最新!マキタの電動草刈り機おすすめはこれ!特徴から選び方まで徹底解説!
庭やあぜ道などの雑草を刈るのに便利な草刈り機はいろいろなメーカーのものがありますが、草刈り機といえば電動工具メーカーのなかでも圧倒的な人気と高評価を得るマキタが推奨できます。マキタの草刈り機は専門業者が使うような高性能のバッテリー搭載、使いやすさを重視したコードレスタイプやハイパワーが揃っています。高い知名度と人気を誇るマキタの草刈り機をチェックしましょう。
目次
マキタの電動草刈り機とは?
マキタの草刈り機はメーカーが特に力を入れている商品であり、より使いやすさを重視した充電式のコードレスを多く扱っています。排気ガス問題による規制が厳しいなかで、排ガスや燃料不要のリチウムイオンバッテリーにシフトチェンジするなど世界的にも評価を高めています。
マキタについて
マキタは1915年創業の愛知県安城市に本拠点を構える国内最大手の総合電動工具専門メーカーで、2015年には創業100周年を迎えた老舗メーカーです。日本国内だけでなくアメリカやフランス、中国、ブラジルなど世界40カ国以上もの営業拠点を有し、海外販売にも力を入れている世界的に知名度の高い企業となっています。
数多くのハイクオリティな電動工具を手掛けながらも地球環境への配慮も怠らず、温室効果ガス排出量の低減化や資源や消費エネルギーの抑制など環境負荷問題にも取り組んでいます。
マキタの電動草刈り機は充電式がおすすめ
マキタの電動工具のなかでも特に人気が高いのが草刈り機です。マキタが取り扱う草刈り機はエンジンと電動の2種類がありますが、近年では多くの電動工具が電動式に移行され、草刈り機もその対象です。
マキタの電動草刈り機は充電式とコード式がありますが、購入するなら充電式が使いやすくおすすめです。電動充電式であれば先程も記述した排気ガスの心配だけでなく、コードレスなので使用時に電源を用意することもありません。
草刈り機と芝刈り機の違いは?
草刈り機と芝刈り機を混同してしまう方も少なくありませんが、まずはこの2つの違いを見てみましょう。両方とも草を刈る機械であっても使用目的や使い方が異なります。
そもそも草刈り機は雑草を刈り取るものであり、芝刈り機が芝を刈るものというのは分かりますが、それ以外では草刈り機は雑草の長さや堅い・柔らかいに関係なくすべてを短く刈り取ってしまいます。芝刈り機も芝をカットすることでは草刈り機と変わりませんが、芝刈り機は刈ると同時に整える作業も含まれます。
使い方や安全性にも違いがあり、草刈り機は基本的にストラップなどで本体を背負う・肩にかけるような使用方法で刃がむき出しになっているため石や葉・茎が飛ぶ危険性があるのでゴーグルを着用して作業する必要があります。
芝刈り機は台車を押すような感じで使い、刃が本体下部にありカバーがセットされているので危険性は低くなっています。マキタでは草刈り機・芝刈り機どちらもコードレスタイプの充電式が揃っているので、用途に合わせて選べます。
草刈り機 | 芝刈り機 | |
---|---|---|
目的 | 雑草を刈る | 芝を刈って整える |
使い方 | 背負う | 押す |
危険度 | 高い | 低い |
マキタの草刈り機の選び方
草刈り機をマキタで購入する場合、充電式をチョイスしてもハンドルの形状やバッテリー、刃など複数の項目がチェックできます。使う場所や雑草のタイプ、使用時間などに合った選び方を紹介します。
選び方①ハンドルのタイプで選ぶ
ハンドルタイプで選ぶ場合は3つの選択肢があり、U字タイプとループ・2グリップになります。
Uハンドル:電動草刈り機でもっとも多い形状でシャフトにU字状のハンドルがあり、両手ハンドルとも呼ばれています。腕への負担や振動が少なく左右に大きく振って使用するので特に広い範囲やなだらかな傾斜、平地向けです。しかしU字になっていることから本体の幅が若干広めで重くなっているデメリットもあります。
ループハンドル:グリップを持つタイプで操作性が高く、Uハンドルの次によく利用されています。角度が安定しやすく自由度が高いので障害物の多い狭い場所にも適しています。平地や斜面など比較的どんな場所にも対応できますが、腕への負担や振動が伝わりやすいデメリットがあります。
2グリップタイプ:シャフト部分にあるグリップを持って操作するためハンドルがなく、細かい動きに対応できます。ループハンドル同様に自由度が高めで狭い場所やキツめの斜面でも使いやすくなっています。腕への負担や振動がもっとも大きいので短時間や狭い範囲での使用がおすすめです。
選び方②バッテリーの種類で選ぶ
マキタの電動草刈り機のバッテリーは36V・18V・14.4V・10.8Vの4つがありますが、36Vは基本的に18Vを2つ使う仕様になっています。パワーや作業する場所の広さ・時間によって選ぶといいでしょう。
36V(18V×2):充電時間約55分で連続稼働時間やパワーが一番高いタイプですが、他と比較すると重量があるので女性には不向きです。
18V:小型エンジンと同クラスの力があり、充電・稼働時間は種類によって異なります。36Vタイプと同じバッテリーなので両方に対応可能です。
14.4V:18Vと比べて重量やパワー感にそれほど違いはありませんが、充電・稼働時間が若干異なります。
10.8V:一番軽量で充電・稼働時間も短くなっています。女性が扱う場合や、庭などの狭い範囲に適しています。
選び方③刃で選ぶ
草刈り機の刃は複数あり、マキタではナイロンコードやチップソー、金属・樹脂素材の4タイプです。ラインナップの多さや使用場所、コスト、切れ味などを考慮して選ぶといいでしょう。
チップソー:草刈り機の代表的な刃といえばこちらで、一番種類が多いのでいろいろ使用して使いやすものを選ぶのもおすすめです。マキタの純正刃だけでなくホームセンターでも手軽に購入できます。柔らかい雑草や雑木などオールマイティーに使えます。竹や笹、雑木専用チップソーもあるので用途に合わせて選ぶといいでしょう。
ナイロンコード:こちらはナイロン素材のヒモが刃となっているので安全性が高く、石やフェンス、ブロックなどの障害物が多い場所でも刃こぼれすることなく使いやすいタイプです。ナイロンコードを使う場合はマキタ純正の専用プロテクターを取り付けるようにしましょう。
金属刃:金属刃は切れ味が鋭く研磨することができるものや裏返し利用できるタイプがあり、長く使うのであれば経済的にもおすすめです。固いものにあたってしまうと刃こぼれしたり、あとで紹介するキックバック現象が起こる場合があるので障害物のない広い場所に適しています。
樹脂刃:刃こぼれやキックバック現象が起こりにくいため金属刃よりも安全に使用でき、ナイロンコードと比較して切れ味が鋭いタイプです。複数枚の刃がセットになっていますが、消耗箇所だけを変えることができるので経済的にもおすすめです。
マキタのおすすめの草刈り機
ハンドルやバッテリー、刃の種類など選び方をチェックしたら、マキタの使いやすさバッチリの充電式草刈り機を見ていきましょう。稼働時間や場所、操作性を参考に自分に適したものを選んでください。
マキタ 14.4V 充電式草刈機 MUR144UD
Uハンドルでチップソーの【14.4V 充電式草刈機 MUR144UD】は22mlタイプのエンジン式と同じパワー感でフルチャージすれば連続稼働時間高速33分、低速のときは1.5時間です。
自動3段変速システム搭載で草の密度に適した速度に切り替えてくれるので便利です。操作スイッチが手元にあるので使い勝手も良く、重量3.2kgで女性にも扱いやすい重さになっています。
からみついた草を取り除くカラミトリ機能やキックバック時には自動停止する安全装置付きなので作業効率もアップします。樹脂3枚刃やナイロンコードに変更することも可能です。
マキタ 充電式草刈機14.4V MUR140DS
草刈り機を始めて使用する方におすすめの機種で刃はナイロンコード、ループハンドルですが重量2.7kgなので扱いやすくなっています。スプール先端が金属素材なので摩耗耐久性が高く、ワンタッチ着脱で取り替えも楽にできます。
ヘッド部分は5段階調節可能なので作業しやすい角度にすることもでき、バッテリーが少なくなったり切れそうなときはランプの点灯・点滅で知らせてくれるので便利です。14.4Vでも十分パワフルでこれまで手作業で雑草駆除していた方は1度使ってみるとその手軽さに驚きます。
マキタ 18V充電式草刈機 MUR190UD
1充電あたりの連続運転時間(無負荷・金属刃使用時) 高速 約1時間20分/中速 約1時間50分/低速 約4時間
本機寸法:1,836×635×471mm(長さ×幅×高さ)。質量:3.2kg
Uハンドルでホワイトチップソー、3段階の切り替えは自動で防塵・防滴・カラミトリ機能が搭載されています。キックバック時の自動停止機能も付いているので安全に作業することができ、軽量ブラシレスモータ採用の軽量タイプです。
小型エンジンと同クラスのパワーで、低速であれば4時間の稼働も可能、広い場所でも1度のフルチャージで長く使えます。ツールレスシャフトロックで樹脂刃にチェンジも可能です。
マキタ 充電式スプリット草刈機 MUX362DWBX
草刈刃:Φ230mm
電源:直流36V
1充電あたりの作業量(目安)金属刃[高速/低速]:約25分/約50分
回転数(min-1)[回転/分]:高速0~7,300/低速0~5,300
質量:5.4kg
収納スペースを小さくしたいなら組み立て式がいいでしょう。分解することで付属のキャリーバッグに入れて車に積むこともできます。アタッチメントとロックレバーで簡単かつ、あっという間に組立て・分解できます。
アタッチメントを交換すれば生け垣の刈り込みや枝払い、耕運機として利用することもできます。農作業や庭仕事をする場合は充電式スプリット草刈り機が便利です。
草刈り機を使う上での注意点は?
手軽に雑草を刈り取ることができる草刈り機ですが、使用時にはいくつかの注意点があります。扱いを間違えると思わぬ大事故に繋がってしまうので使い方に気をつけましょう。
特に初心者は気をつけるべき注意点をしっかりと把握して安全に作業してください。石や枝が飛んでくることもあるので、作業する時は必ずゴーグルを着用し、できるだけ長袖・長ズボンを着るようにします。
「キックバック」に注意
草刈り機で作業するときに一番注意するのがキックバックです。キックバックは作業時に刃が障害物に当たることで思わぬ方向に弾かれることを言います。特に草刈り機を左右に振る往復刈りではキックバック現象が起こりやすく、危険性も高まります。
木や岩など大きく硬いものがある場所では十分に注意しなければいけません。草刈り機で作業するときは取り除くことができる障害物は避けて、周囲に人がいないことを確認してから行いましょう。
草刈り機は雨でも使える?
草刈りするときにわざわざ雨の日を選んで作業する方もあまりいませんが、どうしても作業日の関係で雨が降っている、という場合もあるでしょう。しかし草刈り機は雨のときは使わないほうが賢明です。防塵防滴仕様の充電式草刈り機もありますが、雨天時に使用して故障しないようになっている、というわけではありません。
雨のときに使った場合、草刈り機が故障する可能性があるだけでなく、雑草が水を含むことで刈りにくくなってしまい、刃に大きな負荷がかかり交換時期が早まります。また、金属素材であればサビの原因になるので気をつけてください。作業中に雨が降ってきたらすぐに中止し、取扱説明書の指示にしたがって本体の水分を拭いて乾燥させておくといいでしょう。
草刈り機でよくあるトラブルと対処法
充電式草刈り機を使っていると突然停止してしまうトラブルにあうことがよくあります。そんなときは慌てずにまずは自分でできる対処法を紹介するので試してみてください。いきなり修理や買い替えに走らないくても、解決できることもあります。
バッテリー切れ
まだ購入したばかりでバッテリーが新しく、フルチャージしているにも関わらずバッテリー切れすることがあります。そんなときは1度刃に雑草が巻き付いていないかチェックしましょう。雑草が巻き付いてしまうと負荷がかかり、すぐに切れてしまいます。
マキタの草刈り機にはカラミトリ機能がついているので、上手く利用するようにしましょう。バッテリー切れトラブルの半数が草が絡みついたことによるトラブルなんだそうです。もし草を取り除いた状態でもすぐに切れてしまうようであれば不具合の場合もあるのでメーカーに問い合わせるといいでしょう。
また、充電器が高温になると安全回路が作動して停まることもこともあるので、その場合はしっかり冷えてから再度使ってみてください。
バッテリー残量はあるのに動かない
バッテリー残量があるので作動しないトラブルもよく聞きますが、そんなときはバッテリーや本体コネクタ部分をチェックしてください。ゴミやホコリが付いていたり、コネクタ部分が破損していると正常に動きません。湿地帯での作業や雨の日に使用すると内部に水が入って故障している可能性もあります。
見た目の異常がないのに動かない場合はバッテリーの故障や寿命ということもあるので、すぐに本体から取り外し購入したお店やメーカーに問い合わせてみましょう。マキタは全国の営業所にバッテリーチェッカーが常設されているので利用するのもおすすめです。
マキタの草刈り機の特徴を知って用途に合ったものを選ぼう!
人気の高いマキタの充電器草刈り機はコードレスで使い勝手が良く、女性や年配者でも扱いやすい軽量タイプも多く揃っています。それぞれの特徴を知ることで用途に合ったものを選びやすく、面倒な雑草刈りも手軽にできるようになるでしょう。
効率よく草刈りするならマキタの草刈り機を使って、庭やあぜ道をきれいにしてみませんか。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。