オムロン人気低周波治療器8選!効果的な使い方のポイントは?
低周波治療器は、マッサージ機器などに頼らなくとも肩こりを始めとした体の凝りをほぐしてくれる、利便性に富んでいる治療器具です。治療器具とは言っても、マッサージの様に日常的な使い方が出来ます。オムロンは、そんな低周波治療器を扱っていますので、おすすめのモデルなどを紹介しましょう。
オムロンとは
オムロンは、京都府の御室で創設された電子機器メーカーです。立石電機として操業していましたが、1990年に設立した地元の名前にちなんだ「OMRON」を社名として、現在は多数の高性能な電子機器を取り扱っています。
体重計、体組成計や体温計などを始めとした日常的に使用する身近な機器や、今回ご紹介する様な低周波治療器などの電子機器を扱っています。それぞれの製品のラインナップが非常に豊富であり、自分に合わせた一台を選択できます。
オムロンの低周波治療器の効果
そもそも低周波治療器というのは、人間の身体に対して文字通り低周波の電流を流し、これに対する体の反応を利用して、筋肉の疲労回復、神経痛の緩和を行います。こうした効果を必要とする際の医療現場に於いて用いられている、医療機器の一種です。
医療機器とは言っても、一般人が簡単に使えない代物という訳では無く、一般家庭用にも販売がされており、数千円程度から購入が可能です。主な効果としては、前述した筋肉の疲労を癒すマッサージ効果が大きく、収縮と弛緩を繰り返させて血行を良好に出来ます。
血行の促進は疲労回復に必須となる酸素を滞りなく行き渡らせ、腰、膝などの関節の痛みを緩和させる事も可能になります。また、痛んでいる部分に対して電気を流すと、脳への痛みの伝達を遮断させ、痛みそのものの緩和も可能になります。
オムロンの低周波治療器の選び方
治療器とは言っても、市販品も存在しており入手も簡単にできる低周波治療器は、その効果を期待している方にとっては非常に有用な機器でしょう。市販されている以上、製品の数も相応にありますが、その中でどんな選び方をするべきなのでしょう。
選び方①パッド
まず大切なのは、体に貼り付けるパッドの数、そしてその大きさになります。肩こり、腰痛の解消や手足をほぐすなど、使用する目的はユーザーによって様々ですが、それらすべてに対応しているオールラウンダーなモデルは無く、どちらかというと特定の症状や部位に適するモデルが多いのです。
ここでパッドの方式などが重要になり、例えば湿式パッドの場合にはシリコンなどを水で濡らして体に貼りますが、ベルトの長さなどに制限があり貼れる場所も限られます。対してゲルパッドの様な粘着式パッドなら、貼る場所の制限こそ無いですが、体毛のある場所は非推奨です。
また、パッドの大きさや形状に依ってカバーできる症状や範囲も異なります。小さめのパッドであれば足の裏の様にピンポイント且つ狭い範囲の場所が適しており、大きめのパッドなら腰などの広い範囲を覆ったり、腕や足を包むようにして使えます。
選び方②出力
続いては、出力の大きさです。前述した通り低周波治療器にもそれぞれのモデルで出来る事が異なりますが、性能を測るうえで重要になるのが出力、つまり電圧で表される数値です。この数値の大きさが、電気信号の強さを決定します。
この値が大きければ大きいほど、筋肉を刺激する強さが強くなり、症状や使う部位などで適する出力が異なります。ほとんどの治療器のモデルにはこれを調整できる機能が付随している筈ですが、なるべく細かく調整できると幅広く使えるでしょう。
出力は強ければ強いほど良いと一概に言える訳では無く、強すぎると痛みを感じる場合もありますし、弱すぎれば物足りなく感じやすいです。その為、実際に使用する際には弱めから使い始め、段々と出力を上げていく方法が無難です。
選び方③携帯性
家庭用の低周波治療器は、小型化も進んで携帯性が向上しており、誰でもどこでも簡単に使える様になりました。しかし、その中でも携帯性の良さに関しては方式などに依って異なっており、特に湿式パッドのモデルの場合、固定してから動き出すとズレる可能性が高い為、携帯性が良好とは言いにくいです。
その点、粘着式のパッドであれば使用中に歩き回ったりしてもズレて直さなければならないなどの様な問題は起きません。ですが、貼り付けている箇所が膨らんでシルエットが崩れやすい為、屋外でも使いたい場合にはコンパクトな薄型のモデルを推奨します。
選び方④機能性
単に自分の使いたい箇所に利用できる低周波治療器であれば、探せばいくつか見つかる事でしょう。そこで比較の対象になるのが、機器の機能性になります。
例えば、充電の方式が充電式であった場合、一々コンセントからの距離を気にしなくともよくなりますし、携帯性も良好です。単に電気信号を送るだけではなく、使っている部位を暖められる温熱機能があれば、筋肉の弛緩を促進させたり血行を良くしたりといった効果が期待出来ます。
その他、何かしらの理由で使用している最中に稼働をストップさせたいときには、緊急停止機能が備わっていると安心です。無い場合は電流が流れた状態のままとなり、濡れた状態で触ると感電してしまう事もありますので、安全の面を考慮しておきましょう。
おすすめのオムロン低周波治療器ランキング
オムロンや低周波治療器の選び方のポイントなどについて、簡単にではありますが解説しました。ここからは、本題であるオムロン製のおすすめ低周波治療器のモデルを合計8点、ユーザーの口コミを交えてランキング形式で紹介していきましょう。
【1位】エレパルス HV−F125
早速第一位からの紹介ですが、栄えある一位は「エレパルスHV−F125」です。周波数を1Hzから最大1,200Hzまで選んで使用でき、押す、叩く、揉むと揉み方を3種類から選択できますので、症状や部位ごとに適した使い方が出来ます。
強さの調節に関しては10段階から設定が可能、自動プログラムによって稼働中の部位へのアプローチを最適なものにしてくれます。事前に使った刺激の状態は保存され、次回使う時にも同じ状態で使えるリピートモードで好みの刺激をカスタマイズ出来ます。
口コミ
実際のユーザーからの口コミでは、説明書無しでも直感的に使え、自動モードで勝手に揉み方が適した方法に変化して心地よく使えたという声がありました。お値段も手ごろですので、入門用の低周波治療器としておすすめの様です。
【2位】低周波治療器 HV-F021
第2位は「低周波治療器 HV-F021」のご紹介になります。リモコンに液晶画面とボタンが3つ備わっており、パッドも2枚の非常にシンプルな設計のモデルですが、マッサージ機能数は9つ、強さの調節を15段階から設定できると1位のモデルよりも幅広いカスタマイズが出来ます。
3つのボタンはそれぞれ電源とモード選択、そして強さの設定と分かりやすい構図であり、肩や腰、ひじや膝など全身に貼って使用可能で、マッサージ機能と強さの調節でそれぞれの部位に最適な電気信号を流せます。
口コミ
口コミでは、コンパクト且つシンプルな設計をしていながら非常にパワフルに刺激をくれるという評価が多く見られました。腰痛、肩こりにもそのパワーでしっかりと作用してくれる様ですが、強すぎると感じやすいので強さに関しては慎重に段々と上げていく事が推奨されています。
【3位】電気治療器 HV-F9520
第3位は「電気治療器 HV-F9520」です。不快感を与えてしまうようなピリピリした痛みを抑制し、肩などを始めとした凝りの解消が期待できるモデルです。筋肉の奥の方まで電気信号を送り、根本的な解決と共に血行の良好化も促してくれます。
腰などの幅広い筋肉にも対応してマッサージを行うほか、付属の温熱サポーターを利用すれば温熱治療も行えます。使用に際してはコースを選んでダイヤルを回すのみですので、大きめのコントローラーの割には扱いやすく設計されています。
口コミ
広範囲をカバーしてくれるマッサージモード、筋肉の奥の方まで電気を届かせてくれる深部治療とモードを選択でき、患部の場所や状態に合わせて使いやすい事が好評でした。価格が高額ではありますが、その分病院の治療器と同等レベルの効果が期待出来そうです。
【4位】温熱低周波治療器 HV-F312
第4位の「温熱低周波治療器 HV-F312」は、名前の通り低周波の電気信号に加えて温熱での患部治療が行えるモデルです。低周波のみと温治療、そしてそれら2つを組み合わせた「温治療Pro」の3つの治療コースから選択できます。
マッサージの機能数が合計13種類、強さの調節は20段階と今回ご紹介している中でも最も多く調整が行えます。本体は全長16.5㎝とコンパクトでありながら、温熱パッドで温め筋肉の奥の部分までアプローチさせられます。
口コミ
口コミでは、まるで人間にやってもらっているかのように凝りをほぐしてくれ、肩、腰、膝など全身に利用できる点が評価が高くつけられていました。本体のコンパクトさに関しても持ち運んで出先で使えると好評で、操作も簡単の様です。
【5位】エレパルス HV-F128-J3
第5位は「エレパルス HV-F128-J3」のご紹介です。押す、揉む、叩く、さするという4種類の揉み方、部位ごとに最適に調整されたコースが6種類、自動コースを2種類備えており、部位や症状ごとに適切に調整が行えます。
刺激の強さは5つのモードの中で調整が出来、合計で10段階から選べます。液晶ディスプレイで表示がされ、見やすいのと同時に残りの時間も分かりやすくしてくれています。周波数は1から1,200Hzまでとなっています。
口コミ
前述した4種類の揉み方は、刺激こそ強いですがニュアンスがハッキリしている分、使い分けがしっかりできると評価されていました。坐骨神経痛や足底筋膜炎の様な症状の痛みの緩和には非常に効果的の様です。
【6位】エレパルス HV-F127
第6位は「エレパルス HV-F127」です。選んだ部位で効果的に治療する部位コースが4種類、症状や好みに合わせて選択できる揉み方のコースが4種類、そして1,200Hzで急な痛みを緩和してくれるスッキリコースの、計9種の自動コースを備えています。
凝り具合、痛み具合に合わせ、ソフト、繰り返し、ポイント&ワイド、ランス調節の4つの刺激感から選んで使用できます。他モデルと比較してもリーズナブルさに重きを置いており、3千円台から購入が可能です。
口コミ
以前のモデルよりも刺激の強さが増しており、マックスの刺激の強さまで上げると痛い位に効いてくれる様です。また、捉えやすい筋肉に対して使用すれば、筋肉の疲労もしっかりと落としてくれる様で、コスパの良さも感じている方が多いです。
【7位】コードレス 低周波治療器 HV-F602T
第7位の「コードレス 低周波治療器 HV-F602T」は、専用のスマホアプリと連携する事で使用可能になる治療器になります。インストールしたスマホアプリをリモコンとして操作でき、本体もコードレスで体のどの部位でも難なく貼り付けられます。
低周波は腰専用モードなどを合わせて全9種類、微弱な電流を使用したマイクロカレント機能モードが一種類の合計10種のモードを使用でき、パッドは広範囲をカバーできる大きめのものが2枚セットで、腰等と一緒に脚や腕などもマッサージできます。
口コミ
特徴的な機能であるマイクロカレントが非常に有用で、肩などの患部に3日程度使用するだけで疲労感を取り除いてくれると好評です。スマホさえ利用できれば、直感的に操作できますので非常に簡単にマッサージに使えます。
【8位】低周波治療器 HV-F5000
最後の第8位は「低周波治療器 HV-F5000」です。筋肉の疲労や血行の不良の原因となる体の凝りを改善するのに有効な、1Hzから1,200Hzの凝り用マッサージ波形を採用しており、5種類の揉み方から選択すれば固まった筋肉をほぐしてくれます。
肩から背中、足裏まで体の全部位に対応しており、4枚あるパッドの内の患部集中パッドを貼り付ければ、現在進行形で続いている痛みに治療波形を集中させて早急な緩和に繋げられます。
口コミ
実際のユーザーからも、痛みを取り除いて良好になる速さに関しては病院への通院をしている時のそれと変わらないと評価されています。価格は安いとは言えませんが、初心者でも使いやすい設計です。
オムロンの低周波治療器の使い方
使い方をいくつか解説すると、例えば肩凝りの解消に使いたい場合、「肩」モードや「たたく」モードで10分から15分ほど、腰に使う場合には「腰」モードで「もむ、叩く」モードを15分程度、それぞれ心地よく感じる程度か些か強めに使います。
この様に、使いたい部位ごとに適したモードを選択し、時間を設定して低周波治療器を使用するのが正しい使い方になります。その際の刺激の強さに関しては、前述したような部位ごとで異なりますが、大体は心地よく感じる位か、其れよりも少し強めの場合が多いです。
オムロンの低周波治療器を効果的に使おう!
腰や肩などの凝りに日ごろ悩みを抱えているのであれば、低周波治療器は非常に便利に活用できることは間違いありません。刺激の仕方などもモデルによって異なりますので、是非自分に合うモデルを使ってみて下さい。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。