にもおすすめの製品です。
チョークペイントの塗り方
チョークペイントをいざ手にしても、実際どのように使用し、どのように塗れば良いか分からないという方も多いでしょう。そのため、ここからは、購入したチョークペイントの塗り方について詳しくみていきましょう。
チョークペイントを塗る際に使用するアイテムには、
- ローラー
- ハケ
- スプレー
があります。このうちローラーについては幅広い面積に対応することができるため、仕上がりもスピーディでムラなく仕上げることができます。また、一気に塗り上げることができるので作業効率が良くなるでしょう。
また、ハケを使用する場合は、細部の境目など塗りにくい箇所を塗る時に活用することができます。そしてスプレーを使用する場合は、周囲に飛び散ってしまわないよう、新聞紙を敷くなど、塗りたい面から30cmほど距離をとってスプレーを施してください。しっかりと塗るためにも、2回スプレーを施すことをおすすめします。
塗り方を動画で確認
この動画では、黒板へ塗装する際の方法や使用する塗料を詳しくご紹介しています。チョークペイントには水性と油性の2種類があり、またマグネットタイプやスプレータイプなど、様々な用途で使い分けることができるようになっています。カラーバリエーションも増え、チョークペイントを使用する楽しみも増えるでしょう。
家の中の様々なものをチョークペイントしてみると、カフェのようなとても落ち着いた雰囲気にイメージチェンジさせることもできます!ぜひあなたも挑戦してみてください!
チョークペイントを塗って部屋のイメージを変えてみよう
おすすめのチョークペイント10種類の特徴と塗り方のコツを徹底解説しました。チョークペイントの存在をご存知であるという方でも、実際にどのような使用方法があるか分からなかった方も多いのではないでしょうか?
今回、そのチョークペイントについての塗り方や使い方をはじめ、おすすめの製品やその特徴をご紹介しています。この記事を読んで、よりチョークペイントに興味を抱いた方も多いでしょう。ぜひあなたも自身の家の中や屋外を、チョークペイントを使用してイメージチェンジさせてみませんか?きっと楽しみながら夢中になれるはず!ぜひチャレンジしてみてくださいね!
その他の関連記事はこちらから
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。