コウモリの駆除方法とは?効果的な対処方法を徹底解説!

コウモリの駆除方法とは?効果的な対処方法を徹底解説!

引用:pixabay

日中はあまり見かけることがないコウモリですが夕方から夜にかけて活発化するため、視界の悪い中いきなり現れます。見ている分には特に何か被害があるわけではないのですが、コウモリは日本脳炎を含む感染症の原因になる菌を保有しているのでとても危険なのです。

ここではコウモリの駆除方法について徹底解説してみました。効果的な対処方法をまとめていますので、コウモリが現れた時に活用してみて下さい。

コウモリの特徴

コウモリは蚊や蛾を主に食べる益獣ですが、夏の夕方や夜などの薄暗い時間帯に見かけることが多いです。しかしコウモリの中でもアブラコウモリという種類のコウモリは集団で行動する習性があり、人間の家の屋根裏や軒下に住み着いて繁殖するという被害が相次いでいます。

そして糞尿をまきちらかすだけではなくノミやダニ、病原菌を持つ非常に危険な存在です。わずか1.5cmの隙間があればそこを住処にし、高い繁殖力で数をどんどん増加させます。11月から春までは冬眠期間とされていますが、温暖化の影響もあり、冬でも発見されたという報告もあるのです。

個体の大きさ4~6cm
体重5~10g
明るい褐色〜黒褐色(子供の間は黒色)
棲息域市街地が中心
生息場所屋根裏や瓦の下、壁の間、換気口、高架下、倉庫など(1.5cmの隙間があって暗い場所ならどこでも可能性あり)
活動時間夕方~夜
主食蚊や蛾、甲虫など
活動時期主に4月~11月(11月から春先にかけて冬眠)
群れで行動する時の数50~200頭
繁殖時期7月初旬
寿命オスはおよそ3年、メスはおよそ5年

鳴き声は超音波

コウモリの種類によって声の性質が変わります。オヒキコウモリはキーキーという音を出して鳴きますが、こちらのコウモリは宮崎県、高知県、広島県、京都府の洞窟や岩の隙間に生息しているため、人間への直接的な被害はほぼ皆無です。

一方アブラコウモリ(別名イエコウモリ)は超音波を発しています。夜行性で目が悪いため、超音波を使ってお互いの存在を把握する性質があるのです。この能力をエコロケーションと言い、音声ソフトを使用しないと私たち人間の耳には聞こえません。

アブラコウモリ(イエコウモリ)の鳴き声の被害だけで言えば、特に気にすることはありません。

コウモリによる被害

コウモリによる被害には一体どういったものがあるのでしょうか。ここでは実際にあった被害、そしてリスクについてご紹介します。コウモリの被害は毎年報告されていますので、いつどこで被害にあってしまうか分からないのです。

被害①感染症

コウモリは感染症の原因となる菌を多数保有しています。日本脳炎やSARS 、リッサウイルス感染症、ヘンドラウイルス、ニパウイルス感染症、狂犬病を引き起こす原因になるということはすでに確認されています。

他にもエボラ出血熱の原因やコロナウイルスの原因とも言われており、今では決して無視できる状況ではありません。海外ではすでにコウモリが侵入しないような対策がとられているなど、驚異の存在となっています。

被害②糞尿

コウモリは夜行性で同じ場所にずっと留まっているため、寝床にされると糞尿がたまっていきます。当然ながら糞尿には菌がたくさん含んでおり、感染症を引き起こす可能性になり、非常に危険なのです。万が一コウモリの糞尿を見つけたとしても、素手で触るのは絶対に止めて下さい。

間違って糞尿を触ってしまった場合はすぐに手洗いし、消毒をして下さい。

被害③騒音

日中は眠っているので静かなのですが、夕方から夜にかけて活動を開始します。屋根裏に住み着いていた場合、羽のバサバサとした音がうるさく感じます。1羽ならそこまで気にならないかもしれませんが、アブラコウモリ(イエコウモリ)は団体行動が主なので、騒音化するのです。

どんな家にコウモリが住み着く?

コウモリは古い家に住み着きます。コウモリはほんの少しの隙間でも入り込みますし、何より古い家は暗い場所が少なからずあります。しかし必ずしも古い家だけにコウモリがいるわけではなく隙間があり、暗く、暖かく、雨がしのげる屋根裏があるような家はコウモリが近寄ってくるのです。

もしコウモリを見つけたのであれば、早い段階で追い払う必要があります。放置すればするほどコウモリはずっとい続けるので、非常に危険です。

コウモリを駆除しよう

コウモリの被害にあわないためにも、見つけ次第すぐに駆除する必要があります。コウモリを家から追い出し、もう2度と来ないように予防対策を施しましょう。

駆除方法①時期

コウモリは7月初旬に出産し、約1ヶ月の間その場所で子育てをすることになります。そのためこの期間に駆除を行うと、最悪の場合家の中(屋根裏など)で子供のコウモリが死亡してしまうことに繋がります。コウモリを追い出す時は親子で追い出さないと意味がないので、7月、8月は駆除に適しません。

冬眠期間に入る11月~春先もコウモリが動かないため、駆除対策を行っても意味がないのです。つまりコウモリを駆除する時は、見つけ次第すぐ実行しなくてはいけないということになります。1匹見つけると複数一緒にいる可能性も高いので気を付けて下さい。

駆除方法②家から追い出す

コウモリを家から追い出すためにはコウモリ忌避剤を使用するのが効果的です。スプレータイプやジェルタイプ、燻煙タイプなど色々な種類のコウモリ忌避剤があるので、用途によって使い分けて下さい。コウモリはハッカ臭がとても苦手であり、臭いに耐えられず家にいつかなくなります。

ちなみにスプレータイプは手を汚さず使いやすいメリットがある反面、効果が持続するのは3時間~6時間と短いです。その間にまたコウモリが戻ってくる可能性があるため、持続性が高いコウモリ忌避剤を探している方にはジェルタイプがおすすめです。

燻煙タイプは広範囲に効果があるので、コウモリがどこにいるか分からない場合や、広い範囲に使用したい場合はこのタイプがおすすめです。ホームセンターなどでも購入できるバルサンが使いやすいですし、価格もリーズナブルなのでおすすめです。

駆除方法③掃除

コウモリを完全に追い出したあとは徹底的に掃除をしましょう。コウモリがずっとそこにいたということは糞尿がたまっているはずですし、非常に不衛生な環境になっているはずです。糞尿には病原菌を含んでいますので、掃除をする時は必ず手袋・マスク・ゴーグルを着用して下さい。

掃除の手順、一連の流れもここでご紹介します。

  1. 手袋、マスク、ゴーグルを付けましょう
    掃除をする前に手袋、マスク、ゴーグルを付けます。手はもちろん目からも菌は入るので、完全防備をして下さい。
  2. コウモリの糞を集めましょう
    コウモリが落とした糞を集め、ゴミ袋に入れて下さい。洩れないにしっかり閉じましょう。
  3. アルコール消毒をしましょう
    コウモリの糞を掃除した場所をアルコール消毒して下さい。菌の繁殖を防ぎます。

コウモリを駆除するときの注意点

コウモリを駆除する時の注意点としては、許可なくコウモリを駆除してはいけないということです。鳥獣保護管理法(鳥獣保護法)という法律があるので、狩猟免許の資格がないとコウモリを捕獲し、処分することはできません。

ちなみにコウモリに触れることも禁止されています。少しでも触れてしまった場合はすぐ手洗い、消毒を行って下さい。コウモリを見つけた場合は家から追い出すしか方法がないということを覚えておきましょう。

コウモリを寄せ付けない対策

コウモリを寄せ付けないためにも、今後の対策が非常に大切になります。コウモリが家の中に入ってこないように、自分でしっかり予防対策をとりましょう。

対策①侵入経路を塞ぐ

コウモリは小さな隙間さえあれば簡単に侵入することができます。つまりその隙間さえ塞いでしまえば、新たにコウモリが侵入してくることはありません。侵入を防ぐための2つのアイテムをご紹介しますので、予防対策としてお使いください。

  • 金網
    目の細かい金網を使用すればコウモリは侵入できません。隙間ができないように、ネジでピッタリ固定して下さい。
  • シーリング剤(コーキング剤)
    シーリング材(コーキング材)とは合成樹脂・合成ゴムのことで、小さな穴や隙間を埋めることができます。

ホームセンターやネットでも購入できるので、誰でもコウモリの予防対策を行うことができます。

対策②防虫

コウモリは蚊を食べる習性がありますので、家の近くに蚊が発生しないように気を配る必要があります。例えば近くに水場や、バケツに水がたまっていませんか?それらを撤去するだけでも防虫対策になります。

対策③CDやDVDを吊るす

光はコウモリの超音波を乱すことができます。いらなくなったCDやDVDを吊るしておけば、コウモリが嫌がって近寄らなくなるのです。1枚というよりは最低でも5枚、6枚は吊るすようにして下さい。

コウモリの駆除に困ったら業者に依頼しよう

「コウモリを見つけたけど、自分で駆除をするのには抵抗がある」という方は無理をせず、プロの業者に依頼しましょう。病原菌を持っているのは確かですし、その方が安全で確実な方法であると言えます。今後の予防対策も含め、コウモリ駆除はプロの業者にお任せしましょう。

コウモリ駆除業者の相場

コウモリを駆除する機会なんてそんなにあるものではないですし、プロの業者に依頼するとしても値段の相場が気になります。一律〇円と断言することができませんが、どの業者であっても30,000円前後は必要だと考えておいて下さい。

30,000円前後でコウモリの駆除、ガード、その後の清掃、除菌作業すべてを実行してもらうことができます。自分に危険のリスクがなく一連の対策をこの値段で行ってくれるのであれば妥当ではないでしょうか。

ごくまれに30,000円よりも安い値段を提示してくる業者もいますが、駆除をしてもらったあともコウモリが戻ってきたり、すべてのコウモリを駆除しきれず残っていたというようなトラブルも数多く報告されています。

もっと悪質な場合はあとから別費用を請求してくることもありますので、安いからと言ってそれがおすすめの業者とは言えないのです。確かに安い金額ではないですし、なるべく安く費用を抑えたいという気持ちは分かります。しかし安い理由には何かあると考えておいた方が無難なのです。

コウモリ駆除業者の選び方

コウモリ駆除業者選びを失敗しないための重要なポイントをご紹介します。大きく分けて4つのポイントを抑えておけば、良いコウモリ駆除業者に出会えるはずです。

  1. コウモリ駆除を過去に多く経験していること
  2. コウモリ駆除の料金が妥当であること
  3. コウモリを駆除したあとのアフターサポートがあること
  4. 気軽に相談できること

コウモリ駆除業者だからと言ってその業者が必ずしも良い業者だとは言えません。例えば先月始めたばかりの会社だとコウモリの駆除経験が少なく、駆除方法が十分ではないかもしれません。再びコウモリが戻ってきたり、駆除しきれていない可能性も考えられます。

ちなみに優良なコウモリ駆除業者は、万が一コウモリが戻ってきてしまった場合も無償で対処してくれることがほとんどです。最初の請求費用が安い場合は、こういうトラブルの場合、無償でコウモリを駆除してくれることはありません。

コウモリを駆除したあとは今後も近寄らないように予防対策を施してくれますが、まれに予防対策を施さない悪質な業者も存在します。そして良い業者というものは、相談の段階でもとても話しやすい環境・空気感をつくってくれるものです。

そしてコウモリ駆除を依頼する時は必ず見積もり依頼を取って下さい。料金内で駆除だけではなく、掃除やアルコール消毒、アフターサポートがしっかり整っているかを確認し、費用もその内容にみあったものかをいま1度確認してみましょう。

優良なコウモリ駆除業者は、この4つのポイントに注目し、選ぶようにして下さい。

おすすめのコウモリ駆除業者

コウモリの駆除に困った場合は、「生活110番」に相談をしてみましょう。生活110番は全国3,200社以上の提携業者をかかえているため、相談内容にあわせておすすめの業者を紹介・手配してくれるので凄く便利です。しかも受付は24時間365日対応しているので、困った時はまず相談です。

特にコウモリは夕方から夜にかけて活動し始めるため、発見するのも夕方から夜と遅い時間帯になってしまいます。店舗に相談するとなると遅すぎて受付時間に間に合わないなんていうデメリットもあるので、いつでも受付・相談できる生活110番はかなり頼りになるはずです。

コウモリは人体に影響を及ぼすので早めに駆除しよう!

コウモリは人体に悪影響を及ぼす存在なので、見つけた場合はすぐに駆除をする必要があります。ただしコウモリにも糞尿にも病原菌を多く含むので、決して素手では駆除対策を行わないで下さい。ちなみにコウモリに触れること・捕獲・処分は法律で禁止されています。

「うちの家は大丈夫」なんて思っていても、コウモリは1.5cmの隙間さえあればすんなり入り込むことができるのです。油断していると繁殖率が非常に高いコウモリがどんどん増え続けるので、駆除対策は早めに行って下さい。

自分で行わなくてもコウモリ駆除にはプロの業者がいるので安心しましょう。プロの業者ならコウモリの駆除、ガード、清掃、除菌作業も徹底して行ってくれるのでコウモリの駆除対策として万全ですし、危険性もないのでおすすめです。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。